JP2581137B2 - カラー液晶テレビジョン駆動回路 - Google Patents

カラー液晶テレビジョン駆動回路

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JP2581137B2
JP2581137B2 JP63064451A JP6445188A JP2581137B2 JP 2581137 B2 JP2581137 B2 JP 2581137B2 JP 63064451 A JP63064451 A JP 63064451A JP 6445188 A JP6445188 A JP 6445188A JP 2581137 B2 JP2581137 B2 JP 2581137B2
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伸二 小田
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、カラー液晶テレビジョンの駆動回路に関
し、特に、特定色でのフリッカを防止する駆動回路に関
する。
従来の技術 第3図はカラー液晶パネルの構造を示したものであ
る。ここでG1〜G3はゲート線、D1〜D4はドレイン線であ
る。ゲート期間にTFTが導通してドレインに接続された
R,G,B信号が液晶に印加されてTV画像が得られる。画面
の明暗はR,G,B信号とコモン電圧との電位差によって決
まり、例えばノーマリブラック方式ではコモン電圧との
電位差が大きくなれば明るく、小さくなれば暗くなる特
性を有している。ノーマリーホワイト方式ではノーマリ
ーブラック方式と逆の特性になる。コモン電圧に対して
常に同一極性のR,G,B信号を加えると液晶パネルの寿命
劣化が進む為に、コモン電圧に対して正負両極性のR,G,
B信号を加える必要がある。従ってTFTのドレインに加え
るR,G,B信号とコモン電圧との関係は第4図に示したよ
うになり、1水平期間あるいは1フィールドで交互に極
性が切り換えられる。
第5図は従来のカラー液晶TVの駆動回路を示したもの
である。R,G,Bの駆動回路は同一であるので、Rにつて
のみ記述する。トランジスタQ1にR信号が入力され、ト
ランジスタQ2にはバイアス電圧が印加される。トランジ
スタQ5,Q7にはそれぞれR信号と反転したR信号が得ら
れ、さらにそれぞれトランジスタQ6,Q8のエミッタフォ
ロアを通ってそれぞれトランジスタQ9,Q11に入力され
る。Q19とQ20が交互に導通すると、トランジスタQ22
エミッタにはR信号と反転したR信号が交互に出力され
る。この信号で液晶パネルを駆動することができる。B
とGの場合にも同様である。
発明が解決しようとする課題 コモン電圧は正負両極性のR,G,B信号の中点(以後、
反転中心と呼ぶ)に設定しなければならない。これはR,
G,B信号とコモン電圧との電位差の絶対値が反転期間と
非反転期間とで異なると画面上にフリッカが生じる事に
よる。コモン電圧はR,G,B共通であるので、R,G,B信号の
反転中心は同一でなければならない。
しかしながら、上述した従来のカラー液晶TV駆動回路
においては、R,G,B信号の反転中心を同一にすることは
困難である。例えば、トランジスタQ16のエミッタ抵抗r
Rの値が変動するとトランジスタQ1,Q2の差動回路の電流
値が変動する為に、トランジスタQ22の出力反転中心も
変動することになる。BとGの場合にもRと同様に、ト
ランジスタQ16のエミッタ抵抗rRに相当する抵抗rB(図
示せず)、rG(図示せず)の影響を受ける。rR,rGおよ
びrBの抵抗値が全く同一であれば、R,G,Bの出力反転中
心は同一になるが、実際にはrR,rGおよびrBの抵抗値は
同一にならないので、R,G,B間で出力反転中心が異なる
ことは避けられない。R,G,B間で出力反転中心が異なる
場合、例えばRの反転中心にコモン電圧を設定すると、
Rはフリッカのない画像が得られるが、GとBの場合に
はフリッカを生じる結果になり、画像再生に重大な悪影
響を与える。
本発明は従来の上記実情に鑑みてなされたものであ
り、従って本発明の目的は、従来の技術に内在する上記
課題を解決することを可能とした新規なカラー液晶テレ
ビジョン駆動回路を提供することにある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成する為に、本発明に係るカラー液晶TV
駆動回路は、映像信号期間外でのR,G,B出力のそれぞれ
の反転出力と非反転出力を検出して保持する手段と、前
記反転出力と前記非反転出力との中点電位をそれぞれ合
成する手段と、R,G,B出力のうちの1つの出力の前記中
点電位と他方の出力の中点電位とを比較してその差がな
くなるように他方の信号経路に帰還を設ける手段とを備
えて構成される。
発明の従来技術に対する相違点 上述した従来のカラー液晶TV駆動回路に対し、本発明
は、映像信号期間外でのR,G,B出力のそれぞれの反転出
力と非反転出力をホールドしてそれぞれ反転出力と非反
転出力との中点電位を合成し、Gの中点電位と他の中点
電位とを比較し、その差がなくなるようにそれぞれRと
Bの信号経路に帰還を設けることによって、R,Gおよび
Bの反転中心を同一にし、フリッカの生ずることのない
再生画像を得ることができるという独創的内容を有す
る。
実施例 次に、本発明をその好ましい各実施例について図面を
参照して具体的に説明する。
第1図は本発明による第1の実施例を示す回路構成図
である。
第1図を参照するに、トランジスタQ1〜Q23で構成さ
れる回路は、従来のカラー液晶TV駆動回路のR信号部分
と同一回路であり、トランジスタQ24〜Q46で構成される
回路は本発明によるものである。
