JPH0241793Y2 - - Google Patents

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JPH0241793Y2
JPH0241793Y2 JP1984158095U JP15809584U JPH0241793Y2 JP H0241793 Y2 JPH0241793 Y2 JP H0241793Y2 JP 1984158095 U JP1984158095 U JP 1984158095U JP 15809584 U JP15809584 U JP 15809584U JP H0241793 Y2 JPH0241793 Y2 JP H0241793Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 この考案は、メンブレンスイツチに関し、特に
照光式メンブレンスイツチに関するものである。
(b) 従来の技術 周知のとおり、メンブレンスイツチは上層シー
トに形成された可動接点と、下層シートに形成さ
れた固定接点とを、スペーサシートによりその厚
みで隔てて対向させ、上層シートを手指にて押し
下げることによつて可動接点と固定接点を接触導
通させるようにし接点出力を送出するように構成
されてなるものであるが、このようなメンブレン
スイツチの操作確認の手段としては、接点出力を
利用しての発光ダイオードランプ等による点灯表
示が一般的であるが、例えば実開昭57−92936号
公報に見られるようにエレクトロルミネセントラ
ンプのような発光パネルを利用すれば、視認性の
良い面照光表示が可能となり、かつ薄形に構成す
ることが可能である。
(c) 考案が解決しようとする問題点 ところで上述のようなメンブレンスイツチの操
作確認のための表示手段としてエレクトロルミネ
セントランプを使用するには、比較的高圧の大電
流を開閉する接点を必要とし、また低圧微小電流
を開閉するメンブレンスイツチ接点出力信号への
ノイズ的影響を考慮しなければならない等の問題
を含んでいる。
この考案は、それらの問題点を解決し、面照光
が可能でかつノイズ的影響も防止できるような照
光式メンブレンスイツチを、大形化することなく
実現することを目的とするものである。
(d) 問題点を解決するための手段 この考案は、接点部を構成する可動接点と固定
接点をそれぞれフレキシブル配線シート上対向部
位に形成してなる上層シートおよび下層シートを
前記両接点間を所定間隔にて保持するスペーサを
介して積層し、前記上層シートの押し下げにより
前記接点部を導通させて接点出力信号を送出する
ように構成してなるメンブレンスイツチにおい
て、軸部が前記上層シートおよび下層シートの接
点部近傍空所に挿通され、かつ上部の鍔部が前記
上層シート上面に載置されてなる押動子を挿設す
るとともに、前記押動子下方でかつプリント基板
上にドーム状反転ばねを介在させ、この反転ばね
下方の前プリント基板上部位に前記反転ばねによ
り接触導通して補助接点出力信号を送出し得る補
助接点部を形設し、この補助接点部の導通によつ
て発光表示するエレクトロルミネセントランプを
前記押動子鍔部周縁空所に配設して表面シートに
て被覆するとともに、前記下層シートと前記プリ
ント基板間にシールド板を介在させて、照光式メ
ンブレンスイツチを構成したことを特徴としてい
る。
以下、この考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
図は、この考案に係る照光式のメンブレンスイ
ツチSの接点部を示す概略断面図である。
図において、1は表面シート、2はスペーサシ
ート、3は上層シート、4はスペーサシート、5
は下層シート、6はシールド板、7,8はスペー
サシート、9はプリント基板である。上層シート
3および下層シート5は、例えばポリエステルフ
イルム上に銀とカーボンのスクリーン印刷により
接点および導線を形成したフレキシブルな配線シ
ートからなり、上層シート3下面には環状の可動
接点3aが、また下層シート5上面には同じく環
状の固定接点5aがそれぞれ対向部位に形成され
ている。この環状の可動接点3aおよび固定接点
5aの各中央部にはそれぞれ貫孔3bおよび5b
が形成されている。上層シート3と下層シート5
間にはスペーサシート4が介在されており、可動
接点3aと固定接点5aからなる接点部に対応す
る箇所に貫孔4aが明けられ、この部分において
両接点3a,5aは上層シート3の非押圧状態時
にスペーサシート4の厚みで一定に対向保持され
ている。下層シート5下面にはシールド板6およ
びスペーサシート7が順に積層され、それぞれ下
層シート5の貫孔5bに対応する箇所に貫孔6a
および7aが明けられている。また上層シート3
上面にはスペーサシート2を介して表面シート1
が積層れており、スペーサシート2には貫孔2a
が明けられている。そしてこの貫孔2aによる空
所内において上層シート3上面に載置された鍔部
10aを有し、その下部の軸部10bが上層シー
ト3、スペーサシート4、下層シート5、シール
ド板6、スペーサシート7にそれぞれ形成された
貫孔3b,4a,5b,6a,7aからなる空所
に挿通されてなる押動子10が接点部近傍に嵌挿
されている。また押動子10の軸部10b先端部
10c下方には、スペーサシート7下面に積層さ
れたスペーサシート8の貫孔8aとさらにスペー
サシート8下面に積層されたプリント基板9とに
よつて形成された凹所にドーム状の反転ばね11
が嵌挿されている。この反転ばね11の頂部11
a下方、プリント基板9上には補助接点9aが形
成されており、一方反転ばね11の基部11b近
傍には、同じくプリント基板9上に補助接点9b
が形成され、したがつて銅合金に銀めつきされて
なる反転ばね11が反転した際にこの反転ばね1
1により補助接点9a,9b間が橋絡されて導通
されるようにしてなるものである。なお接点9
a,9bはそれぞれプリント基板9の下面に導出
されている。表面シート1と上層シート3間にス
ペーサシート2の貫孔2aによつて形成される空
所には、押動子10の鍔部10a周縁にて囲繞さ
れる部分を除去した薄形状のエレクトロルミネセ
ントランプ(ELランプ)12が嵌挿されている。
このELランプ12の電源端子12a,12bは
上層シート3、スペーサシート4、下層シート
5、シールド板6、スペーサシート7,8を挿通
してプリント基板9の下面にてそれぞれ導線(図
示せず)に接続されてなる。すなわち端子12a
は導線により補助接点9bに接続され反転ばね1
1を介して補助接点9aから外部電源接続用端子
(図示せず)を経て外部電源に接続され、一方端
子12bは導線により直接外部電源接続用端子
(図示せず)を経て外部電源に接続される。この
ようにして照光式のメンブレンスイツチSが構成
されている。なお上述の接点3a,5aは環状形
状に限定されることはなく種々の形状が考えられ
る。また押動子10の形状もこの考案の要旨を逸
脱しない範囲で種々形成可能であることはもちろ
んである。さらにまた補助接点9bは反転ばね1
1の基部11bから直接端子を延出することによ
つて反転ばね11そのものを一方の補助接点とし
て代用することも可能である。またシールド板6
は一面にアルミニウム等が蒸着されたフレキシブ
ル配線シートで代用することが可能である。
(e) 作用 上述のような構成で、表面シート1の上面操作
部分の押圧により、押動子10は表面シート1と
ともに下方へ押し下げられて、さらに押動子10
の鍔部10a下面に当接している上層シート3の
接点部分を下方へ押し下げ、、可動接点3aは下
層シート5上の固定接点5aと接触し導通され
る。
そして可動接点3aおよび固定接点5aから導
出される導線(図示せず)により接点信号が送出
されることになる。一方押動子10の先端部10
cはその下端にて当接している反転ばね11の頂
部11aを押し下げ、反転ばね11を凹んだ状態
にスナツプ動作で反転させる。この時手指には反
転ばね11の反転動作が伝わるためクリツク感が
得られることになる。また反転ばね11が凹状態
に反転した際には、その頂部11a下面部分にて
プリント基板9上の補助接点9aと接触導通し、
さらに反転ばね11の基部11b部分においても
補助接点9bと接触導通し、したがつて補助接点
9a,9b間は反転ばね11を介して導通され
る。
すなわちELランプ12にはその電源端子12
a,12b間において電源(例えばAC100V,
400Hzが印加されることになり所定色で発光する
ことになる。そしてシールド板6が挿入されてい
ることにより、接点3a,5a間にて開閉される
微小信号へのELランプ12の電源によるノイズ
的影響を防止することができることになる。
なお、シールド板6はアースされて使用され
る。
(f) 考案の効果 この考案は、上述したように、薄形シート状の
エレクトロルミネセントランプをクリツク感を得
るようにするための反転ばねを利用した補助接点
出力にて点灯表示させるようにしているので、高
圧大電流用の接点を別途外部に設ける必要がな
く、またエレクトロルミネセントランプ採用によ
る微弱なメンブレンスイツチ接点出力信号へのノ
イズ的影響も、接点部と補助接点部間にシート状
のシールド板を挿設するように構成しているた
め、防止することができ、したがつて、スイツチ
操作の際、操作確認のための発光表示手段として
視認性の良いエレクトロルミネセントランプの使
用が可能となるとともに、この種照光式メンブレ
ンスイツチを大形化することなく形成することが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
図は、この考案に係るメンブレンスイツチの接
点部を示す概略断面図である。 1…表面シート、2,4,7,8…スペーサシ
ート、3…上層シート、3a…可動接点、5…下
層シート、5a…固定接点、6…シールド板、9
…プリント基板、9a,9b…補助接点、10…
押動子、10a…鍔部、10b…軸部、11…反
転ばね、12…エレクトロルミネセントランプ
(ELランプ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 接点部を構成する可動接点と固定接点をそれぞ
    れフレキシブル配線シート上対向部位に形成して
    なる上層シートおよび下層シートを前記両接点間
    を所定間隔にて保持するスペーサを介して積層
    し、前記上層シートの押し下げにより前記接点部
    を導通させて接点出力信号を送出するように構成
    してなるメンブレンスイツチにおいて、軸部が前
    記上層シートおよび下層シートの接点部近傍空所
    に挿通され、かつ上部の鍔部が前記上層シート上
    面に載置されてなる押動子を挿設するとともに、
    前記押動子下方でかつプリント基板上にドーム状
    反転ばねを介在させ、この反転ばね下方の前記プ
    リント基板上部位に前記反転ばねにより接触導通
    して補助接点出力信号を送出し得る補助接点部を
    形設し、この補助接点部の導通によつて発光表示
    するエレクトロルミネセントランプを前記押動子
    鍔部周縁空所に配設して表面シートにて被覆する
    とともに、前記下層シートと前記プリント基板間
    にシールド板を介在させて構成したことを特徴と
    する照光式メンブレンスイツチ。
JP1984158095U 1984-10-18 1984-10-18 Expired JPH0241793Y2 (ja)

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JPS6171921U JPS6171921U (ja) 1986-05-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5792936U (ja) * 1980-11-28 1982-06-08
JPS5798640U (ja) * 1980-12-09 1982-06-17
JPS58150232U (ja) * 1982-03-31 1983-10-08 アルプス電気株式会社 押釦スイツチ

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