JP2580617Y2 - 不正開封防止容器 - Google Patents

不正開封防止容器

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JP2580617Y2
JP2580617Y2 JP4699793U JP4699793U JP2580617Y2 JP 2580617 Y2 JP2580617 Y2 JP 2580617Y2 JP 4699793 U JP4699793 U JP 4699793U JP 4699793 U JP4699793 U JP 4699793U JP 2580617 Y2 JP2580617 Y2 JP 2580617Y2
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研 青木
秀彦 木下
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、不正に開封されること
を防止し、開封後も施蓋しやすくした容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、未使用時に不正に開封されること
を防止する容器として、例えば特開昭52−11017
5号公報、実公昭56−13242号公報に記載された
ものがある。
【0003】第1に、特開昭52−110175号公報
に記載のものは、図8及び図9に示すように、容器1の
口部2の上部に上部段部40を、その下部に下部フラン
ジ41をそれぞれ設けている。
【0004】前記口部2に被嵌される蓋22には、外筒
47の上部に前記上部段部40に係合する蓋段部23が
設けられ、前記外筒47の下端が、前記下部フランジ4
1の外周縁より外部に突出しないようにしてある。
【0005】そして前記外筒47の蓋段部23の下側に
は、外筒47の全周にわたり水平方向に延びる切取線2
5を設け、さらに前記外筒47の下端から前記切取線2
5に達する縦方向の切離し線32を設けている。かつ前
記外筒47の下部には、前記切離し線32に隣接する摘
み部35が形成されている。このようにして容器と閉止
体を構成している。
【0006】第2に、実公昭56−13242号公報に
記載されたものは、図10及び図11に示すように、容
器1の口部2の上部に上部段部40を設け、前記口部2
の下部に下部段部44を設けて容器を形成している。
【0007】そして口部2に被嵌される蓋22は、次の
ようにして取り付けられている。すなわち外筒47の上
部に、前記上部段部40に係合する蓋段部23を設け、
前記外筒47の下端の下端係止部48は、前記下部段部
44に密接して係止するように形成してある。
【0008】一方、前記外筒47の蓋段部23の下側に
は、水平方向に延びる切取線25を設け、この切取線2
5の両方の端部から、外筒47の下端に達する一対の切
離し線32を設け、この一対の切離し線32の間を摘み
部35とした瓶栓である。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】図8及び図9に記載さ
れた従来の容器と閉止体は、外筒47の切離し線32や
下端が口部2の下部フランジ41の外周縁より外部に突
出していないので、外筒47の切取線25を破らずに、
蓋22をこじ開けることはできない。
【0010】これを開蓋する場合には、摘み部35を引
っ張ることにより、切離し線32と切取線25が破ら
れ、容易に開蓋できるものである。しかしながら、前記
閉止体は、摘み部35が外筒47の外部に突出している
ので、施蓋時に、又は施蓋前或は施蓋後の移送時など
に、摘み部35が他の物に突き当たり、切離し線32及
び切取線25が破れる虞れがある。
【0011】また、図10及び図11に記載された従来
の瓶栓は、摘み部35を含んだ外筒47の下端の下端係
止部48が、容器1の口部2の下部段部44に密接して
係止してあるので、切離し線32や切取線25を破らず
に蓋22をこじ開けることはできない。そこで摘み部3
5を引っ張ることにより、切離し線32と切取線25を
破り開蓋することになる。
【0012】しかしながら、前記瓶栓は摘み部35は下
部段部44に密接しているためつまみ難く、切離し線3
2を破る操作が面倒になる問題がある。本考案は、前記
事項に鑑みなされたものであり、切離し線や切取線を破
らずには蓋を開くことができない不正開封防止容器にお
いて、これらの移送中や施蓋時などに前記切離し線など
が破れてしまうことがなく、かつ開蓋時には簡単な操作
で容易に開蓋できるようにすることを技術的課題とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本考案は上記の課題を達
成するために以下のような構成としている。すなわち、
合成樹脂製の容器1の口部2の上縁にフランジ状部4を
設け、このフランジ状部4に側壁5を立設し、この側壁
