JP2506927B2 - 非標準信号検出回路 - Google Patents

非標準信号検出回路

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、IDTV(Improved Television)等に使用さ
れる非標準信号(放送規格に合致しない信号)の検出回
路に関するものである。
従来の技術 近年、エレクトロニクス技術の進歩により、大容量メ
モリを家庭用映像機器に導入し、機能・性能の向上を図
ることが可能になってきた。例えば、IDTVにおけるフレ
ームメモリを用いた3次元Y/C分離回路である。これは
複合ビデオ信号から、輝度信号(Y)と色信号(C)と
を分離する技術で、次の3つの方法によるY/C分離方法
を時間的に並行して行ない、画素ごとに最も最適な方法
によるY/C信号を出力する。
(1)バンドパスフィルターによる方法 C信号が3.58MHz付近の帯域に集中しているので、複
合ビデオ信号からバンドパス・フィルタで分離する。
(2)ラインくし形フィルターによる方法 色副搬送波の周波数(以下、SCと略す。)と、水平
同期信号の周波数(以下、Hと略す。)とは、 という関係にあり、つまり、隣合う水平期間の複合ビデ
オ信号の差でC信号を分離できる。いわゆるラインくし
形フィルターである。
(3)フレームくし形フィルターによる方法 垂直同期周波数(以下、Vと略す。)とSCの関係
つまり、1フレーム SCは位相反転するため、フレーム間の複合ビデオ信号
の差でC信号を分離する。
(1),(2),(3)の方法を、画素ごとに適応切
替してY/C分離を行なう方法を3次元Y/C分離と呼んでい
るが、これは、SCHV相互の上述のようなNTSC
規格による関係を前提としている。
しかし、家庭用の映像信号源としては、これらの規格
に合わない、いわゆる非標準信号が多数存在する。たと
えば、SCHに対して変動している家庭用VTRや、
H=262Vのゲーム機等である。非標準検出回路に関す
る記述として、日経エレクトロニクス 1987・10−19 N
o.432 P.P.102〜105等がある。
すなわち、入力された信号が非標準信号かどうかを検
出し、非標準の場合は、前述した(3)フレームくし形
フィルターによるY/C分離をやめ、2次元Y/C分離(ライ
ンくし形フィルターや、バンドパスフィルターによる方
法)に固定する。
以下、図面を参照しながら、上述した従来の非標準信
号検出回路の一例について説明する。第3図は従来の非
標準信号検出回路周辺のブロック図を示すものである。
図において、1は複合ビデオ信号入力端子、3はY/C
分離信号出力端子、5はY/C分離回路、6は2次元Y/C分
離回路、7は3次元Y/C分離回路、8は2次元Y/C分離回
路6と3次元Y/C分離回路7とを切替えてY/C分離信号出
力端子3へと出力する出力信号切替スイッチ、9は複合
ビデオ信号入力端子1を入力とする同期再生回路で、11
〜13は、同期再生回路9の出力端子で、各々、色副搬送
波出力端子,水平同期パルス出力端子,垂直同期パルス
出力端子である。
10は、これらの出力を入力とする非標準信号検出回路
で、 といった規格に合うか否かを判定し、14の判定結果出力
端子にI/O信号として出力する。判定結果出力端子14のI
/O信号は、出力信号切替スイッチ8を制御し、Y/C分離
信号出力端子3を、標準信号の場合、3次元Y/C分離回
路7に接続する。一方、非標準信号の場合、2次元Y/C
分離回路6に接続する。
次に、第4図の波形図を参照して複合ビデオ信号入力
端子1の内容を、例えば、テレビ放送から、家庭用VTR
に切替えた場合の動作について説明する。
図において、波形aは複合ビデオ信号入力端子1の切
替えタイミングを示すもので、A(標準)と記した期間
がテレビ放送を入力していた期間、B(非標準)と記し
た期間が、家庭用VTRを入力する期間である。波形b
は、同期再生回路9の垂直同期パルス出力端子13の出力
波形例で、60Hzの正パルスである。複合ビデオ信号入力
端子1の切替え時に若干乱れるが、その点は無視して記
している。波形Cは規格、例えば をフィールド毎に比較した結果であり、波形bの周期P
の信号切替え以降は、非標準(“1"とする)になってい
る。しかし、通常のテレビ放送を受信中にも、電波のゆ
らぎ等で、波形Cの比較出力が不安定になる場合がある
ため、これを、直接、出力信号切替スイッチ8の制御に
用いることはせず、過去の4回の垂直同期期間連続して
規格外の場合に非標準信号検出回路10の判定結果出力端
子14の値を“1"とする。これが波形dである。
発明が解決しようとする課題 しかし、上記のような構成では、第4図の波形図の波
