JP2578997Y2 - レーザポインターの環状スイッチ - Google Patents
レーザポインターの環状スイッチInfo
- Publication number
- JP2578997Y2 JP2578997Y2 JP1992088881U JP8888192U JP2578997Y2 JP 2578997 Y2 JP2578997 Y2 JP 2578997Y2 JP 1992088881 U JP1992088881 U JP 1992088881U JP 8888192 U JP8888192 U JP 8888192U JP 2578997 Y2 JP2578997 Y2 JP 2578997Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- cylinder
- outer cylinder
- laser pointer
- rubber cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はレーザポインターに関
し、特にそのスイッチに関する
し、特にそのスイッチに関する
【0002】
【従来の技術】従来のレーザポインターのスイッチは一
般に押しボタンスイッチが一定位置に設けられ、この位
置のスイッチを押すことにより、レーザを発生させて離
れた位置の図形等の目標物を指示していた。
般に押しボタンスイッチが一定位置に設けられ、この位
置のスイッチを押すことにより、レーザを発生させて離
れた位置の図形等の目標物を指示していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、この押しボタ
ンスイッチは一定の位置に設けられているので、必ずそ
の場所でしか操作出来ない。
ンスイッチは一定の位置に設けられているので、必ずそ
の場所でしか操作出来ない。
【0004】本考案は上述の問題を解決して、スイッチ
の設けられた円周上ならばどの位置でも操作出来るレー
ザポインターを提供することを課題とする。
の設けられた円周上ならばどの位置でも操作出来るレー
ザポインターを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、レーザーポインターにおいて、絶縁性の円筒形の
外筒1に嵌合したゴム円筒51と、前記外筒1で前記ゴ
ム円筒51が嵌合している位置の外周に貼付された一対
の櫛形回路41がプリントされたフレキシブル基板4と
よりなり、ゴム円筒51は両端が外筒1に嵌合し、中間
部は外筒1に貼付されたフレキシブル基板4と離隔して
この部分の中央部に環状の弾性導体52が貼付してある
環状スイッチ5を設けたものである。
めに、レーザーポインターにおいて、絶縁性の円筒形の
外筒1に嵌合したゴム円筒51と、前記外筒1で前記ゴ
ム円筒51が嵌合している位置の外周に貼付された一対
の櫛形回路41がプリントされたフレキシブル基板4と
よりなり、ゴム円筒51は両端が外筒1に嵌合し、中間
部は外筒1に貼付されたフレキシブル基板4と離隔して
この部分の中央部に環状の弾性導体52が貼付してある
環状スイッチ5を設けたものである。
【0006】
【作用】ゴム円筒51の任意の位置を押すと、ゴムと共
にその内側に貼付してある弾性導体52が外筒1の方向
に押され、この位置に貼付されているフレキシブル基板
4の一対の櫛形回路41が弾性導体で短絡され、スイッ
チオンの状態となる。
にその内側に貼付してある弾性導体52が外筒1の方向
に押され、この位置に貼付されているフレキシブル基板
4の一対の櫛形回路41が弾性導体で短絡され、スイッ
チオンの状態となる。
【0007】又、ゴム円筒51の押圧を解除すると、ゴ
ム円筒51及び弾性導体52はそれぞれの弾性により元
の位置に復帰して櫛形回路41とは離隔状態となり、ス
イッチオフの状態となる。
ム円筒51及び弾性導体52はそれぞれの弾性により元
の位置に復帰して櫛形回路41とは離隔状態となり、ス
イッチオフの状態となる。
【0008】
【実施例】図1は本考案の環状スイッチの拡大断面図
で、(イ)はスイッチオフの状態図、(ロ)は外側から
押圧された状態のスイッチオンの状態図、図2はフレキ
シブル基板のパターンの拡大図で、(イ)は図1(イ)
示の複数個所にスイッチ部を設ける複数回路の場合のパ
ターン、(ロ)は単一回路のスイッチ部のパターン、図
3はレーザポインターの一例の断面図、図4は要部の拡
大断面図である。
で、(イ)はスイッチオフの状態図、(ロ)は外側から
押圧された状態のスイッチオンの状態図、図2はフレキ
シブル基板のパターンの拡大図で、(イ)は図1(イ)
示の複数個所にスイッチ部を設ける複数回路の場合のパ