トランジスタQ24,Q26のエミッタおよびトランジスタQ
25,Q26のコレクタにはトランジスタQ22エミッタからの
R信号の反転出力と非反転出力が印加される。ここでト
ランジスタQ24,Q25の共通ベースには非反転出力の映像
信号期間外の期間、例えばペデスタル期間にのみパルス
が加えられて、トランジスタQ24,Q25のどちらかが導通
してコンデンサC2を充電する。トランジスタQ26,Q27
共通ベースには反転出力のペデスタル期間にのみパルス
が加えられて、トランジスタQ26,Q27のどちらかが導通
してコンデンサC1を充電する。コンデンサC1,C2の充電
電位はそれぞれトランジスタQ28,Q29のエミッタからそ
れぞれ同一の抵抗値を持つ抵抗R1,R2を通して加算さ
れ、従って、抵抗R1,R2の接続点にはコンデンサC1,C2
充電電位の中点電位が得られる。この中点電位はR出力
の非反転出力と反転出力の反転中心電位である。同様
に、抵抗R3,R4の接続点にはG出力の非反転出力と反転
出力の反転中心電位が得られる。
Rの反転中心電位とGの反転中心電位はそれぞれトラ
ンジスタQ30,Q37のエミッタフォロアを通って、それぞ
れトランジスタQ38,Q39のベースに入力される。ここ
で、トランジスタQ39のベース電位によりQ38のベース電
位が高ければトランジスタQ44,Q46のコレクタからトラ
ンジスタQ16のコレクタに電流が流れこむ為に、トラン
ジスタQ1,Q2のコレクタ電流が減少し、その結果、トラ
ンジスタQ22エミッタのR出力の直流電位が下がる。逆
に、トラジスタQ39のベース電位よりQ38のベース電位が
低ければトランジスタQ44,Q46のコレクタにはトランジ
スタQ16のコレクタから電流が流れこむ為に、トランジ
スタQ1,Q2のコレクタ電流が増加し、その結果、トラン
ジスタQ22エミッタのR出力の直流電位が上がる。つま
り、R出力とG出力の反転中心が同一になるようにRの
信号経路に常に帰還が働く。
B出力も同様に、G出力との反転中心が同一になるよ
うにBの信号経路に帰還をかければ良い。以上のような
回路構成をとれば、R,G,Bの反転中心を同一にすること
ができる。
第2図は本発明による第2の実施例を示す回路構成図
である。第2図を参照するに、この第2の実施例につい
ても上記した第1の実施例と同様にRについてのみ記述
する。トランジスタQ1〜Q46の回路は第1の実施例と同
一である。第2の実施例ではトランジスタQ47,Q48が追
加され、かつトランジスタQ44,Q46のコレクタがトラン
ジスタQ7エミッタに、トランジスタQ48,Q47のコレクタ
がトランジスタQ5エミッタに接続されている点が第1の
実施例と異なる。
トランジスタQ38のベース電位よりトランジスタQ39
ベース電位が高ければ、トランジスタQ7エミッタからト
ランジスタQ44,Q46コレクタへ、トランジスタQ5エミッ
タからトランジスタQ48,Q47コレクタへ同一電流が流れ
こむ。従って、トランジスタQ7,Q5のエミッタ電位が下
がるので、トランジスタQ22の反転中心電位は下がる。
トランジスタQ38のベース電位よりトランジスタQ39のベ
ース電位が低ければトランジスタQ22の反転中心電位は
逆に上昇する。上述のように第2の実施例は第1の実施
例と同一の作用をするために、RとBの反転中心電位は
常にGの反転中心電位に等しくなるように帰還がかか
る。以上の説明ではGの反転中心電位を基準にしたが、
RあるいはBでも良い。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、映像信号期間
外でのR,G,B出力のそれぞれの反転出力と非反転出力と
の中心電位を合成し、Gの中点電位と他の中点電位とを
比較し、その差がなくなるようにそれぞれRとBの信号
経路に帰還を設けることによって、R,GおよびBの反転
中心を同一にすることができ、その結果、フリッカの生
ずることのない画像を安定に再生することができる効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるカラー液晶TV駆動回路の第1の実
施例を示す回路構成図、第2図は本発明によるカラー液
晶TV駆動回路の第2の実施例を示す回路構成図、第3図
は液晶パネルの説明図、第4図は駆動波形の説明図、第
5図は従来におけるこの種の回路の回路図である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各画素毎に能動素子を有するカラー液晶テ
    レビジョンの駆動回路において、映像信号期間外でのR,
    G,B出力のそれぞれの反転出力と非反転出力を検出して
    保持する手段と、前記反転出力と前記非反転出力との中
    点電位をそれぞれ合成する手段と、R,G,B出力のうちの
    1つの出力の前記中点電位と他方の出力の前記中点電位
    とを比較してその差がなくなるように他方の信号経路に
    帰還を設ける手段とを有することを特徴とするカラー液
    晶テレビジョン駆動回路。
JP63064451A 1988-03-16 1988-03-16 カラー液晶テレビジョン駆動回路 Expired - Lifetime JP2581137B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6211829A (ja) * 1985-03-28 1987-01-20 Toshiba Corp アクテイブマトリツクス形液晶表示装置
JPS62226132A (ja) * 1986-03-27 1987-10-05 Toshiba Corp 液晶駆動装置

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