JP2581067Y2 - 椅 子 - Google Patents

椅 子

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JP2581067Y2
JP2581067Y2 JP1864193U JP1864193U JP2581067Y2 JP 2581067 Y2 JP2581067 Y2 JP 2581067Y2 JP 1864193 U JP1864193 U JP 1864193U JP 1864193 U JP1864193 U JP 1864193U JP 2581067 Y2 JP2581067 Y2 JP 2581067Y2
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清一 小村
利蔵 今成
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株式会社コムラ製作所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は立上り補助用椅子に関す
る。
【0002】
【従来の技術】膝や足腰の弱った老人、あるいは膝や足
の不自由な身体障害者等は、腰掛けた椅子から、特に、
座椅子のように座り込んだ姿勢から、自力でスムーズに
立上がることが困難で、立上がるにも非常に労力を要
し、体への負担が大きかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来、上述の
ような老人等の立上り動作を補助するに適した椅子がな
かった。
【0004】そのため、本考案は、座椅子として使用で
きると共に、膝や足腰の弱った老人等の立上り動作をス
ムースに補助して、立上がりにおける負担を軽減でき、
かつ安全性に優れた椅子を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、上下に3個以上のネジ孔を貫設した固定背部に、モ
ータにより昇降駆動する昇降枠部を取付けると共に、該
昇降枠部に立上り補助用座部を水平軸心廻りに揺動自在
として枢着し、さらに、上記昇降枠部に付設された回転
輪に所定長さのベルトを懸架すると共に、該ベルトの一
端を上記座部の後端部に取付け、該ベルトの他端に、上
記ネジ孔に串刺し状に螺着可能な挿入ボルトを設け、上
記モータを停止させる昇降枠部上限ストローク規制用第
1リミットスイッチと第2リミットスイッチとを、所定
上下間隔をあけ、かつ、該第1リミットスイッチよりも
該第2リミットスイッチを下側にして、上記固定背部の
上端寄りに夫々配設し、さらに、上記挿入ボルトの螺進
退により開閉する切替スイッチを、最下段の上記ネジ孔
に対応させて上記固定背部に設け、該切替スイッチに
て、最下段の該ネジ孔への該挿入ボルトの螺着により上
記第2リミットスイッチが働くと共に最下段の該ネジ孔
からの該挿入ボルトの離脱により上記第1リミットスイ
ッチが働くように構成したものである。
【0006】
【作用】本考案の椅子によれば、座部の高さを床等に接
地乃至近接させた状態にして座椅子として使用でき、昇
降枠部をモータにより上昇させれば、座部に座り込んだ
姿勢から中腰乃至起立姿勢となるまでの立上り動作を補
助することができる。
【0007】また、所定の高さ以上に於て自動的に、昇
降枠部の上昇に伴って、座部が前傾するので、一層起立
状態に近い状態まで立上り動作を補助できる。このと
き、固定背部のネジ孔への挿入ボルトの螺着位置を変更
することにより、座部の前傾開始高さを自由に選ぶこと
ができ、また、座部の前傾動作をなくし、水平状態での
昇降も可能となる。
【0008】さらに、挿入ボルトを、何れかのネジ孔へ
螺着するだけで、その螺着高さに対応して、自動的に、
上下何れかの第1・第2リミットスイッチが働くように
切替わって、ベルトに過大な張力が掛からないように、
昇降枠部の上昇を止めることができる。
【0009】
【実施例】以下実施例を示す図面に基づいて本考案を詳
説する。
【0010】図1と図2は、本考案に係る椅子の一実施
例を示しており、この椅子は、床等に載置される固定背
