JP2581149Y2 - ディスプレイ装置 - Google Patents

ディスプレイ装置

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JP2581149Y2
JP2581149Y2 JP1992093429U JP9342992U JP2581149Y2 JP 2581149 Y2 JP2581149 Y2 JP 2581149Y2 JP 1992093429 U JP1992093429 U JP 1992093429U JP 9342992 U JP9342992 U JP 9342992U JP 2581149 Y2 JP2581149 Y2 JP 2581149Y2
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Inventor
信郎 友斉
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株式会社玉俊工業所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、商品等の物品陳列用
のディスプレイ装置に係り、特に店舗、展示場等の壁に
装着しておき物品を掛け吊りやすく、かつ装着用のネジ
等が見えないようにして装飾性を高めたディスプレイ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、商品を掛け吊展示するディスプレ
イ装置として、例えば実開昭商62−70866号記載
の装置が知られている。このディスプレイ装置は、壁等
の被取付面に固定する横長の固定主体の下端部に開口を
下向きとした嵌装溝を長手に沿って形成し、該嵌装溝の
前壁下端部に後向きのフックを形成してあり、ワイヤに
固定した吊りフックを嵌装溝に嵌装してフック同土の係
止をさせて、鉛直状に張られたワイヤに商品を固定する
のである。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】前記従来例は、ワイ
ヤの上下に吊フックが固定されていて、該吊フックを上
下の固定主体の嵌装溝にそれぞれ嵌着させてワイヤを鉛
直状に張設するもので、固定主体を上下2本必要とする
し、また細いワイヤに商品を固定して展示するので、固
定が不安定になる難点があった。また、ネジ等の固定具
が露出してしまい、幕板等で覆うには別に取り付ける必
要があった。
【0004】この考案は、上記事情に鑑みて創案された
ものであって、被取付面に固定する部材に露出するネジ
や釘等の固定具を覆うカバー体を設けて、固定具の露出
部分を保護すると共に装飾性を高めたディスプレイ装置
を提供することにある。この考案の別の課題は、横方向
に連続して組み立てる場合に位置決めを容易に行うこと
ができるディスプレイ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の考案では、 (a).被取付面に固定される基台と、該基台に着脱可
能に取り付けられるカバー体と、上記基台に係止される
吊具とから成るディスプレイ装置である、 (b).基台は、上方に掛止部を有し、下方に下向きに
開口する蟻溝状の嵌装溝を有すると共に、中途位置で上
記掛止部より内側に窪む位置にネジ等の固定具を取付け
る面を有しており、高さ方向の中途位置で側端が開口
し、横方向へ延びる横孔を有して、横方向に配置された
隣接する基台の対向する横孔と連通させて両横孔を杆材
を嵌挿して結び両基台を横方向に連続して連結可能とな
っている、 (c).カバー体は、基台を覆うカバー本体と、該カバ
ー本体の背面側に突設されて前記掛止部に掛止められる
掛吊部とを備えている、 (d).吊具は、上部にフックを形成しており、該フッ
クを基台の嵌装溝に嵌装している、という技術的手段を
講じている。
【0006】
【作用】上記のように構成されたこの考案は次のような
作用を有している。前記基台は展示会場、或いは店舗内
の壁面の高所等の被取付面に横長に配して、ネジ等の固
定具により固定する。この状態では前方からネジ等の固
定具が露出しているので、カバー体の掛吊部を基台の掛
止部に掛合させて、基台の前面(表面)側を覆う。この
際、上記固定具は掛止部より内側に窪む位置で取り付け
られるのでカバー体で覆われて、固定具は見えなくな
る。なお、吊具は基台の嵌装部にフックを嵌装し係合し
て鉛直姿勢に保持することができる。吊具における物品
保持構造は特に限定されないが、例えば吊具の前面に掛
吊突体を設ける場合には、直接物品を掛吊することがで
きる。
【0007】更に、基台には、その側端で開口し横方向
に延びる孔を設けているので、横方向に隣接して配置さ
れる異なる基台相互を、上記孔が整合する位置に合わ
せ、このそれぞれの孔に杆材を隙間無く通すことによ
