JP2580559B2 - ビデオカメラ装置 - Google Patents

ビデオカメラ装置

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JP2580559B2
JP2580559B2 JP60111580A JP11158085A JP2580559B2 JP 2580559 B2 JP2580559 B2 JP 2580559B2 JP 60111580 A JP60111580 A JP 60111580A JP 11158085 A JP11158085 A JP 11158085A JP 2580559 B2 JP2580559 B2 JP 2580559B2
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    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/765Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus
    • H04N5/77Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus between a recording apparatus and a television camera

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  • Signal Processing (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はビデオカメラ装置、特にこれに設けられた
標準方式のビデオ信号を形成するためのエンコーダに対
する電源制御回路に関する。
〔発明の概要〕
この発明はビデオカメラ装置、特にこれに設けらた標
準方式のビデオ信号を形成するためのエンコーダに対す
る電源制御回路に関し、エンコーダに設けられた外部出
力端子が終端されたとき、例えば一体型用のVTRとは異
なるVTR(通常のVTR)が接続されたときのみ、エンコー
ダに対する電源路を常時オン(閉成)するようにして、
このエンコーダで消費される電力を大幅に削減できるよ
うにしたものである。
〔従来の技術〕 カメラ一体型VTRで、輝度信号と色信号とを夫々別々
のチャンネルに同時に記録するようにしたものでは、第
6図に示すような記録方式が採用される場合がある。
すなわち、第6図に示す記録方式は、テレビカメラよ
り得られた輝度信号と色信号のうち色信号、例えば一対
の色差信号R−Y,B−Yの時間軸を夫々通常の1/2に圧縮
すると共に、これら圧縮された一対の色差信号を同図B
に示すように時分割して多重して形成した時分割圧縮色
差信号Cと輝度信号Yとを、第7図に示すように、互い
に隣り合うチャンネルに同時に記録するようにしたもの
である。
PHは水平同期パルス、PY,PCは時間軸調整用の基準パ
ルスである。
このような記録方式を採用したカメラ一体型VTRの回
路構成の概略を第8図に示す。
第8図において、10はカメラ一体型VTRを示し、これ
はテレビカメラ部10Aとこのカメラ部10Aに連結自在にな
されたVTR(一体型用VTR)10Bとで構成され、レンズL
を介して被写体が撮像体(撮像管もしくはCCDなどの半
導体を使用した撮像素子、図では説明の便宜上撮像管)
1に投影され、これより得られた撮像信号は信号処理回
路2に供給されて、例えば輝度信号Yと、一対の色差信
号R−Y、B−Yが形成される。
輝度信号Y及び一対の色差信号R−Y、B−Yは出力
端子3A〜3Cに導出され、これら出力端子3A〜3Cには一体
型のVTR10Bが取り外し自在に接続される。従って、この
VTR10Bが接続されたときには、第6図に示すように色差
信号R−Y、B−Yが時間軸圧縮された状態で輝度信号
Yと共に2チャンネル同時記録される。
なお、5は同期信号の発生器であって、これより出力
された同期信号SYNCが加算器6に供給されて輝度信号Y
に重畳される。
同期信号の重畳された輝度信号Y及び一対の色差信号
R−Y、B−Yはさらにエンコーダ7に供給されて、標
準方式のビデオ信号(コンポジットのテレビジョン信
号)SCが形成される。このビデオ信号SCはアンプ8及び
整合用の抵抗器(抵抗値は75Ω)9Dを経て外部出力端子
3Dに供給される。この例では抵抗器9Dと並列にさらに、
抵抗器9Eが接続されると共に、これより外部出力端子3E
が導出されて2チャンネル構成になされた場合を示す。
これら外部出力端子3D,3Eには標準方式のビデオ信号S
Cが得られるものであるから、ここに通常のVTR(図示せ
ず)を接続することによって、標準方式のビデオ信号SC
