JP2580831B2 - クランプ回路 - Google Patents

クランプ回路

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はクランプ回路に関し、特にA/Dコンバータの
入力に使われるクランプ回路に関する。
〔従来の技術〕
従来A/Dコンバータのアナログ入力信号にある一定電
圧のオフセットをもたせ、入力させるようなクランプ回
路は第2図の様な構成になっていた。すなわち第2図の
クランプ時において、スイッチ11をオンさせ、A/Dコン
バータ13の基準電圧12をコンデンサー10にチャージさせ
る。アナログ信号を入力させる時は、スイッチ11をオフ
させ、アンプ9の入力端子8よりアナログ信号を入力す
るとA/Dコンバータ13には基準電圧12のオフセットをも
ちアンプ9のゲイン部の振幅をもつアナログ信号が入力
される。
また、A/Dコンバータのアナログ入力に、直接アンプ
の出力が接続される例として第3図があげられる。この
従来例において、クランプ時にはスイッチ16をオンさ
せ、アンプ17のゲイン倍された時にA/Dコンバータ20の
基準電圧19と等しい電圧になるような電圧を電源18より
与え、その電圧をコンデンサ15にチャージさせる。アナ
ログ信号を入力する時は第2図の例と同様にスイッチ16
をオフさせA/Dコンバータ20に基準電圧19のオフセット
をもちアンプ17のゲイン倍の振幅をもつアナログ信号が
入力される。
第2図,第3図において、8,14は入力端子、9,17はア
ンプ、10,15はコンデンサー、11,16はスイッチ、12,18,
19は電源、13,20はA/Dコンバータである。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述した従来のクランプ回路においてアンプをA/Dと
一緒に内蔵化しやすいことと、A/Dコンバータの入力に
直接アンプの出力をつないで駆動させるという点で通常
第3図の様な構成をとるのだが、第3図のクランプ時に
おいてA/Dコンバータ20のアナログ入力には基準電圧19
と同等の電圧がかかるはずであるが実際にはアンプ17の
入力部のオフセットがゲイン倍されて出力するためにA/
Dコンバータのアナログ入力には基準電圧19から誤差の
生じた電圧がかかるという欠点がある。この誤差は数mV
であってもA/Dコンバータの入力に対して見れば大き
く、例えば5mVの入力オフセットがあったときゲインを
5倍とすれば入力レンジ1Vの8ビットA/Dコンバータで
見ると6LSB以上の誤差を生じる(1LSB=4mV)ことにな
りディジタル出力コードが6ずれることになるので大き
な誤差を生じるという欠点がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は従来の問題点を改善するためのクランプ回路
を提供するものであり、その特徴は、2つのアンプを有
し第1のアンプの+側入力をA/Dコンバータの基準電圧
につなぎ、一側入力を第2のアンプの出力とA/Dコンバ
ータのアナログ入力に接続し、第1のアンプの出力はス
イッチを介して第2のアンプのコンデンサーに接続する
ことにある。
すなわち、クランプ時に基準電圧とアナログ入力電圧
との誤差を小さくするためにアンプのもつオフセット誤
差をアンプのゲイン倍させないようにしている。
〔実施例〕
第1図は本発明実施例である。第1図において番号1
は入力端子、2はコンデンサー、3,5はアンプ、4はス
イッチ、6は電源、7はA/Dコンバータである。
本発明は2つのアンプを有し、第1のアンプの+側入
力をA/Dコンバータの基準電圧につなぎ、−側入力を第
2のアンプの出力とA/Dコンバータのアナログ入力に接
続し、第1のアンプの出力はスイッチを介して第2のア
ンプのコンデンサーに接続することを特徴としている。
以下に本発明の一実施例による動作を説明する。
本発明のクランプ回路においてクランプ時にはスイッ
チ4をオンする。このときアンプ5の−側入力にはアン
プ3を介して+側入力と導電位、つまりA/Dコンバータ
7の基準電圧である6と同電位がかかりA/Dコンバータ
7に入力され、コンデンサー2にはアンプ3の出力が基
準電圧6と同等の電圧になる様な電圧がチャージされ
る。また、アナログ信号を入力する時はスイッチ4をオ
フさせ端子1よりアナログ信号を入力させることにより
A/Dコンバータ7には基準電圧6のオフセットをもちア
ンプ3のゲイン倍の振幅をもったアナログ信号が入力さ
れる。
このように、第1のアンプの+側入力をA/Dコンバー
タの基準電圧につなぎ、−側入力を第2のアンプの出力
とA/Dコンバータのアナログ入力に接続し、第1のアン
