JP2580857Y2 - 自動ガス切断機用吹管 - Google Patents

自動ガス切断機用吹管

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JP2580857Y2
JP2580857Y2 JP1992081007U JP8100792U JP2580857Y2 JP 2580857 Y2 JP2580857 Y2 JP 2580857Y2 JP 1992081007 U JP1992081007 U JP 1992081007U JP 8100792 U JP8100792 U JP 8100792U JP 2580857 Y2 JP2580857 Y2 JP 2580857Y2
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valve
cutting machine
automatic gas
flow
gas
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陽造 永田
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Tanaka Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ビーム上に多数本のガ
ス切断用吹管を搭載して同時切断を行なう自動ガス切断
機に使用される切断吹管において、切断酸素、予熱酸
素、燃料ガスを一括開閉出来る操作レバーを持つ自動ガ
ス切断機用吹管に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、これらの自動ガス切断機は、図5
に示すように、走行レール61、62上を走行可能に門
型構造物50を設け、該門型構造物50に固設されたス
ライドビーム53に、横方向にスライド可能に多数の切
断吹管57をホルダー56を介して搭載する構成にして
ある。さて、上記自動ガス切断機のビーム53に搭載さ
れている切断吹管57は、一般用ガス切断吹管と同じタ
イプのもが使用されており、それらの吹管には使用ガス
の流量調整と遮断とを兼ねた流量調整バルブが設けら
れ、前記吹管の使用開始時及び終了時には、前記使用ガ
スの開閉用に前記流量調整バルブを使用するため、その
都度火炎調整作業を必要とし、作業効率の低下の原因に
なつていた。特にこれら自動ガス切断機において、多数
の切断吹管を使用する場合とか、上記のようにして搭載
されている多数の吹管のうちから、使用する吹管の選択
を適宜頻繁に行なう場合には、使用ガスの開閉の度毎に
個別に前記火炎調整作業を必要とするため、前記非能率
的作業の改善が強く要求されて来た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記改善の手段とし
て、使用ガスの開閉動作に電磁弁を使用すれば簡単であ
るが、各吹管毎にに複数流路の開閉用電磁弁とそれらの
制御回路の設置を必要とし、コスト高に連なり、設備費
の嵩上の原因になる。
【0004】本考案は、上記事項に鑑みなされたもの
で、自動ガス切断機等で多数本の切断吹管を使用して同
時切断を行なう作業において、使用ガスの開閉及び火炎
調整の作業性の改善とが効率化よく、簡易且つ確実に実
施できる低コストの自動ガス切断機用吹管の提供を目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案はかかる技術的課
題を達成するために、吹管本体に配置された、切断酸
素、予熱酸素、燃料ガスの各流路に、操作レバーにより
開閉可能に弁機構を配設した自動ガス切断機用吹管にお
いて、前記弁機構の上流側の前記各流路に設けた、流量
調整と遮断とを兼ねた流量調整バルブ群及び前記弁機構
を前記吹管本体に一体的に設けるとともに、 前記流量調
整バルブ群を前記操作レバーの近傍に配置したことを特
徴とする。
【0006】
【作用】上記技術手段により、自動ガス切断機に搭載さ
れるガス切断吹管において、切断酸素、予熱酸素、燃料
ガスの各流路に設けた流量調整と遮断とを兼ねた流量調
整バルブ群と、前記各流路に、操作レバーにより開閉可
能に配置される弁機構とを前記吹管本体に一体的に設け
て前記流量調整バルブ群を前記操作レバーの近傍に配置
しているので、弁機構の開閉及び前記流量調整バルブの
調整を容易に行うことができる。また、使用ガスの開閉
は前記流量調整バルブとは関係なく行なうことが出来、
その都度火炎調整を仕直す必要はなくなり、作業性を向
上させることが出来る。また、前記火炎調整の仕直しの
必要が無くなったため、使用吹管の選択切り換えを効率
よく頻繁に行なうことが出来る。また、前記して一体構
成された使用ガスの開閉専用バルブを一括開閉出来るよ
うにした操作レバーを設ける構成としたため、複数使用
ガスの開閉を単独操作で効率よく行なうことが出来る。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の好適な実施例
を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載され
ている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等
は特に特定的な記載がないかぎりは、この考案の範囲を
それに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎな
い。図1は本考案に係わる、弁機構をポペット弁と押圧
機構とにより構成した第1の実施例を示す正面図で、図
2は図1のA−A視図で、使用ガスである切断酸素、予
熱酸素、燃料ガス開閉のため一体構造として設けた、流
路開閉用の弁機構を三個のスプリングリターン式ポペッ
ト弁と押圧機構とにより構成したものである。
【0008】図に示すように、切断吹管本体には、切断
酸素、予熱酸素、燃料ガスの流路4、5、6に設けられ
た流量調整バルブ(従来の流量調整と遮断とを兼ねたバ
ルブ)1、2、3の下流側に隣接して、前記並走する流
路4、5、6と直角に一体構造として設けた流路開閉用
のポペット弁11、12、13と、該ポペット弁の上部
に押圧部14と該押圧部14を押圧してポペット弁の各
