JP2580376B2 - 外周回転式フライス - Google Patents

外周回転式フライス

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JP2580376B2
JP2580376B2 JP2234629A JP23462990A JP2580376B2 JP 2580376 B2 JP2580376 B2 JP 2580376B2 JP 2234629 A JP2234629 A JP 2234629A JP 23462990 A JP23462990 A JP 23462990A JP 2580376 B2 JP2580376 B2 JP 2580376B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Surgical Instruments (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、一つ又は複数の外周凹部が形成された実質
的に円筒形の保持器を具備する外周回転式フライスに関
し、対応する数の交換可能な超硬合金切削インサートが
外周凹部にそれぞれ解放可能に取り付けられ、各凹部
は、さらに各インサートの前方において削りくず空間を
設ける。
本発明を要約すれば、円筒形保持器と、切削すくい面
と側部逃げ面の間に規定された側部切削縁と、該側部逃
げ面と基部表面の間に規定された側部基部縁とを有する
外周回転式フライスにおいて使用される切削インサート
であり、側部逃げ面は、インサートの前縁に隣接しかつ
中間位置にある第1位置から、該切削縁に交差しかつイ
ンサートの後縁に隣接する第2位置に側部逃げ面に沿っ
て延びている交差線において、交差する第1及び第2成
分の側部逃げ面を具備し、成分逃げ面は、実質的に平面
であり、かつ互いに関して角度を為して配置され、その
結果前縁の領域における円筒形保持器に関して規定され
たインサート側部逃げ角(γ)は、後縁の領域におけ
るインサート側部逃げ角(γ)に実質的に等しい。
発明の背景 フライス工具において使用される切削インサートは、
一般に、上面−切削すくい面が交差した側面−逃げ面が
延びている平面基部を有するプリズム状本体から成る。
切削インサートは、少なくとも一つの切削縁を有し、切
削すくい面と逃げ面の交差部分によって生成された縁と
して規定される。
インサートは、切削縁が工具の円形切削経路に位置
し、かつ軸すくい角と呼ばれる角度だけ回転軸に関して
傾斜される如く、工具において保持される。
軸すくい角の大きさは、動作中工具の安定性と、切削
縁の耐久性に直接的な影響を及ぼす。一般に、工具の構
造的な虚弱化の回避と両立される如く大きさの軸すくい
角においてインサートを配置させることが、都合が良
い。
フライス工具のためのインサートでは、使用される逃
げ角は、定置切削工具で使用された角度に比較して比較
的大きいことが公知であり、そしてこれは、特に小直径
切削経路を有するフライス工具の場合にそうである。さ
らに、工具が、例えばアルミニュームの如く高延性材料
をフライス削りする際に使用される場合に、例えば、鋼
ワークピースがフライス削りされる時示されるものに比
較して、ずっと大きな逃げ角が、必要とされる。しか
し、逃げ角の増大は、切削縁の虚弱化につながり、そし
て結果として、逃げ角の大きさの制限がある。他方、逃
げ角の大きさの削減は、ワークピースに接触したインサ
ートの摩耗表面を増大させる傾向があり、そしてこれ
は、逃げ角の大きさに下方制限を課する。一般に、逃げ
角の大きさは、ワークピースの材料、切削縁が形成され
る材料、及び工具の切削経路直径により決定される。こ
うして、堅くかつ強じんなワークピース材料では、逃げ
角は、一般に高速度鋼の工具に関して12゜〜20゜である
ように選ばれ、そしてカーバイド工具に関して8゜〜12
゜に選ばれる。他方、軟鋼、鋳鉄等のワークピースで
は、逃げ角は、実際20゜の大きさである。
しかし、外周回転式フライスでは、インサートの位置
がカッターの縦軸に関して軸すくい角を呈示させる結果
として、前縁において切削縁によって呈示された逃げ角
は、対向した後縁において切削縁によって呈示された逃
げ角よりもずっと大きいことが見いだされた。後縁にお