5の外側に側壁段部6を設け、前記フランジ状部4の外
周部に周壁12を垂下させ、この周壁12の外側に周壁
段部13を形成し、前記周壁12の下端に外向きのフラ
ンジ14を突設し、前記周壁12と前記フランジ14に
わたって切欠き部15を設け、一方、前記容器1に被嵌
される合成樹脂製の蓋22の下部に、前記側壁段部6に
係合する蓋段部23を設け、前記蓋22の下部に蓋フラ
ンジ状部24を設け、この蓋フランジ状部24の全周に
わたり切取線25を設け、前記蓋フランジ状部24の外
周部に、前記フランジ14の上面の近くに達する外周壁
30を垂下させ、この外周壁30に前記周壁段部13に
係止する外周壁段部31を設け、前記切欠き部15の外
側の蓋フランジ状部24と外周壁30に、下端から前記
切取線25に達する切離し線32を設け、前記切欠き部
15の外側の蓋22の外周壁30に摘み部35を形成し
て不正開封防止容器とした。
【0014】前記容器1のフランジ状部4と周壁12の
一部には、凹部17を設けてもよい。
【0015】
【作用】本考案は、容器1に蓋22を被せて押し下げる
と、容器1の周壁12に設けた周壁段部13に、蓋22
の外周壁30に設けた外周壁段部31が嵌合し、また容
器1の側壁5に設けた側壁段部6に、蓋22の下部に設
けた蓋段部23が嵌合するので、蓋22が容器1に嵌着
される。
【0016】すると、蓋22の外周壁30の下端には、
周壁12のフランジ14が密接しているので、外周壁3
0をこじ開けることができない。そして、フランジ14
のない切欠き部15の位置で、外周壁30をこじ開けよ
うとすると切離し線32が破れるので、傷痕を残さずに
蓋22をこじ開けることができない。
【0017】蓋22を開くには、摘み部35の裏側に指
先などを引っ掛けて、摘み部35を引っ張ると、容易に
切離し線32を破ることができる。そして、続けて摘み
部35を引っ張って切取線25を破り、外周壁30と蓋
フランジ状部24を蓋22から取り除く。
【0018】すると、容器1と蓋22には、側壁段部6
と蓋段部23は残存するので、以後前記側壁段部6と蓋
段部23を係脱して蓋22の開閉を行う。そして、蓋2
2の摘み部35は、外方に突出していないので、移送中
や施蓋時に他の物に突き当たる等の事態が生じても、切
離し線32が破れる虞れがない。
【0019】さらに、フランジ状部4と周壁12の一部
に凹部17を設けると、蓋フランジ状部24と外周壁3
0を蓋22から取り除いた後、側壁段部6から蓋段部2
3を外して蓋22を開くとき、容器1を把持する手の指
で、容器1の凹部17を押さえることにより、容器1を
しっかりと把持することができ、蓋22を容易に開くこ
とができる。
【0020】
【実施例】以下、図に基づいて本考案の実施例を説明す
る。図1から図7は、本考案の一実施例を説明する図で
ある。
【0021】この実施例の容器1は、ポリプロピレン、
ポリエチレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリ塩化ビニル、ポリアクリル・ニトリル・ブタ
ジエン・スチレン、ポリアクリル・ニトリル・スチレン
等の熱可塑性樹脂の合成樹脂製とすることができ、全体
は略長方形で角部を弧状に形成したものである。これは
バター、マーガリン等の収容用食品容器の1例として示
されたものである。
【0022】前記容器1の口部2の内側の下方には、環
状の内側段部3が設けてあり、容器1内に内容物を収容
した後、前記内側段部3の上面に、アルミ箔シートなど
を接着できるように形成してある。
【0023】前記口部2の上縁の外側には、フランジ状
部4を設け、このフランジ状部4の内側近くの上面に
は、前記口部2の上方を囲むようにして、角部を弧状に
形成した長方形の側壁5を立設してあり、この側壁5の
弧状の角部の外側上縁には、図2及び図5に示すよう
に、断面が円弧状の凸部に形成した側壁段部6が設けて
ある。
【0024】他方、前記側壁5の短辺側の上縁中央に
は、バターナイフなどの柄を置く凹所7が形成してあ
る。前記フランジ状部4の外周縁には周壁12を垂下さ
せて設け、この周壁12の外側には、その長手方向に延
びる周壁段部13を設け、この周壁段部13は、上面を
傾斜面とするとともに下面は水平方向のカット面とし
た、いわゆるアンダーカットの凸部として形成したもの
である。
【0025】前記周壁12の下端縁には、外向きのフラ
ンジ14を設け、このフランジ14の幅は、後記する蓋
22の外周壁30の厚さと略同じに形成してある。また
前記周壁12の一方の短辺側と、この一方の短辺側の周
壁12の下端に続くフランジ14の中央部には、図2及
び図3に示すように、切欠き部15が設けてある。前記
周壁12の両方の長辺側のフランジ状部4と周壁12の
中央部の一部に、図2に示すように、凹部17が一対設
けてある。この凹部17は、下方が上方より外側に位置
する傾斜面に形成されている。
【0026】前記容器1の側壁段部6を設けた長方形の
