JP2581187Y2 - 検出器取付金具 - Google Patents

検出器取付金具

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JP2581187Y2
JP2581187Y2 JP7505292U JP7505292U JP2581187Y2 JP 2581187 Y2 JP2581187 Y2 JP 2581187Y2 JP 7505292 U JP7505292 U JP 7505292U JP 7505292 U JP7505292 U JP 7505292U JP 2581187 Y2 JP2581187 Y2 JP 2581187Y2
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mounting bracket
mounting
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screw
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富一 坂口
真樹 安本
俊郎 篠藤
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Keyence Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、取付金具、特に、フォ
トセンサ等の検出器を取り付けるための検出器取付金具
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、測定対象を光学的に検出する光
電スイッチとして、発光素子及び受光素子を有するスイ
ッチ本体と、基部がスイッチ本体に接続され先部に投光
部及び受光部が設けられた光ファイバーケーブルとを有
する投受光型のものが知られている。投光部及び受光部
の外周に取付けのためのねじ部が形成されており、通
常、L型の取付金具に取り付けられる。この取付金具
は、底部と、投光部又は受光部を取り付けるための丸孔
が形成された立壁部とを有している。
【0003】投光部又は受光部を取付金具に取り付ける
際には、前記丸孔に投光部又は受光部を貫通させた状態
で、立壁部の両側から外周のねじ部にナットをねじ込
み、立壁部をナットで挟んで固定する。投光部又は受光
部を取付金具へ取り付けた後には、光軸調整(投光部か
ら出射された光の軸を受光部の受光面または測定対象の
検出面に合わせること)が必要になる。この光軸調整と
して、従来、取り付け対象に対する取付金具自体の取り
付け角度を調整したり、取付金具に対する受光部又は投
光部の取り付け角度を調整したりしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前記従来の構成では、
取り付け対象に対する取付金具自体の取り付け角度を調
整することにより、取付金具の底部平面の方向に光軸調
整をすることは可能であるが、その底部平面と交差する
方向に調整することはできない。また、受光部又は投光
部と立壁部との間のねじ込み状態を調整することは困難
であり、これによって正確な光軸調整を行うことはでき
ない。
【0005】本考案の目的は、検出器の取付け角度の調
整を容易にすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案に係る検出器取付
金具は、底部と立壁部とねじ部材とを備えている。立壁
部は、底部に立設され、検出器を取り付けるための部材
である。ねじ部材は、底部又は立壁部のいずれか一方に
螺合し、回転することにより底部と立壁部とのなす角度
を変更可能である。
【0007】
【作用】本考案に係る検出器取付金具では、立壁部に検
出器を取り付けた状態でねじ部材を回転させると、立壁
と底部とのなす角度が変化する。これによって、立壁部
に取り付けられた検出器の取付け角度を容易に調整でき
る。
【0008】
【実施例】図1は、本考案の一実施例を採用した光電ス
イッチ1の取り付け状態を示している。光電スイッチ1
は、半導体レーザや発光ダイオード等の投光素子を含む
投光回路と、フォトダイオード等の受光素子を含む投光
回路とを備えたスイッチ本体2と、スイッチ本体2と光
ファイバーケーブル3を介して接続された投光部4と、
光ファイバーケーブル5を介して接続された受光部(図
示せず)とから構成されている。投光部4と受光部とは
対向配置されている。
【0009】投光部4は、外周にネジ部が形成された円
筒状のケース4aを有している。投光部4は、本考案の
一実施例としてのL型の取付金具6に取り付けられてい
る。取付金具6は、SUS304製であり、底部7と底
部7の一端側から上方に延びる立壁部8とを有してい
る。底部7の略中央には、底部7の一部を折曲げて立壁
部8に対向配置した起立部9が形成されている。起立部
9の中央には、押しビス10が螺合している。押しビス
10は、立壁部8に当接し得るようになっている。
【0010】図2〜図4に示すように、底部7と立壁部
8とのなす角度は垂直よりやや鋭角である。立壁部8の
先端には投光部4を嵌入可能な丸孔11が形成されてい
る。この丸孔11の両面を投光部4の外周に形成された
ねじに螺合するナットにより締め付けることにより投光
部4を取付金具6に取り付け得る。起立部9の底部7と
の折曲げ部分には、リブ12が2か所絞り加工により形
成されている。リブ12は、起立部9の倒れ強度を立壁
部8より大きくするためである。底部7には、取り付け
用の長孔13,14が幅方向に間隔を隔てて形成されて
いる。これらの取り付け孔13,14の長軸方向は直交
している。これにより、底部7の取り付け面内における
取り付け角度を調整し得る。
【0011】取付金具6は、図示しない装置本体に取り
付けられたL型ブラケット15に、取り付け孔13,1
4に挿入された2本のボルト15,16により取り付け
られている。次に、このように取り付けられた光電スイ
ッチ1の光軸調整作業について説明する。
【0012】L型ブラケット15に取付金具6を取り付
けてさらに取付金具6に投光部4を取り付け、投光部4
とスイッチ本体2とを光ファイバーケーブル3で結ぶ。
同様に、図示しない受光部を投光部4と略対向する位置
に配置し、スイッチ本体2と光ファイバーケーブル5で
接続する。このような状態でスイッチ本体2に電源を投
入すると、投光部4から可視光が受光部に向けて出射さ
れる。投光部4から出射された可視光が受光部で受光さ
れた場合には、例えばスイッチ本体2に設けられたLE
Dが点灯する。
【0013】光軸調整の際には、取り付けねじ15,1
6を緩めた状態で、可視光が受光部の受光面に向くよう
に取付金具6を左右に傾動させることにより、水平面内
の取り付け角度を調整する。そして、同様に可視光が受
光部の受光面に向くように押しビス10を回転させるこ
とにより、垂直面内の取り付け角度を調整する。押しビ
ス10を時計回りに回転させると、押しビス10の先端
が立壁部8に当接して立壁部8を押圧する。すると立壁
部8は起立部9より倒れ強度が弱いので、立壁部8と底
部7とのなす角度が鋭角から徐々に鈍角へと変化する。
このとき立壁部8と底部7とは弾性結合されているの
で、常に押しビス10の先端に立壁部8が当接する。し
たがって、立壁部8の取り付け角度が、押しビスの回転
量に応じて変更され得る。このようにして調整を行いス
イッチ本体2側でLEDが点灯するように光軸調整を行
う。
【0014】このように、押しビス10を回転させるだ
けで容易に投光部4の取付け角度を調整でき垂直面内の
光軸調整を容易に行うことができる。 〔他の実施例〕 (a) 起立部9にねじ孔を設け、立壁部8に押しビス
の先端を当接する構成の代わりに、立壁部8にねじ孔を
設け、起立部9に貫通孔を設けて、貫通孔から引きビス
を挿入してねじ孔に螺合させる構成としてもよい。この
場合には、底部7と立壁部8とのなす角度を鈍角にして
おけばよい。そして引きねじにより起立部9と立壁部8
との間の距離を狭める方向に調整すればよい。 (b) 前記実施例では、垂直面内の光軸調整のみを押
しビス10で行ったが、図5に示すように、垂直面内及
び水平面内の光軸調整を押しビス26で行えるような構
成としてもよい。
【0015】この実施例では、底部20と立壁部21と
に加えて底部20の下面に底板22が設けられている。
この底板22に起立部23が形成されている。底部20
は底板22に2本のねじ24,25で取り付けられてい
る。一方のねじ25を取り付ける孔は長孔となってい
る。また、起立部23には立壁部21に当接し得る押し
ビス26がねじ込まれている。
【0016】このような構成の取付金具では、最初に水
平面内の光軸調整を行い次に垂直面内の光軸調整を行
う。水平面内の光軸調整においては、ねじ25を緩めた
状態で押しビス26を回転させる。これにより底部20
及び立壁部21は、ねじ24を中心に水平面内で旋回す
る。水平面内の光軸調整が終了すると、ねじ25を締め
込み、底板22と底部20とを固定する。固定された状
態でさらに押しビス26を回転させると、押しビス26
の先端が立壁部21を押圧し、立壁部21と底部20と
のなす角度が変化する。これにより垂直面内の光軸調整
を行う。
【0017】このような構成では、水平及び垂直面内に
おける光軸調整を1本の押しビスで行うことができる。 (c) 前記実施例では、いわゆる透光型の光電スイッ
チを例示したが、投受光一体型の反射型の光電スイッチ
を取り付ける取付金具にも本考案を適用できる。 (d) 光電スイッチに代えて、超音波センサ、近接ス
イッチ等の他の検出器の取付金具にも本考案を適用でき
る。
【0018】
【考案の効果】本考案に係る検出器取付金具では、ねじ
部材により、底部と立壁部とのなす角度を変更できるの
で、ねじ部材を回転させるだけで簡単に検出器の取り付
け角度を調整できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を採用した光電検出スイッチ
の斜視図。
【図2】本考案の一実施例としての検出器取付金具の側
面図。
【図3】そのIII 矢視図
【図4】そのIV矢視図。
【図5】他の実施例の検出器取付金具の斜視図。
【符号の説明】
6 検出器取付金具 7,20 底部 8,21 立壁部 9,23 起立部 10,26 押しビス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−36214(JP,A) 実開 平4−135572(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G12B 9/08

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】底部と、 前記底部に立設され、検出器を取り付けるための立壁部
    と、 前記底部又は立壁部のいずれか一方に螺合し、回転する
    ことより前記底部と前記立壁部とのなす角度を変更可能
    なねじ部材と、 を備えた検出器取付金具
JP7505292U 1992-10-28 1992-10-28 検出器取付金具 Expired - Fee Related JP2581187Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7882755B2 (en) 2007-07-23 2011-02-08 Keyence Corporation Sensor attachment device, a sensor and a light emitting device for a photo-electrical sensor

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US7882755B2 (en) 2007-07-23 2011-02-08 Keyence Corporation Sensor attachment device, a sensor and a light emitting device for a photo-electrical sensor

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