JP2579882B2 - 食品の搬送処理装置 - Google Patents

食品の搬送処理装置

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JP2579882B2
JP2579882B2 JP5174928A JP17492893A JP2579882B2 JP 2579882 B2 JP2579882 B2 JP 2579882B2 JP 5174928 A JP5174928 A JP 5174928A JP 17492893 A JP17492893 A JP 17492893A JP 2579882 B2 JP2579882 B2 JP 2579882B2
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JP
Japan
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drum
food
housing
drive mechanism
rigid
Prior art date
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JP5174928A
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JPH0781728A (ja
Inventor
康裕 山地
博一 古川
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RYOSETSU KOGYO KK
Mitsubishi Electric Air Conditioning Equipment Co Ltd
Original Assignee
RYOSETSU KOGYO KK
Mitsubishi Electric Air Conditioning Equipment Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、庫体内に挿入した無端
搬送ベルトを庫体内の堅型ドラムの回転で該ドラムの周
りを螺旋状に移動させながら搬送ベルト上の任意の食品
を順次庫内で冷凍或は蒸すなどの処理を行わせるいわゆ
る食品の搬送処理装置の特に堅型ドラムの軸支構造に関
する。
【0002】
【従来技術】従来のこの種処理装置における堅型ドラム
の軸支構造は、図3のようにドラムの上下端を庫体の天
壁下面と庫体の床面とで軸承させ、かつドラムを回転さ
せる駆動機構を庫内の床面に設置する構造が採られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術で述べたドラ
ムの軸支構造は、ドラムの下端を軸承する軸受部材や該
軸受部材に支承されるドラムの下端軸部が、庫内の床面
とドラムの下端面との間の狭い隙間に邪魔物的に突出介
在するため、隙間に付着停滞したベルト上からの落下カ
スの清掃除去作業が極めて困難で、時間もかかり、しか
もこの作業は日に1回乃至数回行わねばならぬことか
ら、清掃除去作業のし易い工夫が待たれていたことは云
う迄もない。
【0004】また、堅型ドラムの駆動機構も庫内に設置
しているため、処理装置が冷凍庫の場合、駆動機構の発
熱分が冷凍能力の熱損失となっていることも否めない。
【0005】加えて、駆動機構から飛散するグリースが
食品に付着すると云う憂もあり、また駆動機構の保守点
検なども極寒の中で行わねばならぬなどの種々の課題を
有している。
【0006】そこで本発明は、ドラムの軸支手段に工夫
を加え、もって上述した庫内床面の清掃作業の安易化、
熱損失の阻止及び、保守点検の安易化を計ることを目的
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、庫体内に駆動機構によって回転する堅型ド
ラムを挿入軸支させ、該堅型ドラムの外周に、庫体内に
挿入ガイドさせた無端搬送ベルトを上記ドラムの周りを
螺旋状に移動するように係合させた食品の搬送処理装置
において、上記堅型ドラムの軸支手段が、該ドラムの上
端軸部を庫体の天壁部に片持ち状に吊下げ支持させ、上
記上端軸部を天壁の外側に設置した駆動機構に回転自在
に連結したことを要旨とするものである。
【0008】
【実施例】図1は、一例として通称スパイラルフリーザ
と呼ばれる食品の冷凍処理装置を示し、この冷凍処理装
置は下部に搬入口1を、かつ上部に搬出口2を備えた庫
体3の内部に堅型のドラム4が挿入軸支され、該ドラム
4の外周に、ドラムの回転により庫体3内に挿入ガイド
させた金属製ネットなどの無端状の搬送ベルト5がドラ
ム周りを螺旋状に移動するように係合され、そしてドラ
ム3の回転により連続移動する搬送ベルト5上に搬送口
1から任意の食品を供給し、搬送ベルト5の螺旋移動で
順次庫体3内で冷凍された食品を搬出口2から取出すこ
の種搬送処理装置の一般的形態である。
【0009】そこで、本発明の要旨構成は、ドラム4の
上端軸部6を庫体3の天壁部7に片持ち状に吊下げ支持
させ、上記上端軸部6を天壁部の外側面に設置した駆動
機構Aに回転自在に連結したものである。
【0010】上記片持ち状の吊下げ手段、及び駆動機構
Aの具体的一例としては、図2に示すように、壁部7の
外側面にケーシング8を取付け、このケーシング8内に
外周にウォームギヤー9を取付けた中空軸10をベアリ
ング11を介して回転自在に支持させ、この中空軸10
に天壁部7を貫通せしめたドラムの上端軸部6を嵌合固
着せしめ、上記ウォームギヤー9にケーシング8に軸架
したウォーム11を噛合させ、該ウォーム11をチェー
ン12などを介してモータ13に連結したものである。
【0011】
【作用】モータ13の駆動によるウォーム11の回転に
よりウォームギヤー9,中空軸10が回転し、よってド
ラム4は設定された速度で、かつ吊下げ状態で減速回転
し、ドラム4に係合した搬送ベルト5を螺旋状に移動
し、この移動過程で搬送ベルト上の食品を順次凍結処理
させるものである。また、庫体3の床面上に落下付着し
た食品のカスは、上記ドラムの下面とこれと対向する床
面との間の何もない大きな空間Sを通じて容易に清掃し
得るものである。
【0012】而して、本実施例では、特に図示しない
が、例えばドラム4の下面中心をピボット軸で受けさせ
るか、或はドラム4の下部外周に庫体3に設けた振れ止
め手段を等間隔ごとに摺接せしめ、それにより、ドラム
4の下部に生じ易いドラムの回転ブレを防がせるように
することもある。14は、ドラム4の下端に設けたベル
ト誘導用のガイドリングである。
【0013】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、次の効果
が得られる。 (a)堅型ドラムの上端軸部を庫体の天壁部に片持ち状
に吊下げ支持させたので、ドラムの下端と庫内の床面と
の間に何もない大きな空間を自ずと形成することがで
き、それにより床面に付着する食品カスの清掃除去作業
を容易に行わしめることができる。 (b)ドラムを回転させる駆動機構を庫体の天壁部外側
に設置したので、駆動機構の発熱を庫内に波及させるこ
とが全くなく、特に処理装置が冷凍庫の場合、冷凍能力
の熱損失となるのを完全に防ぐことができる。 (c)駆動機構が庫体の外部にあるので、駆動機構から
飛散するグリースを庫体内に侵入させることが全くな
く、食品の衛生的処理が可能となる。 (d)併せて駆動機構の保守点検を容易にすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】食品の搬送処理装置の縦断面図である。
【図2】同上駆動機構部の縦断正面図である。
【図3】従来の食品搬送処理装置の説明図である。
【符号の説明】
A 駆動機構 S 空間 3 庫体 4 堅型ドラム 5 無端状の搬送ベルト 6 ドラムの上端軸部 7 天壁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−64504(JP,A) 特開 昭60−213607(JP,A) 特開 昭59−223611(JP,A) 特開 平4−217504(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 庫体内に駆動機構によって回転する堅型
    ドラムを挿入軸支させ、該堅型ドラムの外周に、庫体内
    に挿入ガイドさせた無端搬送ベルトを上記ドラムの周り
    を螺旋状に移動するように係合させた食品の搬送処理装
    置において、 上記堅型ドラムの軸支手段が、該ドラムの上端軸部を庫
    体の天壁部に片持ち状に吊下げ支持させ、上記上端軸部
    を天壁の外側に設置した駆動機構に回転自在に連結した
    ことを特徴として成る食品の搬送処理装置。
JP5174928A 1993-06-22 1993-06-22 食品の搬送処理装置 Expired - Lifetime JP2579882B2 (ja)

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JPH0781728A JPH0781728A (ja) 1995-03-28
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WO2008126900A1 (ja) 2007-04-11 2008-10-23 Mayekawa Mfg. Co., Ltd. 螺旋搬送熱処理装置
CN104444186A (zh) * 2014-11-12 2015-03-25 宁夏嘉翔自控技术有限公司 一种碳素电极糊废糊利用系统

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JPH0781728A (ja) 1995-03-28

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