JP2579396Y2 - 作業車の故障表示装置 - Google Patents

作業車の故障表示装置

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JP2579396Y2
JP2579396Y2 JP1993043121U JP4312193U JP2579396Y2 JP 2579396 Y2 JP2579396 Y2 JP 2579396Y2 JP 1993043121 U JP1993043121 U JP 1993043121U JP 4312193 U JP4312193 U JP 4312193U JP 2579396 Y2 JP2579396 Y2 JP 2579396Y2
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貴志 諸田
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、作業車の故障表示装置
に関し、さらには故障が発生している作業車を簡単に特
定することができる作業車の故障表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】走行自在な車体の上部に、作業床を垂直
に昇降移動させる昇降支持手段を備えている高所作業車
は、屋内での内装工事や配線工事等に多く用いられる。
このような高所作業車は、大規模なビル等の作業現場に
おいてはビルの各階に高所作業車を配設することがあ
り、同様の型式のものが同時に複数台使用されることが
ある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このような状況におい
て、一台の高所作業車に故障が発生した場合、修理のた
めに現場に向かった修理担当者が、故障している高所作
業車を特定することが困難であるため捜し出すのに時間
がかかり、迅速な修理作業を行うことができないという
問題を生じることがあった。
【0004】本考案はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、故障している作業車を簡単に特定すること
のできる作業車の故障表示装置を提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の故障表示装置は、故障確認信号を送信する
送信器と、車体に取り付けられた受信器、故障状態把握
手段とを備えている。そして、故障状態把握手段により
故障状態が把握され、且つ、受信器が故障確認信号を受
信したときに車体に取り付けられた故障表示器が故障表
示を行う。
【0006】
【作用】このような故障表示装置を用いた作業車では、
修理担当者が送信器から故障確認信号を送信すると、故
障している作業車(故障状態把握手段が故障状態を把握
している作業車)は、この故障確認信号を受けると故障
表示を行うため、複数の作業車の中から故障している作
業車を簡単に特定することができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の好ましい実施例について図面
を参照しながら説明する。まず、図1には、本考案に係
る作業車の故障表示装置を備えた高所作業車10を示し
ている。この高所作業車10は、車体11に配設された
主バッテリ(図示せず)から供給される電力を利用して
走行する車体11をベースとして構成されている。車体
11の上部には、上下方向に伸縮作動するシザース型伸
縮リンク装置12が配設され、その上端部には作業床1
3が水平に支持されている。車体11には、走行用モー
タ(図示せず)によって駆動される車輪14が備えら
れ、主バッテリからの電力の供給制御(走行制御)を行
うことにより所望の方向に走行自在である。
【0008】作業床13には、作業床用手摺16が備え
られており、作業床13に搭乗した作業者および工具な
どの落下を防止するようになっている。そして、作業者
は、作業に用いる工具、設備等とともに作業床13に搭
乗し、作業床用手摺16に取り付けられた操作装置20
を操作することにより、車体11の走行制御やシザース
型伸縮リンク装置12の伸縮制御を行い、任意の高所に
移動して所望の作業を行うことができる。操作装置20
には、車体の走行制御等を行う操作レバー21の他、故
障発見スイッチ22および、故障表示器23が取り付け
られている。この故障発見スイッチ22は請求の範囲に
記載の「故障状態把握手段」を構成するものである。ま
た、故障表示器23には、作動時に点灯する表示灯とブ
ザーが備えられ、車体11には、詳細を後述する送信器
からの信号を受信する受信器15が取り付けられてい
る。
【0009】上記のように構成された高所作業車10に
おいて、故障が発生した場合の操作について図2を加え
て説明する。作業床13に搭乗して作業を行っていた作
業者が高所作業車10の故障を発見した場合には、作業
車を停止させると共に故障発見スイッチ22をオン操作
する。故障発見スイッチ22がオン操作されると、車体
11に備えられた補助バッテリ24から受信器15に作
動用の電力が供給され、受信器15が受信可能な状態と
なると共に、コントローラ25にも作動用の電力が供給
される。以下この状態を故障表示可能状態と称する。こ
れにより、高所作業車10における故障箇所が主バッテ