いてインサートによって呈示された比較的小さな逃げ角
が、実際使用される最小逃げ角であることを仮定する
と、前縁における逃げ角は、不当に大きく、これにより
この点における切削縁の虚弱化の危険の増大と、工具寿
命の結果の低下につながることが確認される。
発明の簡単な要約 上記の不都合の幾つか又はすべてが実質的に削減又は
克服される少なくとも一つの切削インサートを有する新
しくかつ改良された外周回転式フライスを設けること
が、本発明の目的である。
本発明により、円筒形保持器と、少なくとも一つの交
換可能な外周に配置された切削インサートを有する外周
回転式フライスにおいて使用され、切削すくい面と側部
逃げ面の間に規定された側部切削縁と、該側部逃げ面と
基部表面の間に規定された側部基部縁とを有する切削イ
ンサートが設けられ、該側部逃げ面が、インサートの前
縁に隣接しかつ中間位置にある第1位置から、該切削縁
に交差しかつインサートの後縁に隣接する第2位置に側
部逃げ面に沿って延びている交差線において交差する第
1及び第2成分の側部逃げ面を具備し、該成分逃げ面
は、実質的に平面であり、かつ互いに関して角度を為し
て配置され、その結果前縁の領域において円筒形保持器
に関して規定されたインサート側部逃げ角は、後縁の領
域におけるインサート側部逃げ角に実質的に等しいこと
を特徴とする。
好ましくは、インサートが両頭である場合に、すなわ
ち、前方及び後方切削縁と共に対向した側部切削縁を形
成され、その結果工具保持器においてインサートの締め
付け位置を逆転させることにより、インサートの前の後
縁は、今前縁になり、そして逆にも為される場合に、各
側部逃げ面は、成分逃げ面を形成される(各対の逃げ面
のそれぞれの交差線の傾斜は反対向きである)。
本発明によるインサート構造のために、インサート
は、切削縁を相応して虚弱化することなしに、比較的大
きな放射状すくい角を設けられることが保証される。こ
れは、インサートの前縁における逃げ角が不当に大きく
ないことを保証することにより達成される。このように
して、側部切削縁は、最大の応力と切削力を受ける位置
において正確に強化される。同時に、従来の傾斜と相対
寸法の(交差線と基部縁の間に規定された)最下方成分
の逃げ面を有することにより、インサートは、従来の工
具保持器において有効に保持されることが保証され、こ
の場合工具保持器支持表面は、これらの従来の方向と寸
法の成分逃げ面に係合する。
独国の実用新案意匠(Gebrauchsmuster)のNo.G 89
15 088.0(MINA)は、複数の角度を為して配置され
た成分側部逃げ面を有する側部逃げ面を有するフライス
・インサートを開示する。Minaは、この方法により逃げ
面を分割する目的が、比較的増大された軸及び放射状す
くい角(そのような増大した角度は、フライス削り効率
の増大につながると考えられる)を有するインサートを
備えたフライス工具の使用を容易にすることであったと
説明する。軸すくい角が増大される時、インサートの基
部縁の後部分は、工具の円形切削経路にますます接近
し、そしてこのため、基部縁がワークピースに実際に接
触し、フライス削りプロセスに結果的に干渉するという
危険が生ずる。Minaは、この危険を克復し、同時に、切
削縁に隣接する残余の側部逃げ面に関して角度を為して
配置されたインサートの基部縁に隣接する成分側部逃げ
面を、側部逃げ面に形成することにより、軸すくい角の
増大を利益を享受することを提案し、その結果インサー
トの基部縁は、工具の円形切削経路に関して内側に間隔
をあけられる。
しかし、本発明によるインサートでは、切削縁に隣接
した部分側部逃げ面は、(円筒形保持器に関して規定さ
れた)側部逃げ角が、インサートの前縁と後縁の領域に
おいて実質的に等しい如く選ばれ、明細書において述べ
られたすべての利点を有する。Minaは、これらの必要事
項に関与しない。インサートの基部縁に隣接した残余の
側部逃げ面に関して、本発明は、形式を変更することは
ないが、工具保持器に確実に取り付けられることができ
るようにすることを要求する。
本発明のより良い理解と、実際に行われる方法を示す
ために、添付の図面が参照される。
好ましい実施態様の詳細な説明 第1図は、本発明は言及する種類の回転式フライスを
示す。見られた如く、カッターは、実質的に等角度で分