部1と、固定背部1に昇降自在に取付けられてモータ2
により昇降駆動する昇降枠部3と、昇降枠部3に前傾可
能として取付けられた立上り補助用座部4と、を備えて
いる。
【0011】5は肘掛けで、この肘掛け5、昇降枠部3
及び固定背部1の所定部位には、クッションやケーシン
グ等のカバー部材6…が装着される。
【0012】しかして、固定背部1は、床等に載置され
る支持部材7と、支持部材7に立設され上部が後方に傾
斜するコの字状基枠8と、左右一対の主竪レール部材
9,9と、副竪レール部材10と、を備えている。
【0013】支持部材7は、左右一対の角柱状支脚部1
1,11をプレート12で連結してなり、プレート12にはモ
ータ2が取付けられる。
【0014】各支脚部11には、丸棒状の倒れ防止用床支
持杆13が着脱自在に取付けられ、支持部材7の後端部に
は、左右一対の移動用ローラ14,14が取付けられる。
【0015】また、基枠8は、水平状の上枠部15と、こ
の上枠部15と支持部材7を連結する左右一対の竪枠部1
6,16と、からなり、図1,図2及び図3に示すよう
に、竪枠部16の内側面に、チャンネル型の主竪レール部
材9が固着される。
【0016】この主竪レール部材9,9の一方には、昇
降枠部上限ストローク規制用の第1リミットスイッチ17
及び第2リミットスイッチ18と、昇降枠部下限ストロー
ク規制用の第3リミットスイッチ19が取付けられる。
【0017】第1リミットスイッチ17及び第2リミット
スイッチ18は、所定上下間隔をあけ、かつ、第1リミッ
トスイッチ17よりも第2リミットスイッチ18を下側にし
て、主竪レール部材9の上端寄りに夫々配設され、第3
リミットスイッチ19は主竪レール部材9の下端寄りに配
設される。
【0018】また、左右の主竪レール部材9,9の中間
には、主竪レール部材9と平行状として、中空角筒状の
副竪レール部材10の上下端部が、上枠部15と支持部材7
に固着される。
【0019】この副竪レール部材10の前壁部20の下端寄
りには、上下に3個のネジ孔21a,21b,21cが貫設さ
れ(図5参照)、横断面角筒状の副竪レール部材10の下
端部であって、最下段のネジ孔21cに対応する部位の後
壁部等が部分的に切欠かれて前壁部20のみとされてい
る。
【0020】次に、昇降枠部3は、フレーム22と、フレ
ーム22に水平軸心A,A廻りに揺動自在に枢着された左
右一対のL字状側枠部23,23と、を備え、側枠部23,23
に、座部4の前端部が水平軸心B廻りに揺動自在として
枢着される。
【0021】フレーム22は、左右一対の側板24,24と、
側板24,24の後端側を連結するT字型の支持板25と、側
板24,24の前端側を連結する取付板26と、からなり、取
付板26には、所定長さのベルト27を懸架する回転輪28
が、枢支片29を介して取付けられる。
【0022】また、各側板24の下端部には、側枠部23の
下方への揺動を規制するストッパ片30が突設され、側枠
部23,23は水平状に保持される。
【0023】この側板24の上下略中間部には、肘掛け5
が、左右方向の軸心C廻りに揺動自在に取付けされ、図
示省略のストッパ等にて水平状に保持される。
【0024】さらに、各側板24の外側面には、軸心D廻
りに回転自在な上下一対の第1ガイドローラ31,31が取
付けられ、第1ガイドローラ31…は、主竪レール部材9
内面の浅凹溝部32,32を転動する。
【0025】また、支持板25の前面には、軸心E廻りに
回転自在な4個の第2ガイドローラ33…が取付けられ、
この第2ガイドローラ33…は、副竪レール部材10の左右
側面を挟持状として転動する。
【0026】従って、昇降枠部3は、主・副竪レール部
材9,9,10に沿って昇降可能となり、昇降枠部3の左
右の傾き(振れ)が第2ガイドローラ33…で規制される
と共に、昇降枠部3の前後の傾き(振れ)が第1ガイド
ローラ31…で規制される。
【0027】一方、支持板25の後面には、昇降枠部3の
昇降により第1リミットスイッチ17、第2リミットスイ
ッチ18、及び第3リミットスイッチ19を開閉させる押圧
片34が、取付けられる。
【0028】さらに、図1,図2及び図4に示すよう