を記録することができ、またモニタを接続すれば撮像出
力をモニタすることができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
さて、このような構成をなすカメラ一体型VTRでは、
一体型用のVTR10Bと通常のVTRとが選択的に使用できる
ようになっているが、一体型用のVTR10Bを使用し、通常
のVTRを使用しない場合でも、カメラ部10Aに設けられた
エンコーダ7には動作電源が常時供給される構成とされ
ている。
しかし、このような使用モードではエンコーダ7に動
作電源を供給する必要はないが、従来では常時電源を供
給しているので消費電力が大きくなる問題があった。特
に、エンコーダ7での消費電力は全体の1/2程度となっ
て、電力削減が大きな技術的課題であった。
そこで、この発明ではこのような従来の問題点を解決
したものであって、外部出力端子3D,3EがVTRなどによっ
て終端されていないときには、この状態を自動的に判別
してエンコーダ7への電源を切るようにして消費電力を
従来よりも大幅に削減できるようにしたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の問題点を解決するため、この発明では第1図に
示すように、エンコーダ7の電源路を開閉する電源スイ
ッチ15の制御回路20が設けられ、外部出力端子3D,3Eに
得られるビデオ信号SCに重畳された同期信号のレベルが
比較器21で基準レベルと比較され、外部出力端子3D,3E
が終端されていないときに得られる同期信号のレベルを
比較した比較出力に基づき上述の電源スイッチ15を周期
的にオフ(開放)し、また外部出力端子3D,3EがVTRなど
によって終端されたときにはこの電源スイッチ15自動的
にオン(閉成)するようにしたものである。
〔作用〕
この構成おいて、外部出力端子3D,3Eが未終端の場合
(外部出力端子3D,3Eのレベルが基準レベルよりも小さ
いとき)には、比較出力は水平周期の正パルス若しくは
“H"(所定のDCレベル)となり、終端されているときに
は外部出力端子3D,3Eのレベル、従って同期信号のレベ
ルが基準レベルよりも大きくなることから、比較出力は
“L"となる。
従って、この比較出力を判別用の論理回路30に供給す
れば、外部出力端子3D,3EにVTRが終端されていないとき
と、終端されているときとでは異なる論理動作となるの
で、終端の有無を容易に識別することができ、この論理
回路30の出力に基づいて電源スイッチ15を制御すれば、
終端されているときだけエンコーダ7に所定の動作電源
を選択的に供給することができ、これによってエンコー
ダ7自身の電力消費、従ってビデオカメラ装置全体の消
費電力を大幅に削減することができる。
未終端時には電源スイッチ15は周期的にそのオン,オ
フが繰り換えされ、終端の有無が一定の周期で判別され
る。
〔実施例〕
第1図はこの発明に係るカメラ一体型VTRの一例を示
す系統図である。第8図と対応する部分には同一の符号
を付しその説明は省略する。
第1図において、エンコーダ7にはその電源路を制御
するための電源スイッチ15が設けられる。この例では2
電源方式によりエンコーダ7が動作されるように構成さ
れているため、正電源16と負電源17を有し、その夫々の
電源路が同時にスイッチ15によって制御される。
スイッチ15はその制御回路20の出力で制御される。制
御回路20はレベル比較器21を有し、この例では外部出力
端子が2チャンネル分設けられている関係上、一対の比
較器21A,21Bで構成され、外部出力端子3Dに得られるビ
デオ信号SCが一方の比較器21Aの−端子に供給されると
共に、他方の外部出力端子3Eに得られる上述と同一のビ
デオ信号SCが他方の比較器21Bの−端子に供給される。
比較器21A,21Bの+端子には基準電源23が共通に供給さ
れる。
比較器21の比較出力はDCカット用のコンデンサ24を介
してピーク整流回路25に供給されてピーク整流され、そ
の整流出力がインバータ26を経て論理回路30を構成する
第1のナンド回路31に供給される。第1のナンド回路31
には、さらにエンコーダ7に供給される正電圧が供給さ
れる。
第1のナンド出力は第2のナンド回路32に供給され、
これにはタイマー33から出力された所定周期のパルスTO
が供給され、第2のナンド出力が制御パルスとしてスイ
ッチ15に供給される。
さて、カメラ一体型VTR10をこのように構成した場合
には、外部出力端子3D,3Eの終端状態によって制御回路2
0からは次に述べるような制御パルスが出力される。
まず、外部出力端子3D,3Eのいずれか、若しくはその
双方が終端された場合には、これら端子3D,3Eは75Ωの