布された凹部2が形成された円筒形保持器1を具備し、
各凹部は、交換可能な超硬合金切削インサート4が解放
可能に取り付けられるインサート支持基部3を含む。凹
部2の残部は、削りくず空間5を構成する。保持器は、
縦軸6の回りで回転可能に(図示されていない)機械工
具において適切に取り付けられる。
発明による好ましい実施態様の詳細な説明を進める前
に、従来の切削インサートを使用して、本発明が適用さ
れた種類のフライスの関連外形の幾つがが示される図面
の第1図、第2図と第3図を参照する。第2図に示され
た概略的な側面図は、単一切削インサートの取り付けの
みが示されることにおいて、説明の目的のために単純化
されている。
第2図に見られた如く、切削インサート11は、円筒形
保持器1の適切な外周凹部において取り付けられ、切削
インサート11は、インサート11の基部の対応する縁13に
平行な延びている切削縁12を有する。切削縁12は、軸6
に関して角度αを規定する。
第3図と第4図を参照すると、(インサートの前部分
と後部分に対応する)線III−IIIとIV−IVに沿って取ら
れたインサート11の部分のそれぞれの断面図が見られ、
それぞれの切断線に位置する切削縁12におけるそれぞれ
の点が従う円形経路において重ね合わされて示される。
第3図と第4図に見られた如く、インサート11は、逃げ
面(flank surface)14と、伸長チップ形成溝16の一部
を形成するすくい面(rake surface)15とを形成され
る。切削縁12は、逃げ面14とすくい面15の交差部分にお
いて規定され、そしてそれぞれの切断線III−IIIとIV−
IVは、図面の第3図と第4図にそれぞれ示された如く、
点12′と12″において切削縁12に交差する。切削工具の
回転により、切削縁12に沿った点12′は、第3図に示さ
れた如く円形経路17′に従い、一方、点12″は、第4図
に示された如く経路17″に従う。
第3図に見られた如く、逃げ角γ′は、逃げ面14と、
点12′における円17′への接線との間に規定される。図
面の第4図に見られた如く、逃げ角γ″は、逃げ面14と
接線19″の間に規定される。
最適な逃げ角に関する上記の考察を念頭に置き、図面
の第3図と第4図から、(第4図においてインサートの
後部分において呈示された)逃げ角γ″は、多分有効な
最適最小値であるが、(第3図においてインサートの前
部分において呈示された)対応する角度γ′は、過度に
大きな値であり、そしてこれは、最の切削力を受けるイ
ンサートの位置である。そのような過大な逃げ角は、切
削縁の虚弱化を生み、重い切削負荷が適用される時、破
砕の危険を生ずる。
こうして本発明が適用される種類の回転式フライスに
おける公知の切削インサートの外形と固有の不都合を記
載したが、今、本発明による好ましい実施態様の詳細な
考察に進み、そしてこの関連において、円筒形保持器20
aを具備する回転式フライス20で使用される本発明によ
る切削インサートの構造と外形を示す、図面の第5〜13
図を参照する。
図面の第5図、第6図と第7図に見られた如く、イン
サート21は、保持器21c内に位置する凹部21bにおいて形
成された座21aにおいて取り付けられる。
インサート21は、工具保持器の縦軸に関して軸すくい
角αに位置し、そして図面の第6図と第7図に詳細に見
られた如く、上方すくい面22、下方基部表面23、前方及
び後方逃げ面24と25と、側部逃げ面26aと26bを形成され
る。側部切削縁27aと27bは、それぞれ、側部逃げ面26a
と26bと、上方すくい面22との間に規定される。側部逃
げ面26aと26bは、基部縁23aと23bにおける基部表面23に
おいてそれぞれ終端する。前方及び後方切削縁28と29
は、それぞれ、前方及び後方逃げ面24と25と、上方すく
い面22との間に規定される。中央穴30は、工具保持器21
cへのインサート21のねじ留めのためにインサート21に
おいて形成される。
側部逃げ面26aは、インサートの前縁に隣接する第1
位置33′から、切削縁27aに交差しかつインサートの後
縁に隣接する第2位置33″に側部逃げ面26aに沿って延
びている交差線32aにおいて交差する第1及び第2成分
逃げ面31′aと31″aを具備する。これらの成分逃げ面
