JP2580094B2 - 通信制御におけるタイマ値の自動チューニング方法 - Google Patents

通信制御におけるタイマ値の自動チューニング方法

Info

Publication number
JP2580094B2
JP2580094B2 JP4036013A JP3601392A JP2580094B2 JP 2580094 B2 JP2580094 B2 JP 2580094B2 JP 4036013 A JP4036013 A JP 4036013A JP 3601392 A JP3601392 A JP 3601392A JP 2580094 B2 JP2580094 B2 JP 2580094B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
timer
timer value
value
information storage
processing unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4036013A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05236053A (ja
Inventor
博之 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP4036013A priority Critical patent/JP2580094B2/ja
Publication of JPH05236053A publication Critical patent/JPH05236053A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2580094B2 publication Critical patent/JP2580094B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Communication Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ処理を行う上位
処理部と、前記上位処理部と通信回線との間にあって前
記上位処理部と前記通信回線を介して接続される遠隔の
コンピュータあるいは端末との間の通信制御処理を行う
通信制御部と、から構成され、前記通信制御部が、タイ
マを用いて通信プロトコルを処理する通信プロトコル処
理部と、通信プロトコル処理部からの要求に基づくタイ
マの始動/停止や通信プロトコル処理部へのタイムアウ
ト通知等を行うタイマ制御部とを含むデータ通信システ
ムにおいて用いられる如き、通信制御におけるタイマ値
の自動チューニング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の通信制御においては、通信プロト
コル処理で使用する各種タイマのタイマ値は、図2及び
図5、図6に示すように、データ通信システムの初期化
時に決定してタイマ値定義表に設定し、通信プロトコル
処理が必要に応じて参照する方法であり、以降のシステ
ム動作中に動的に変更することができなかった。
【0003】図2において、1はデータ通信システム、
2は通信回線、3は端末、4は上位処理部、5は通信制
御部、6は通信プロトコル処理部、61は収集統計情報
記憶部、7はタイマ制御部、9はタイマ値定義表を表わ
している。
【0004】端末3は通信回線2を介してデータ通信シ
ステム1との間で通信を行う。図5は応答/送達確認タ
イマに関するフローチャートを示し、図6は応答返却契
機タイマに関するフローチャートを示している。
【0005】図5において、データ送信要求が発生する
と(S'1)、データ送信(S'2)が行われる。このとき
タイマ値が取得(S'3)され、タイマ始動要求(S'4)
となる。タイムアウトが発生(S'5)すると、再試行/
応答督促要否判定(S'6)が行われ、要の場合にデータ
再送信/応答督促送信(S'7)が行われる。このときも
タイマ値が取得(S'8)され、タイマ始動要求(S'9)
となる。そして、応答/送達確認受信(S'10)が行わ
れると、タイマ停止要求(S'11)となる。
【0006】また図6において、データ受信(S'12)
が行われると、データ送信要求の有無(S'13)がチェ
ックされ、無しの場合にはタイマ値が取得(S'14)さ
れ、タイマ始動要求(S'15)となる。なお、上記デー
タ送信要求の有無(S'13)においてデータ送信要求が
あった場合には応答重畳データ送信(S'20)となる。
【0007】上記タイマ始動要求(S'15)の後にタイ
ムアウトが発生(S'16)すると、応答送信(S'17)
が行われる。次いでデータ送信要求が発生(S'18)す
ると、データ送信(S'19)が行われる。
【0008】また上記タイマ始動要求(S'15)の後に
データ送信要求が発生(S'21)すると、タイマ停止要
求(S'22)が行われた上で、応答重畳データ送信(S'
20)となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】分散処理の進展によ
り、ネットワーク環境すなわちノード数や各ノードの処
理内容等が変動する頻度が増大しているが、従来の通信
制御においては、通信プロトコル処理で使用する各種タ