ターン、(ロ)は単一回路のスイッチ部のパターン、図
3はレーザポインターの一例の断面図、図4は要部の拡
大断面図である。
【0009】本考案のレーザポインターは図3の断面図
に示すように、全体の形状は筒形で、先端側はレーザー
発生部、後端側は電源用の電池収納部で構成されてい
る。
に示すように、全体の形状は筒形で、先端側はレーザー
発生部、後端側は電源用の電池収納部で構成されてい
る。
【0010】レーザ発生部は外筒1の先端にレンズ2を
設け、その奥にレーザ発生用の半導体3が設けてある。
この半導体3の後側にレーザ発生回路を形成したフレキ
シブル基板4が設けてあり、その後端は延伸して外筒1
の孔1aから環状スイッチ5の部分の外筒1の外側に貼
付してある。
設け、その奥にレーザ発生用の半導体3が設けてある。
この半導体3の後側にレーザ発生回路を形成したフレキ
シブル基板4が設けてあり、その後端は延伸して外筒1
の孔1aから環状スイッチ5の部分の外筒1の外側に貼
付してある。
【0011】環状スイッチ5は本考案の主要部分で、外
筒1に嵌合しているゴム円筒51と、このゴム円筒51
の内面の中間に全周にわたって貼付してある金属又は導
電性ゴム等の弾性導体52とよりなる。
筒1に嵌合しているゴム円筒51と、このゴム円筒51
の内面の中間に全周にわたって貼付してある金属又は導
電性ゴム等の弾性導体52とよりなる。
【0012】ゴム円筒51の内面は両端は外筒1に嵌合
する保持部53となって中間部を外筒1の表面から一定
距離だけ離隔するように構成されている。この保持部5
3の中央側にはそれぞれ全周にわたって突堤54が設け
られ、外筒1の表面に貼付されているフレキシブル基板
4の表面に接触してゴム円筒51の中間部の内面がフレ
キシブル基板4から完全に離隔するように構成してあ
る。
する保持部53となって中間部を外筒1の表面から一定
距離だけ離隔するように構成されている。この保持部5
3の中央側にはそれぞれ全周にわたって突堤54が設け
られ、外筒1の表面に貼付されているフレキシブル基板
4の表面に接触してゴム円筒51の中間部の内面がフレ
キシブル基板4から完全に離隔するように構成してあ
る。
【0013】この完全に離隔されているゴム円筒51の
内面の中央には全周にわたって金属又は導電性ゴム等の
弾性導体52が貼付してあり、常時はこの部分に貼付さ
れているフレキシブル基板4の櫛形回路41と一定の距
離で離隔されている。この状態を示すものが図1(イ)
である。
内面の中央には全周にわたって金属又は導電性ゴム等の
弾性導体52が貼付してあり、常時はこの部分に貼付さ
れているフレキシブル基板4の櫛形回路41と一定の距
離で離隔されている。この状態を示すものが図1(イ)
である。
【0014】フレキシブル基板4のレーザ発振回路の半
導体側の回路は半導体3の端子に接続されており、他端
側は基板が延伸して外筒1の孔1aから外周に引き出さ
れ、かつゴム円筒51の部分で外筒1の外面に貼付され
ている。
導体側の回路は半導体3の端子に接続されており、他端
側は基板が延伸して外筒1の孔1aから外周に引き出さ
れ、かつゴム円筒51の部分で外筒1の外面に貼付され
ている。
【0015】このゴム円筒51部分のフレキシブル基板
4のパターンは図2に示すように一対の櫛形回路41の
櫛の歯が交互に配列されるように形成されており、この
歯の部分の上側(表側)に弾性導体52が離隔状態で配
置されている。
4のパターンは図2に示すように一対の櫛形回路41の
櫛の歯が交互に配列されるように形成されており、この
歯の部分の上側(表側)に弾性導体52が離隔状態で配
置されている。
【0016】図2の(イ)はスイッチ部が一回路の場合
で、櫛の歯が全周にわたって配列されており、どの部分
を押しても同様にスイッチをオン状態とすることが出来
る。又、(ロ)は複数個のスイッチ(図1では4個)を
設けた例で、この場合は押す位置によって異なったスイ
ッチをオン状態とすることも出来る。
で、櫛の歯が全周にわたって配列されており、どの部分
を押しても同様にスイッチをオン状態とすることが出来
る。又、(ロ)は複数個のスイッチ(図1では4個)を
設けた例で、この場合は押す位置によって異なったスイ
ッチをオン状態とすることも出来る。
【0017】なお、外筒1の後端側の電池収納部は従来
例と同じであるので、説明は省略する。
例と同じであるので、説明は省略する。
【0018】このスイッチの操作はゴム円筒51の軸方
向の中央部分を押圧することによって、図1(ロ)に示
すようにゴム円筒51は弾性導体52と共に押し下げら
れ、弾性導体52はフレキシブル基板4の一対の櫛形回
路41を短絡することになり、両側の櫛形回路41は接