31′aと31″aは、両方共平面であり、かつ互いに関し
て角度を為して配置される。
同様の方式により、側部逃げ面26bは、交差線32bにお
いて交差する成分逃げ面31′bと31″bを形成され、交
差線32aと32bの傾斜方向は反対である。
第9図は、切削線IX−IXに沿った成分逃げ面のそれぞ
れ異なる傾斜を明確に示すが、第10図は、交差線32aが
切削縁27aに交差する位置33″を通過する切断線X−X
に沿って取られ、今単体の逃げ面の傾斜を示し、この傾
斜は、全長に沿った成分逃げ面の傾斜に等しい。
第7図と第9図は、成分逃げ面31′aの位置の決定の
モードの説明のために以下に再び参照される。
図面の第11図、第12図と第13図を参照すると、第5図
の線XI−XI、XII−XIIとXIII−XIIIに沿って取られたイ
ンサート21の部分のそれぞれの断面図が示され、それぞ
れの切断線に位置する切削縁25におけるそれぞれの点が
従う円形経路において重ね合わされて示される。
第11図に見られた如く、逃げ角γは、成分逃げ面3
1′aと、点37aにおける円形経路36aへの接線35aとの間
に規定される。この領域において、成分逃げ面31′aの
高さhaは、最大である。同様に、切削縁25に沿った中間
点37bを参照する図面の第12図に見られた如く、逃げ角
γは、成分逃げ面31′aと接線35bの間に規定され
る。この領域における成分逃げ面31′aの高さhbは、ha
よりも小さい。最後に、切削線27aの後縁における点37c
において、逃げ角γは、単体逃げ面31″aと接線35c
の間に規定され、成分逃げ面31′aはもはやこの領域に
現れない。
インサート22の前縁における成分逃げ面31′aの逃げ
角γは、インサートの後縁における単体逃げ面の逃げ
角γに実質的に等しく選ばれ、そしてこのようにし
て、前縁における切削縁は、前縁において及ぼされた相
当な切削力を耐えるように適切に強化される。γ≒γ
であるが、切削縁の中間点におけるγは、γ又は
γのいづれよりも小さいことが見られる。それにも拘
わらず、切削縁の後縁における逃げ角に実質的に等しい
ような最大切削力にさらされた切削縁の前部分における
逃げ角の選択は、切削縁の最も感応的な部分を強化し、
これにより工具寿命を延ばす際に有効であることが見い
だされる。
さらに、図面の第11図、第12図と第13図から、上方成
分逃げ面31′aの準備のために、最大の応力と切削力に
さらされた前縁における切削縁を同時に危険なまでに虚
弱化することなしに、インサートに比較的高い放射状す
くい角(即ち、高い正切削縁)を設けることが可能であ
ることは明らかである。
上記の結果を達成するために、逃げ面と成分表面の設
計を支配するパラメータを決定する際に、次の所与の因
子が考慮されなければならない。
(i)所定の平均切削直径DA (ii)所定の軸すくい角α (iii)(インサートとワークピース材料の摩耗特性に
よって決定された)最小逃げ角γ これらの因子に基づいて、最適逃げ角γが、決定さ
れ、そしてこれは、有効に(本ケースγにおいて)イ
ンサートの後縁の逃げ角となる。
特定の実施例において、 DA=40mm α=75゜ γ=6゜ である。
図面の第6図に見られた如く、基部23、前方及び後方
逃げ面24と25と、成分側部逃げ面31″aと31″bが本質
的に対称形状を維持するならば、上方すくい面22、切削
縁27aと27b、及び成分逃げ面31′aと31′bは、基部23
に関して観念的に“ねじられ”、その結果第7図に示さ
れた如く、基部23の観念的な原境界に対応する鎖線41′
aは、破線41″aに変位される。同様に、図面の第9図
に示された如く、インサートの観念的な原側部逃げ面に
対応する破線42は、成分逃げ面31″aの平行表面と、今
平行な成分逃げ面31′aに変位される。
インサートの基部と下方成分逃げ面の原対称配置が維
持されるという事実のために、インサートは、従来の工
具保持器の従来の締め付け表面に対して保持される従来
の方法において、容易に締結される。
さらに、発明が、一対の側部切削縁と、前方及び後方
切削縁とを有する両頭切削インサートを参照して具体的
に記載されたが、発明は、単頭切削インサートに等しく
適用される。
本発明の主なる特徴及び態様は以下のとおりである。
1.円筒形保持器と、少なくとも一つの交換可能な外周に