プの出力はスイッチを介して第2のアンプとコンデンサ
ーに接続することにより、クランプ時においてA/Dコン
バータの入力にかかる電圧の基準電圧に対する誤差は第
1のアンプのオフセット誤差のみで、第2のアンプのゲ
インは無視できるため、従来のクランプ回路の入力誤差
がアンプの入力オフセットのゲイン倍であるのに対し、
本発明の入力誤差はアンプの入力オフセットのみである
ので、従来よりもアンプのゲイン分の1小さい入力誤差
におさえることができる効果がある。また通常アンプの
入力オフセット誤差は1mV以下であるため数mVの入力誤
差が大きな影響を与える多ビットのA/Dコンバータに用
いるクランプ回路として適している。
第4図は、本発明の第2の実施例である。第4図にお
いて、番号21は入力端子、22はコンデンサー、23,25は
アンプ、24,29はスイッチ、26は電源、27はA/Dコンバー
タである。
本発明は、2つのアンプとD/Aコンバータを有し第一
のアンプの+側入力をA/Dコンバータの基準電圧につな
ぎ−側入力をD/Aコンバータの出力につなぎ第1のアン
プの出力はスイッチを介して第2のアンプの入力とコン
デンサーに接続し、第2のアンプの出力はA/Dコンバー
タの入力に接続され、A/Dコンバータの出力はスイッチ
を介してD/Aコンバータに接続されることを特徴として
いる。
以下に本発明の一実施例による動作を説明する。
本発明のクランプ回路においてクランプ時にはスイッ
チ24,29をオンする。このときアンプ25の−側入力にはD
/Aコンバータを介して+側入力と同電位つまりA/Dコン
バータ27の基準電圧である26と同電位がかかり、コンデ
ンサー22には、D/Aコンバータの出力が基準電圧26と同
等の電圧になる様な電圧がチャージされ、アンプ23を介
してA/Dコンバータに入力される。また、アナログ信号
を入力する時はスイッチ24,29をオフし、端子21よりア
ナログ信号を入力させることによりA/Dコンバータ27に
は基準電圧26のオフセットをもちアンプ23のゲイン倍の
振幅をもったアナログ信号が入力される。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の第2の実施例では、2つ
のアンプとD/Aコンバータを有し、第一のアンプの+側
入力をA/Dコンバータの基準電圧につなぎ−側入力をD/A
コンバータの出力につなぎ第一のアンプの出力はスイッ
チを介して第2のアンプの入力とコンデンサーに接続
し、第2のアンプの出力はA/Dコンバータの入力に接続
されA/Dコンバータの出力はスイッチを介してD/Aコンバ
ータに接続することによりクランプ時においてA/Dコン
バータの基準電圧に対する理想のディジタル出力を出力
することが出来、第一の実施例と同等の効果がある。特
にこの実施例ではA/Dコンバータの誤差を含めた補正が
出来、より高精度にクランプが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例図、第2図,第3図は、従来
例図、第4図は第2の実施例図である。 図中番号1,8,14,21は端子、2,10,15,22はコンデンサ
ー、3,5,9,17,23,25はアンプ、4,11,16,24,29はスイッ
チ、6,12,18,19,26は電源、7,13,20,27はA/Dコンバー
タ、28はD/Aコンバータである。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二つのアンプとA/Dコンバータを有し、第
    1のアンプの第1入力を前記A/Dコンバータの基準電圧
    につなぎ、第2電力を第2のアンプの出力とA/Dコンバ
    ータのアナログ入力に接続し、第1のアンプの出力はス
    イッチを介して第2のアンプの入力とコンデンサに接続
    され、前記コンデンサの他端よりアナログ信号を入力す
    ることを特徴とするクランプ回路。
  2. 【請求項2】二つのアンプとD/Aコンバータ及びA/Dコン
    バータを有し、第1のアンプの第一入力を前記A/Dコン
    バータの基準電圧につなぎ、第2入力を前記D/Aコンバ
    ータの出力に接続し、第1のアンプの出力はスイッチを
    介して第2のアンプの入力とコンデンサに接続され、第
    2のアンプの出力は前記A/Dコンバータのアナログ入力
    に接続され、A/Dコンバータの出力はスイッチを介してD
    /Aに接続され、前記コンデンサの他端よりアナログ信号
    を入力することを特徴とするクランプ回路。
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