リである場合をはじめ、作業車の停止時の安全を確保す
るために主バッテリからの電力の供給を遮断した場合で
あっても、受信器15およびコントローラ25の作動を
確保することができ、故障表示可能状態を維持すること
ができる。
【0010】そして、故障車両が置いてある作業現場に
修理担当者が到着し、持参した送信器30をオン操作す
ると、送信器30は故障確認信号を送信する。この送信
器30は、電波あるいは光信号等によって故障確認信号
を送信するように構成されている。そして、故障表示可
能状態にある故障車両に取り付けられた受信器15が故
障確認信号を受信すると、その受信信号はコントローラ
25に送信される。コントローラ25は、シザース型伸
縮リンク装置12に配設された配線により故障表示器2
3に表示信号を送信する。故障表示器23は、表示灯の
点灯、あるいはブザーを鳴らすことにより、修理担当者
に故障車両の存在を認識させことができる。なお、故障
表示として表示灯を点灯させるかブザーを鳴らすか、あ
るいは、両方行うかの選択は送信器30により選択可能
であり、作業現場の環境に応じた表示を行うことができ
る。
【0011】上記のように構成された作業車の故障表示
装置によれば、高所作業車の故障を発見した作業者がい
ちいち修理担当者に故障車両の特定を行う必要がなくな
ると共に、同型式の作業車を複数使用している作業現場
において、故障車両を容易に捜すことができる。また、
故障を発見した作業者が、故障発見スイッチ22をオン
操作した場合にのみ故障表示可能状態となるため、補助
バッテリ24の不必要な電力の消費を抑えることができ
ると共に、修理担当者が持つ送信器30からの故障確認
信号の送信時のみに故障表示器23による故障表示を行
うため、補助バッテリ24の容量も少ないものでよい。
【0012】なお、上記の実施例においては、故障状態
把握手段として故障を発見した作業者がオン操作する故
障発見スイッチを用いることとしているが、本考案はこ
の実施例に限られるものではない。例えば、高所作業車
における各作動部分に、作動が正常に行われているか否
かを検出する故障検出手段を取り付け、この故障検出手
段がいずれかの作動部分の故障を検出した場合に前記故
障発見スイッチをオン操作したと同様の操作を行う検出
手段を設けることにより、当該高所作業車を自動的に故
障表示可能状態とすることができる。また、各故障検出
手段からの検出信号を車体に取り付けた表示装置等に表
示することにより、修理担当者に個別の故障箇所表示を
行うことも可能であり、修理作業の作業効率をさらに向
上させることができる。
【0013】
【考案の効果】以上のように、本考案に係る作業車の故
障表示装置は、修理担当者の持つ送信器から送信された
故障確認信号を、車体に取り付けられた受信器が受信
し、且つ故障状態把握手段により故障状態が把握されて
いたときは車体に取り付けられた故障表示器が故障表示
を行う。これにより、修理担当者は、複数の作業車を使
用している現場において、故障状態にある作業車を容易
に捜し出すことができ、迅速な修理作業を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る作業車の故障表示装置を備えた高
所作業車の側面図である。
【図2】上記故障表示装置の作動を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
11 車体 13 作業床 14 車輪 15 受信器 20 操作装置 22 故障発見スイッチ 23 故障表示器 30 送信器

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 故障確認信号を送信する送信器と、 車体と、 この車体に取り付けられた故障状態把握手段と、 前記車体に取り付けられた受信器と、 前記車体に取り付けられ、前記故障状態把握手段により
    故障状態が把握され、且つ、前記受信器が故障確認信号
    を受信したときに故障表示を行う故障表示器とを有する
    ことを特徴とする作業車の故障表示装置。
JP1993043121U 1993-07-12 1993-07-12 作業車の故障表示装置 Expired - Fee Related JP2579396Y2 (ja)

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JPH079900U JPH079900U (ja) 1995-02-10
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002308596A (ja) * 2001-04-17 2002-10-23 Tadano Ltd 作業車における作業機格納姿勢確認装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002308596A (ja) * 2001-04-17 2002-10-23 Tadano Ltd 作業車における作業機格納姿勢確認装置

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JPH079900U (ja) 1995-02-10

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