続されてスイッチオンとなる。
向の中央部分を押圧することによって、図1(ロ)に示
すようにゴム円筒51は弾性導体52と共に押し下げら
れ、弾性導体52はフレキシブル基板4の一対の櫛形回
路41を短絡することになり、両側の櫛形回路41は接
続されてスイッチオンとなる。
【0019】又、押圧を解除すると、ゴム円筒51及び
弾性導体52は自分の弾性により元の位置に復帰し、櫛
形回路41から離隔してスイッチオフとなる。
弾性導体52は自分の弾性により元の位置に復帰し、櫛
形回路41から離隔してスイッチオフとなる。
【0020】なお、図2(イ)の回路ではどの位置を押
しても同じ接続状態であるが、同図(ロ)の場合は押す
位置により異なったスイッチを操作することになり、更
に複雑な動作をさせることも出来る。
しても同じ接続状態であるが、同図(ロ)の場合は押す
位置により異なったスイッチを操作することになり、更
に複雑な動作をさせることも出来る。
【図1】本考案の環状スイッチの拡大断面図で、(イ)
はスイッチオフの状態図、(ロ)は外側から押圧された
状態のスイッチオンの状態図である。
はスイッチオフの状態図、(ロ)は外側から押圧された
状態のスイッチオンの状態図である。
【図2】フレキシブル基板のパターンの拡大図で、
(イ)は単一回路のスイッチ部のパターン、(ロ)は図
1(イ)示の複数個所にスイッチ部を設ける複数回路の
場合のパターンである。
(イ)は単一回路のスイッチ部のパターン、(ロ)は図
1(イ)示の複数個所にスイッチ部を設ける複数回路の
場合のパターンである。
【図3】レーザポインターの一例の断面図である。
【図4】要部の拡大断面図である。
1 外筒 4 フレキシブル基板 41 櫛形回路 5 環状スイッチ 51 ゴム円筒 52 弾性導体 53 保持部 54 突堤
Claims (1)
- 【請求項1】 レーザーポインターにおいて、円筒形の
外筒に嵌合したゴム円筒と、前記外筒で前記ゴム円筒が
嵌合している位置の外周に貼付され、一対の櫛形回路が
プリントされたフレキシブル基板とよりなり、前記ゴム
円筒は両端が前記外筒に嵌合し、中間部は前記外筒に貼
付された前記フレキシブル基板と離隔してこの部分の中
央部に環状の弾性導体が貼付してあることを特徴とする
レーザポインターの環状スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992088881U JP2578997Y2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | レーザポインターの環状スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992088881U JP2578997Y2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | レーザポインターの環状スイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0654159U JPH0654159U (ja) | 1994-07-22 |
JP2578997Y2 true JP2578997Y2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=13955346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992088881U Expired - Lifetime JP2578997Y2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | レーザポインターの環状スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2578997Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108540892B (zh) * | 2018-06-11 | 2019-12-13 | 抚州华冠电子科技有限公司 | 一种无方向按动的柔性减震耳机线控 |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP1992088881U patent/JP2578997Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0654159U (ja) | 1994-07-22 |
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