配置された切削インサートとを有する外周回転式フライ
スにおいて使用され、切削すくい面と側部逃げ面の間に
規定された側部切削縁と、該側部逃げ面と基部表面の間
に規定された側部基部縁とを有する切削インサートにお
いて、該側部逃げ面は、インサートの前縁に隣接しかつ
中間位置にある第1位置から、該切削縁に交差しかつイ
ンサートの後縁に隣接する第2位置に側部逃げ面に沿っ
て延びている交差線において交差する第1及び第2成分
の側部逃げ面を具備し、該成分逃げ面は、実質的に平面
であり、かつ互いに関して角度を為して配置され、その
結果前縁の領域において円筒形保持器に関して規定され
たインサート側部逃げ角は、後縁の領域におけるインサ
ート側部逃げ角に実質的に等しい切削インサート。
2.実質的に平行六面体であり、そしてこの場合インサー
トの対向側部において、かつそれぞれの側部逃げ面と該
切削すくい面の間に規定された一対の側部切削縁を設け
られ、各側部逃げ面は、反対方向の傾斜のそれぞれの交
差線を有するそれぞれの成分側部逃げ面を形成される上
記1に記載の切削インサート。
3.さらに該切削すくい面と前方及び後方逃げ面の間に規
定された前方及び後方切削縁を具備する上記2に記載の
切削インサート。
【図面の簡単な説明】
第1図は、発明が適用されたフライスの一つの公知な形
式の斜視図。 第2図は、フライス保持器における及び関する公知の切
削インサートの位置を示す、単純化されたフライスの部
分の概略側面図。 第3図は、関連した円形切削経路において重ね合わされ
た、第2図に示されたインサートの線III−IIIに沿って
取られた断面図。 第4図は、線IV−IVに沿って取られた類似の断面図。 第5図は、発明による切削インサートの取り付けを示
す、単純化されたフライスの概略側面図。 第6図は、発明による切削インサートの下から平面図。 第7図は、第6図に示された切削インサートの上からの
平面図。 第8図は、第6図と第7図に示された切削インサートの
側面図。 第9図と第10図は、線IX−IXとX−Xに沿ってそれぞれ
取られた第8図に示された切削インサートの一つの側面
をそれぞれ断面図。 第11図、第12図と第13図は、関連した円形切削経路にお
いて重ね合わされて示された、線XI−XI、XII−XIIとXI
II−XIIIに沿って取られた第5図に示されたフライスと
切削インサートのそれぞれ断面図。 1……円筒形保持器 2……凹部 11……インサート 12……切削縁 14……逃げ面 15……すくい面

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒形保持器と、少なくとも一つの交換可
    能な外周に配置された切削インサートとを有する外周回
    転式フライスにおいて使用される、切削すくい面と側部
    逃げ面の間に規定された側部切削縁と、該側部逃げ面と
    基部表面の間に規定された側部基部縁とを有する切削イ
    ンサートにおいて、該側部逃げ面は、インサートの前縁
    に隣接しかつ中間位置にある第1位置から、該切削縁に
    交差しかつインサートの後縁に隣接する第2位置に側部
    逃げ面に沿って延びている交差線において交差する第1
    及び第2成分の側部逃げ面を具備し、該成分逃げ面は、
    実質的に平面であり、かつ互いに関して角度を為して配
    置され、その結果前縁の領域において円筒形保持器に関
    して規定されたインサート側部逃げ角は、後縁の領域に
    おけるインサート側部逃げ角に実質的に等しいことを特
    徴とする切削インサート。
JP2234629A 1989-09-07 1990-09-06 外周回転式フライス Expired - Fee Related JP2580376B2 (ja)

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AU (1) AU623275B2 (ja)
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GB (1) GB8920227D0 (ja)
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