り、横方向に複数の基台を連続的に連結保持することが
できる。
【0008】
【実施例】以下に、この考案のディスプレイ装置の好適
実施例を図面を参照しつつ説明する。図1はディスプレ
イ装置の側面図である。ディスプレイ装置1は、基台2
とカバー体3、及び吊具4から構成されている。基台2
は、図2に斜視図を示すように、例えば高さ約5cm、
長さ60cm或いは120cmの横長の断面略コの字形
に形成されている。
【0009】基台2の上端で水平に延びる上板2Aの前
端には掛止部2Bを立上らせてあり、また上板2Aの下
面には前後幅中間部に長手方向に貫通する断面C状の連
結用横孔2Cが貫設されている。上板2Aと対向する
基台2の下板2Dには、その前端に前垂板2Eが、後端
に後垂板2Fが垂設され、その内側に嵌装溝2Gが形成
されている。
【0010】前垂板2Eの下端に、後方へ突出するフッ
ク片2Hが突設され、後垂板2Fの下端には係止突体2
Jが前方へ突設されている。また、基台2の前面で、上
板2Aと下板2Dとの間で後方へ凹む面には、上下に断
面V状のガイド溝からなるネジ取付用ガイド線2Kが複
数(図示例では3つ)形成されていて、固定具の一例を
示すネジのネジ孔を開孔しやすく形成されている。
【0011】更に基台2の下部で、下板2Dの基端と連
結する部分は、前方に段差状に突出しており、その背面
に長手方向に貫通する断面C状の横孔2Cが貫設され
ている。そして、基台の背面は実質的の同一面となるよ
うに設定されており、偏平な被取付面に対応している。
【0012】次に、カバー体3は、図3に斜視図を示す
ように、本体となるカバー本体3Aを前記基台2の高さ
より高くなるよう長く設定し、また幅長は基台2と同じ
に設定してある。そして、カバー本体3Aの下端部に後
方へ突出する掛止片3Bを突設し、カバー本体3Aの上
方寄りの中途位置に、後方へ突出して、前記基台2の掛
止部2Bの係合可能な掛吊部3Cが形成されている。
【0013】上記掛止片3Bは、弾性を有し、先端には
上向きに突出する係合爪部を設けておけば、一層確実に
掛止めることができる。しかし、掛止片に代えてカバー
体3の下端側には、基台2と連結可能な適宜連結構造を
設けてもよい。
【0014】以上の構成において、カバー体3の掛吊部
3Cを前記基台2の掛止部2Bに掛台させて、カバー体
3の下方を押しつけると、下部の掛止片3Bが基台2の
前垂板2Eの下面に接してフック板2Hの下降部に掛止
められるので、カバー体3は基台2に固定され、ネジ釘
等の固定具が前方から見えなくなる。
【0015】本実施例で、前記吊具4は図4に斜視図を
示すように主部4Aは方形板状に形成して前部に掛吊突
体4Bを突設すると共に、主部4A上部に前曲がりのフ
ック4Cが形成されている。この考案において、吊具
は、嵌装溝4Cに係脱可能なフックを有し、物品を直接
または間接に保持する構造を有するものであればよく、
この物品を保持するための構造は本実施例に限定されな
い。
【0016】吊具4は主部4Aを水平状としてフック4
Cの先を前記基台2の嵌装溝2G下口に挿入してフック
同士2H、4Cを係合させて垂下すれば、吊具4は基台
2に吊設される。従って、複数の吊具4を基台2に吊設
する事によって、吊具4の掛吊突体4Bに商品を直接掛
吊したり、他の吊掛部材を介して商品或いは展示開幕そ
の他の物品を吊設することができる。この場合、吊具4
は嵌装溝2Gに沿って自由に摺動させ位置決めをするこ
とができる。
【0017】この基台2は、図5に示すように、被取付
面に横方向へ連続して複数を取り付けることができる。
この場合に、各基台2の嵌装溝2Gが連通するように位
置決めする必要があるが、本実施例では、基台2に上下
二段の横孔2C、2Cが設けられている。上記横孔
2C、2Cは、該孔に隙間無く嵌挿可能な連結杆5
を用いて同一高さ位置に連結される。
【0018】即ち、固定された一の基台2の横孔2
、2Cに、その連結側の開口から、それぞれ連結
杆5を略半分差し込む。この際、連結杆5の断面は横孔
2C、2Cの断面より僅かに大きく設定されてお
り、また横孔は断面C状からなっているので、連結杆5
を挿入すると断面C形状を形成する素材(例えば、アル
ミニューム材、合成樹脂材等)の弾性で開口が拡大され
しながら挿入され、挿入後は反発力で緊締される。
【0019】次に、横方向へ隣接させる基台(説明の便
宜上2’)の横孔2C、2Cにも同様に、隣接側の
開口から、一半が突出した残りの連結杆5を嵌挿する。
このようにして、基台2に対して隣接する基台2’の取
付の位置決めを行うことができ、この状態で基台2’を
ネジ等の固定具で被取付面に固着する。これにより、隣
接する基台2と2’の嵌装溝2G、2Gは整合し連通す
るので、吊具4を一連に摺動することができる。
【0020】本実施例では、横孔は上下に2つ設けてい
るので、連結力が強まり、位置決めを正確に行うことが