角部の口部2と周壁12の間には、図5に示すように、
少なくとも両側に一つずつの補強用のリブ16が設けて
ある。
【0027】一方、前記容器1に被嵌される蓋22は、
ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、エチ
レン・ビニル・アセテート等の熱可塑性樹脂で比較的柔
軟性に富む合成樹脂で形成し、前記容器1に合致する長
方形で角部を弧状に形成したものである。これを形成す
る方法としては、例えば射出成形法があげられる。
【0028】前記蓋22の下部で、長方形の角部の弧状
となる部分の内側には、図5に示すように、断面が円弧
状の凹部に形成した蓋段部23が設けてあり、この蓋段
部23は、前記容器1の側壁段部6に係合するように形
成してある。
【0029】前記蓋22の下部の外側には、蓋フランジ
状部24を設け、この蓋フランジ状部24の全周に切取
線25を設けてあり、この切取線25は、前記蓋フラン
ジ状部24の下面に山形の切込みを設けて、引き裂くこ
とのできる薄肉部に形成したものである。
【0030】前記蓋フランジ状部24の外周部には、前
記容器1のフランジ14の上面の近くに達する外周壁3
0を垂下して設け、この外周壁30の厚さは、前記容器
1のフランジ14の幅と略同一の厚さに、又はフランジ
14の幅を広く形成してある。
【0031】前記外周壁30には、前記容器1の周壁段
部13に係止する外周壁段部31が設けてあり、この外
周壁段部31は、前記容器1の周壁12に設けたアンダ
ーカットの凸部として形成した周壁段部13に合致する
アンダーカットの凹部として形成してある。
【0032】前記容器1の切欠き部15に対応する位置
の蓋フランジ状部24と外周壁30には、下端から前記
切取線25に達する切離し線32を、前記切欠き部15
の一方の端縁に沿って設けてある。また、前記切欠き部
15の他方の端縁に沿って外周壁30の下端から前記切
取線25の少し下方に達する一部切離し線33を設けて
あり。これら切離し線32と一部切離し線33は、引き
裂くことのできる薄肉部として形成されている。
【0033】そして、前記切欠き部15に対応する位置
の外側に摘み部35が位置している。この摘み部35
は、前記一部切離し線33の上端と、前記切取線25の
間に形成された接続部34を介して、切離し線32と一
部切離し線33の切り離し後も外周壁30と連続するも
のである。
【0034】この実施例の容器1は、図6に示すよう
に、多数の容器1を嵌合させて積み重ねられるものであ
り、さらに下側の容器1の側壁5の上面に、上側の容器
1の補強用のリブ16が載り、嵌合した容器1同士が密
嵌しないようになる。
【0035】蓋22は、これらを積み重ねたとき、図7
に示すように、蓋フランジ状部24の上面に外周壁30
が載り、互いに密嵌しないように形成されている。前記
実施例の不正用開封防止容器を使用するには、容器1に
内容物を収容し、内側段部3の上面にアルミ箔シートな
どを接着して容器1を密封する。
【0036】そして、容器1に蓋22を被せ、蓋フラン
ジ状部24を押し下げると、蓋22の下部と外周壁30
は、それぞれ容器1の側壁5と周壁12の表面を滑り下
り、蓋22の蓋段部23が容器1の側壁段部6に係合
し、蓋22の外周壁段部31が容器1の周壁段部13に
係止して、蓋22が容器1に嵌着される。
【0037】前記周壁段部13と前記外周壁段部31が
互いに重合する面は段状となっているので、これらは強
固に係止される。そして、蓋22の外周壁30の下端に
は、周壁12の下部に外向きのフランジ14があり、こ
のフランジ14の幅は、外周壁30の厚さと略同じであ
るので、外周壁30がフランジ14の端縁より突出する
ことはなく、外周壁30の内側に物を挿入してこじ開け
ることはできない。
【0038】一方、切欠き部15の位置で外周壁30を
こじ開けようとすると、切離し線32と一部切離し線3
3が破れ、傷痕を残して蓋22をこじ開けることにな
り、不可逆的な状態となる。したがっていわゆる不正開
封がされたことが明確になるので、このような行為を防
止できる。
【0039】蓋22を開くには、図1及び図3に示す摘
み部35の裏側に指先を引っ掛けて、摘み部35を摘ん
で引っ張り、切離し線32と一部切離し線33及び切取
線25を破り、さらに、摘み部35を引っ張ることによ
り、摘み部35に接続部34を介して接続する外周部3
0を引っ張って、連続した切取線25を破り、外周壁3
0と蓋フランジ状部24を取り除く。
【0040】すると、容器1と蓋22には、図5に示す
ように、側壁段部6と蓋段部23が残り、以後前記側壁
段部6と蓋段部23を係脱して蓋22を開閉する。さら
に、側壁段部6から蓋段部23を外して蓋22を開くと
き、容器1を把持する手の指での凹部17を押さえるこ
とにより、容器1をしっかりと把持でき、蓋22を容易
に開くことができる。
【0041】この蓋22の摘み部35は外方に突出して