に、支持板25の後面には、ナット部材35が固定され、ナ
ット部材35は、上枠部15と支持部材7に回転自在に枢着
されたスクリューシャフト36に、螺進退自在に螺着され
る。
【0029】このスクリューシャフト36の下端部と、モ
ータ2の出力軸には、夫々、スプロケットやタイミング
プーリ等の動力伝達用回転体37,38が取付けられる。
【0030】回転体37,38には、チェーンやタイミング
ベルト等の動力伝達用エンドレス部材39が巻き掛けら
れ、モータ2の出力軸の回転がスクリューシャフト36に
伝達される。
【0031】スクリューシャフト36が回転すると、ナッ
ト部材35が螺進退し、昇降枠部3が主・副竪レール部材
9,9,10に沿って昇降する。なお、モータ2の正逆回
転駆動は、図示省略のリモコン操作等にて行われる。
【0032】次に、図2と図5に示すように、座部4
は、側枠部23,23と平行状に配置される左右一対の揺動
側枠40,40と、側枠部23,23の前端部に揺動側枠40,40
の前端部を揺動自在に連結する中空状枢結軸41と、揺動
側枠40,40の後端部を連結する回転軸42と、により矩形
枠状に構成され、座部4は側枠部23,23に水平状に保持
される。
【0033】この座部4の揺動側枠40には、その長手方
向に所定長さの長孔43が形成され、長孔43内には、動滑
車44がスライド自在に保持される。
【0034】動滑車44は、長孔43と枢結軸41との間に配
設されたぜんまいバネ等の引きバネ45の一端に連結さ
れ、動滑車44は常時前方に弾発付勢される。
【0035】また、座部4の揺動側枠40の後端部にはベ
ルト27の一端が固定され、ベルト27は、動滑車44、回転
軸42及び回転輪28に掛け渡される。
【0036】そして、図2,図5及び図6に示すよう
に、ベルト27の他端には、保持片46を介して挿入ボルト
47が設けられる。この挿入ボルト47の軸部48は、ネジ孔
21a,21b,21cに、夫々、串刺し状に螺着可能に形成
され、挿入ボルト47は、その軸心廻りに回転自在として
保持片46に枢着される。
【0037】この挿入ボルト47の軸部48を、3つのネジ
孔21a,21b,21cの内の何れか一つに挿入し、挿入ボ
ルト47の鍔部49を掴持して、所定方向に回転させて螺着
することにより、固定背部1の副竪レール部材10に、ベ
ルト27の他端を着脱自在に取付けることができる。
【0038】さらに、挿入ボルト47の螺着位置を変更す
ることにより、ベルト27の他端の取付け高さを、3段階
で調整できる。また、ネジ孔21a,21b,21cの内の最
下段のネジ孔21cに対応させて、切替スイッチ50が設け
られる。
【0039】切替スイッチ50は、副竪レール部材10の前
壁部20の裏面側に、取付片51を介して取付けられ、最下
段のネジ孔21cに対して、挿入ボルト47を螺進退させる
ことにより、軸部48の先端にてスイッチレバー52を揺動
させて、切替スイッチ50を開閉させることができるよう
になっている。
【0040】なお、挿入ボルト47の軸部48をネジ孔21c
に、ほとんどネジ込まない状態でも(即ち、少しでも軸
部48がネジ孔21cに掛かれば)切替スイッチ50が作動す
るように、ネジ孔21cに対する切替スイッチ50のスイッ
チレバー52の位置と、挿入ボルト47の軸部48の長さ等が
設定される。
【0041】この切替スイッチ50と、第1・第2・第3
リミットスイッチ17,18, 19と、モータ2等により、図
7に示す回路53が構成される。同図右端の配線54の一端
は、第3リミットスイッチ19を介して、モータ2に電気
的に接続され、同図中央の配線55の一端は、切替スイッ
チ50、第1・第2リミットスイッチ17,18を介して、モ
ータ2と電気的に接続され、同図左端の配線56の一端は
モータ2に直接電気的に接続される。
【0042】また、配線54,55,56の他端は、図示省略
の単相交流電源等に接続される。57は、配線54,55に接
続されたコンデンサーである。
【0043】この回路53によれば、図5と図7に示すよ
うに、挿入ボルト47を最下段のネジ孔21cへ螺着するこ
とにより、切替スイッチ50が、実線で図示する閉状態か