負荷35、36で終端されたことになるので、a点に得られ
る第2図Aのビデオ信号SCは抵抗器9Dと35、あるいは9E
と36で分圧され、そのレベルは信号全体が1/2に落ちる
(第2図B)。このレベル変化によって終端の有無が検
出される。そのため、比較器21の基準電源23のレベル
(基準レベル)REFは第2図鎖線図示のように、未終端
時の同期レベルよりも大きく、終端時の同期レベルより
も小さな所定のDCレベルに設定される。
タイマー33は後述するように未終端状態から終端状態
への変化を検出するために、スイッチ15を所定の周期で
オン、オフさせるためのもので、例えば第3図に示すよ
うに、ローレベルの期間T1に対しハイレベルの期間T2
長く設定され、この例では期間T1が1秒に、期間T2が3
秒に夫々設定されている。
このタイマー出力TOはカメラ一体型VTR10の主電源が
投入されている間中、上述の周期で出力されるものとす
る。
ところで、今スイッチ15がオンされていて、エンコー
ダ7が動作状態にあるとき、従って端子3D、3Eのいずれ
か、例えば端子3Dが終端されているときには、a点の信
号レベルは第2図Bに示すようにそのレベルが未終端時
の1/2となっているので、この状態ではa点のレベルと
基準レベル、従ってg点のレベルは第4図に示す関係に
あり、b点の比較出力COは“L"、整流出力(c点の出
力)も“L"で、c′点は“H"になる。
一方、スイッチ15はオン状態にあるので、d点は“H"
となり、これによって第1のナンド出力が得られるe点
は“L"である。従って、第2のナンド出力が得られるg
点はタイマー出力TO(f点の出力)にかかわらず、“H"
になってスイッチ15はオン状態を保持する。
なお、第4図において終端時、未終端時のレベル関係
が上下2段にわたって記載されている部分があるが、こ
れはタイマー出力TOが“L"の期間T1と“H"の期間T2での
モードを示し、上段は“L"の期間を示す。
エンコーダ7の動作中に例えば端子3Dが未終端状態に
なったものとすると、a点の信号レベルは通常のレベル
に復帰し、基準レベルとの高低関係は同期信号の期間だ
け上述とは逆転し、第2図Cに示す比較パルスCOが得ら
れる。比較パルスCOはピーク整流されるためにc点のレ
ベルは“H"になって、c′点のレベルは“L"に反転す
る。このときスイッチ15はまだオン状態を保持すること
から、e点のレベルは“H"となる。第1のナンド出力が
“H"に反転すると、タイマー出力TOのレベルが“L"の期
間T1ではg点のレベルは元のまま(“H")であるが、タ
イマー出力TOが“L"に反転する期間T2では、“L"とな
り、これによってスイッチ15はオフ状態に制御される。
未終端時スイッチ15は常時オフ状態に制御されるので
はなく、タイマー出力TOの周期でそのオン、オフ状態が
交互に繰り換えされる。すなわち、スイッチ15がオフの
状態ではエンコーダ7からはビデオ信号SCが出力され
ず、比較出力COは所定のCDレベル(正のレベル)とな
る。ピーク整流回路25ではコンデンサ24でDCカットされ
た比較出力COをピーク整流するものであるから、この場
合にはピーク整流出力が“L"となり、d点は“L"である
から、e点のレベルは“L"となって、以後は上述と同様
に制御されて、期間T2ではスイッチ15はオフ状態を保持
する。従って、タイマー出力TOの周期でスイッチ15はオ
ン、オフ制御される。
このように、未終端時スイッチ15を所定の周期でオ
ン、オフ制御するのは次のような理由に基づく。
すなわち、タイマー出力TOと第1のナンド出力をナン
ドした出力でスイッチ15を制御するのではなく、従って
タイマー33を設けずに、第1のナンド出力(e点の出
力)そのものでスイッチ15を制御する場合には、第4図
からも明らかなように終点時から未終端時に変化すると
第1のナンド出力も“L"から“H"に変化するため、第1
のナンド出力が“L"のときスイッチ15がオンするように
すれば、未終端時にスイッチ15がオフに制御されて、エ
ンコーダ7の電源を切ることができる。
しかし、この状態から終端状態に移行した場合には、
スイッチ15が常に切れた状態にあるため、ビデオ信号SC
が得られず同時信号を検出することができない。従っ
て、終端時スイッチ15を自動的にオンできない。
これに対し、上述のようにタイマー出力TOを利用すれ
ば、スイッチ15がオフ状態に制御されていても、タイマ
ー出力TOが“H"になると、自動的にスイッチ15がその期
間T1だけオンするから、もしこのオン期間にエンコーダ
7からビデオ信号SCが出力され、しかも終端されている
と、b点のレベルが“L"になるので、タイマー出力TOの
極性にかかわらず第2のナンド出力が“H"になって、ス
イッチ15を自動的にオン状態に制御することができる。
