JP2579098Y2 - 仮止ボルト - Google Patents

仮止ボルト

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JP2579098Y2
JP2579098Y2 JP1992062335U JP6233592U JP2579098Y2 JP 2579098 Y2 JP2579098 Y2 JP 2579098Y2 JP 1992062335 U JP1992062335 U JP 1992062335U JP 6233592 U JP6233592 U JP 6233592U JP 2579098 Y2 JP2579098 Y2 JP 2579098Y2
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fixing bolt
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友明 鴻上
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Daiwa House Industry Co Ltd
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Daiwa House Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主として建築部材の組
立工事に使用される仮止ボルトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築部材の組立工事においては、組み立
てる鉄骨柱や鉄骨梁、外壁パネル等の建築部材22・2
3に開けられた螺子孔24・25を重ね合わせ、シノや
ボルトを重ね合わせた孔24・25に差し込んで建築部
材間22・23を仮止めし、又、螺子山の刻設されてい
ない孔24・25の開けられた建築部材22・23では
孔24・25を合わせてから万力29によって部材間2
2・23を仮止めし、その仮止め状態において部材をず
らす等して仮組立てする建築部材間の位置合わせを行
い、その後、それらの重ね合わせた孔に差し込んだボル
トを本締めして建築部材を組み立てている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】かかる従来工法では、
建築部材間の接合位置調整のために差し込まれるシノに
よって重ね合わせた孔が傷付けられ、又、仮止めに用い
たボルトが孔から外れなくなったり、そのボルトの螺子
山が傷め付けられたりしている。
【0004】又、万力29は足場の高い所での建築部材
間22・23の仮止めには使い難い。
【0005】そして又、建築部材の重ね合わせた孔24
・25の位置から建築部材22・23の端縁に到る距離
の大きい場合や、重ね合わせた部材22・23があまり
厚い場合には、建築部材間22・23の仮止めに万力2
9が使えなくなる場合もある。
【0006】そこで本考案は、重ね合わされる建築部材
の組立用孔に挿抜自在に差し込んで建築部材間を仮止め
することの出来る仮止ボルトを提供しようとするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案に係る仮止ボルト
20は、後端側にナット11の螺着する螺子山12を有
する円形断面の仮止ボルト本体13に、その軸芯A−A
から扁心し軸芯A−Aに平行な貫通孔14を開けて桿状
部材15を通し、仮止ボルト本体13の両端から突き出
た桿状部材15の両端16・17に貫通孔14の孔径よ
りも大きい爪部材18・19を取り付け、仮止ボルト本
体13の先端側の爪部材18の大きさを仮止ボルト本体
13の断面と同じかそれよりも小さくし、且つ、桿状部
材15の軸芯B−Bから先端側の爪部材18の周縁に到
る最大寸法Xを桿状部材15の軸芯B−Bから仮止ボル
ト本体13の周縁に到る最小寸法Yよりも大きくしたこ
とを特徴とするものである。
【0008】この仮止ボルト20は、仮止めすべき二つ
の建築部材22・23の重ね合わされた二つの孔24・
25に、先端側の爪部材18が突き出るまで押し込み、
その突き出た状態において後端側の爪部材19を約18
0度回す。
【0009】そうすると先端側の爪部材18も180度
回転し、爪部材18の側面26が、仮止ボルト本体13
の側面27から突き出し、爪部材18が突き出した孔2
5の周縁28に引っ掛かる。そのときナット11を締め
れば、二つの建築部材22・23は先端側の爪部材18
とナット11の間に挟み込まれて仮止めされる。
【0010】その場合、先端側の爪部材18を突き出す
方向に建築部材22・23から桿状部材15へと反力が
作用するが、後端側の爪部材18が貫通孔14よりも大
きいので、かかる反力によって桿状部材15が貫通孔1
4から抜け出すことはない。
【0011】後端側の爪部材19は、それによって桿状
部材15を貫通孔内14で回し易いようにするため、モ
ンキーやドライバー等に係合し易い形状21にしておく
とよい。図示する実施例では、その形状21が指先やペ
ンチで把持し得る恰好になっているが、その形状21
は、ドライバーの差し込める軸芯B−Bに直交する貫通
孔としてもよいし、或いは、軸芯B−B方向に窪んだド
ライバーに係合する係合窪としてもよい。
【0012】仮止ボルト20を外すときは、ナット11
を緩め、後端側の爪部材19を回して先端側の爪部材1
8の側面26を仮止ボルト本体13の側面27から引っ
込め、仮止ボルト20を孔から抜き取る。
【0013】
【考案の効果】本考案に係る仮止ボルト20は、孔に差
し込んで爪部材19を回すだけで二つの建築部材22・
23を軽く仮止めすることが出来、その後、ナット11
を締めれば確りと仮止めされることになる。
【0014】このように仮止ボルト20を孔24・25
に差し込んで爪部材19を回すだけで建築部材22・2
3を一時的に軽く仮止めすることが出来るので、工場生
産住宅の組立作業において、その組み立てるパネル等の
建築部材(22・23)を瞬時に仮止めしたい場合に頗
る好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る仮止ボルトの使用状態での斜視図
である。
【図2】本考案に係る仮止ボルトの使用状態での側面図
である。
【図3】本考案に係る仮止ボルトの使用状態での側面図
である。
【図4】万力によって仮止めされた建築部材の断面側面
図である。
【符号の説明】
11 ナット 12 螺子山 13 仮止ボルト本体 14 貫通孔 15 桿状部材 16 先端 17 後端 18 爪部材 19 爪部材 20 仮止ボルト 21 形状 22 建築部材 23 建築部材 24 孔 25 孔 26 爪部材の側面 27 本体の側面 28 周縁 29 万力

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後端側にナット11の螺着する螺子山1
    2を有する円形断面の仮止ボルト本体13に、その軸芯
    A−Aから扁心し軸芯A−Aに平行な貫通孔14を開け
    て桿状部材15を通し、仮止ボルト本体13の両端から
    突き出た桿状部材15の両端16・17に貫通孔14の
    孔径よりも大きい爪部材18・19を取り付け、仮止ボ
    ルト本体13の先端側の爪部材18の大きさを仮止ボル
    ト本体13の断面と同じかそれよりも小さくし、且つ、
    桿状部材15の軸芯B−Bから先端側の爪部材18の周
    縁に到る最大寸法Xを桿状部材15の軸芯B−Bから仮
    止ボルト本体13の周縁に到る最小寸法Yよりも大きく
    したことを特徴とする仮止ボルト。
  2. 【請求項2】 前掲請求項1に記載の仮止ボルト本体1
    3の後端側17の爪部材19が、桿状部材15を軸芯B
    −Bの回りに回転させるためのモンキーやドライバー等
    の工具に係合する形状21になっていることを特徴とす
    る前掲請求項1に記載の仮止ボルト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH077610Y2 (ja) * 1991-03-06 1995-02-22 株式会社新来島どっく 両側締付ボルト

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JPH0618715U (ja) 1994-03-11

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