ら仮想線で図示する開状態となるため、押圧片34(図2
参照)にて第2リミットスイッチ18が動作すれば、モー
タ2が停止するようになる。
【0044】また、挿入ボルト47を最下段のネジ孔21c
から離脱させることにより、切替スイッチ50は、仮想線
で図示する開状態から実線で図示する閉状態となるた
め、第2リミットスイッチ18が動作しても、モータ2は
停止せず、第1リミットスイッチ17が動作すれば、モー
タ2が停止するようになる。
【0045】即ち、挿入ボルト47が、上段のネジ孔21a
か中段のネジ孔21bに螺着されている場合、又は、ネジ
孔21a,21b,21cの何れにも螺着されていない場合に
は、切替スイッチ50が閉状態となるように構成される。
【0046】しかして、図5と図8に示すように、挿入
ボルト47を最下段のネジ孔21cへ螺着した場合に於て、
座部4の高さを床等に接地乃至近接させた符号J1 の状
態から昇降枠部3が上昇すると、ベルト27によって動滑
車44が長孔43に沿って後方へ移動して、昇降枠部3が所
定高さ以上となると、動滑車44が長孔43の後端に当接
し、昇降枠部3の上昇に伴って、符号J2 の如く座部4
の後端部が引き上げられ、座部4が軸心B廻りに揺動し
て前傾する。
【0047】そして、符号J3 で示す如く、座部4(昇
降枠部3)が所定高さH1 まで上昇すると、座部4が、
最大傾斜角度θ乃至その僅か手前の傾斜角度まで前傾し
た姿勢となり、同時に、第2リミットスイッチ18が動作
して、自動的に昇降枠部3の上昇が止まる。
【0048】従って、昇降枠部3の上昇しすぎに起因す
る過大な張力が、ベルト27に掛からず、ベルト切れ等が
生じるのを確実に防止することができる。
【0049】また、挿入ボルト47を、中段のネジ孔21b
へ螺着すれば、図9に示すように、座部4の前傾開始高
さを(図8の場合よりもネジ孔21bとネジ孔21cの上下
差の分)高くすることができ、かつ、ベルト27に過大な
張力が掛からないように、座部4が、最大傾斜角度θ乃
至その僅か手前の傾斜角度まで前傾した所で、第1リミ
ットスイッチ17により、自動的に座部4(昇降枠部3)
の上昇を止めることができる。
【0050】この場合、上述の如く切替スイッチ50にて
第2リミットスイッチ18の動作は無視されるので(図7
参照)、これよりもさらに座部4が上昇して、第1リミ
ットスイッチ17の動作により、所定高さH2 で自動的に
止まるようになる。
【0051】また、挿入ボルト47(図5参照)を上段の
ネジ孔21aへ螺着すれば、図10に示すように、座部4が
(図9と同じ)高さH2 まで上昇しても、水平状のまま
で前傾せず、第1リミットスイッチ17の動作により、座
部4の上昇が止まる。
【0052】もちろん、この場合でも、例えば上段のネ
ジ孔21aの位置を下げたりして、座部4を前傾させるよ
うに構成することもできる。
【0053】このように、昇降枠部3をモータ2にて上
昇させることにより、座部4に座り込んだ姿勢から中腰
乃至起立姿勢となるまでの立上り動作を補助できる。し
かも、所定の高さ以上に於て自動的に、昇降枠部3の上
昇に伴って、座部4が前傾するので、一層起立姿勢に近
い状態まで立上り動作を補助できる。
【0054】さらに、挿入ボルト47を、上中下何れかの
ネジ孔21a,21b,21cへ螺着するだけで、自動的かつ
確実に、その螺着高さに対応して、上下何れかの第1・
第2リミットスイッチ17,18が働くように切替わって、
ベルト27に過大な張力が掛からないように、座部4(昇
降枠部3)の上昇を止めることができる。
【0055】また、座部4の前傾開始高さを、ネジ孔21
a,21b,21cに対する挿入ボルト47の螺着位置を変更
することにより、容易に設定できる。
【0056】なお、本考案は上述の実施例に限定され
ず、本考案の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であ
る。例えば、ネジ孔21a,21b,21cを上下に3個以上
貫設するも自由である。
【0057】
【考案の効果】本考案は上述の如く構成されているの
で、次に記載するような著大な効果を奏する。
【0058】昇降枠部3をモータ2にて上昇させること
により、座部4に座り込んだ姿勢から中腰乃至起立姿勢
となるまでの立上り動作を補助できる。従って、膝や足
腰の弱った老人、あるいは膝や足の不自由な身体障害者
等でも、僅かな力で立上がることができ、体に負担がか
からない。
【0059】また、所定の高さ以上に於て自動的に、昇
降枠部3の上昇に伴って、座部4が前傾するので、一層
起立姿勢に近い状態まで立上り動作を補助でき、かつ、
座部4の前傾開始高さを、ネジ孔21a,21b,21cに対
する挿入ボルト47の螺着位置を変更することにより、容
易に設定できる。従って、使用時に各人が、自己の体の
サイズ(身長等)に合った前傾開始高さを選ぶことが可
能となり、立上りに使う労力が一層軽減され、スムース
に立上がることができる。
【0060】さらに、挿入ボルト47を、何れかのネジ孔
21a…へ螺着するだけで、その螺着高さに対応して、自
動的に、上下何れかの第1・第2リミットスイッチ17,
18が働くように切替わって、ベルト27に過大な張力が掛
からないように、昇降枠部3の上昇を止めることができ
て至便であり、かつ、ベルト切れ等の不具合が生じない
ので安全である。
【0061】しかも、本考案の椅子は、構造が簡単で、
安価製作が可能で、軽量化も図り得ると共に、保守・点
検・修理が容易で、かつ、耐久性に優れ、騒音も発生し
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す側面図である。
【図2】正面図である。
【図3】要部断面平面図である。
【図4】要部正面図である。
【図5】要部断面側面図である。
【図6】挿入ボルトをネジ孔に螺着した状態を示す断面
平面図である。
【図7】回路図である。
【図8】座部の動きを示す説明図である。
【図9】座部の動きを示す説明図である。
【図10】座部の動きを示す説明図である。
【符号の説明】
1 固定背部 2 モータ 3 昇降枠部 4 座部 17 第1リミットスイッチ 18 第2リミットスイッチ 27 ベルト 28 回転輪 47 挿入ボルト 50 切替スイッチ B 軸心
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−111965(JP,A) 実開 平6−90982(JP,U) 実開 平6−26592(JP,U) 実開 平4−96248(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47C 3/20 A47C 3/24 A47C 3/32

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に3個以上のネジ孔21a,21b…を
    貫設した固定背部1に、モータ2により昇降駆動する昇
    降枠部3を取付けると共に、該昇降枠部3に立上り補助
    用座部4を水平軸心B廻りに揺動自在として枢着し、さ
    らに、上記昇降枠部3に付設された回転輪28に所定長さ
    のベルト27を懸架すると共に、該ベルト27の一端を上記
    座部4の後端部に取付け、該ベルト27の他端に、上記ネ
    ジ孔21a,21b…に串刺し状に螺着可能な挿入ボルト47
    を設け、上記モータ2を停止させる昇降枠部上限ストロ
    ーク規制用第1リミットスイッチ17と第2リミットスイ
    ッチ18とを、所定上下間隔をあけ、かつ、該第1リミッ
    トスイッチ17よりも該第2リミットスイッチ18を下側に
    して、上記固定背部1の上端寄りに夫々配設し、さら
    に、上記挿入ボルト47の螺進退により開閉する切替スイ
    ッチ50を、最下段の上記ネジ孔21cに対応させて上記固
    定背部1に設け、該切替スイッチ50にて、最下段の該ネ
    ジ孔21cへの該挿入ボルト47の螺着により上記第2リミ
    ットスイッチ18が働くと共に最下段の該ネジ孔21cから
    の該挿入ボルト47の離脱により上記第1リミットスイッ
    チ17が働くように構成したことを特徴とする椅子。
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