イマのタイマ値は、データ通信システムの初期化時に決
定してタイマ値定義表に設定し、通信プロトコル処理が
必要に応じ参照する方法であり、以降のシステム動作中
に動的に変更することができなかったため、次のような
問題が顕在化してきた。 (1) ローカルエリアネットワーク(LAN)を経由しコ
ンピュータや端末と通信していたところへ、ノード数の
増加により前記LANが複数に分割されそれらがデータ
リンクブリッジ等の接続装置により接続された場合や、
通信相手のコンピュータや端末が他コンピュータや他端
末と通信を行うようになった場合等のように、ネットワ
ーク環境が変化した場合、データ伝送時間が長くなった
り、あるいは通信相手内の処理待ち時間が増大したりす
るため、通信相手への送信に対する通信相手からの応答
あるいは送達確認の受信を監視する「応答/送達確認タ
イマ」のタイムアウトが発生することがあり、一旦発生
すると、その後の送信再試行あるいは応答督促処理のた
めに前記データ通信システムのトータル処理性能が低下
する。 (2) 応答重畳が可能な通信プロトコルを使用する通信に
おいて、上位アプリケーションの使い方等によって送信
情報量が変動し、連続する送信要求の発生頻度が低い場
合、通信相手からの受信に対する応答あるいは送達確認
の通信相手への送信契機を決定する「応答返却契機タイ
マ」のタイマ値が大きいとその送信契機が遅れるため、
通信相手が応答/送達確認を待って次の処理を行う場合
には処理の開始が遅れ、前記データ通信システムのトー
タル処理性能が低下する。逆に、連続する送信要求の発
生頻度が高い場合、「応答返却契機タイマ」のタイマ値
が小さいと応答重畳が行われずデータと応答とが別々に
送信されることになるため、通信プロトコル処理時間が
増大し、前記データ通信システムのトータル処理性能が
低下する。
【0010】本発明は、前記データ通信システムの動作
を停止してタイマ値の再設定を行う必要があった点を解
決し、タイマ値を動的に変更可能にすることを目的とし
ている。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記通信制御部内にタイ
マ値決定手段及びタイマ値決定用情報記憶部を設けると
ともに、前記収集統計情報記憶部内に、連続して発生す
るタイムアウト回数を保持するカウンタA、タイムアウ
ト後の一定時間内でのデータ送信要求の発生が連続した
回数を保持するカウンタBを設け、また、「応答返却契
機タイマ」のタイマ値及び同タイマ減算値、同タイマ加
算値、カウンタA境界値、カウンタB境界値を保持し、
通信プロトコル処理において必要な、通信相手からの受
信に対する応答あるいは送達確認の通信相手への送信契
機を決定する「応答返却契機タイマ」のタイマ値を、通
信プロトコル処理部が処理実行中に前記収集統計情報記
憶部に格納する統計収集情報、及び前記タイマ値決定用
情報記憶部内の諸保持情報等に基づき、前記タイマ値決
定手段により、システム動作中に動的に変更することと
した。
【0012】
【作用】前記タイマ値決定手段は、前記通信プロトコル
処理部の指示する契機で前記収集統計情報記憶部内及び
前記タイマ値決定用情報記憶部内の情報を更新し、ま
た、前記通信プロトコル処理部が前記タイマ制御部にタ
イマの始動を要求するのに先立ち、前記タイマ値決定手
段が前記収集統計情報記憶部内及び前記タイマ値決定用
情報記憶部内の保持情報に基づき決定する始動要求タイ
マ値を得る。
【0013】また、前記タイマ値決定手段における、通
信相手への送信に対する通信相手からの応答あるいは送
達確認の受信を監視する「応答/送達確認タイマ」のタ
イマ値決定に際し、タイムアウト発生時に送信再試行あ
るいは応答督促送信を行う場合の新たなタイマ値とし
て、前記タイマ値決定用情報記憶部内に保持されている
前記タイムアウト時に使用していたタイマ値に、同じく
前記タイマ値決定用情報記憶部内に保持されている前記
同タイマ加算値を加えたタイマ値とするとともに、新た
なタイマ値を前記タイマ値決定用情報記憶部内に格納・
保持し、タイムアウト発生なしに送信に対する応答ある
いは送達確認を通信相手から受信した場合には、以降使
用する「応答/送達確認タイマ」のタイマ値をその時の
前記タイマ値決定用情報記憶部内の保持値とする。
【0014】一方、タイムアウト発生時に行う送信再試
行回数あるいは応答督促送信回数が上限を越えた場合に
は、以降使用する「応答/送達確認タイマ」のタイマ値
を短くする。
【0015】また、前記タイマ値決定手段における、通
信相手からの受信に対する応答あるいは送達確認の通信
相手への送信契機を決定する「応答返却契機タイマ」の
タイマ値決定に際し、前記カウンタAの値が前記カウン
タA境界値を越えると、以降使用する「応答返却契機タ
イマ」のタイマ値として、前記タイマ値決定用情報記憶
部内に保持されているそれまでに使用していたタイマ値
から、同じく前記タイマ値決定用情報記憶部内に保持さ
れている前記同タイマ減算値を差し引いたタイマ値とす
るとともに、新たなタイマ値を前記タイマ値決定用情報
記憶部内に格納・保持し、前記カウンタBの値が前記カ
ウンタB境界値を越えると、以降使用する「応答返却契
機タイマ」のタイマ値として、前記タイマ値決定用情報
記憶部内に保持されているそれまでに使用していたタイ
マ値に、同じく前記タイマ値決定用情報記憶部内に保持