いないので、移送中や施蓋時に他の物に突き当たり、切
離し線32や一部切離し線33が破れる虞れがない。な
お、前記摘み部35の一部切離し線33は省略すること
も可能である。
【0042】また、容器1の凹部17は1箇所のみとし
てもよい。そして、この容器1は、丸形,正方形,楕円
形をベースに成形し、或はそれらを変形したものに成形
できる。
【0043】さらに容器1の切欠部15、及び蓋22の
外周壁30の切離し線32、33、摘み部35は、必要
に応じて2箇所以上設けてもよい。
【0044】
【考案の効果】以上説明したように本考案は、容器1の
周壁12の下端にフランジ14を設けると共に、周壁1
2とフランジ14に切欠き部15を設け、蓋22には、
前記フランジ14の近くに達する外周壁30を設けると
共に、前記切欠き部15の外側の蓋フランジ状部24と
外周壁30に、下端から蓋フランジ状部24の切取線2
5に達する切離し線32を設け、前記切欠き部15の外
側に摘み部35を形成したものである。
【0045】したがって、蓋22の外周壁30は、フラ
ンジ14によりこじ開けを防止できるものである。そし
て、摘み部35は外周壁30から突出するものでないの
で、移送中や施蓋時に、前記摘み部35が他の物に突き
当たり、切離し線32が破れる虞れがない。
【0046】フランジ状部4と周壁12の一部に、凹部
17を設けたときは、蓋22を開くとき、摘み部35の
裏側に指先などを引っ掛けて、摘み部35を引っ張るこ
とにより、切離し線32を容易に破り、そして、続けて
摘み部35を引っ張って切取線25を破って、外周壁3
0と蓋フランジ状部24を取り除き、開蓋できるもので
ある。
【0047】さらに、蓋フランジ状部24と外周壁30
を蓋22から取り除いた後、側壁段部6から蓋段部23
を外して蓋22を開くため、容器1を把持する手の指
で、容器1の凹部17を押さえることにより、容器1を
しっかりと把持することができ、蓋22を容易に開くこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例の蓋の斜視図
【図2】 本考案の一実施例の容器の斜視図
【図3】 本考案の一実施例の切欠き部を設けた要部の
断面図
【図4】 本考案の一実施例の図3に示す要部と反対側
の部分の断面図
【図5】 本考案の一実施例から外周壁などを取り除い
たものを、図2のA−A線の位置で断面した図
【図6】 本考案の一実施例の容器を重ねた部分断面図
【図7】 本考案の一実施例の蓋を重ねた部分断面図
【図8】 従来例の要部の縦断面図
【図9】 従来例の要部の横断面図
【図10】 別の従来例の正面図
【図11】 別の従来例の要部の縦断面図
【符号の説明】
1 容器 2 口部 4 フランジ状部 5 側壁 6 側壁段部 12 周壁 13 周壁段部 14 フランジ 15 切欠き部 22 蓋 23 蓋段部 24 蓋フランジ状部 25 切取線 30 外周壁 31 外周壁段部 32 切離し線 35 摘み部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 平田 正則 東京都立川市柏町4−51−1 柏町団地 13−302 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 39/00 - 55/16

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製の容器1の口部2の上縁にフ
    ランジ状部4を設け、このフランジ状部4に側壁5を立
    設し、この側壁5の外側に側壁段部6を設け、前記フラ
    ンジ状部4の外周部に周壁12を垂下させ、この周壁1
    2の外側に周壁段部13を形成し、前記周壁12の下端
    に外向きのフランジ14を突設し、前記周壁12と前記
    フランジ14にわたって切欠き部15を設け、一方、前
    記容器1に被嵌される合成樹脂製の蓋22の下部に、前
    記側壁段部6に係合する蓋段部23を設け、前記蓋22
    の下部に蓋フランジ状部24を設け、この蓋フランジ状
    部24の全周にわたり切取線25を設け、前記蓋フラン
    ジ状部24の外周部に、前記フランジ14の上面の近く
    に達する外周壁30を垂下させ、この外周壁30に前記
    周壁段部13に係止する外周壁段部31を設け、前記切
    欠き部15の外側の蓋フランジ状部24と外周壁30
    に、下端から前記切取線25に達する切離し線32を設
    け、前記切欠き部15の外側の蓋22の外周壁30に摘
    み部35を形成した不正開封防止容器。
  2. 【請求項2】 容器1のフランジ状部4と周壁12の一
    部に、凹部17を設けた請求項1記載の不正開封防止容
    器。
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