できる。この横孔は、図示例のように溝であっても孔で
あってもよいが、本実施例のように溝とし溝を形成する
素材反発力で連結杆を緊締するようにすれば連結力を強
めることができる。
【0021】なお、カバー体3は、その表面を偏平プレ
ート状にするだけでなく、各種の装飾を施したり、形状
を付加するものであってもよい。図6、図7にカバー体
3の変形の一例を示すもので、カバー本体3Aの前面に
装飾体3Dを一体に形成したものである。その他、この
考案の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること
勿論である。
【0022】
【考案の効果】以上説明したようにこの考案は次のよう
な優れた効果を有している。カバー体を基台の前面に掛
止めたのでネジ等の固定具が前面から見えず、固定具の
露出部分を簡単な構造で保護することができる。更に、
基台を覆うので、カバー体の表面に装飾等を施すことが
可能となり、物品等の展示上で美観が損なわれない。ま
た、基台に横孔を形成して、連結杆を挿入できるように
したので、横方向に連続して主体を連結する際の位置決
めを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のディスプレイ装置の実施例を示す側
面図である。
【図2】基台の斜視図である。
【図3】カバー体の斜視図である。
【図4】吊具の斜視図である。
【図5】基台の連結する状態を示す斜視図である。
【図6】カバー体の第2実施例を示す側面図である。
【図7】カバー体の第3実施例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ディスプレイ装置 2 基台 2A 上板 2B 掛止部 2C 上段の横孔 2C 下段の横孔 2D 下板 2E 前垂板 2F 後垂板 2G 嵌装溝 2H フック板 2J 係止突体 2K 固定部 3 カバー体 3A カバー本体 3B 掛止片 3C 掛吊部 3D 装飾体 4 吊具 4A 主部 4B 掛吊突体 4C フック 5 連結杆

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被取付面に固定される基台と、該基台に
    着脱可能に取り付けられるカバー体と、上記基台に係止
    される吊具とから成るディスプレイ装置において、 基台は、上方に掛止部を有し、下方に下向きに開口する
    蟻溝状の嵌装溝を有すると共に、中途位置で上記掛止部
    より内側に窪む位置にネジ等の固定具を取付ける面を有
    しており、高さ方向の中途位置で側端が開口し、横方向
    へ延びる横孔を有して、横方向に配置された隣接する基
    台の対向する横孔と連通させて両横孔を杆材を嵌挿して
    結び両基台を横方向に連続して連結可能となっており、 カバー体は、基台を覆うカバー本体と、該カバー本体の
    背面側に突設されて前記掛止部に掛止められる掛吊部と
    を備えてなり、 吊具は、上部にフックを形成しており、該フックを基台
    の嵌装溝に嵌装してなることを特徴とするディスプレイ
    装置。
  2. 【請求項2】 基台は、断面略コ字形として横長に形成
    し、その上板前端部に掛止部を立上らせ、また下板下面
    には前後端部にそれぞれ垂板を垂設して、その内側に嵌
    装溝を形成すると共に、前垂板下後部にフック板を長手
    に沿って形成して所望部にネジ止め等の固定用のガイド
    溝を形成して成り、前記カバー体は、カバー本体の下後
    端部にフック板を形成すると共に上後部に基台の掛止部
    に掛合する掛吊部を形成して基台に被着して成ることを
    特徴とする請求項1に記載のディスクプレイ装置。
  3. 【請求項3】 カバー体は、カバー本体の内面側に掛吊
    部を有すると共に、該掛吊部の下方離間位置に基台への
    掛止時に嵌挿溝を形成する前方の壁面に係合可能な掛止
    片を設けてなることを特徴とする請求項1に記載のディ
    スプレイ装置。
  4. 【請求項4】 吊具は、上端にフックを突設した基板
    と、該基板前面で前方へ突出する掛吊突体を設けてなる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のディスプレ
    イ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0339097Y2 (ja) * 1985-10-23 1991-08-16
JPH04123153U (ja) * 1991-04-26 1992-11-06 シーアイ化成株式会社 デイスプレイパネル

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