されている前記同タイマ加算値を加えたタイマ値とする
とともに、新たなタイマ値を前記タイマ値決定用情報記
憶部内に格納・保持する。
【0016】
【実施例】図1は、本発明による通信制御におけるタイ
マ値の自動チューニング方法を採用したデータ通信シス
テムの一例を示す概念図である。図中の符号1はデータ
通信システム、2は通信回線、3は端末、4は上位処理
部、5は通信制御部、6は通信プロトコル処理部、61
は収集統計情報記憶部、7はタイマ制御部、8はタイマ
値決定手段、81はタイマ値決定用情報記憶部を表わし
ている。
【0017】図3、図4は本発明の通信制御におけるタ
イマ値の自動チューニング方法の概念図である。また図
7はタイマ値決定用情報記憶部内のタイマ値決定用情報
を示す。以降、図3、図4及び図7に従って本発明の実
施例を説明する。 (1) 応答/送達確認タイマの場合(図3参照) S01:通信プロトコル処理部6は、上位処理部4からデ
ータ送信要求を受領する。 S02:通信プロトコル処理部6は、データ送信を実行す
る。 S03:通信プロトコル処理部6は、「応答/送達確認タ
イマ」のタイマ値t1をタイマ値決定手段8を介して、
タイマ値決定用情報記憶部81内の同タイマの保持変数
T1から取得する。 S04:通信プロトコル処理部6は、「応答/送達確認タ
イマ」のタイマ値t1をタイマ値決定手段8を介して、
タイマ値決定用情報記憶部81内の同タイマ値の退避変
数T0に格納する。 S05:通信プロトコル処理部6は、タイマ制御部7に
「応答/送達確認タイマ」の始動要求を行う。 S11:その後、ステップS02でのデータ送信に対する通
信相手からの応答/送達確認を受信しないまま「応答/
送達確認タイマ」がタイムアウトし、タイマ制御部7か
ら通信プロトコル処理部6に通知される。 S12:通信プロトコル処理部6は、再試行の要否を判定
する。 S13:再試行要の場合には、通信プロトコル処理部6の
要求に基づき、タイマ値決定手段8は、前記タイマ値保
持変数T1の内容に「応答/送達確認タイマ」加算値t
aを加えた値を、新しい「応答/送達確認タイマ」のタ
イマ値として前記T1を更新する。 S14:通信プロトコル処理部6は、前記通信相手に対
し、データ再送信/応答督促送信を実行する。 S15:通信プロトコル処理部6は、「応答/送達確認タ
イマ」のタイマ値t1をタイマ値決定手段8を介して、
タイマ値決定用情報記憶部81内の同タイマの保持変数
T1から取得する。 S16:通信プロトコル処理部6は、タイマ制御部7にタ
イマ始動要求を行う。 S21:その後、通信プロトコル処理部6が、「応答/送
達確認タイマ」のタイムアウト発生前に前記データ送信
に対する前記通信相手からの応答/送達確認を受領した
場合、 S22:通信プロトコル処理部6は、タイマ制御部7に
「応答/送達確認タイマ」の停止要求を行う。 S23:S12の判定において、送信再試行回数あるいは応
答督促送信回数の上限に到達したために再試行不要の場
合には、通信プロトコル処理部6の要求に基づき、タイ
マ値決定手段8は、前記タイマ値保持変数T1に、前記
同タイマ値の退避変数T0の内容を設定する。 (2) 応答返却契機タイマの場合(図4参照) S31:通信プロトコル処理部6は、通信相手からのデー
タを受信する。 S32:通信プロトコル処理部6は、データ送信要求の有
無を調べる。 S33:データ送信要求無の場合には、通信プロトコル処
理部6は、「応答返却契機タイマ」のタイマ値t2をタ
イマ値決定手段8を介して、タイマ値決定用情報記憶部
81内の同タイマの保持変数T2から取得する。 S34:通信プロトコル処理部6は、タイマ制御部7に
「応答返却契機タイマ」の始動要求を行う。 S35:一方、ステップS32でのチェックの結果、データ
送信要求有の場合には、通信プロトコル処理部6は、応
答を重畳させて要求データを前記通信相手に送信する。 S36:通信プロトコル処理部6は、収集統計情報記憶部
61内のカウンタAをリセットする。 S41:その後、「応答/送達確認タイマ」のタイムアウ
ト前に前記通信相手へのデータ送信要求が発生した場合
には、 S42:通信プロトコル処理部6は、タイマ制御部7に
「応答返却契機タイマ」の停止要求を行った後、ステッ
プS35へと進む。 S51:一方、前記通信相手へのデータ送信要求のないま
ま「応答返却契機タイマ」がタイムアウトし、タイマ制
御部7から通信プロトコル処理部6に通知されると、 S52:通信プロトコル処理部6は、カウンタAをインク
リメント(1加算)する。 S53:通信プロトコル処理部6からの通知により、タイ
マ値決定手段8は、カウンタAの値が同カウンタ境界値
c1より大きい場合に、タイマ値保持変数T2の保持値
から「応答返却契機タイマ」減算値tbを差し引いた値
を、新しい「応答返却契機タイマ」のタイマ値として前
記T2を更新し、カウンタAをリセットする。 S54:タイマ値決定手段8は、現在時刻timeを時刻保持
変数tに格納する。 S55:通信プロトコル処理部6は、前記通信相手に対し
応答を送信する。 S61:応答送信後、前記通信相手へのデータ送信要求が
発生すると、 S62:通信プロトコル処理部6からの通知により、タイ
マ値決定手段8は、前記時刻保持変数t設定時からの経
過時間(=time−(t))が所定値tdより小さい場合
にはカウンタBをインクリメント(1加算)し、そうで