形bのP〜Tの期間は、非標準信号検出回路10の出力は
入力信号がすでに非標準信号になっているにもかかわら
ず、標準という判定のままになる。連続受信中に安定な
判定結果を得ようという構成が入力信号の切替えという
過渡状態では逆効果になってしまう。
本発明は、上記課題に鑑み、連続受信中の安定性はそ
のままで、入力信号の切替に対する過渡特性の良い非標
準検出回路を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するための、本発明の非標準信号検出
回路は、入力する複合ビデオ信号をリモートコントロー
ル等により切替える際に、マイクロ・コンピュータによ
り入力信号切替えを制御すると同時に、非標準信号検出
回路内のSCHVを計数する計数器や、過去の非
標準状態を記憶する回路を非標準側にリセットする回路
を備えたものである。
作用 本発明は、上記した構成によって信号切替時には、非
標準信号検出回路の出力を、過去の状態に関係なく、非
標準側にリセットするため、標準信号から非標準信号へ
の入力信号の過渡時にも即応でき、一方で、連続受信中
の応答の時定数は、十分、安全側に大きく設定できる。
実施例 以下、本発明の一実施例の非標準信号検出回路につい
て図面を参照しながら説明する。第1図,第2図は、本
発明の一実施例における非標準信号検出回路のブロック
図を示すものである。
第1図において、3はY/C分離信号出力端子、5はY/C
分離回路、6は2次元Y/C分離回路、7は3次元Y/C分離
回路、8は出力信号切替スイッチ、9は同期再生回路、
10は非標準信号検出回路、11は色副搬送波出力端子、12
は水平同期パルス出力端子、13は垂直同期パルス出力端
子、14は非標準検出回路10の判定結果出力端子で、以上
は従来例の第3図と同様の機能をもち、同一番号を付
す。
1,2は複合ビデオ信号入力端子、4は入力信号切替ス
イッチ、15はマイクロ・コンピュータ、16,17はマイク
ロ・コンピュータ15の出力信号端子で、16は、入力信号
切替スイッチ4の制御を行なう入力スイッチ制御出力端
子で、複合ビデオ信号入力端子1,2のどちらをY/C分離回
路5に接続するか決める。17は、非標準信号検出回路10
用のリセット出力端子で、入力スイッチ制御出力端子16
の変化時に、正パルスを入力する。
次に、非標準検出回路10の内部回路について第2図を
参照して説明する。
第2図は非標準検出回路10の内部回路のブロック図の
一例を示すもので、11は色副搬送波入力端子、12は水平
同期パルス入力端子、13は垂直同期パルス入力端子、14
は判定結果出力端子、17はリセット入力端子で、各々、
第1図の同一番号に対応する。21は計数器(1)で、色
副搬送波入力端子11のパルスを計数する。22は1/2分周
器で、水平同期パルス入力端子12の1/2分周パルスを出
力する。23は、計数器(1)21の結果を、2水平周期に
1回ラッチするラッチ(1)である。24は比較器(1)
で、ラッチ(1)23の出力を455と比較し、等しくなけ
れば、“1"を出力する。25は計数器(2)で、1/2分周
器22の出力を、比較器(1)24の出力が“1"のときだけ
計数する。26はラッチ(2)で、計数器(2)25の出力
を、垂直同期パルス入力端子13でラッチする。27は比較
器(2)で、ラッチ(2)26の出力が64以上なら“1"を
出力する。28〜31はDフリップフロップで、32はANDゲ
ート、33はORゲートで、ORゲート33の出力が、判定結果
出力端子14に接続されている。
以上のように構成された非標準検出回路について、以
下、その動作を説明する。
本回路は、 を検出する回路である。まず、計数器(1)21,ラッチ
(1)23,比較器(1)24により、 の検出を行なう。1/2分周器22により 周期のパルスを出力し、周期内に色副搬送波入力端子11
から、いくつパルスが来るか計数器(1)22で計数し、
その結果を 周期でラッチ(1)23にラッチし、比較器(1)24で45
5と比較する。非標準、すなわち455でない場合は“1"を
出力する。計数器(2)25から比較器(2)27は、ある
垂直周期を、非標準と判定すべきかどうかという判定を
行なう。計数器(2)25は、1/2分周器22の出力を、比
較器(1)24の出力が“1"のときだけ計数する。垂直周
期期間の全てが非標準から、 ラッチ(2)26にラッチされる。ラッチ(2)26の出力
を比較器(2)27で一定値64と比較して、64より大きい
場合は、その垂直周期は非標準と判定して、“1"を出力
する。
Dフリップフロップ28,29は、垂直周期期間n=2の
場合の記憶回路(1)であり、又、Dフリップフロップ