弁体を押し下げるための偏芯回動カム15とよりなる押
圧機構よりなる弁機構10を設け、前記偏芯回動カム1
5に操作レバー16を設けるように構成する。前記ポペ
ット弁11、12、13は、図2に示すように、弁座2
2と弁体21とリターン用スプリング24とスプリング
受け25とより構成し、前記スプリング24により弁体
21を弁座22に向け押圧パッキング23を介して流路
4を閉鎖するようにしてある。前記ポペット弁11、1
2、13の上部に突出した弁体上部突出部26、26、
26により形成された三角形状頂点に、ボール27、2
7、27を介して当接する押圧部14と、偏芯回動カム
15とよりなる押圧機構を設けて弁機構10を構成す
る。前記偏芯回動カム15に操作レバー16を設ける構
成とし、該操作レバー16を回動させて流路を一括開閉
できるように構成する。なお、前記弁体21の弁体上部
突出部26、26、26が並走する流路4、5、6に対
し直角に一直線状に位置できる場合は、図3に示すよう
に、吹管本体40には、前記弁体上部突出部上に回動自
在に横架した回動部材28に固設したカム29、29、
29により押圧機構を構成し、前記回動部材28に操作
レバー30を設けるようにしてある。該レバー30の回
動により、前記カム29、ボール27、弁体上部突出部
26を介して、弁体21、21、21を一括押圧して流
路4、5、6を開の状態にし、前記操作レバー30の左
右回動により流路を一括開閉できるようにしてある。
【0009】図4には、本考案に係わる第2の実施例の
正面図を示してある。この場合は、弁機構に回動形切り
換えコックにより構成したものである。図に示すよう
に、切断酸素、予熱酸素、燃料ガスの流路4、5、6に
設けられた流量調整バルブ(従来の流量調整と遮断とを
兼ねたバルブ)1、2、3の下流側に隣接して、前記並
走する流路4、5、6と直角に一体構造としたテーパー
状嵌合孔によりコック本体31を形成させ、該嵌合孔に
気密に回動可能に嵌合するコック栓32を設け、弁機構
を構成してある。前記コック栓32には前記並走する流
路4、5、6にそれぞれ接合する並走貫通孔33、3
4、35を設け、コック栓の先端には操作レバー36を
設け、該レバーの回動により流路4、5、6を一括開閉
できるように構成する。
【0010】なお、本考案の場合、図示してないが、使
用ガスの各流路の一括開閉用の前記弁機構の下流に相当
する後部側には予熱酸素と燃料ガスの混合ノズル機構を
設け、該ノズル機構を経由して図2に示す流路7により
火口8に切断酸素とともに導入されるようにしてある。
【0011】上記構成であるので、使用ガスである切断
酸素、予熱酸素、燃料ガスは流量調整バルブ1、2、3
を経由したのち該バルブ群の下流側に隣接して一体構造
に構成された弁機構10に導入され、該機構に付随して
設けた操作レバーの回動により、使用開始時及び終了時
には前記流量調整バルブを操作する事無く、一括開閉出
来る。
【0012】
【考案の効果】以上記載した如く本考案によれば、切断
酸素、予熱酸素、燃料ガスの各流路に設けた流量調整バ
ルブ群とは別に、一体構成、一括操作可能の使用ガス開
閉専用のバルブを設ける構成としたため、自動ガス切断
機に搭載され同時切断をする切断吹管において、使用ガ
ス開閉は前記流量調整バルブとは関係なく行なうことが
出来、その都度火炎調整を仕直す必要はなくなり、作業
性を向上させることが出来る。また、前記火炎調整の仕
直しの必要が無くなったため、搭載されている多数の切
断吹管のうちから使用吹管を適宜選択切り換えを効率よ
く頻繁に行なうことが出来る。また、前記して一体構成
された使用ガスの開閉専用バルブを一括開閉出来るよう
にした操作レバーを設ける構成としたため、複数使用ガ
スの開閉を単独操作で効率よく行なうことが出来る。ま
た、流量調整バルブ群及び前記弁機構を前記吹管本体に
一体的に設けるとともに、前記流量調整バルブ群を前記
操作レバーの近傍に配置したので、操作部材及び調整部
材がともに近傍に配置され、操作を容易になすことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる、弁機構をポペット弁と押圧機
構とにより構成した第1の実施例を示す正面図。
【図2】図1のA−A視図。
【図3】図1の弁体21の上部突出部26、26、26
が並走する流路4、5、6に対し直角に一直線状に位置
できる場合の押圧機構の構成を示す図。
【図4】本考案に係わる、弁機構に回動形切り換えコッ
クにより構成した第2の実施例を示す正面図。
【図5】多数の切断吹管を搭載した自動ガス切断機の概
略の構成を示す斜視図。
【符号の説明】
1、2、3…流量調整バルブ 4、5、6、7…流路 10…弁機構 11、12、13…ポペット弁 14…押圧部 16、30、36…操作レバー 21…弁体 22…弁座 24…リターン用スプリング 28…回動部材 29…カム 31…コック本体 32…コック栓 33、34、35…並走貫通孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吹管本体に配置された、切断酸素、予熱
    酸素、燃料ガスの各流路に、操作レバーにより開閉可能
    に弁機構を配設した自動ガス切断機用吹管において、前記弁機構の上流側の前記各流路に設けた、流量調整と
    遮断とを兼ねた流量調整バルブ群及び前記弁機構を前記
    吹管本体に一体的に設けるとともに、 前記流量調整バルブ群を前記操作レバーの近傍に配置
    たことを特徴とする自動ガス切断機用吹管。
JP1992081007U 1992-10-29 1992-10-29 自動ガス切断機用吹管 Expired - Lifetime JP2580857Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6039928B2 (ja) * 1976-07-16 1985-09-09 株式会社愛知製作所 ガス自動切断機におけるガス自動供給調整装置
JPS5483621U (ja) * 1977-11-25 1979-06-13
JPS6359274U (ja) * 1986-08-29 1988-04-20
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