JP2580581B2 - 湿式現像剤 - Google Patents
湿式現像剤Info
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- JP2580581B2 JP2580581B2 JP62017758A JP1775887A JP2580581B2 JP 2580581 B2 JP2580581 B2 JP 2580581B2 JP 62017758 A JP62017758 A JP 62017758A JP 1775887 A JP1775887 A JP 1775887A JP 2580581 B2 JP2580581 B2 JP 2580581B2
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G9/00—Developers
- G03G9/08—Developers with toner particles
- G03G9/12—Developers with toner particles in liquid developer mixtures
- G03G9/13—Developers with toner particles in liquid developer mixtures characterised by polymer components
- G03G9/131—Developers with toner particles in liquid developer mixtures characterised by polymer components obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子写真及び静電写真法等により得られる静
電潜像を顕像化するために使用する湿式現像剤の組成に
関するものである。
電潜像を顕像化するために使用する湿式現像剤の組成に
関するものである。
本発明の湿式現像剤は、PPC及びCPC複写機、マイクロ
フィルムのリーダープリンター、オフセット印刷用の酸
化亜鉛感光体等に利用できるが、特に本発明の湿式現像
剤は負極性を有するため、特願昭57−225959号(特開昭
59−116759号)明細書等記載の銅フタロシアニン−酸化
亜鉛−樹脂分散系感光体用の現像剤として有効で、正現
像用として使用できる。
フィルムのリーダープリンター、オフセット印刷用の酸
化亜鉛感光体等に利用できるが、特に本発明の湿式現像
剤は負極性を有するため、特願昭57−225959号(特開昭
59−116759号)明細書等記載の銅フタロシアニン−酸化
亜鉛−樹脂分散系感光体用の現像剤として有効で、正現
像用として使用できる。
従来、負帯電性で、分散安定性が優れ、経時による性
状の劣化が小さく、電子写真用オフセットマスター用に
適した現像剤は、特願昭59−237850号(特開昭61−1163
64号)明細書、特願昭59−237851号(特開昭61−116365
号)明細書等に記載されているが、これらは少なくとも
非極性液体に可溶の樹脂と不溶の樹脂を共重合させて得
た樹脂を主成分とする現像剤で、不溶の樹脂がハロゲン
を含有する化合物、あるいはハロゲンおよび−OH基を含
有する化合物であり、良好な負帯電性、分散安定性を示
す。しかし、可溶の樹脂としてメタクリル酸あるいはア
クリル酸の高級アルキルエステルの重合体を使用してい
るため、特にオフセット印刷用マスター版作製用の現像
液として使用した場合、定着性が悪く、加熱して不溶成
分を溶解させれば十分な耐刷性が得られるが、非極性液
体を乾燥させる程度の風乾では樹脂が溶解せず、耐刷性
が十分ではなかった。さらに、この可溶樹脂を含有させ
た場合、電着により形成されたトナー層にも多量の非極
性液体を含有した状態で付着しているため、現像時のし
ぼり等によって、現像画像に流れが生じる等の問題があ
った。またトナー付着層の流れは、経時的に帯電性が低
下し、トナーに働くクーロン力が弱くなったときにおい
て顕著となる。
状の劣化が小さく、電子写真用オフセットマスター用に
適した現像剤は、特願昭59−237850号(特開昭61−1163
64号)明細書、特願昭59−237851号(特開昭61−116365
号)明細書等に記載されているが、これらは少なくとも
非極性液体に可溶の樹脂と不溶の樹脂を共重合させて得
た樹脂を主成分とする現像剤で、不溶の樹脂がハロゲン
を含有する化合物、あるいはハロゲンおよび−OH基を含
有する化合物であり、良好な負帯電性、分散安定性を示