ない場合にはカウンタBをリセットする。 S63:タイマ値決定手段8は、カウンタBの値が同カウ
ンタ境界値c2より大きい場合には、タイマ値保持変数
T2の値に「応答返却契機タイマ」加算値tcを加えた
値を、新しい「応答返却契機タイマ」のタイマ値として
前記T2を更新し、カウンタBをリセットする。 S64:その後、通信プロトコル処理部6は、要求データ
の送信を実行する。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
タイマを用いて通信プロトコルを処理する通信プロトコ
ル処理部と、通信プロトコル処理部からの要求に基づく
タイマの始動/停止や通信プロトコル処理部へのタイム
アウト通知等を行うタイマ制御部を通信制御部に含むデ
ータ通信システムにおいて、各種タイマ値を、通信プロ
トコル処理実行中の統計収集情報等に基づき、システム
動作中に動的に決定・変更することとしたため、
【0019】位アプリケーションの使い方等によって
送信情報量が変動する場合にも、連続する送信要求の発
生頻度の変動に伴う、不適切なタイマ値での「応答返却
契機タイマ」のタイムアウトによるデータ通信システム
のトータル処理性能低下を、システムの動作を停止する
こと無く、動的にタイマ値をチューンアップすることに
より防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信制御におけるタイマ値の自動チュ
ーニング方法によるデータ通信システムの一実施例を示
す。
【図2】従来の構成を示す。
【図3】本発明の場合の応答/送達確認タイマに関する
フローチャートを示す。
【図4】本発明の場合の応答返却契機タイマに関するフ
ローチャートを示す。
【図5】従来の場合の応答/送達確認タイマに関するフ
ローチャートを示す。
【図6】従来の場合の応答返却契機タイマに関するフロ
ーチャートを示す。
【図7】タイマ値決定用情報を示す。
【符号の説明】
1 データ通信システム 2 通信回線 3 端末 4 上位処理部 5 通信制御部 6 通信プロトコル処理部 61 収集統計情報記憶部 7 タイマ制御部 8 タイマ値決定手段 81 タイマ値決定用情報記憶部 9 タイマ値定義表

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ処理を行う上位処理部と、前記上
    位処理部と通信回線との間にあって前記上位処理部と前
    記通信回線を介して接続される遠隔のコンピュータある
    いは端末との間の通信制御処理を行う通信制御部とから
    構成され、 前記通信制御部は、タイマを用いて通信プロトコルを処
    理するとともにタイムアウト回数等の統計情報を収集す
    る通信プロトコル処理部と、通信プロトコル処理部から
    の要求に基づくタイマの始動/停止や通信プロトコル処
    理部へのタイムアウト通知を行うタイマ制御部と、前記
    通信プロトコル処理部の収集する統計情報を格納する収
    集統計情報記憶部とを含むデータ通信システムにおい
    て、 前記通信制御部内にタイマ値決定手段及びタイマ値決定
    用情報記憶部を設け、タイマ値決定手段は前記通信プロ
    トコル処理部の支持する契機で前記収集統計情報記憶部
    内及び前記タイマ値決定用情報記憶部内の情報を更新
    し、また、前記通信プロトコル処理部が前記タイマ制御
    部にタイマの始動を要求するのに先立ち、前記タイマ値
    決定手段が前記収集統計情報記憶部内及び前記タイマ値
    決定用情報記憶部内の保持情報に基づき決定する始動要
    求タイマ値を得るよう構成され、 かつタイマ値決定手段における、通信相手からの受信に
    対する応答あるいは送達確認の通信相手への送信契機を
    決定する「応答返却契機タイマ」のタイマ値決定に際
    し、 前記収集統計情報記憶部内に、連続して発生するタイム
    アウト回数を保持するカウンタA、及びタイムアウト後
    の一定時間内でのデータ送信要求の発生が連続した回数
    を保持するカウンタBを設け、 前記タイマ値決定用情報記憶部に、「応答返却契機タイ
    マ」のタイマ値及び同タイマ減算値、同タイマ加算値、
    カウンタA境界値、カウンタB境界値を保持し、 前記カウンタAの値が前記カウンタA境界値を越える
    と、以降使用する「応答返却契機タイマ」のタイマ値と
    して、前記タイマ値決定用情報記憶部内に保持されてい
    るそれまでに使用していたタイマ値から、同じく前記タ
    イマ値決定用情報記憶部内に保持されている前記同タイ
    マ減算値を差し引いたタイマ値とするとともに、新たな
    タイマ値を前記タイマ値決定用情報記憶部内に格納・保
    持し、 前記カウンタBの値が前記カウンタB境界値を越える
    と、以降使用する「応答返却契機タイマ」のタイマ値と
    して、前記タイマ値決定用情報記憶部内に保持されてい
    るそれまでに使用していたタイマ値に、同じく前記タイ
    マ値決定用情報記憶部内に保持されている前記同タイマ
    加算値を加えたタイマ値とするとともに、新たなタイマ
    値を前記タイマ値決定用情報記憶部内に格納・保持す
    ことを特徴とする、通信制御におけるタイマ値の自動チ
    ューニング方法。
JP4036013A 1992-02-24 1992-02-24 通信制御におけるタイマ値の自動チューニング方法 Expired - Fee Related JP2580094B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4036013A JP2580094B2 (ja) 1992-02-24 1992-02-24 通信制御におけるタイマ値の自動チューニング方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4036013A JP2580094B2 (ja) 1992-02-24 1992-02-24 通信制御におけるタイマ値の自動チューニング方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05236053A JPH05236053A (ja) 1993-09-10
JP2580094B2 true JP2580094B2 (ja) 1997-02-12

Family

ID=12457869

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4036013A Expired - Fee Related JP2580094B2 (ja) 1992-02-24 1992-02-24 通信制御におけるタイマ値の自動チューニング方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2580094B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62193344A (ja) * 1986-02-19 1987-08-25 Mitsubishi Electric Corp 通信制御装置
JPH02281853A (ja) * 1989-04-21 1990-11-19 Nec Corp タイムアウト時間設定方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05236053A (ja) 1993-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7228330B2 (en) Method for the optimization of network traffic, and associated implementation device
US6097718A (en) Snapshot routing with route aging
US6961309B2 (en) Adaptive TCP delayed acknowledgment
EP0637151B1 (en) A method and system for maintaining processing continuity to mobile computers in a wireless network
US5768531A (en) Apparatus and method for using multiple communication paths in a wireless LAN
US5274841A (en) Methods for polling mobile users in a multiple cell wireless network
CN100334894C (zh) 维持无线数据连接的方法与系统
JP2002124935A (ja) マルチキャスト配信サービスにおける再送制御方法及びシステム、再送制御装置、無線基地局及び無線端末
JPS62100044A (ja) 通信装置及び通信方法
JPH10210053A (ja) ワイアレスコンピュータネットワークの移動局
CN101796774A (zh) 在ip网络上自动检查ip链接的连接状态的方法和系统
JP4001593B2 (ja) 携帯端末機のパケット受信方法
US6338090B1 (en) Method and apparatus for selectively using input/output buffers as a retransmit vehicle in an information handling system
US6553237B1 (en) Method and apparatus for remote unit passivation
JP2003273879A (ja) 受信帯域管理方法および装置
JP2580094B2 (ja) 通信制御におけるタイマ値の自動チューニング方法
JP3906890B2 (ja) ネットワーク装置
JPH05235845A (ja) 端末収容方式
JP2580095B2 (ja) 通信制御におけるウィンドウサイズの自動チューニング方法
JPH09172434A (ja) 通信制御装置
JP3251259B2 (ja) 端末応答監視自動制御装置および端末応答監視自動制御方法
JPH04280542A (ja) 通信制御装置
JPH0832648A (ja) 通信制御装置及び通信制御方法
JP2733878B2 (ja) リモート保守監視方法
JP2921156B2 (ja) ファイル送受信装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees