JP2580625Y2 - 携帯用運搬車における支持体の解除装置 - Google Patents

携帯用運搬車における支持体の解除装置

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JP2580625Y2
JP2580625Y2 JP1991032932U JP3293291U JP2580625Y2 JP 2580625 Y2 JP2580625 Y2 JP 2580625Y2 JP 1991032932 U JP1991032932 U JP 1991032932U JP 3293291 U JP3293291 U JP 3293291U JP 2580625 Y2 JP2580625 Y2 JP 2580625Y2
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真吾 岩本
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株式会社バンガード
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】産業上の利用分野本考案は、例えば旅行時
に携帯される荷物を手軽に運搬できるようにした、所
謂、携帯用運搬車において、この携帯用運搬車の把手を
支持する携帯用運搬車における支持体の解除装置に関す
るものである。
【0002】従来技術旅行時に携帯され、かつ荷物を手
軽に運搬できるようにしたこの種の携帯用運搬車は、た
とえば特開昭52−59437号公(発明の名称:携帯
用手荷物運搬車)がある。運搬車の把手部分が、一対の
把手部分を形成するパイプ部分を3本のパイプ形成
(本考案では把手の支持装置に相当)し、各パイプを
隣接パイプに嵌装して伸縮可能にしたものである。
【0003】また隣接パイプの係止手段は、バネに付勢
され弾性的に突出する係合子によってうと共に、この
係合子に係合するテーパを両側に設けた摺動部材を隣接
パイプの中間位置に設け、この摺動部材を上および下に
移動させることによって各係合子の係止が解除される。
したがって、このとき把手を押下げながら把手の支持
部分を縮小させることができるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】隣接パイプの移動を阻
止する係合子を解除する解除用の摺動部材が、把手部分
の中間位置にあるので、背の高い人がこの解除用の摺動
部材を操作するとき、腰を曲げるかあるいは中腰になら
なければならず、混雑した場所や狭い場所では解除操作
をしづらくするという欠点ある。
【0005】本考案の目的は欺かる欠点を除去するため
に、立ったままの姿勢で、しかも第1把手を持ったその
片手で第1係合子の解除ができるようにすると共に、構
造を簡素化し安定した操作ができるようにすることにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案によれば上記目的
は、 一対の第1パイプの上端に固定される第1把手と、
第1把手内に上下移動自在に収容され、上端部が第1把
手の開口部から上方に露出する第2把手と、 第1把手と
第2把手間に介装され、第2把手を上方に付勢するバネ
部材と、 第1把手内を挿通し、第2把手に連結される線
材と、 第1パイプの下方に伸縮自在に外嵌され、第1パ
イプ内から該第1パイプの小孔を貫通して突出する第1
係合子が小孔に嵌合して伸長状態が維持される第2パイ
プと、 第1係合子を突出方向に付勢するバネとを有し、
前記線材は、第1パイプ内部を挿通して第1係合子近傍
位置まで延設されるとともに、その先端部が第1係合子
に形成された鍔部に係合しており、 かつ、該鍔部との係
合部の上方には、上方に行くにしたがって外方に変位す
る折曲傾斜部が形成され、 第2把手の押し下げ操作に伴
う線材の折曲傾斜部の下降により第1係合子を第2パイ
プの小孔への嵌合位置から退避させる携帯運搬車におけ
る支持体の解除装置を提供することにより達成される。
【0007】実施例 以下、本考案の一実施例につき図面と共に説明する。第
1図は運搬車Cの第1把手と第2把手を支持する要部の
縦断面図である。一対の第1パイプ1Aの上端に第1把
手Aaの両端a’を固定する。この第1把手Aaの開口
部a”に沿って上方向に移動し、かつ両端b’を第1パ
イプ1Aの上端に位置する第2把手Abを設ける。第
1把手Aaと第2把手Abの中間Hに位置し、第2把手
Abを下方に付勢するバネ部材Sを設ける。
【0008】第1把手Aaと第2把手Abに嵌挿され、
かつ一対の第1パイプ1A内に一端1aに折曲傾斜部1
a’を形成する線材1を嵌挿する。この線材1の他端1
bに第1係合子2の後端部2’に鍔部3を係合する。第
1係合子の先端2”が第1パイプ1Aの下部に設けた
小孔4と第2パイプ2Aの上部に設けた小孔5から移動
するのを阻止するようにこの第1係合子の好転部2’
に設けたバネS’第1係合子2を付勢する。
【0009】したがって、第1把手Aaに沿って摺動す
2把手Abを押下げするとき、第1パイプ1Aから
第2パイプ2Aの隣接部分まで嵌挿されている線材の
折曲傾斜部1a’が、第1係合子2の後端部2’の鍔部
3に係合しながら第1係合子2を、隣接する第1パイプ
1Aの小孔4と第2パイプ2Aの小孔5より第1パイプ
1A内の方向に後退させることができるので、第1パイ
プ1Aを第2パイプ2Aに挿入できる。
【0010】第2図は、この運搬車Cの全体斜視図であ
って、一対の第1パイプ1Aの上端に固着する第1把手
Aaと、この第1把手Aaと対向し、かつ中間部に設け
ネ部材Sにより下方に付勢され、上、下方向に摺動
できる第2把手Abとを設けている。第1把手Aaと第
2把手Abを支持する一対の支持体Yを伸縮可能にして
いる。つまり順次第1パイプ1Aは第2パイプ2Aに、
また第2パイプ2Aは第3パイプ3A内に順次上から入
るように伸縮可能に設けている。この一対の支持体Yの
下部に荷物を載置する荷受台Bを設けている。この荷受
台Bの下部に設けた車軸R’の両端に車輪Rを装着して
いる。
【0011】
【考案の効果】本考案は以上の如く、一対の第1パイプ
の上端に固定される第1把手と、この第1把手の方向に
移動する第2把手と、第1把手と第2把手の中間部に位
置し、第2把手を第1把手の開口部より上方に付勢する
バネ部材と、第1把手と第2把手内に挿通され、かつ第
1パイプ内に嵌挿し、一端に折曲傾斜部を形成する線材
と、この線材の折曲傾斜部に、後端部の鍔部が係合さ
れ、かつ後端部のバネに付勢され第1パイプの下部の上
部の小孔と第2パイプの小孔に進入する第1係合子とを
設け、第2把手に対向して摺動する第2把手を押下げ操
作するとき、第1パイプと第2パイプの隣接部分に位置
する線材の折曲傾斜部が、係合子の後端部の鍔部に係合
しながら、第1係合子を隣接する第1パイプと第2パイ
プの小孔より第1パイプ内の方向に後退させることがで
きるので、コストが安価でしかも確実な解除ができ、実
用的に優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例であって、図は運搬車Cの要部の
縦断面図である。 Aa…第1把手 Ab…第2把手 1A…第1パイプ 2A…第2パイプ 3A…第3パイプ B…荷受台 R…車輪 R’…車軸 S…バネ部材 S’…バネ Y…支持体 1…線材 1’…折曲傾斜部 2…第1係合子 3…鍔部 4、5…小孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の第1パイプの上端に固定される第1
    把手と、第1把手内に上下移動自在に収容され、上端部が第1把
    手の開口部から上方に露出する第2把手と、 第1把手と第2把手間に介装され、第2把手を上方に付
    勢するバネ部材と、 第1把手内を挿通し、第2把手に連結される線材と、 第1パイプの下方に伸縮自在に外嵌され、第1パイプ内
    から該第1パイプの小孔を貫通して突出する第1係合子
    が小孔に嵌合して伸長状態が維持される第2パイプと、 第1係合子を突出方向に付勢するバネとを有し、 前記線材は、第1パイプ内部を挿通して第1係合子近傍
    位置まで延設されるとともに、その先端部が第1係合子
    に形成された鍔部に係合しており、 かつ、該鍔部との係合部の上方には、上方に行くにした
    がって外方に変位する折曲傾斜部が形成され、 第2把手の押し下げ操作に伴う線材の折曲傾斜部の下降
    により第1係合子を第2パイプの小孔への嵌合位置から
    退避させる 携帯運搬車における支持体の解除装置。
JP1991032932U 1991-02-13 1991-02-13 携帯用運搬車における支持体の解除装置 Expired - Fee Related JP2580625Y2 (ja)

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JPH04101765U JPH04101765U (ja) 1992-09-02
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