す。しかし、可溶の樹脂としてメタクリル酸あるいはア
クリル酸の高級アルキルエステルの重合体を使用してい
るため、特にオフセット印刷用マスター版作製用の現像
液として使用した場合、定着性が悪く、加熱して不溶成
分を溶解させれば十分な耐刷性が得られるが、非極性液
体を乾燥させる程度の風乾では樹脂が溶解せず、耐刷性
が十分ではなかった。さらに、この可溶樹脂を含有させ
た場合、電着により形成されたトナー層にも多量の非極
性液体を含有した状態で付着しているため、現像時のし
ぼり等によって、現像画像に流れが生じる等の問題があ
った。またトナー付着層の流れは、経時的に帯電性が低
下し、トナーに働くクーロン力が弱くなったときにおい
て顕著となる。
また、定着性が優れた現像剤として、特願昭60−2260
82号(特開昭62−86369号)明細書に記載のものが挙げ
られるが、これは非極性液体に不溶な成分にヒドロキシ
ル基を含有するアクリル酸エステル、またはメタクリル
酸エステルを使用しているもので、印刷前の不感脂化処
理等により、水に接触させることによって粒子をわずか
に溶解させ、基板と粒子および粒子同士を密着させ、定
着性を向上させるようにしたものである。この現像剤は
確かに上述の特性を満足させるものであるが、分散系の
状態では水分に弱く、高湿度下に長期間放置すると、粒
子自身の定着性の為に、互いに凝集を引き起し易い等、
保存安定性に問題があった。
82号(特開昭62−86369号)明細書に記載のものが挙げ
られるが、これは非極性液体に不溶な成分にヒドロキシ
ル基を含有するアクリル酸エステル、またはメタクリル
酸エステルを使用しているもので、印刷前の不感脂化処
理等により、水に接触させることによって粒子をわずか
に溶解させ、基板と粒子および粒子同士を密着させ、定
着性を向上させるようにしたものである。この現像剤は
確かに上述の特性を満足させるものであるが、分散系の
状態では水分に弱く、高湿度下に長期間放置すると、粒
子自身の定着性の為に、互いに凝集を引き起し易い等、
保存安定性に問題があった。
従って、上記のごとく負帯電性で、現像画像の定着性
および分散系の安定性を共に満足させる現像剤は見られ
なかった。
および分散系の安定性を共に満足させる現像剤は見られ
なかった。
本発明者らは、上述のような欠点を解消すべく、静電
潜像顕像用の湿式現像剤の構成成分及び組成比に着目
し、研究を重ねた結果、本発明に至ったものである。
潜像顕像用の湿式現像剤の構成成分及び組成比に着目
し、研究を重ねた結果、本発明に至ったものである。
本発明の目的は、樹脂粒子を分散させた湿式現像剤に
おいて、良好な負帯電性を示し、現像能力の劣化が極め
て小さく、かつ分散安定性及び定着性を共に満足し、し
かもオフセット印刷用製版に用いた場合、耐刷力に優
れ、高品位な印刷画像を与える湿式現像剤を提供するこ
とである。
おいて、良好な負帯電性を示し、現像能力の劣化が極め
て小さく、かつ分散安定性及び定着性を共に満足し、し
かもオフセット印刷用製版に用いた場合、耐刷力に優
れ、高品位な印刷画像を与える湿式現像剤を提供するこ
とである。
〔発明の概要〕 すなわち本発明は、非極性液体中に樹脂粒子を分散さ
せた湿式現像剤において、前記非極性液体に対して溶解
性の高い樹脂は含まず、前記樹脂粒子が環化ゴムと、ア
ルキル部分に−Cl原子と−OH基を含有するアクリル酸ア
ルキルエステルまたはメタクリル酸アルキルエステルと
の共重合体であることを特徴とする湿式現像剤である。
せた湿式現像剤において、前記非極性液体に対して溶解
性の高い樹脂は含まず、前記樹脂粒子が環化ゴムと、ア
ルキル部分に−Cl原子と−OH基を含有するアクリル酸ア
ルキルエステルまたはメタクリル酸アルキルエステルと
の共重合体であることを特徴とする湿式現像剤である。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の湿式現像剤は、非極性液体、非極性液体に良
好な分散性を示し、定着性および耐刷性を司る環化ゴ
ム、非極性液体に不溶で負帯電性および粒子性を司る樹
脂、すなわちアルキル部分に−Cl原子と−OH基を含有す
るアクリル酸アルキルエステルまたはメタクリル酸アル
キルエステルの共重合体を基本構成とする。本発明の湿
式現像剤としては、さらに必要に応じて微量の電荷調整
剤等の各種助剤を添加することができる。
好な分散性を示し、定着性および耐刷性を司る環化ゴ
ム、非極性液体に不溶で負帯電性および粒子性を司る樹
脂、すなわちアルキル部分に−Cl原子と−OH基を含有す
るアクリル酸アルキルエステルまたはメタクリル酸アル