30,31は、m=2の場合の記憶回路(2)である。これ
らのDフリップフロップは、垂直同期パルス入力端子13
にクロック入力が接続されている。ANDゲート32は、比
較器(2)27の出力が、過去2回の垂直同期期間連続し
て非標準の場合、つまり、Dフリップフロップ28,29の
出力が共に“1"のとき、“1"を記憶回路(2)へと出力
する。ORゲート33は、過去2回の垂直同期期間のうち、
1回でも非標準の場合、つまり、Dフリップフロップ30
又は31の出力のどちらかが“1"なら“1"を判定結果出力
端子14に出力する。
つまり、記憶回路(1)は、誤検出を防ぎ、記憶回路
(2)は、一度、非標準と判定したら、しばらく保持す
るという、シュミット回路的な特性を持つことになる。
さて、入力信号の切替時にマイクロ・コンピュータ15
からリセット信号が端子17に出力された場合、計数器
(1)21,ラッチ(1)23,計数器(2)25の値は“O"に
リセットし、Dフリップフロップ28〜31は出力が“1"に
なるようセットする。ORゲート33の出力はすぐ“1"にな
り、Y/C分離信号出力端子3は、2次元Y/C分離回路6に
接続される。
このように、2次元Y/C分離回路6の方に過渡時に接
続すれば、現行テレビ受像機の画質になるだけで、大き
な障害はない。過渡時に標準モードにしてしまうと、画
面に大きなドットが出たり、又、非標準検出回路10の出
力を他の用途にも使用している時等、問題が生じる。
なお、この説明では の検出回路で説明したが、他の検出回路においても記憶
回路(1)と記憶回路(2)の機能を有する場合、同様
の方法で対応できる。
発明の効果 以上のように本発明は、入力される複合ビデオ信号を
リモコン等により切替える際に、マイクロ・コンピュー
タにより入力信号の切替えを制御すると同時に、非標準
信号検出回路内のSCHVを計数する計数器や、
過去の非標準状態を記憶する回路を非標準判定側にリセ
ットする回路を備えることにより、標準信号から、非標
準信号への入力信号の切替えに対してスムーズな映像の
切替えを得ることができ、かつ、連続受信中の応答の時
定数は切替えの問題とは別個に、選択できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における非標準検出回路とそ
の周辺のブロック図、第2図は本発明の一実施例におけ
る非標準検出回路のブロック図、第3図は従来例におけ
る非標準検出回路とその周辺のブロック図、第4図は第
3図の各部の波形図である。 1,2……複合ビデオ信号入力端子、3……Y/C分離信号出
力端子、4……入力信号切替スイッチ、5……Y/C分離
回路、6……2次元Y/C分離回路、7……3次元Y/C分離
回路、8……出力信号切替スイッチ、9……同期再生回
路、10……非標準信号検出回路、11……色副搬送波出力
端子、12……水平同期パルス出力端子、13……垂直同期
パルス出力端子、14……判定結果出力端子、15……マイ
クロ・コンピュータ、16……入力スイッチ制御出力端
子、17……リセット出力端子、21……計数器(1)、24
……比較器(1)、25……計数器(2)、27……比較器
(2)、28〜31……Dフリップフロップ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の複合ビデオ信号を切替える入力信号
    切替スイッチと、この入力信号切換スイッチの出力側に
    接続された2次元Y/C分離回路及び3次元Y/C分離回路
    と、この2次元Y/C分離回路の出力と3次元Y/C分離回路
    の出力とを切替えて出力する出力信号切替スイッチと、
    この入力信号切替スイッチの出力側に接続された同期再
    生回路と、この同期再生回路の色副搬送波出力,水平同
    期パルス出力および垂直同期パルス出力を入力としてそ
    れらの周波数関係を計出する計数器と、この計数器の出
    力を基準値と比較する比較器と、その比較器の出力が過
    去n回の垂直同期期間連続して規格外であることを検出
    する記憶回路(1)と、この記録回路(1)の出力が過
    去m回の垂直同期期間に一回でも規格外であることを検
    出する記憶回路(2)とを設け、マイクロ・コンピュー
    タにより、前記入力信号切替スイッチを切替えるととも
    に、前記計数器,記憶回路(1),記憶回路(2)をリ
    セットし、前記記憶回路(2)の出力により前記出力信
    号切替スイッチを制御するようにしたことを特徴とする
    非標準信号検出回路。
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