このような理由からスイッチ15は周期的にそのオン、
オフが制御されるものである。
タイマー出力TOの期間T1、T2のパルス幅及び周期は次
のような理由に基づいて設定される。すなわち、期間T2
(スイッチ15のオフ期間)が余り長いと、この期間中に
終端されても次の期間T1が到来するまではスイッチ15が
オンに復帰しないので、ユーザは故障と勘違いする可能
性があるからである。そのため、その周期をあまり長く
設定するのは好ましくない。
他方の期間T1(スイッチ15のオン期間)はビデオ信号
SCの同期信号を検出してスイッチ15を確実にオフできる
に充分な期間に設定される。
なお、上述のようにタイマー出力TOの期間T1,T2を設
定した場合には、エンコーダ7の未終端時における消費
電力は1/4になる。ただし、この期間T1,T2の設定は一例
であって、上述のように、期間T2を余り長く設定しなけ
れば、第3図に示す以外の期間に、T1,T2を設定するこ
ともできる。
第5図はこの発明に係る他の実施例を示し、この例で
はタイマー33を省略して構成した場合である。そのた
め、この例では第5図に示すように同期信号加算用の加
算器6がアンプ8の後段に設けられ、ここにおいて同期
信号SYNCが加算されて:コンポジットのビデオ信号SCが
得られる。アンプ8は外部出力端子3D,3Eの終端、未終
端にかかわらず動作電源が常時供給されているので、エ
ンコーダ7の電源が切られた状態にあっても同期信号だ
けはa点に得られる。このようなことからタイマー33及
び第2のナンド回路32を設けないでも、終端、未終端を
確実に検出することができる。ただし、回路31はアンド
回路でよい。
この場合には、未終端時におけるスイッチ15のオン、
オフの1周期は水平周期となり、水平同期信号の期間が
オン、それ以外の期間がオフとなる。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明の構成によれば、外部出
力端子3D,3Eに得られるビデオ信号SCに含まれる同期信
号のレベルの大小によって、外部出力端子3D,3Eの終端
状態を自動的に判別してエンコーダ7の電源路に設けら
れた電源スイッチ15を開閉したので、外部出力端子3D,3
Eが終端されていないときには、エンコーダ7の電源を
一定の周期をもって確実に切ることができる。その結
果、エンコーダ7の消費電力を大幅に削減することがで
きると共に、ビデオカメラ装置全体の消費電力を従来よ
りも大幅に削減できる特徴を有する。
さらに、このような電源制御のために必要な回路構成
も比較的簡単であるから、この種制御系を安価に構成で
きる実益も併せて有するなど実用に供し頗る有益であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るカメラ一体型VTRの一例を示す
要部の系統図、第2図及び第3図はその動作説明に供す
る波形図、第4図は電源スイッチの制御状態の説明図、
第5図はこの発明の他の例を示す第1図と同様な系統
図、第6図及び第7図はこの発明の説明に供する記録方
式の説明図、第8図は従来のカメラ一体型VTRの一例を
示す系統図である。 10はカメラ一体型VTR、10Aはビデオカメラ部、10Bは一
体型用のVTR、7はエンコーダ、3D,3Eは外部出力端子、
20は制御回路、21は比較器、23は基準電源、30は論理回
路、15は電源スイッチである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】輝度信号及び色信号を出力するビデオカメ
    ラ部と、 上記輝度信号と上記色信号とからコンポジットビデオ信
    号を得るエンコーダと、 該エンコーダより得られる上記コンポジットビデオ信号
    の外部出力端子と、 該外部出力端子における上記コンポジットビデオ信号に
    含まれる同期パルスのレベルと基準レベルとを比較する
    比較手段と、 該比較手段の出力信号に応じて終端状態を判別して上記
    エンコーダに対する電源路の開閉を自動的に制御し、未
    終端と判別したときには、上記エンコーダへの電源供給
    をオフにする制御手段とを備えることを特徴とするビデ
    オカメラ装置。
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US06/866,408 US4700221A (en) 1985-05-24 1986-05-23 Power control circuit for a color encoder of a video camera
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