キルエステルの共重合体を基本構成とする。本発明の湿
式現像剤としては、さらに必要に応じて微量の電荷調整
剤等の各種助剤を添加することができる。
また、本発明の現像剤はそれを構成する非極性液体に
対して溶解性の高い樹脂は含まない。具体的にはメタク
リル酸あるいはアクリル酸の高級アルキル(ラウリル、
トリデシル、2−エチルヘキシル、ステアリル等)エス
テルの重合体、パラフィンワックス、ポリオレフィン、
オレフィン−エチレン共重合体等である。以下、構成成
分の材料について説明し、その後、現像剤の作製方法に
ついて述べる。
対して溶解性の高い樹脂は含まない。具体的にはメタク
リル酸あるいはアクリル酸の高級アルキル(ラウリル、
トリデシル、2−エチルヘキシル、ステアリル等)エス
テルの重合体、パラフィンワックス、ポリオレフィン、
オレフィン−エチレン共重合体等である。以下、構成成
分の材料について説明し、その後、現像剤の作製方法に
ついて述べる。
非極性液体は、一般に電子写真用液体現像剤として用
いられているキャリア液体を使用できる。特に電気抵抗
が109Ωcm以上で、かつ誘電率が3以下の有機溶剤が好
ましい。例えば脂肪族炭化水素、脂環式炭化水素、芳香
族炭化水素、ハロゲン化炭化水素が挙げられるが、臭気
や毒性の点でインパラフィン系石油溶剤が好ましい。具
体例としては、シェルゾル71(シエル化学社製)、アイ
ソパーG、アイソパーH(以上エクソン化学社製)等が
挙げられる。
いられているキャリア液体を使用できる。特に電気抵抗
が109Ωcm以上で、かつ誘電率が3以下の有機溶剤が好
ましい。例えば脂肪族炭化水素、脂環式炭化水素、芳香
族炭化水素、ハロゲン化炭化水素が挙げられるが、臭気
や毒性の点でインパラフィン系石油溶剤が好ましい。具
体例としては、シェルゾル71(シエル化学社製)、アイ
ソパーG、アイソパーH(以上エクソン化学社製)等が
挙げられる。
環化ゴムは、生ゴムを例えば石油留分に溶解し、4塩
化スズ、4塩化チタン等で異性化して得られるもので、
天然ゴムの重合体鎖が一部環化した構造を有する樹脂状
物である。具体例として、サーモライト−N、サーモラ
イト−P、サーモライト−S(以上精工化学社製)、NR
−50(グッドイヤー社製)等が挙げられ、特にストーク
ス係数3.0〜6.0、軟化点40℃〜60℃のものが望ましい。
化スズ、4塩化チタン等で異性化して得られるもので、
天然ゴムの重合体鎖が一部環化した構造を有する樹脂状
物である。具体例として、サーモライト−N、サーモラ
イト−P、サーモライト−S(以上精工化学社製)、NR
−50(グッドイヤー社製)等が挙げられ、特にストーク
ス係数3.0〜6.0、軟化点40℃〜60℃のものが望ましい。
非極性液体に不溶で、アルキル部分に−Cl原子と−OH
基を含有するアクリル酸アルキルエステルまたはメタク
リル酸アルキルエステルとしては、3−クロロ−2−ヒ
ドロキシプロピルメタクリレート、3−クロロ−2−ヒ
ドロキシブチルメタクリレート、2−クロロ−1−ヒド
ロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシ−3−ク
ロロプロピルアクリレート、3−クロロ−2ヒドロキシ
オクチルメタクリレート、2−ヒドロキシ−3−クロロ
オクチルアクリレート等に代表されるハロゲン化ヒドロ
キシアルキル基を有するものが挙げられる。特に単位体
積当りのCl原子の含有量を増加させ、負帯電性を向上さ
せるためには、アルキル基の炭素数が4以下の低級アル
キル基のHをClと−OH基に置換したものが好ましい。
基を含有するアクリル酸アルキルエステルまたはメタク
リル酸アルキルエステルとしては、3−クロロ−2−ヒ
ドロキシプロピルメタクリレート、3−クロロ−2−ヒ
ドロキシブチルメタクリレート、2−クロロ−1−ヒド
ロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシ−3−ク
ロロプロピルアクリレート、3−クロロ−2ヒドロキシ
オクチルメタクリレート、2−ヒドロキシ−3−クロロ
オクチルアクリレート等に代表されるハロゲン化ヒドロ
キシアルキル基を有するものが挙げられる。特に単位体
積当りのCl原子の含有量を増加させ、負帯電性を向上さ
せるためには、アルキル基の炭素数が4以下の低級アル
キル基のHをClと−OH基に置換したものが好ましい。
さらに電荷調整剤として、例えば、レシチン、石油ス
ルホン酸カルシウム、アルキルベンゼンスルホン酸カル
シウム、ジオクチルスルホン酸ナトリウム、アルキルア
ラニン、アルキルナフタレンスルホン酸カルシウム、ス
ルホコハク酸ジ−2−エチルヘキシルナトリウム等を添
加することができる。
ルホン酸カルシウム、アルキルベンゼンスルホン酸カル
シウム、ジオクチルスルホン酸ナトリウム、アルキルア
ラニン、アルキルナフタレンスルホン酸カルシウム、ス
ルホコハク酸ジ−2−エチルヘキシルナトリウム等を添
加することができる。
以上、本発明の基本構成材料を詳述したが、続いて現
像剤の作製方法を説明する。
像剤の作製方法を説明する。
本発明の現像剤の作製方法は、特開昭53−54029号公
報に記載の第二液体トナーの製法、USP3,317,635号明細
書に記載の方法等、一般に知られる重合による粒子製造
方法に類似のものである。すなわち一般的な重合造粒法
とは、1)モノマーの状態では非極性液体に溶解し、重
合してポリマーになると非極性液体に不溶となる物質を
重合開始剤と共に、非極性液体中で重合させる方法や、
2)非極性液体に可溶の樹脂を溶解させたポリマー溶液
中で、重合すると非極性液体に不溶となるモノマーを重
合させ、非極性液体に可溶な成分の不溶な成分の共重合
体から成る樹脂粒子を形成させる方法である。特に本発
明の現像剤は2)の方法に類似した方法によって作製さ
れる。
報に記載の第二液体トナーの製法、USP3,317,635号明細
書に記載の方法等、一般に知られる重合による粒子製造
方法に類似のものである。すなわち一般的な重合造粒法
とは、1)モノマーの状態では非極性液体に溶解し、重
合してポリマーになると非極性液体に不溶となる物質を
重合開始剤と共に、非極性液体中で重合させる方法や、
2)非極性液体に可溶の樹脂を溶解させたポリマー溶液
中で、重合すると非極性液体に不溶となるモノマーを重
合させ、非極性液体に可溶な成分の不溶な成分の共重合
体から成る樹脂粒子を形成させる方法である。特に本発
明の現像剤は2)の方法に類似した方法によって作製さ
れる。
具体的には、まず非極性液体を反応溶媒とし、この非
極性液体に環化ゴムを分散する。
極性液体に環化ゴムを分散する。
次に、この環化ゴム分散液に重合開始剤として、過酸
化ベンゾイル、アゾビスイソブチロニトリル等を加え、
さらに粒子成分となるモノマー、すなわちアルキル部分
に−Cl原子と−OH基を含有するアクリル酸アルキルエス
テルまたはメタクリル酸アルキルエステルを加える。
化ベンゾイル、アゾビスイソブチロニトリル等を加え、
さらに粒子成分となるモノマー、すなわちアルキル部分
に−Cl原子と−OH基を含有するアクリル酸アルキルエス
テルまたはメタクリル酸アルキルエステルを加える。
また、重合開始剤をあらかじめ粒子成分モノマーに溶
解しておいてもよい。これら各構成成分の組成比を重量
で示すと、環化ゴム:粒子成分モノマー=1:0.5〜1:2で
あるが、この範囲内であると、現像剤として要求される
付着力が分散安定性と共に一段と向上する。特に十分な
帯電量と電気泳動特性を得るには1:0.8以上が好まし
い。環化ゴム:粒子成分樹脂=1:0.5以下では付着力が
低下し、1:2以上では沈降が生じ易くなる。重合開始剤
は粒子成分モノマーに対し0.1〜1.0wt%が好ましい。さ
らに非極性液体中のトナー成分(環化ゴムと粒子成分モ
ノマー)は5.0〜30.0wt%の範囲が好ましいが、反応時
の撹拌を効率よく行なうためには25wt%以下が特に好ま
しい。
解しておいてもよい。これら各構成成分の組成比を重量
で示すと、環化ゴム:粒子成分モノマー=1:0.5〜1:2で
あるが、この範囲内であると、現像剤として要求される
付着力が分散安定性と共に一段と向上する。特に十分な
帯電量と電気泳動特性を得るには1:0.8以上が好まし
い。環化ゴム:粒子成分樹脂=1:0.5以下では付着力が
低下し、1:2以上では沈降が生じ易くなる。重合開始剤
は粒子成分モノマーに対し0.1〜1.0wt%が好ましい。さ
らに非極性液体中のトナー成分(環化ゴムと粒子成分モ
ノマー)は5.0〜30.0wt%の範囲が好ましいが、反応時
の撹拌を効率よく行なうためには25wt%以下が特に好ま
しい。
上記の処方によって得た懸濁液を窒素雰囲気下、撹拌
と共に60℃〜100℃の加熱によって、約4〜8時間の反
応を行なう。重合反応は一種のグラフト重合と考えら
れ、環化ゴムの環化部の2重結合部、あるいは環化され
ずに残っているイソプレン構造部分の2重結合部に粒子
成分モノマーが付加し、成長反応が進行するものと推定
される。このようにして得られた樹脂粒子分散液は若干
黄色みを帯びた乳白色を呈し、粒径が均一で非常に優れ
た分散安定性を示す。
と共に60℃〜100℃の加熱によって、約4〜8時間の反
応を行なう。重合反応は一種のグラフト重合と考えら
れ、環化ゴムの環化部の2重結合部、あるいは環化され
ずに残っているイソプレン構造部分の2重結合部に粒子
成分モノマーが付加し、成長反応が進行するものと推定
される。このようにして得られた樹脂粒子分散液は若干
黄色みを帯びた乳白色を呈し、粒径が均一で非常に優れ
た分散安定性を示す。
上記の処方および反応で合成された樹脂粒子分散液
を、非極性液体で希釈することにより現像剤が作製され
る。希釈濃度は、高すぎると地カブリの原因となり、低
すぎると画像濃度の低下になるため、不乾燥成分で0.1
〜5.0wt%が適しており、好ましくは0.3〜3.0wt%であ
る。
を、非極性液体で希釈することにより現像剤が作製され
る。希釈濃度は、高すぎると地カブリの原因となり、低
すぎると画像濃度の低下になるため、不乾燥成分で0.1
〜5.0wt%が適しており、好ましくは0.3〜3.0wt%であ
る。
環化ゴムは非極性液体に良好な分散性を示し、乾燥す
ると皮膜性が強く、固着性に優れているため、現像剤中
に含有させると、定着性、および耐刷性が良好となる。
また粒子成分として、アルキル部分に−Cl原子と−OH基
を含有するアクリル酸アルキルエステルまたはメタクリ
ル酸アルキルエステルを採用すると、−Cl原子の電子受
容性のために負帯電性が強く、−OH基が水素結合と考え
られる結合力によって、感光板表面との密着性および接
着性を一段と向上させる。さらに非極性液体に溶解性の
高い樹脂を含有していない為、電着時の基板とトナー粒
子および、トナー粒子同士の密着性が極めて向上し、現
像時の絞りロールを通過した後の画像が非常に良好とな
る。また環化ゴムと粒子成分樹脂が化学的に結合してい
るため、くり返し使用による組成比の変化がなく、しか
も非常に微細な単分散系であるため、極めて良好な分散
安定性を示す。また、トナー粒子は環化ゴムと粒子成分
樹脂の2成分のみから成るものであるから、現像剤の作
製に要する時間、エネルギーが節約できる。
ると皮膜性が強く、固着性に優れているため、現像剤中
に含有させると、定着性、および耐刷性が良好となる。
また粒子成分として、アルキル部分に−Cl原子と−OH基
を含有するアクリル酸アルキルエステルまたはメタクリ
ル酸アルキルエステルを採用すると、−Cl原子の電子受
容性のために負帯電性が強く、−OH基が水素結合と考え
られる結合力によって、感光板表面との密着性および接
着性を一段と向上させる。さらに非極性液体に溶解性の
高い樹脂を含有していない為、電着時の基板とトナー粒
子および、トナー粒子同士の密着性が極めて向上し、現
像時の絞りロールを通過した後の画像が非常に良好とな
る。また環化ゴムと粒子成分樹脂が化学的に結合してい
るため、くり返し使用による組成比の変化がなく、しか
も非常に微細な単分散系であるため、極めて良好な分散
安定性を示す。また、トナー粒子は環化ゴムと粒子成分
樹脂の2成分のみから成るものであるから、現像剤の作
製に要する時間、エネルギーが節約できる。
以下、本発明を実施例を用いてさらに詳細に説明す
る。
る。
(実施例1) サーモライト−N(精工化学社製)の固形試料をアイ
ソパーG(エッソ化学社製)中に入れ、8時間撹拌し、
約15wt%の環化ゴム分散液を調整した。次に、環化ゴム
分散液100g中に、3−クロロ−2−ヒドロキシブチルメ
タクリレートを15g加え、環化ゴム:粒子成分樹脂=1:1
とした。さらに、アゾビスイソブチロニトリル0.05g、
アイソパーG35gを加え、トナー成分重量が20wt%となる
ようにした。この懸濁液を500ccの4つ口フラスコに入
れ、窒素雰囲気下、撹拌しながらウオーターバスにて80
℃に加熱し、昇温後4時間反応を行なった。さらに残留
モノマーを減少させるために、90℃まで昇温させ、約2
時間反応を継続したところ、若干黄色みを帯びた白色の
樹脂粒子分散液が得られた。この濃厚な分散液を適量採
取し、アイソパーGで希釈し、全体で、1,500gとし、希
釈濃度を1.0wt%に調製した。さらにスルホコハク酸ジ
−2−エチルヘキシルナトリウム0.1gを添加し、現像剤
とした。
ソパーG(エッソ化学社製)中に入れ、8時間撹拌し、
約15wt%の環化ゴム分散液を調整した。次に、環化ゴム
分散液100g中に、3−クロロ−2−ヒドロキシブチルメ
タクリレートを15g加え、環化ゴム:粒子成分樹脂=1:1
とした。さらに、アゾビスイソブチロニトリル0.05g、
アイソパーG35gを加え、トナー成分重量が20wt%となる
ようにした。この懸濁液を500ccの4つ口フラスコに入
れ、窒素雰囲気下、撹拌しながらウオーターバスにて80
℃に加熱し、昇温後4時間反応を行なった。さらに残留
モノマーを減少させるために、90℃まで昇温させ、約2
時間反応を継続したところ、若干黄色みを帯びた白色の
樹脂粒子分散液が得られた。この濃厚な分散液を適量採
取し、アイソパーGで希釈し、全体で、1,500gとし、希
釈濃度を1.0wt%に調製した。さらにスルホコハク酸ジ
−2−エチルヘキシルナトリウム0.1gを添加し、現像剤
とした。
得られた現像剤に対し、電極間隔2.0mmのAl平行平板
電極を浸漬し、500V、20secの条件にて電着を行ない、
乾燥させた後、電着膜にAl蒸着を処し走査型電子顕微鏡
で2万倍に拡大して観察したところ、平均粒径が約0.05
μmで、粒子同士が環化ゴムによって結着された樹脂皮
膜が認められた。
電極を浸漬し、500V、20secの条件にて電着を行ない、
乾燥させた後、電着膜にAl蒸着を処し走査型電子顕微鏡
で2万倍に拡大して観察したところ、平均粒径が約0.05
μmで、粒子同士が環化ゴムによって結着された樹脂皮
膜が認められた。
さらに岩崎通信機社製PM−40オフセット印刷用製版機
の現像電極板を、反転現像用に現像機本体から絶縁し、
この製版機に現像剤を設置し、岩崎通信機社製ML−2マ
スターに対し、通常の露光条件で画像を露光し、反転現
像を行なった。その結果、現像後のしぼりによる画像流
れが全く無く、鮮鋭で透明な現像画像が得られた。この
製版物を三菱製紙社製エッチングコンバーターOH−11
で、リョービエッチ液3000を使用し、不感脂化処理後、
リョービAD−80オフセット印刷機で印刷した。その結
果、3,000枚印刷後も印刷濃度が1.1以上(マクベス反射
濃度計RD−514)あり、鮮鋭で画線幅の変化も全んど無
く、地かぶりもない高品位な印刷物が得られた。
の現像電極板を、反転現像用に現像機本体から絶縁し、
この製版機に現像剤を設置し、岩崎通信機社製ML−2マ
スターに対し、通常の露光条件で画像を露光し、反転現
像を行なった。その結果、現像後のしぼりによる画像流
れが全く無く、鮮鋭で透明な現像画像が得られた。この
製版物を三菱製紙社製エッチングコンバーターOH−11
で、リョービエッチ液3000を使用し、不感脂化処理後、
リョービAD−80オフセット印刷機で印刷した。その結
果、3,000枚印刷後も印刷濃度が1.1以上(マクベス反射
濃度計RD−514)あり、鮮鋭で画線幅の変化も全んど無
く、地かぶりもない高品位な印刷物が得られた。
さらに、製版機から現像液を取り出し、容器中に1ケ
月間密閉放置し、同様の製版、印刷を行なった。凝集体
等が全んど認められず、調製初期と全く同様の高品位な
製版、印刷画像が得られた。
月間密閉放置し、同様の製版、印刷を行なった。凝集体
等が全んど認められず、調製初期と全く同様の高品位な
製版、印刷画像が得られた。
(実施例2) サーモライト−N:3−クロロ−2−ヒドロキシブチル
メタクリレート=1:0.5とした他は、実施例1と同じ処
方、および合成条件で現像剤を作製した。走査型電子顕
微鏡で観察すると、平均粒径が約0.03μm程度に見えた
が、粒子成分に比べ、環化ゴム成分が多い為、粒子成分
樹脂の輪郭が不明瞭であった。製版、印刷を行なったと
ころ、実施例1と同様の高品位な画像が得られたが、ト
ナー付着量が少ないため、特に細線の細りが見られた。
分散安定性は極めて良好で、2ケ月間の密閉放置によっ
ても凝集体が全く認められなかった。
メタクリレート=1:0.5とした他は、実施例1と同じ処
方、および合成条件で現像剤を作製した。走査型電子顕
微鏡で観察すると、平均粒径が約0.03μm程度に見えた
が、粒子成分に比べ、環化ゴム成分が多い為、粒子成分
樹脂の輪郭が不明瞭であった。製版、印刷を行なったと
ころ、実施例1と同様の高品位な画像が得られたが、ト
ナー付着量が少ないため、特に細線の細りが見られた。
分散安定性は極めて良好で、2ケ月間の密閉放置によっ
ても凝集体が全く認められなかった。
(実施例3) サーモライト−H:3−クロロ−2−ヒドロキシブチル
メタクリレート=1:2とした他は実施例1と同様の方法
で現像剤を作製し、評価した。平均粒径が0.1μmであ
った。製版、印刷を行なったところ、耐刷性も十分で、
高品位な印刷物が得られた。現像液を1ケ月間密閉放置
すると、わずかに沈殿物の生成が認められたが、手で振
とうする程度の再分散処理によって、調製初期と同様の
良好な製版、印刷適性を示した。
メタクリレート=1:2とした他は実施例1と同様の方法
で現像剤を作製し、評価した。平均粒径が0.1μmであ
った。製版、印刷を行なったところ、耐刷性も十分で、
高品位な印刷物が得られた。現像液を1ケ月間密閉放置
すると、わずかに沈殿物の生成が認められたが、手で振
とうする程度の再分散処理によって、調製初期と同様の
良好な製版、印刷適性を示した。
(比較例1) 実施例1に、非極性液体可溶の樹脂としてドデシルメ
タクリレートを使用し、以下の処方によって現像剤を作
製した。
タクリレートを使用し、以下の処方によって現像剤を作
製した。
サーモライト−N10wt%分散液50gにドデシルメタクリ
レートを5.0g、過酸化ベンゾイルを0.02g、さらにアイ
ソパーG45gを加え、不乾燥成分重量が10wt%となるよう
にした。これを実施例1と同様の操作で、80℃、4時間
の反応を行なった。さらに温度を80℃に保ったまま、滴
下ロートにてアイソパーG23.3g、続いて過酸化ベンゾイ
ル0.05gを溶解した3−クロロ−2−ヒドロキシブチル
メタクリレート10gを10分かけて滴下した。トナー成分
重量が15wt%となるようにした。以後、反応条件は実施
例1と同じである。この処方では、サーモライト−N:ド
デシルメタクリレート:3−クロロ−2−ヒドロキシブチ
ルメタクリレート=1:1:2となっている。
レートを5.0g、過酸化ベンゾイルを0.02g、さらにアイ
ソパーG45gを加え、不乾燥成分重量が10wt%となるよう
にした。これを実施例1と同様の操作で、80℃、4時間
の反応を行なった。さらに温度を80℃に保ったまま、滴
下ロートにてアイソパーG23.3g、続いて過酸化ベンゾイ
ル0.05gを溶解した3−クロロ−2−ヒドロキシブチル
メタクリレート10gを10分かけて滴下した。トナー成分
重量が15wt%となるようにした。以後、反応条件は実施
例1と同じである。この処方では、サーモライト−N:ド
デシルメタクリレート:3−クロロ−2−ヒドロキシブチ
ルメタクリレート=1:1:2となっている。
以下、実施例1と同様に現像剤を作製し、製版、印刷
を行なった。その結果、調整初期においては良好な定着
性を示すが、1ケ月間密閉放置した後、製版を行なう
と、現像後のしぼりによってわずかに画像流れが認めら
れた。分散安定性は良好であった。
を行なった。その結果、調整初期においては良好な定着
性を示すが、1ケ月間密閉放置した後、製版を行なう
と、現像後のしぼりによってわずかに画像流れが認めら
れた。分散安定性は良好であった。
(比較例2) 実施例1の3−クロロ−2−ヒドロキシブチルメタク
リレートの代わりに、2−ヒドロキシエチルメタクリレ
ートを使用し、他は同様の方法で現像剤を作製し、製
版、印刷を行なった。実施例1の印刷画像と比較して、
若干画線の細りが認められたが、3,000枚印刷後も高品
位な画像が得られた。また現像液を試験管に採取し、密
閉せずに放置したところ、約2週間後に凝集による沈殿
物が認められた。空気中の水分の影響で、2−ヒドロキ
シエチルメタクリレートの樹脂粒子が互いにゆ着したこ
とが原因であると考えられる。実施例1の現像液につい
ては、同様の観察で沈殿物が認められなかった。
リレートの代わりに、2−ヒドロキシエチルメタクリレ
ートを使用し、他は同様の方法で現像剤を作製し、製
版、印刷を行なった。実施例1の印刷画像と比較して、
若干画線の細りが認められたが、3,000枚印刷後も高品
位な画像が得られた。また現像液を試験管に採取し、密
閉せずに放置したところ、約2週間後に凝集による沈殿
物が認められた。空気中の水分の影響で、2−ヒドロキ
シエチルメタクリレートの樹脂粒子が互いにゆ着したこ
とが原因であると考えられる。実施例1の現像液につい
ては、同様の観察で沈殿物が認められなかった。
非極性液体中に、樹脂粒子を分散させた負帯性の湿式
現像剤においては、定着性を改良する目的で、粒子成分
に積極的に接着性の機能を持たせると、粒子同士の凝集
が生じ易く、分散安定性に支障を来たす。また分散安定
性を満たすため、非極性液体に可溶の樹脂を含有させる
と、定着性、耐刷力の低下を招く。しかし、本発明にお
いては、非極性液体に可溶の樹脂を含有していない為、
現像時にトナー粒子が密に付着し、かつ環化ゴムの弾性
を伴った粘着力が、基板と粒子、および粒子同士に直接
作用するために、非常に優れた定着性を示し、特にオフ
セット印刷版に用いる場合には耐刷性が良好となる。特
に、この傾向は環化ゴム:粒子成分樹脂=1:0.5〜1:2の
範囲内で顕著となり、定着性と分散安定性が共に良好と
なる。前記比率が1:0.5以下では付着量の低下が、1:2以
上では沈降が生じる。
現像剤においては、定着性を改良する目的で、粒子成分
に積極的に接着性の機能を持たせると、粒子同士の凝集
が生じ易く、分散安定性に支障を来たす。また分散安定
性を満たすため、非極性液体に可溶の樹脂を含有させる
と、定着性、耐刷力の低下を招く。しかし、本発明にお
いては、非極性液体に可溶の樹脂を含有していない為、
現像時にトナー粒子が密に付着し、かつ環化ゴムの弾性
を伴った粘着力が、基板と粒子、および粒子同士に直接
作用するために、非常に優れた定着性を示し、特にオフ
セット印刷版に用いる場合には耐刷性が良好となる。特
に、この傾向は環化ゴム:粒子成分樹脂=1:0.5〜1:2の
範囲内で顕著となり、定着性と分散安定性が共に良好と
なる。前記比率が1:0.5以下では付着量の低下が、1:2以
上では沈降が生じる。
また、トナーの平均粒子径が0.1μm以下に設定でき
るため、極めて良好な分散安定性を示す。また、環化ゴ
ムと粒子成分樹脂が、化学的に結合しており、さらに単
分散系であるため、くり返し使用の後も組成に偏りが生
じない。そのため画質の劣化がなく、現像液の濃度管理
も容易である。
るため、極めて良好な分散安定性を示す。また、環化ゴ
ムと粒子成分樹脂が、化学的に結合しており、さらに単
分散系であるため、くり返し使用の後も組成に偏りが生
じない。そのため画質の劣化がなく、現像液の濃度管理
も容易である。
Claims (4)
- 【請求項1】非極性液体中に、樹脂粒子を分散させた負
帯電性の湿式現像剤において、該非極性液体に対して溶
解性の高い樹脂は含まず、該樹脂粒子は環化ゴムと、ア
ルキル部分に−Cl原子と−OH基を含有するアクリル酸ア
ルキルエステルまたはメタクリル酸アルキルエステルと
の共重合体であることを特徴とする湿式現像剤。 - 【請求項2】環化ゴムと、アクリル酸アルキルエステル
またはメタクリル酸アルキルエステルとの共重合重合比
が1:0.5〜1:2であることを特徴とする特許請求範囲第1
項記載の湿式現像剤。 - 【請求項3】アクリル酸アルキルエステルまたはメタク
リル酸アルキルエステルが炭素数1〜4のアルキルエス
テルで、アルキル基の少なくとの1つずつのHを−Cl原
子と−OH基に置換した化合物であることを特徴とする特
許請求範囲第1項または第2項に記載の湿式現像剤。 - 【請求項4】環化ゴムはストークス係数が3.0〜6.0、軟
化点が40℃〜60℃であることを特徴とする特許請求の範
囲第1項または第2項に記載の湿式現像剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62017758A JP2580581B2 (ja) | 1987-01-28 | 1987-01-28 | 湿式現像剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62017758A JP2580581B2 (ja) | 1987-01-28 | 1987-01-28 | 湿式現像剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63186255A JPS63186255A (ja) | 1988-08-01 |
JP2580581B2 true JP2580581B2 (ja) | 1997-02-12 |
Family
ID=11952625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62017758A Expired - Fee Related JP2580581B2 (ja) | 1987-01-28 | 1987-01-28 | 湿式現像剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2580581B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3985139B2 (ja) * | 2002-02-06 | 2007-10-03 | 日本ゼオン株式会社 | 変性重合体およびコーティング材 |
-
1987
- 1987-01-28 JP JP62017758A patent/JP2580581B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63186255A (ja) | 1988-08-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |