JP2579617Y2 - 弾球遊技機の照明部材 - Google Patents

弾球遊技機の照明部材

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JP2579617Y2
JP2579617Y2 JP4667492U JP4667492U JP2579617Y2 JP 2579617 Y2 JP2579617 Y2 JP 2579617Y2 JP 4667492 U JP4667492 U JP 4667492U JP 4667492 U JP4667492 U JP 4667492U JP 2579617 Y2 JP2579617 Y2 JP 2579617Y2
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広司 伊東
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株式会社ソフィア
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ガイドレールの遊技部
側に配設される弾球遊技機の照明部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の、ガイドレールに沿って
配設される弾球遊技機の照明部材が遊技部に装着される
際には、流下打球と衝突して破損したり、照明部材とガ
イドレールとの間に打球が挟まったりすることを避ける
と共に、打球を遊技部中央方向へと弾き返すようにする
ため、障害釘列によるガイドラインが形成されていた。
然し、近年では、このような重々しいガイドラインは排
除される傾向にあり、遊技部がスッキリとした構成とさ
れるようになった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、ガイドライ
ンの不採用で遊技部がスッキリした構成とはなるもの
の、次のような新たな問題が生じてきた。その第1は、
照明部材とガイドレールとの間に打球が挟まって球詰り
が生ずることである。その第2は、第1の問題を解消し
ようとすると、照明部材とガイドレールとの間は打球が
侵入できない間隔にしなければならないため、照明部材
の前縁、例えば、照明部材の打球流下正面側の前縁など
は必ずガイドレールに近接させた形状にせねばならず、
これが、照明部材を設計する上で、デザインの自由を奪
う障害となっていた。本考案はかかる問題の解決を目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、ガイドレール
(11)に囲まれた遊技部(10)にあって、当該ガイ
ドレールの遊技部側に配設される弾球遊技機の照明部材
(20)に於いて、上記照明部材は、上記遊技部に配設
される取付基板(21)と、当該取付基板上の前面側に
発光源(ランプ23)を覆う照明カバー(22)とを有
すると共に、当該照明カバーとガイドレールとの間に介
在し、両者との側面間隔が遊技球の径より小さい間隔と
なるよう形成された流下方向規制部材(31)を備え、
上記照明部材の前縁は、これに衝突した打球が上記遊技
部中央側寄りへとその流下方向を向かわせる形状に形成
したことを特徴とするものである。
【0005】
【考案の作用】本考案は、照明部材とガイドレールとの
間に流下方向規制部材を介在させるものであるから、両
者の間への打球の侵入を流下方向規制部材によって阻止
するだけでなく、照明部材の前縁に衝突した打球を遊技
部中央方向へと弾き返し、遊技部中央側寄りへとその打
球の流下方向を向かわせる。又、照明部材とガイドレー
ルとの間の間隙に介在させられる流下方向規制部材を、
当該間隙に応じた形状とすることによって、照明部材の
デザイン形状の設計が自由となる。
【0006】
【実施例】以下、本考案を弾球遊技機の一つであるパチ
ンコ機に適用した実施例に基づいて説明する。図1は、
パチンコ機の遊技部の正面図である。この遊技部10
は、ガイドレール11に囲まれた領域でって、その領域
内には打球の入賞を誘う各種の入賞器12や、入賞を阻
止したり打球の流路を変更させたりする風車13や障害
釘(図示省略)や、特定の入賞によって組み合わせゲー
ムを行う可変表示装置14や、可変表示装置14のゲー
ム結果に応じて、一時的に入賞率を高め、遊技者にとっ
て特別の利益状態を出現させる変動入賞装置15等が配
設されている。
【0007】本考案でいう所謂照明部材20は、遊技部
10の左右両端側に、ガイドレール11の遊技部10側
に添わせて配置されるものであり、入賞があったとか、
特別の利益状態が発生しているとかの遊技情報を可視表
示にて遊技者に知らしめるものである。
【0008】図2は、照明部材の外観斜示図である。こ
の照明部材20は、遊技部10に装着される取付基板2
1と、取付基板21上に形成される照明カバー22とを
有している。
【0009】図3は、照明部材の分解斜示図である。図
示のように、取付基板21は、その取付面側に装着され
るランプ基板22と、ランプ基板22に取り付けられる
ランプ23とを備えている。図4や図5に示すように、
ランプ23は、ランプ基板22が取付基板21の取付面
側に止着されたときには、取付基板21に穿たれたラン
プ挿入孔30に通されて取付基板21の表面側に臨む。
【0010】取付基板21の表面に臨むランプ23は照
明カバー22によって覆われる。実施例の照明カバー2
2は、主レンズ部材24と副レンズ部材25との2部材
の組み合わせ構造となっており、それぞれの部材24、
25は当該部材の適所に形成された爪26を、取付基板
21に形成された係止孔27に差し込んで、着脱自在に
止着してある。
【0011】組み合わされて照明カバー22を構成する
主レンズ部材24と副レンズ部材25とは、夫々、独立
して取付基板21に止着されるだけでなく、互いに噛み
合わされた構成とされている。実施例では、副レンズ部
材25に主レンズ部材24に及ぶ噛み合い突起28を形
成する一方、主レンズ部材24にはこの突起28を受け
入れる凹部29を形成し、先に主レンズ部材24を取付
基板21に止着した後、副レンズ部材25を止着する
際、止着の際の押し込み圧によって、突起28が凹部2
9に嵌まり込むようになっている。
【0012】図6は、照明部材20をガイドレール11
の遊技部10側に沿った所定位置に止着した状態を示す
部分拡大図である。図示のように、照明部材20とガイ
ドレール11との間に生した間隙には、打球の侵入を防
ぐ流下方向規制部材31が配設されている。実施例の流
下方向規制部材31は、取付基板21の照明カバー22
の部材24とガイドレールと11との間に介在するよ
う、取付基板21上に一体的に形成してある。この様
に、流下方向規制部材31を取付基板21と一体形成す
ると、構成部品点数が減り、取付作業や部品管理等を省
略できる。
【0013】然し、この実施例に限らず、流下方向規制
部材31を照明部材20とは別体に形成し、これを照明
部材20自体とガイドレール11との間の遊技部10の
表面に、直接、止着する構成とすることもできる。又、
流下方向規制部材31の材質は、取付基板21と一体形
成する際には取付基板21の材質と同一とせざるを得な
いが、別体に形成する際には、取付基板21と同様の材
質のものだけでなく、合成ゴムなどの弾性部材で形成す
ることもできる。又、流下方向規制部材31を別体に形
成して、これを実施例のように取付基板と一体となるよ
う組付けることもできる。
【0014】流下方向規制部材31の形状は、照明部材
20とガイドレール11との間に、流下打球が侵入して
球詰りを起こさないことを目的とするから、両者間に生
ずる間隙の形状に応じた形とする。然し、この場合、流
下方向規制部材31を、必ずしも、両者間に生ずる間隙
の全域を占めように形成する必要はない。要は、打球の
侵入による球詰りを防御可能であれば良いから、両者間
に生ずる間隙の侵入側を塞ぐ形状であればどの様な形状
であっても良い。実施例では、デザイン上、間隙のほぼ
全領域を占め、当該流下方向規制部材31と照明部材2
0(正確には主レンズ部材24)及びガイドレール11
との両側面側の間隔は、遊技球の径より小さい隙をとっ
た形状としている。
【0015】再び、図2に於いて、本考案の流下方向規
制部材31には、単に、打球の侵入を防御するだけでな
く、流下方向規制部材31に衝突した打球を遊技部10
の中央側に弾き返し、遊技部中央側寄りへとその打球の
流下方向を向かわせる機能を与えるため、当該流下方向
規制部材31の打球流下前縁側を曲面に形成してある。
実施例では、その曲面を内側に窪む凹面形状となし、遊
技球の径(11mm)に応じさせて、ガイドレール11
に沿って流下してくる打球が、その流下勢を殺がれるこ
と無く、遊技部中央側へ向かうよう形に形成している。
【0016】又、打球を遊技部中央側へと向かわせ、入
賞の機会が比較的多く与えられるいわゆる「生きる球」
とするためには、上記のように、単に、流下方向規制部
材31の前縁側だけでなく、照明部材20の前縁、実施
例では主レンズ部材24の流下打球前縁側をも、これに
衝突した打球の流下方向が遊技部中央寄りへと向くよう
に形成するとよい。そして又、この照明部材20の前縁
側の形状による、衝突打球を遊技部中央寄りへ向かわせ
る機能と協働できる形状に上記の流下方向規制部材31
の前面側を形成すると良い。実施例では、図6から良く
分かるように、照明部材20(実施例では主レンズ部材
24)の流下打球が衝突する前縁側を曲面に形成し、ガ
イドレール11に沿って流下する打球が、流下方向規制
部材31の曲面から照明部材20の前縁側の曲面とを、
一連に滑らかに続く、S字ラインとなるように形成して
いる。尚、流下方向規制部材(防御部材)31又は照明
部材20の流下打球が衝突する前縁側は、必ずしも曲面
形状でなくとも、打球を遊技部中央側へ向かわせる様な
形状で有ればどのような形状であっても良い。
【0017】
【考案の効果】本考案は、照明部材とガイドレールとの
間に、その間隙幅を塞ぐ形状とした流下方向規制部材を
介在させたるものであるから、両者の間への打球の侵入
を阻止し、当該間隙への打球の侵入による球詰りを解消
することができる。又、本考案は、照明部材の前縁を、
これに衝突した打球が遊技部中央側よりへとその流下方
向を向かわせる形状としているので、衝突した打球が遊
技部中央方向へと弾き返えして、入賞のチャンスが期待
できる所謂「生き球」を多くすることができる。又、本
考案は、流下方向規制部材だけでなく、照明部材の打球
流下前縁側をも曲面形状としているので、照明部材に衝
突する打球をも、遊技部中央方向へと弾き返えすことが
できる。更に、本考案では、照明部材とガイドレールと
の間の間隙に介在させられる流下方向規制部材を間隙に
応じた形状とすればよいから、照明部材のデザイン形状
の設計を自由に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の遊技部の正面図である。
【図2】照明部材の外観斜示図である。
【図3】照明部材の分解斜示図である。
【図4】ランプの取り付け状態を示す断面図である。
【図5】ランプの取り付け状態を示す別の箇所の断面図
である。
【図6】照明部材をガイドレールに沿った所定位置に止
着した状態を示す部分拡大図である。
【符号の説明】
10 遊技部 20 照明部材 21 取付基板 22 照明カバー 24 主レンズ部材 25 副レンズ部材 31 流下方向規制部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガイドレールに囲まれた遊技部にあっ
    て、当該ガイドレールの遊技部側に配設される弾球遊技
    機の照明部材に於いて、 上記照明部材は、上記遊技部に配設される取付基板と、
    当該取付基板上の前面側に発光源を覆う照明カバーと
    有すると共に、当該照明カバーとガイドレールとの間に
    介在し、両者との側面間隔が遊技球の径より小さい間隔
    となるよう形成された流下方向規制部材を備え、 上記照明部材の前縁は、これに衝突した打球が上記遊技
    部中央側寄りへとその流下方向を向かわせる形状に形成
    したことを特徴とする弾球遊技機の照明部材。
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