JP2578368B2 - 監視すべき負荷を含む回路の検出兼エネルギ供給装置 - Google Patents

監視すべき負荷を含む回路の検出兼エネルギ供給装置

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JP2578368B2
JP2578368B2 JP1092005A JP9200589A JP2578368B2 JP 2578368 B2 JP2578368 B2 JP 2578368B2 JP 1092005 A JP1092005 A JP 1092005A JP 9200589 A JP9200589 A JP 9200589A JP 2578368 B2 JP2578368 B2 JP 2578368B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、監視すべき負荷を含む回路の検出兼エネル
ギ供給装置に関する。
〔従来の技術〕
欧州特許出願第183580号から、特に自動車のかじ取り
ハンドル車からかじ取り柱又はシヤシへ運転者の指令を
伝達するため誘導作用する装置が既に公知である。ここ
ではかじ取り柱に対して回転可能にかじ取りハンドル車
に接続される回転変成器の二次巻線が負荷可能で、それ
により運転者の希望に従つて符号化可能な回転変成器の
二次負荷が生ずる。このため一次側にほぼ一定の交流電
流が加えられるので、一次巻線で測定可能な交流電圧は
二次側にある負荷の尺度である。この交流電圧は尖頭値
を整流されかつ量子化されて、異なる負荷状態に異なる
指令を対応させる。
しかし抵抗が実際に特定の目標値にも許容範囲内で一
致し、老化により許容できないほど変化するか又は完全
に故障しないように、この装置は試験又は監視問合わせ
を行なわない。従つて故障した抵抗は、容易に運転者の
誤つた指令として評価される可能性がある。このため、
絶縁変成器を高い精度で製造し、例えば回転変成器の場
合、回転角及び寿命にわたつて空隙及び漏れインダクタ
ンスの小さい公差で製造せねばならない。そうしない
と、変成器のある程度の公差又は変化が、一次側で、二
次側における誤つた負荷状態があるかの如くに思わせ、
運転者の指令を誤つて解釈させることがある。変成器の
状態の検出(問合わせ)可能性のないことも不利であ
る。精度よく製造されて取付けられる回転変成器の高い
費用のため、及び上述した安全性不足のため、公知の装
置は例えば車両の乗客保護装置には適していない。
更に欧州特許第87138号明細書から、車両に回転可能
に設けられている回路装置の誘導給電装置も公知で、タ
イヤ圧力監視装置の構成部分としての給電装置が開示さ
れている。この装置はデータ受信装置及び送信装置へ回
転変成器を介して作動エネルギを供給するようにしてい
る。このため変成器の一次側及び二次側が相対運動特に
回転可能に構成されている。誘導により伝達されている
エネルギは、実際圧力値に応じて、電気発光素子(LE
D)をトリガして、光線路上を回転可能な回路部分から
固定回路部分へ圧力値を伝達するのに主として利用され
る。このため固定負荷部分には電気光学受光装置が設け
られて、一方では瞬間測定量の表示装置をトリガし、他
方では変成器のトリガ電力を減少する判別回路をトリガ
する。この回路装置の二次側における大きい電流の通電
中(データ伝達、作動)の大きい損失のため、判別回路
が設けられて、二次側における小さい電流の通電中(デ
ータ伝達なし、作動準備)に回転変成器のトリガ電力を
準備状態の程度に減少させることにより、特に回転変成
器の損失電力を減少し、それにより準備期間中における
装置の効率を著しく高める。
全体としてこの公知の装置は、できるだけ少ない作動
電力を目標とし、従つてその二次側における電流を少な
くしながら、このような変成器のできるだけ少ないトリ
ガ電力を目標としている。例えば製造機械又は自動車の
安全装置における状態情報、特に非常事態(例えば危険
通報、事故)においてのみ必要な情報の問合わせ又は伝
達のため、できるだけ少数の構成素子による最大の利用
可能性従つて簡単化が要求され、構成素子は更に周知の
ように高い長時間信頼性を持たねばならない。このこと
は、最近のLEDについても当てはまり、LEDは例えば自動
車では極端な応力を受ける。更に汚れの危険は可動部分
からの試験信号を光学的に受ける試験装置の利用可能性
を低下させる。安全にとつて重要な状態量を無接触で問
合わせる装置を使用しても、多数の構成素子を必要とす
るため、充分確実な利用可能性をほとんど期待できな
い。
〔発明が解決しようとする課題〕
従つて本発明の課題は、負荷例えばエアバツグのよう
な乗客保護装置の始動手段の状態の検出装置を簡単に構
成して、負荷及びそれを含む回路の試験を簡単に可能に
し、誘導伝達手段としての絶縁手段自体の故障も検出可
能にすることである。
〔課題を解決するための手段〕
この課題を解決するため本発明による装置は、互いに
誘導結合される第1の一次巻線と第1の二次巻線と第1
の読出し巻線とを持つ第1の絶縁変成器、互いに誘導結
合される第2の一次巻線と第2の二次巻線と第2の読出
し巻線とを持ちかつ第1の絶縁変成器とほぼ同じ特性を
有するが第1の絶縁変成器とは無関係に磁界を導く第2
の絶縁変成器、監視すべき少なくとも1つの負荷を含む
負荷回路、第1及び第2の二次巻線から負荷へ給電する
ための負荷回路の第1の電流通路、負荷回路にある少な
くとも1つの模擬負荷、第1及び第2の二次巻線から模
擬負荷へ給電するための負荷回路の第2の電流通路、及
び第1及び第2の読出し巻線に接続されかつ第1及び第
2の一次巻線への給電により負荷に生ずる電圧と模擬負
荷に生ずる電圧とを比較するための読出し回路を含んで
いる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、2つの二次巻線から第1の電流通路
にある負荷へのみ給電し、同じ二次巻線から第2の電流
通路にある模擬負荷へのみ給電し、このような給電の結
果、模擬負荷と比較される負荷又はそれへの給電を示す
信号を、読出し回路の両方の読出し巻線から取出し、そ
れにより負荷の状態を簡単に検出することができる。
しかも絶縁変成器を2つ設けることによって、検出す
べき負荷についての情報の明確さを失うことなく、ある
程度の製造公差及び組立て公差を持つ安価な絶縁変成器
を使用することができる。各絶縁変成器の二次巻線がそ
れぞれ第1及び第2の電流通路へ給電するようになつて
いるので、例えば交流の半波では、第1の二次巻線から
第1の電流通路の負荷へ給電すると共に、第2の二次巻
線から第2の電流通路の模擬負荷へ給電するのに対し、
負の半波では、第1の二次巻線から第2の電流通路の模
擬負荷へ給電すると共に、第2の二次巻線から第1の電
流通路の負荷へ給電(双方向交互給電)することによつ
て、2つの絶縁変成器の公差を互いに補償することがで
きる。更に2つの電流通路による給電及び2つの読出し
巻線による出力信号比較により、1つの絶縁変成器の欠
陥を検出することもできる。
〔実施態様〕
特定の前提条件において特定の作動エネルギを負荷へ
特に効果的に供給可能であるようにするため、本発明の
1つの実施態御によれば、更に一次巻線がそれぞれ第1
及び第2の半導体弁装置により橋絡され、これら半導体
弁装置の陽極が両方の一次巻線の接続点に接続されて、
小さい一次交流電流の供給の際、供給される電力が負荷
及び模擬負荷へ同じに分配可能であり、大きい一次交流
電流の供給の際、供給される電力が主として負荷へ供給
可能である。
このように構成される装置は次のような利点を持つて
いる。即ちこの装置は少ない供給電流で負荷と模擬負荷
との比較を可能にするが、もつと大きい電流の供給の
際、供給される電力の大部分を作動電力として負荷へ供
給し、供給される電力の少ない部分を損失電力として模
擬負荷へ供給し、それにより装置の供給電流の増大の際
負荷に関する伝達効率を著しく増大し、従つて全供給電
力を発生する発電回路を安価に構成できる。従つて問合
わせ作動中の不必要な損失を回避する付加的な手段を省
略できる。
本発明の別の実施態様によれば、最初に述べた装置を
供給兼評価手段により発展させて、一方では負荷及びそ
の使用可能性の永続的な試験を可能にし、他方ではその
作動開始を試験台から高い信頼性で可能にし、いかなる
状態でも負荷の欠陥の発生できるようにすることであ
る。
更に負荷回路(絶縁される回路)から少なくとも1つ
の指令の問合わせを可能にし、それにより負荷の試験可
能性が全く制限されないようにする。
他の請求項には、本発明による装置の有利な展開を示
している。
これらの展開による装置は、いずれも負荷の試験及び
作動用の回路が簡単になるという利点を持つている。こ
れらの装置は、その基本構造において、誘導手段のほか
に、3つの付加的な構造素子と1つの模擬負荷しか持つ
ていない。作動電力及び試験電力の供給と試験結果の問
合わせは、2つの絶縁変成器の同じ空隙を通して行なわ
れる。交互の供給路及び問合わせ路を介して負荷と模擬
負荷との同時比較によつて、試験電圧及び基準電圧が形
成されて、増幅器又はその他の付加的補助手段なしに、
最近のマイクロコンピュータ及びその標準インタフエー
スを大きいS/N比でトリガ可能である。
更に負荷及び模擬負荷の問合わせ機能を低下すること
なく、絶縁される回路から僅かな直流電流を分岐させ
て、例えば小形計算機及び/又は表示手段の作動に利用
し、例えば二次電池又は大容量のコンデンサのような緩
衝可能なエネルギ源によつてもこの表示手段を援助でき
る。
高い信頼性をもつ少数の構成素子の使用は、装置の利
用可能性を高め、安全装置の構成部分として使用するの
を可能にする。これに関して装置は、例えば車両のかじ
取りハンドル車にあつて安全にとつて重要な始動手段の
試験及び給電にも適している。
供給手段及び評価手段を補足される装置は、絶縁され
る回路から少なくとも1つの作動装置の導線なし始動又
は操作を可能にする。例えば自動車の警笛又は警告点滅
装置を始動できる。この構成の拡張により、欠陥を検出
してこれを迅速に除去するための有効な安全機能が得ら
れる。
この拡張される装置は、多数のアナログ機能素子を省
略し、指令及び状態量を検出し、これらを処理して作動
信号又は故障通報にするのに、ソフトウエアのみを使用
することによつて、最近の単一チツプA/Dマイクロ制御
器の増幅器なし直接トリガの可能性を利用する。特にこ
の装置は、適当なプログラム化により、その固有の製造
公差を学習して、その特有の公差のソフト補償を可能に
する。装置は例えば車両において言語発生毎にアフター
サービスの要求を処理するため車両処理計算機と共同作
用することができる。
装置は自動車に使用され、その作用はこのような使用
についてモデルのために説明されるが、その使用可能性
は自動車に限定されない。むしろこの装置は船舶、鉄道
車両、航空機、宇宙船に、爆発の危険がある環境におい
て地下で、又は工作機械の操作インタフエースで良好に
使用可能である。
〔実施例〕
本発明による装置の実施例が図面に示されており、以
下これについて説明する。
第1図によれば、最も簡単化した場合装置は、負荷24
のほかにこれを模擬する比較素子としての模擬負荷25の
ほかに、2つの絶縁変成器11及び16と、第2図の群回路
6に従つて構成されている少なくとも3つの同じ群回路
1ないし3を含んでいる。
この群回路は4つの半導体弁6/1ないし6/4の公知のブ
リツジ回路で、これらの半導体弁は、共通な陽極側端子
C、共通な陰極側端子E、第1及び第2の中間タツプD
及びFを持つ2つの同極性の並列分枝で設けられてい
る。このような弁ブリツジ回路は例えば電子装置におい
て整流器として使用され、一体の構成素子として安価に
利用可能である。更に適当な閾値電圧を持つ半導体弁特
にダイオードを含む2つの2極構成素子4及び5が設け
られている。このために同様な群回路を設けることもで
き、適当な中間タツプ4D及び4F又は5D及び5Fは接続され
ないままである。それぞれ2つの弁区間の並列接続は、
弁4及び5を経て負荷24の作動電流が流れるので、有利
である。従つてこの場合群回路1ないし5は同じ構成素
子で実現できる。その点で第1図は本発明による装置の
基本構造の簡単さを明らかにしている。
第3図による全体接続図と第4a図及び第4b図によるそ
の概要図は、装置の機能と作用を示している。絶縁変成
器11及び16はそれぞれ一次巻線12及び17を持ち、一次巻
線17の終端は一次巻線12の終端に接続されている。一次
巻線12は分配接続点23に終り、供給端子〔L〕を介して
この接続点へ試験交流電流IP又は作動交流電流IBが供給
可能である。同様に一次巻線17は逆極性の集合点31に終
り、この接続点は逆極性の端子〔M〕を介してなるべく
接地電位に接続可能である。
まず一次巻線には読出し回路28が付属している。この
読出し回路は、対応する一次巻線12及び17に誘導結合さ
れている読出し巻線14及び19から給電される。この結合
は、変成器磁心の機能を持ち適当な磁界を導く手段15及
び20により援助される。読出し巻線のすべての端子は同
じ極性で設けられる半導体弁2/1,3/1,2/4,3/4を経て基
準電位母線9へ導かれる。他方これらの端子は、逆極性
で設けられる半導体弁2/2,3/2,2/3,3/3を経て、2つの
読出し端子〔A〕及び〔B〕へ導かれている。半導体弁
の図示した極性(基準電位母線9に陽極、端子〔A〕及
び〔B〕に陰極)は任意にとられており、巻線12及び14
又は17及び19の巻き方向又は結合方向に応じて逆にする
こともできる。
次に二次巻線13及び18は負荷24及び模擬負荷25と共に
絶縁される回路29を形成している。この回路29は、一次
巻線12及び17に結合されている二次巻線13及び18から給
電される。この結合は、一次構成部分と二次構成部分と
の間になるべく空隙を持ち磁界を導く手段15a及び20aに
より行なわれる。一次巻線と同様に二次巻線も電圧を加
算するように直列接続されている。接続点21から更に負
荷24及び模擬負荷25の第1の端子が導かれている。二次
巻線の他端は、それぞれ2つの逆極性の半導体弁1/2及
び1/1又は1/3及び1/4を介して全波整流のように負荷24
及び模擬負荷25へ、接続点21に関して逆の極性で給電す
る。この接続点21はなるべく測定点〔X〕に接続されて
いる。測定点〔Y〕及び〔Z〕は負荷24及び模擬負荷25
の反対側端子に接続されている。
一次巻線は半導体弁装置4/1ないし4/4及び5/1ないし5
/4により橋絡され、その陽極側はこれらの巻線の中間接
続点22に接続されている。
正の試験電流半波が一次巻線を通ると、第4a図による
等価回路が有効になる。即ち負荷24及びこれに付属する
読出し端子〔A〕は絶縁変成器11から、また模擬負荷5
及びこれに付属する読出し端子〔B〕は絶縁変成器16か
ら、直流電圧を供給される。その際負荷24の電流通路26
にある弁1/2、模擬負荷25の電流通路27にある弁1/4、読
出し端子〔A〕へ至る電流通路にある弁2/3及び3/1、及
び読出し端子〔B〕へ至る電流通路にある弁2/1及び3/3
は導通し、他の弁は不導通である。
これに反し負の一次試験電流半波が一次巻線を通る
と、第4b図による等価回路が有効になる。即ち負荷24及
びこれに付属する読出し端子〔A〕は変成器16から、ま
た模擬負荷25及びこれに付属する読出し端子〔B〕は変
成器11から、直流電圧を供給される。その際負荷24の電
流通路26にある弁1/3,模擬負荷25の電流通路27にある弁
1/1,読出し端子〔A〕へ至る電流通路にある弁2/2及び3
/4、及び読出し端子〔B〕へ至る電流通路にある弁3/2
及び2/4は導通し、他の弁は不導通である。
従つて負荷及び模擬負荷は、変成器11及び16から瞬間
的に加えられる半波に応じて、交互に給電される。同じ
ことが試験端子についても成立する。端子〔A〕及び
〔B〕に充分大きい充電容量30A及び30Bと充分大きい負
荷抵抗10A及び10Bが接続されていると、尖頭値整流が行
なわれて、端子〔A〕及び〔B〕において試験電圧とし
て平滑化された直流電圧が得られる。適当な永続試験電
流IPは、第3図による弁区間4/1ないし4/3及び5/1ない
し5/4の閾値電圧に達しないように、選ばれている。従
つてこれらの弁区間は第4a図及び第4b図では省略されて
いる。
弁接続点23へ負荷24の給電用の大きい交流電流IBが供
給されると、模擬負荷25へ伝達可能な交流電圧の振幅
(回路29における整流前)は、前記弁区間の閾値電圧に
制限される。これは、この閾値電圧を差引いて、両方の
一次巻線にわたる残りの全電圧降下が負荷24の給電に利
用可能であることを意味する。
弁1/1ないし1/4の閾値電圧を無視し、かつ両方の二次
巻線へ伝達可能な交流電圧の4:1の振幅比に基いて、負
荷及び模擬負荷の抵抗を同じとして、負荷及び模擬負荷
において変換可能な電力の比は16:1である。従つて全体
として供給される電力の10%以下が模擬負荷において損
失電力として失なわれるにすぎない。負荷24及び模擬負
荷25の抵抗が小さいと、弁としてシヨツトキーダイオー
ドが有利である。そのブリツジ回路は一体の集積4極素
子として電源装置の分野から公知である。
実際に望まれるか又は試験電流又は作動電流によつて
生ずる一次巻線の電圧状態に応じて、2つないし4つの
普通の半導体弁が直列になつて一次巻線に並列接続され
ていると、試験作動において負荷と模擬負荷との間に最
適の分解能が得られる。このような最適化設計により、
両方の変成器の巻線が同じか又は整数倍の異なる巻数を
持つことができる(多本撚り自動巻線)ので、変成器の
製造を安価にできる。
分配接続点23へ大きい電流が供給されると、模擬負荷
25が故障するか又はその回路27がしや断されている時に
も、模擬負荷25へ伝達可能な交流電圧の振幅の所望の制
限が行なわれるので、弁区間4/1ないし4/4及び5/1ない
し5/4は模擬負荷25の作動に関係なく負荷24の確実な作
動可能性を保証し、これは例えば保護装置に高い固有安
全性で使用するのに重要な判定基準となる。
両方の変成器11及び16が、なるべく一次及び二次で一
体に複合されて、回転変成器として構成されると、この
装置は例えば車における始動手段の永続試験問合わせに
も適している。この装置が同心構造の回転変成器として
使用するために実現されると、二次負荷用の順次に続く
供給半波が両方の変成器により交互に得られるので、回
転角にわたる万一の空隙変動は一次部分と二次部分との
間で補償される。二次負荷への供給のため誘導結合原理
が使用されるので、両方の試験電圧UP1及びUP2の直流電
圧成分は、回路変化(例えばろう付け個所の欠陥、断
線)又は構成部分の老化又は故障の際常に逆向きに変化
する。それにより両方の変成器がその機能に関しても一
般に監視可能であるだけでなく、両方の試験電圧の量子
化された評価により、両方の変成器の一次巻線、二次巻
線及び読出し巻線の故障も検出可能である。それにより
非常に高い固有安全性が得られるだけでなく、修理中に
両方の装置部分28′及び29′の1つの不必要な交換も回
避できる。
前記の性質は、少ない回路費用及び少数の高温用構成
素子の使用に伴つて、第5図に示すように、自動車にお
ける乗客保護装置37の構成部分としてかじ取りハンドル
車32にある点火薬24の永続監視及び給電に使用するのに
特に適している。第5図によれば、装置部分29はかじ取
りハンドル車32の可動部分29′に収容され、一次巻線12
及び17は残りの読出し回路28と共にかじ取り柱33にある
部分28′に固定的に設けられている。ここでは回転変成
器11及び16の構造の詳細には立入らない。充分小さくか
つ/又は回転角に無関係な空隙を実現するために、磁界
を導く一次及び二次素子が、同軸的に無接触で内外にか
み合うことができる。
このような使用例では、負荷24及び模擬負荷25は比較
的小さい抵抗(例えば2.5オーム)を持ち、負荷と模擬
負荷との間には、試験電流印加により点火薬及び模擬負
荷にかかる個別直流電圧の2倍の値が利用可能なので、
例えば点〔Y〕と〔Z〕との間から充分高い直流電圧UV
を取出して、かじ取りハンドル車32にある付加的な電子
装置34例えばCMOSかじ取りハンドル車計算機へ接点又は
摺動環なしに小さい作動エネルギを供給できる。このよ
うな装置は、供給端子〔L〕へ印加される一次試験電流
IPからその全作動電流をとるので、本発明による装置は
かじ取りハンドル車用の摺動環なし微小電流供給装置と
しても使用できる。
このような目的のため点〔Y〕及び〔Z〕で分流する
直流電流が、点火薬及び模擬負荷へ供給される電流より
あまり大きくない限り、両方の試験直流電圧UP1及びUP2
の読出し分解能はあまり悪くない。なぜならばこうして
分流する電流は、両方のブリツジ回路分枝を並列に均一
に負荷し、装置は読出し端子〔A〕及び〔B〕において
主として両方の電流通路26及び27の電流受入れの非対称
性に応動するからである。このような付加装置は、点
〔Y〕及び〔Z〕から取出される供給直流電圧を測定し
て、許容範囲外の偏差を表示できるので、それによりか
じ取りハンドル車は車両計算機とは無関係に例えばエア
バツグ装置の作動又は不作動準備状態を監視して通報で
きる。
更にこのような付加装置は、充電可能なエネルギ貯蔵
装置例えばゴールドキヤツプ装置又は緩衝条件で常に緩
衝される電池35を持つこともできるので、かじ取りハン
ドル車を取外してもこのような付加装置に記憶されてい
るデータが失われることがない。この装置が時計35を含
み、中間点〔X〕に接続されて、例えば点火薬24の始動
の際点火薬における電圧急変によつて、このような時計
が停止され、それによりかじ取りハンドル車における事
故の時点が精確に求められるようにできる。
第6図は、第1図及び第3図の拡張によつて得られる
本発明の別の実施例を示している。試験において小さい
試験電流を供給すると、この構成により、絶縁される回
路29から作動装置56へ少なくとも1つの短時間の付勢関
数を誘導的に伝達できる。このため例えば点〔X〕と
〔Z〕との間に閉じるキー開閉器38aが設けられて、そ
の操作時間中模擬負荷25を橋絡する。その際操作の確認
を特別な電子供給兼評価装置60が行なう。
その代りに又はこれに加えてキー開閉器38bを設け
て、その操作により回転変成器16の二次環線18を短絡で
きる。その代りに又はこれに加えて開くキー開閉器38c
を設けて、その操作により模擬負荷25の電流通路27をし
や断できる。その代りに又はこれに加えて別のキー開閉
器38dを設けて、その操作により両方の二次巻線13及び1
8の直列回路を短絡できる。原理的に同様にキー開閉器3
8a′を点〔X〕と〔Y〕との間に設け、またキー開閉器
38c′を負荷24と直列に設けることもできる。しかし安
全性の点から、安全装置の構成部分として負荷24の並列
接続又は直列接続は許されない。絶縁される回路29のど
の点がキー開閉器により短絡可能であるかに応じて、端
子〔A〕と〔B〕との間又は端子〔B〕と基準電位母線
9との間に異なる読出し電圧が生ずる。絶縁される回路
からの操作指令の問合わせ又は読出しのため、この読出
し電圧が評価可能である。
これらのキー開閉器の少なくとも1つは、例えば第5
図によれば回路部分29の構成部分としてかじ取りハンド
ル車32に収容されている自動車の警笛を操作する始動接
点とすることができる。(本発明により誘導作用するキ
ー開閉器機能は、この場合過剰な部分24及び25を除き、
読出し電圧UPI及びUP2をそれに合わせて評価することに
より実現できる。) 本発明による装置の使用は自動車に限られない。装置
が他の分野例えば鉄道車両、船舶、航空機、宇宙船、爆
発の危険がある環境の地下(このためキー開閉器を気密
に密封された接点として構成できる)又は工作又は加工
機械での使用にも適していることは、当業者に容易にわ
かる。
固定読出し回路28は4つの端子〔A〕,〔B〕,
〔L〕及び〔M〕を介して電子供給兼評価装置60に接続
されている。試験電流IP及び模擬負荷用作動電流IBは、
ただ1つの供給導線39cを介して供給端子〔L〕へ供給
される。端子〔M〕は共通な基準電位母線9における逆
極性供給点である。装置をかじ取りハンドル車32に使用
する場合、かじ取り柱に収容されるシヤシ固定の読出し
部分28は、最も簡単な場合3つの別な導線39A,39B及び3
9Cを介してのみ、別に設置される電子供給兼評価装置60
に接続しさえすればよい。接地は基準電位母線としての
金属シヤシ9を介して行なわれる。こうして車両におけ
る有利に簡単な配線状態が得られる。
電子供給兼評価装置60は異なる機能の2つの部分、即
ち制御装置60及び供給監視装置50から成る。両方の部分
は電池電圧+Ubから給電され、接地9されている。両方
の部分は共同作用し、例えば第13図の実施例のA/Dマイ
クロ制御器におけるように互いに一体化できる。更に電
子供給兼評価装置と共同作用するリセツトキー開閉器94
が設けられ、これによりリセツト導線RSを直列抵抗を介
して電源電圧+Ubに接続できる。この導線は、キー開閉
器94の反跳防止のため容量96により接地電位9に対して
阻止可能で、制御装置40及び供給監視装置50へ作用す
る。
基本的に制御装置40は、絶縁される回路29における変
化、又はキー開閉器操作なしに故障のない試験状態とは
異なる読出し電圧を、それがどんな時間続くか、又は特
定の検出遅れ時間TV0の経過後初めて又は(点火回路
の)作動電圧の投入の際既に存在するか否かに関係し
て、異なるように評価できるように、構成されている。
制御装置40は少なくとも3つの入力端、即ち伝達導線
39Bを介して読出し回路28の端子〔B〕の出力電圧UP2
供給可能な読出し導線41、伝達導線39Aを介して読出し
回路28の端子〔A〕の出力電圧UP1を供給可能な読出し
導線42、及びトリガ導線49を介して負荷24の作動給電用
信号を供給可能なトリガ導線48を持つている。例えば自
動車においてこれらの導線で、衝突センサの適当に処理
された信号が受信されて、事故による車両の限界減速度
超過の際点火薬24の給電を開始することができる。
制御装置40は(なるべく修正又は調整される)交流電
流源70a又は交流電圧源70bを持つている。制御装置40は
その出力端43から供給導線39Cを介して、読出し回路28
の供給端子〔L〕へ交流電流を供給する。内部電力開閉
器73は、必要な場合にはダイオード71により逆電圧を阻
止されて、切換え出力端44及び出力導線45を介して、例
えばキー開閉器38aの操作により始動される少なくとも
1つの作動装置56へ給電する。自動車では作動装置は例
えば警笛である。
制御導線47により入力端46へ供給される信号によつて
もこのような給電を開始できるように、制御装置40を構
成するのが有利である。制御導線47は車両の例えば侵入
盗難警報装置に接続可能である。最も簡単な場合入力端
46と切換え出力端44は、なるべく少なくとも分離半導体
弁例えばダイオード72を介して直接互いに接続されてい
る。しかし入力端46と切換え出力端44との間に、非常に
小さい電力の論理トリガ信号により警笛を外部から始動
するため、増幅器を設けることもできる。
制御装置40は更に制御導線62を介して図示しない別の
作動装置に接続可能な別の出力端61を持つている。この
ような作動装置は自動車の例えば中央閉鎖装置で、入力
端48に始動信号が到来して特定時間後自動的に開くよう
にすることができる。しかしアフターサービスのため読
出し可能な不揮発性診断メモリを持つ電子中央装置を用
い、例えば存在する故障状態のカテゴリを制御装置40か
ら制御導線62を介して符号化してこの診断メモリへ伝達
可能である。
更に制御装置40は少なくとも1つの警告出力端57を持
ち、この出力端から表示導線58を介して故障信号UWが、
自動車の運転者の視野又は可聴範囲にある光又は音の警
告装置へ与えられる。
最後に制御装置40は別の切換え出力端91を持ち、絶縁
装置回路29にあるキー開閉器が操作されると、この切換
え出力端から導線92を介して少なくとも1つの第2の作
動装置93(特に自動車の警告点滅装置)にトリガ電流IZ
を供給可能である。
供給監視装置50は測定入力端51を持ち、この測定入力
端が供給導線39Cに接続されて、試験交流電流IP又は試
験交流電圧UPが供給導線39C上で検出可能である。図に
は電圧測定の簡単な場合が示されている。警報出力端52
は警報導線53へ供給し、別の出力端54は導線55を介して
作動装置56をトリガ可能である。更に論理結合63により
表示導線58と警報導線53が故障通報導線64へ論理結合さ
れている。この導線は、運転者の知覚範囲にある光又は
音の警告装置に接続されるか、導線53と同様にアフター
サービスのため読出し可能な不揮発性診断メモリを持つ
電子中央装置に接続可能である。導線64又は58及び/又
は53は、このような外部診断メモリの故障フラグの伝達
のみに用いられるか、又は存在する故障(例えば誤つて
占める電圧窓の符号)の種類をこのような中央装置へ導
線62を介して伝達するのに関連して、公知のマスク機能
及び/又は腕機能を実現するのに用いられる。制御装置
40及び供給監視装置50はなるべく一体に集積され、チツ
プ面上に集積を行なうことができる。
分配接続点23へ供給される交流電流は、低い試験電流
レベルIPから模擬負荷25の作動例えば点火薬24の始動に
充分な作動電流レベルIBへ、種々のやり方で上昇可能で
ある。一定の周波数例えば10KHzで電流源70aが、2つの
供給状態の間例えば(70aからの)小さい試験電流IP
(70bからの)所定の作動電圧IP又は供給端子〔L〕へ
の(70aからの)大きい作動電流IBとの間で、直接切換
え可能である。またほぼ一定の交流電圧源70bの周波数
が、入力端48のトリガの際(例えば2又は16KHzの)低
い又は高い値から(例えば16又は2KHz)高い又は低い値
へ切換え可能である。変成器11及び16の適当に設計され
る漏れインダクタンスは、供給周波数の上昇又は低下の
際、試験値IPから点火薬24の始動に充分な所望の作動値
IBへ供給電流を所望のように増大させるのに用いられ
る。
これに関し出力端43から導線39C、供給端子〔L〕、
分配接続点23、一次巻線12及び17、集合接続点31及び接
地端子〔M〕を経て基準電位母線9へ至る電流通路へ、
整合又は変成容量98aが挿入されて、複合共振極形成に
より、試験状態(不作動状態)における電流低下と負荷
24の始動用電流上昇とを行なうことができる。負荷され
る変成器及び電流又は電圧源70a又は70bのインピーダン
ス特性に応じて、このような極形成出力端98aを例えば
接続点31と接地端子〔M〕との間、又は出力端43と入力
端51による供給導線39Cの取出し点との間に設けるのが
よい。
電圧源70bの必要な切換えは、入力端48における適当
な論理レベルにより開始できる。同様な変成器機能は、
接地される負担容量98bの形のバラストリアクタンスに
より満たされ、この容量は一次巻線12及び17に対して並
列に作用し、そのため供給端子〔L〕又は電子供給兼評
価装置60にある導線39Cの図示しない出力点に接続可能
である。
かじ取りハンドル車からの短時間の検出指令を伝達
し、例えば自動車における一体警笛−エアバツグ装置の
長時間作動能力を高度に監視及び保証するため、電子供
給兼評価装置60の他の性質を、第7図ないし第14図につ
いて説明する。ここではまず閉じるキー開閉器38aの場
合が基礎となつている。
最初に述べた対角線ブリツジとしての作用原理に基い
て、キー開閉器3aによる模擬負荷25の短絡により、電圧
UP1及びUP2又は差電圧 UAB=(UP1−UP2) が、回路26又は負荷24のしや断と同じ方向に変化する。
制御装置40はこの差電圧UABを評価する。変成器11及び1
6の欠陥も確実に検出するため、基準電位母線9に対す
る個別電圧UP1及びUP2の代り又は付加的な評価も可能か
つ有利である。
第7図には、2つの時間間隔TH1とTH2との間において
閉じるキー開閉器38aが操作される時及び操作されない
時の差電圧UABの変化の例が示されている。回路部分28
及び29に故障がないと、キー開閉器38aが操作されない
時、変成器11及び16の不可避な製造及び組立ての公差の
ため、実際の差電圧は零でないが、いずれにせよ零値の
周りの許容公差範囲R0内にある。特に抵抗10A及び10Bを
変成器11及び16の漏れインダクタンスに合わせて適当に
設計することにより、この範囲の幅(例えばU0=±2ボ
ルト)は、所望のS/N比に応じて規定可能である。例え
ばこの範囲内で差電圧UABは、供給電流の変動又は定格
偏差、かじ取りハンドル車の回転の際における回転変成
器の同軸誤差、偏心その他の組立て又は仕上げ精度に関
係して、時間間隔TL1に示すように、変動してよい。
キー開閉器38aの操作による模擬負荷25の短絡中に、
電圧UAB0は(UP1に従つて小さい値だけ)所定の平均値
(例えば+5ボルト)だけ窓R0の範囲限界U0(例えば+
2ボルト)を越えて、読出しパルスH1及びH2の頂辺経過
が操作読出し窓R1+(例えば+3.5ないし+6.5ボルト)
にある平均の値UABH(例えば5ボルト)まで高まる。キ
ー開閉器3aが操作されると、実際の差電圧UABHは、この
範囲内で、例えば供給電流IPの変動又は定格偏差、例え
ばかじ取りハンドル車の回転の際の回転変成器の同軸誤
差、偏心その他の組立て又は仕上げ精度に関係して変動
してよい。これは時間間隔TL2中について示されてい
る。電圧範囲R0とR1+(又はR1-)との間に許されない電
圧窓E1+(又はE1-)があつてもよく、この電圧窓内で実
際の差電圧UABが誤つているものとして分離されかつ評
価される(第11図についての説明参照)。
装置の重要な性質は、一次作動電流IBの供給の際、キ
ー開閉器38aが操作されると、負荷24の作動が阻止又は
制限されないことである。前述したように模擬負荷25の
比較的小さい電力損失は完全に零に減少され、即ち絶縁
される回路29へ誘導作用で伝達される全エネルギが、作
動電力として負荷24へ有効に与えられる。これは、自動
車における警笛−エアバツグ安全装置の構成部分として
装置を使用することに関して、エアバツグの始動可能性
が例えば警笛の急激な操作により全く影響されないこと
を意味している。
時間TB1中負荷24を同じように短絡する破線のキー開
閉器38a′を操作すると、同じ条件の下で差電圧UABは破
線の読出しパルスB1の頂辺に従つて対称な電圧窓R1-
はE1-の値をとるので、キー開閉器38a及び38a′を介す
る2つの異なる指令に、2つの著しく異なる読出し電圧
が対応することになる。
窓R1+を上回るか又は窓R1-を下回つて隣接する故障窓
E2+又はE2-に含まれる差電圧UABHが、同じように分離さ
れかつ評価される。読出しパルスH1及びH2(又はH0)の
パルス頂辺が窓E1+又はE2+(又はE1-又はE2-)内にある
と、制御装置40において(場合によつては50と共同作用
して)、警告信号の発生のほかに、作動装置56の阻止を
開始することもできる。このように読出し電圧UAB又は
その成分UP1,UP2のない状態は、例えばアフターサービ
スの際回転変成器の不充分なはめ合い又は不精確な再組
立てにより生じ、従つていずれにせよ簡単に検出でき
る。
本発明により使用される半導体弁ブリツジ回路1ない
し5は、その負荷可能限界以下で作動せしめられ、高い
耐衝撃性を持つているので、その故障の確率は少ない。
おこり得る欠陥は、読出し回路28例えば接続個所におけ
る断線、又は例えば負荷24又は模擬負荷25又はそれらの
接続個所の短絡又はしや断による電流通路26又は27の故
障に伴う短絡又はしや断である。各形式の故障には、電
圧UP1及びUP2又は差電圧UAB=(UP1−UP2)の特有の変
化が対応しているので、異なる故障は制御装置40におけ
る測定結果の分類によつて著しく相違せしめられ、従つ
て符号化される。それによりアフタサービスにおいて損
傷しない部分の不必要な取外しが不要になる。
第7図によれば、負荷24例えば車両乗客保護装置の点
火薬又は模擬負荷25における電流中断により、時転te
読出し電圧UABが、少なくとも故障電圧窓E2+又はE2-
るべくその外側に続く特別な範囲E3+又はE3-にある限界
電位UG+又はUG-へ上昇H3するか又は低下H4する。一次巻
線12及び17へ直列に給電する全電圧に対してこれらの一
次巻線が分圧器を形成し、付属する二次巻線が少ししか
負荷されない方の一次巻線に全電圧の大部分が現われる
ので、信号電圧のこの著しい上昇が生ずる。同じように
高い電圧が読出し巻線14又は19にも現われる。
レベルUG+又はUG-への制限は、制御装置の入力端41及
び42に接続される図示しない制限装置により行なうのが
よい。負荷24の作動(一次巻線への作動電流IBの供給)
の際、制御装置の入力回路の損傷を回避するために、こ
の制限が好ましい。電圧UABが故障電圧窓E2+又はE2-
通るか又は常に限界電位HG+又はUG-に留まるかの判定基
準は、制御装置40において判別されて、前述したように
出力される警告信号に処理される。
これとは異なり模擬負荷25に対して直列に開くキー開
閉器38cが設けられると、故障のない場合、このキー開
閉器を操作すると、読出し電圧UABが限界値UG-をとる。
負荷24と直列に存在して開くキー開閉器38c′が操作さ
れると、電圧UABが限界値UG+をとることになる。特に作
動装置と短時間だけ作動させる場合、キー開閉器38aを
補足するように作用する開くキー開閉器も、絶縁される
回路29から作動装置を始動できる。その時制御装置40に
おいて、限界電位UG+又はUG-へ読出し電圧UABが短時間
で達すること(作動の場合)を、読出し電圧がこの値に
常に留まること(故障の場合)から、明確に区別でき
る。
他方このようなキー開閉器を装置の規則正しい全挙動
の試験に利用できる。
絶縁される回路29から少なくとも1つの作動装置を始
動することの前述した可能性は、電圧UP1及び/又はUP2
の直流電圧評価に基いているので、読出し回路28と電子
供給兼評価装置60とが大きく離れて設けられ、静電的又
は誘導的に導線39Aないし39Cへ入る外乱信号の抑制をこ
れらの導線のしや蔽なしに行なう場合、この可能性は特
に有利に利用可能である。アース9に対する不可避な配
線容量を増大する阻止コンデンサ30D及び30Eを入力端41
及び42に接続可能であることにより、このような抑制が
簡単に可能となる。それにより、配線容量59によつて供
給導線39Cから読出し巻線39A及び39Bへの交流電圧の容
量結合が減少されるだけでなく例えば開閉尖頭電圧のよ
うな外乱もアース9へ導出される。
これに反し読出し回路29と電子供給兼評価装置60とを
小さい相互間隔で収容できると、配線容量30A,30Bは小
さくなる。更に短い導線39Aないし39Cは、利用可能な読
出し電圧の評価に有害に重畳される有害な交流電圧を形
成する少ない誘導面しか、誘導による外乱の影響に与え
ない。この場合抵抗10A及び10Bが不可避な配線容量30A,
30Bに対して充分低抵抗にされて、信号電圧UP1及び/又
はUP2の交流電圧成分又は直流及び交流電圧成分が同時
に評価可能であることによつて、本発明による装置は一
層効率よく使用可能である。それにより半導体弁ブリツ
ジ回路1ないし5及び両方の変成器11及び16の欠陥も特
に簡単に診断可能になる。
これが第8図に閉じるキー開閉器38b又は38b′の例で
示されている。このキー開閉器は二次巻線18又は13を橋
絡し、従つて両方の変成器の巻線の1つの端子又は始端
巻回の短絡と同じ効果を生ずる。
第8図の(1)は一次電流IP又は一次電圧UPの時間的
変化を示している。第8図の(2)は、欠陥が存在せず
キー開閉器38bも操作されない場合の電圧UP1の原理的変
化を示す。第8図の(3)はキー開閉器38bが操作され
た場合の電圧UP1の変化を示し、第8図の(4)はキー
開閉器38b′が操作される場合の電圧UP1の変化を示して
いる。原因信号と作用信号との一定の位相差は、理解に
とつて重要でないので、考慮してない。読出し電圧UP1
は例えばほぼ正弦波65として示されているが、装置は方
形波65′でも作動可能である。
故障がなく、キー開閉器38b又は38b′が操作されない
と、読出し電圧UP1の時間的変化66は直流平均値UP10
交流電圧とから成り、交流電圧の基本波66aは駆動電圧
としての一次電圧UPに対して2倍の基本周波数を持つて
いる。従つて駆動電圧UPの基本周波数は測定結果UP1
は抑制されている。キー開閉器38bが操作されるか、又
は変成器16の巻線の少なくとも1つが短絡されている
と、読出し電圧UP1の時間的変化は(3)の形状67をと
る。この電圧は、高周波以外に駆動電圧UPの周波数を持
つ基本波67aを含み、この基本波67aは更に駆動電圧UP
時間的変化65に対して第1の所定の位相を持つている
(例えば同位相で示されている)。時間間隔THW1中に交
流電圧成分の振幅は(場合によつては弁4/1ないし4/4及
び5/1ないし5/4による制限開始まで)増大するが、時間
間隔THW2では減少する。キー開閉器38b′が操作される
か、又は変成器11の巻線の1つに短絡がおこると、
(4)によりちょうど逆の状態がおこる。その時得られ
る読出し電圧の形状68の基本波68aは供給電圧UPの時間
的変化65又は読出し電圧UP1の時間的変化66に対して第
2の所定の位相を持ち、この位相は、第1の位相に対し
て1/2(THW1+THW2)だけ、即ち駆動周波数の半周期だ
け時間的にずれている。駆動量UP又はIPの位相に関して
(例えば矢印尖端で示す)任意の瞬間値の発生時点のず
れを求めることによつて、この重要な位相ずれが容易に
評価可能である。
従つて読出し信号の特定の最低基本波成分の判別によ
り、絶縁される回路におけるキー開閉器の操作の問合わ
せ、又は回路部分28及び29にある素子の欠陥の検出が可
能になる。
更に供給電流又は供給電圧に対する読出し電圧の基本
波成分の位相の付加的検出により、例えば負荷24又は模
擬負荷25又は変成器11又は16に短絡があるか否かがわか
る。他方位相判別により、1つでなく2つの作動装置56
及び93も応動させることができる。
最後に読出し電圧の直流電圧値の付加的な評価によ
り、継続試験作動のように準備作動における装置の確実
な自己監視機能も可能になる。
第9図は特にこのような機能を可能にする制御装置40
の一部を示している。読出し電圧UP1又はアースに対し
て対称な差電圧UABから誘導される電圧UAB′がフイル
タ73の入力端にかかる。このフイルタは直流電圧阻止弁
74、低域特性76及び帯域特性77を持つフイルタ素子75、
及び必要な場合には絶縁又は整合増幅器78を含んでい
る。フイルタ素子は2倍及びそれ以上の周波数を持つ読
出し電圧成分の抑制に役立つだけでなく、例えば最適な
位相判別のため、駆動電圧UPに対して抑制されない基本
波成分の最適な基本移相を行なう。デイジタルに実現さ
れる帯域フイルタ77の場合、その基準トリガを供給源70
a又は70bの通路70cで行なうことができる。フイルタ73
の出力端は同期走査又は検出回路80の第1の入力端79に
接続され、交流電流又は交流電圧源70a又は70bから取出
されて供給端子〔L〕の駆動電圧の基本周波数を持つ信
号がその第2の入力端81にかかる。
この同期走査又は検出回路80としては、時限素子とし
て表わされて遅れ時間を持つ論理ゲート機能を有する装
置が用いられ、複数のフリツプ−フロツプ回路によつて
も実現できる。平衡変調器又は位相調整ループ(PLL)
もその主要構成部分を形成できる。
同期走査又は検出回路80はなるべく2つの出力端82及
び83を持つている。読出し電圧UP1又はUAB′が充分に
基本波を含んでいるため、この交流電圧成分の同期検出
(停止、ロツクイン)が可能であると、出力端82は特別
な信号ULOCKを出力する。出力端83は、出力端43の供給
量と読出し電圧から濾波される基本波との一方又は他方
の位相差に相当する状態信号を出力する(キー開閉器38
b又は38b′が閉じられる)。
制御装置40の別の構成成分として、前述した装置に一
部並列にまた一部その後に接続されている試験回路90が
示されている。この試験回路は、前述の電圧窓に応じ
て、例えば基準電圧Urefを供給される窓比較器84によ
り、読出し電圧UP1又はUAB′の直流電圧成分を分類す
る。これらの直流電圧成分が前述した故障電圧窓の1に
含まれると、試験回路90が導線89を介して信号を出力す
る。試験回路は更にリーゾナブルネス論理結合回路86の
第1の入力端85に接続され、この回路の第2の入力端87
は同期走査又は検出回路80の出力端82に作用接続されて
いる。その出力端82,83,86及び89は、後に接続される論
理素子を介して制御装置40の既に述べた出力端に作用す
る。制御装置40のこのような構成部分により、読出し信
号の特定の平均直流電圧成分とその存在するか又は存在
しない同期検出可能性との一致が評価可能である。この
ように構成される装置により、導線58,62及び64へ出力
可能な制御装置40の出力端61及び57の警告及び制御信号
が適切に得られ、その結果監視が簡単に可能になり、装
置の誤機能に対する安全性も得られる。
他方キー開閉器38aにより、所定の読出し窓内の読出
し電圧の特定の直流電圧成分のため、作動装置56のみを
始動でき、これに反し読出し電圧の直流電圧成分と前述
した読出し窓とが一致しないため、駆動電圧の基本波成
分の同期検出が可能である場合、別のキー開閉器38bに
より例えば別の作動装置93が始動可能である。論理結合
86は、同じキー開閉器により2つのキー開閉器が同時に
始動しないようにできる。キー開閉器38c及び38c′の操
作は読出し電圧における基本波抑制をほぼ不変にするの
で、本発明により構成される装置は、絶縁される回路29
から作動装置の互いに無関係な操作又は始動を行なう複
数の可能性を与える。
更にキー開閉器38dが設けられて、操作されると閉
じ、直列接続される両方の二次巻線13及び18を短絡し
て、始動及び試験に用いられる。試験のためこのキー開
閉器は例えばかじ取りハンドル車に取付けられて、アフ
タサービス工具例えば試験ピンでのみ操作可能である。
(点火電流回路の)作動電圧投入の際又はその後、供給
端子〔L〕に駆動電圧UPが存在しないか又は継続的に低
下している場合、故障例えば回路部分28及び29の短絡又
は制御装置40の故障の可能性が大きい。
制御装置40の電源が交流電流源70aとして構成されて
いると、供給端子〔L〕にかかる出力電圧UPが許容程度
以下に低下したことを供給監視装置50が検出して、警告
又は操作信号をその出力端52に出力する。電源が交流電
圧源70bとして構成されている場合、供給監視装置50が
例えば導線39cを流れる電流IPも監視する。
(点火回路の)作動電圧の投入の際又は直後、又は初
期検出遅れ時間TV0の経過後初めて、このような低下が
行なわれるか否かに関係して、及び/他は このような低下の全般的な持続時間に関係して、装置 運転者が出力された警告信号を実際に知覚して、応答
した(知覚の確認)か否かに関係して、 供給監視装置50が種々に反応できる。これに関し、運
転者により操作されるキー開閉器94が設けられている。
低下の代りに例えば許容値範囲RPを規定するUP又はIP
特定の限界値の単なる超過についても、同じことが言え
る。
そのため供給監視装置50は、許容値範囲RPからの量UP
又はIPの偏差の持続時間を解釈する少なくとも1つの時
間判別器を持つている。(点火回路の)作動電圧の投入
時点t0に故障がなく、従つて量UP又はIPが許容値範囲RP
にあるものと仮定して、初期検出遅れ時間TV0の経過後
キー開閉器38dの操作により例えば出力端54から導線55
を経て作動装置56が始動される。同様に警報機能の監視
のため、出力端52に試験(警告)信号を出力できる。
供給監視装置50は、量UP又はIPの許容範囲外にある特
定の偏差が2回又は数回短時間に続いて検出されると、
遅れ時間TV0が無効になるように、構成されている。例
えばキー開閉器38dが車両のかじ取りハンドル車にある
試験開閉器として操作されると、付加的に例えば警笛の
作動装置56の機能が、直ちに(即ち初期検出遅れ時間T
V0を待つことなく)、制御装置40に関係なく試験され
る。こうして例えば前もつてキー開閉器38aの操作の
際、即ち制御装置40による通常の始動の試みの際、警笛
の機能が得られなかつた場合、(試験)キー開閉器38d
の操作の際同じように機能しないと、警笛56又はその供
給導線45が故障している可能性がある。それに応じてこ
のような欠陥を表示できる。
第10図は、UP又はIPが許容窓PRの許容されない値であ
ることによる欠陥の生じた際における供給監視装置50の
機能を示している。その際特に供給源70a又は70bの故障
も検出される。なぜならばこのような故障は、必然的に
許容読出し範囲R0内の読出し電圧UAB=0に至り、従つ
て制御装置40のみの残りの試験回路により評価可能だか
らである。
第10図の(1)は、供給量UP又はIPが通常存在する値
窓RPと、供給源70a又は70bの短絡又は欠陥(I)がある
場合又は、供給量の欠陥のある低下(II)又は欠陥のあ
る過度の増大(III)がある場合におけるUP又はIPの時
間的変化を示している。時点t0は、図示したようにUP
はIPが既にこの初期状態に許容範囲RPにない場合、(点
火電流回路の)作動電圧の投入時点に一致している。こ
れに対しteは、例えば図示してないが前述した検出遅れ
時間TV0の経過後キー開閉器3dの操作の代りに欠陥が検
出される任意の時点を示している。t0及びteは従つてア
フタサービス要求の開始(サービス開始の要請、SSRQ状
態)を示している。
第10図の(2)は作動装置56の操作電流IHの変化を示
している。遅れ時間TV1後出力端54は1回の短い電流パ
ルス95aを例えば作動装置としての警笛へ与え、それに
より警笛は運転者の意志の影響なしに短時間鳴る。この
(強力な)警告信号は非常に特異で、運転者に認められ
ないことは殆どない。例えば警笛の強制始動は、運転者
の異常な知覚遅れの際にのみ実際に始動される極端警告
のためにのみ考慮されている。
第10図の(3)によれば、時点t0又はteに故障状態を
検出した後、出力端52は導線53又は警報導線64を介し
て、運転者の知覚範囲にある光及び/又は音の信号発生
器へ、遅れ時間TV1より著しく短い時間間隔TV2を持つ短
いパルス96/1,…96/9…から成る警告電圧UQabを出力す
る。こうしてパルス95aの発生前に、例えば車両の計器
盤により光及び/又は音により認められる多数の警告記
号が生ずる。図示した例では、これは4つの電圧パルス
96/1ないし96/4に相当する4つの警告記号である。反覆
される記号は知覚に結びついて、場合によつてはパルス
状に光つてリセツトキー94の操作により警報に応答する
指令表示を運転者に与える。対応する表示は、装置によ
りトリガされる中央車両処理装置の言語発生によつても
行なうことができる。数回の反覆は、パルス95aを発生
させて特に明確に故障を運転者に指摘する前に、故障の
存在を運転者に意識させるのに充分な時間を与える。
第10図の(4)によれば、リセツトキー94の操作によ
り、供給監視装置50の端子RSにリセツト電圧URSとしてR
Sパルスが生ずる。
特定の検出時間TRS後運転者が表示された故障状態に
応答すると、供給監視装置50へ入力されるRSパルスは2
様に作用する。第1にパルス95aは第10図の(5)によ
り消失又は抑制され、即ち作動装置56による極端警報発
生が阻止される。第2に第10図の(6)により、運転者
の知覚応答としてのRSパルスの発生後、警報電圧UQから
誘導される光及び/又は音の警報信号が間引きされ、そ
の際それぞれ特定数の次のパルス(例えば96/4及び96/
5,96/7及び96/8)が繰返し消失せしめられる。運転者に
よる故障状態の応答後、発生される警告信号は従つて時
間的に分散したパルス96/6,96/9…の経過に相当する。
警報信号の間引きは、故障状態の知覚の確認後運転者
に欠陥の存在を思い出させるが、注意をもはや不要なも
のとして交通事件からそらせるために考慮されている。
この潜在的な通報状態は、点火回路のしや断によつての
みリセツトし、従つて解除できる。こうして運転者は、
車両の警笛が場合によつては始動不可能であるか、又は
事故発生の場合負荷2により作動させるべき乗客保護装
置、例えばかじ取りハンドル車にあるエアバツグが場合
によつては作動不可能であることを知らされる。
運転者が電流パルス95aによる作動装置56の自動始動
前にリセツトキー94を操作しそこなつた時、警告信号の
間引きがもはや不可能であることを、考慮しておくのが
よい。その場合(点火回路の)作動電圧のしや断及び再
投入によつてのみ、リセツトキー94の適時の操作により
パルス95aを抑制可能にするか又は第10図の(6)によ
り警告信号を間引き可能にする予備状態が再び得られ
る。
第11図は制御装置40の別の性質をその時間的変化の再
現により示している。ここには生ずるSSQR状態の展開が
示されている。時点t0及びteについて前述したことが当
てはまる。
第11図の(1)は、キー開閉器が操作されない場合、
許容されない故障窓E1+及びE2+(I,II)又は許容される
読出し窓R0及びR1+に継続的にある読出し電圧UAB0の種
々の変化を示している。場合IVは、第7図によりキー開
閉器の操作なしの場合の故障のない試験状態及び故障の
ある状態に関し、即ち供給端子〔L〕への電流通話の短
絡又は制御装置40の供給源70a又は70bの故障の状態に関
するので、特別な場合である。しかしこの故障状態は前
述したように供給監視装置50により検出されて評価さ
れ、従つてここで考慮しなくてよい。
第11図の(2)は、第9図の同期走査又は検出回路80
の出力端82の出力信号ULOCK又は出力端83の位相信号UTS
を示し、信号は例えばキー開閉器38b(38b′)の短絡の
際読出し信号の充分な基本波成分から処理可能である。
永続的に欠陥のある外部の読出し直流電圧UABも、持続
するため欠陥のある内部電圧ULOCK又はUTSは、制御装置
40において原理的に同じに次のように評価される。
第11図の(3)は作動装置56の操作電流IHの変化を示
す。制御装置40の切換え出力端44(91)は遅れ時間TV3
後1回短い電流パルス95bを例えば作動装置56としての
警笛へ与え、それによりこの警笛が運転者の意志の影響
なしに鳴る。この場合も例えば警笛の強制始動は、運転
者の異常な知覚遅れの際にのみ始動される極端警報発生
のためにのみ考慮されている。
第11図の(4)によれば、時点t0又はteに故障状態の
検出後、出力端57は導線58又は警報導線64を介して、運
転者の知覚範囲にある光及び/又は音の信号発生器へ、
遅れ時間TV3より著しく短い時間間隔TV4を持つ個々のパ
ルス97/1,・・・97/9,…から成るパルス束の時間的変化
を持つ警報電圧UWを与える。Ua(第10図)の時間的変化
とは異なる警報電圧UWの時間的変化によつて、リセツト
キー94の操作前における第11図の(1)による故障状態
は、第10図の(1)による故障状態から明確に区別可能
である。
こうしてパルス95bの発生前に、光及び/又は音で知
覚可能な多数の警告記号、この場合それぞれ3つの個別
パルスから成る4つのパルス束に応じて4つの警告記号
が発生する。反覆される警告記号は、知覚に結びつい
て、リセツトキー94の操作により警報に応答する(場合
によつてはパルス状に光る)表示を運転者に与える。こ
の場合も装置によりトリガされる中央車両処理装置の言
語発生による表示も行なうことができる。この場合も緊
急に故障を表示するパルス95bの開始前に、数回の反覆
が、故障の存在を認めさせるのに充分な時間を運転者に
与える。
第11図の(5)によれば、リセツトキー94の操作によ
り、制御装置40の端子RSにリセツト電圧URSとしてRSパ
ルスが生ずる。
特定の検出時間TRS後運転者により、表示された故障
状態の応答が行なわれると、制御装置40へ入力されるRS
パルスは2様に作用する。第1に第11図の(6)によ
り、パルス95bが消失又は抑制され、即ち作動装置56に
より極端警報発生が阻止される。第2に第11図の(7)
により運転者の知覚応答としてのRSパルスの発生後、警
報電圧UWから誘導される光及び/又は音の警報信号が間
引きされる。このため反覆して、特定数の順次に続くパ
ルス束例えば97/4及び97/5,97/7及び97/8が完全に抑制
される。このため抑制されないパルス束から、それぞれ
複数のパルスが間引きされるので、例えば警報電圧Uw,U
RSより時間的に大きく離れて、最初に与えられるパルス
束97/4,97/6から個別パルス97/4′,97/6′だけが表示さ
れる。こうして警告信号は、リセツトキー94の操作後、
第10図の(6)による警報電圧UQ/RSによる警告信号と
同じように現われる。この場合も警報信号の間引きによ
り、運転者は故障状態を知覚した後なお充分に欠陥の存
在を思い出すが、必要以上に注意を交通事件からそらさ
れない。キー94の操作後潜在する通報状態は、点火回路
のしや断によりリセツトし、従つて解除できる。
この場合も、電流パルス95bにより作動装置56の自動
始動がおこる前に、運転者がリセツトキー94を操作しそ
こなうと、警告信号の間引きはもはや不可能であるよう
にすることができる。その時(点火回路の)作動電圧の
しや断及び再投入によつてのみ、リセツトキー94の適時
の操作によりパルス95bが抑制可能で、警告信号が第11
図の(7)により間引き可能であるような予備状態が得
られる。
少なくとも切換え出力端44及び54は電流を監視される
結果、例えば作動装置56、その接地端子9又はそのトリ
ガ導線45又は55の欠陥により、充分な通電IHが不可能に
なり、従つて電流パルス95a又は95bがなくなると、リセ
ツトキー94の操作にもかかわらず警報の間引きが禁止又
は阻止される。こうして運転者の知覚範囲における光又
は音の警報信号の強さの維持によつて、例えば警笛によ
る1回の極端警報発生の不可能性が打消され、保守員は
回路の欠陥を指摘される。
第12図は、作動装置56例えば警笛又は警告点滅装置の
始動用キー開閉器の操作、例えばキー開閉器38a又は38b
の短絡を思わせる欠陥の発生の際の電子供給兼評価装置
60の他の性質を示している。
第12図の(1)は、(例えばキー開閉器38aの操作の
際における)読出し直流電圧UABの変化、又は(例えば
キー開閉器38bの操作の際における)同期走査又は検出
回路80の両方の出力電圧の1つを、時点t1及びt2に始ま
る2つのパルスH1及びH2の形で示している。ここで時点
t1に、作動電圧の投入後有効になる検出遅れ時間TV0
既に経過しているものと仮定してある。即ち前述したよ
うに、時間間隔TV0内に既に存在する信号電圧は既に時
点t1前に故障状態として直ちに評価される。
第12図の(2)によれば、操作パルスH1の立上り辺は
持続時間TFの時間窓W1をセツトし、操作パルスH2の立上
り辺は同様に持続時間TFの時間窓W2をセツトし、持続時
間TFはパルス持続時間TH1及びTH2より大きく、パルスH1
に相当する指令発生は時間窓W1内に終つている。
第12図の(3)によれば、論理結合により時間窓W1,W
2…が時間マスクW3に累積され、これは例えば跳躍時間T
Fを持つ単安定跳躍回路の次のパルスH2の立上り辺によ
る再トリガにより実現可能である。時間TFの経過前に終
了する各後続操作は、時間マスクW3を持続時間TFだけ延
長する。こうして自動的に形成される時間マスクW3内に
おける任意の操作は、正規の指令発生として検出され、
故障状態としては検出されない。固定持続時間TFが例え
ば6秒であると、警笛は6秒間までしや断されず、続い
て再び6秒間までしや断されず、始動可能である。
しかし第12図の(4)のように、ただ1つの操作読出
しパルスH5の持続時間TH5が時間窓TFより大きいと、第1
2図の(5)のように、持続時間TFの同じような窓関数W
5が作用して、時間窓W5の経過後操作電流IHのしや断に
より、例えば警笛の最大操作時間を持続時間TFに制限す
る(第12図の(6)参照)。更に第12図の(6)によれ
ば、このように時間的に制限される操作読出しパルスH5
は、第11図のように進行せしめられるSSRQ状態を開始さ
せる。従つて電子供給兼評価装置60は、例えば運転者が
通常の場合持続時間例えば6秒より長く中断なしに操作
装置56を始動しないものと仮定している。運転者が6秒
より長く警笛を操作し、従つて第11図によりSSRQ機能を
開始すると、故障なしでも、点火回路の再投入警笛の正
常機能が自動的に再び戻る。
例えば車両にあつて導線47に接続されている進入盗難
警報装置の外部警報出力端から入力端46への作用による
その作動装置の任意の長さの始動は、運転者の意志によ
る始動可能性のこのような時間制限によつて影響を受け
ない。
前述の機能により、例えば運転者はその車両工場へ行
くのをおだやかに強制され、それにより例えば乗客保護
機能を場合によつてはもはや果さないエアバツグ一警笛
装置を確認できない見込みが少なくなる。作動の確実な
状態の維持はこうして高い統計的安全性で得られる。本
発明による装置の高い固有安全性に加わる保守の安全性
は、例えば永続機能保証の費用に関して価格上の利点を
与える。
第13図は、電子供給兼評価装置60の集積構造において
第6図によるものとは相違している第3実施例を示す。
制御装置40及び供給監視装置50の前述した論理及び信号
分析機能は、ここでは単一チツプA/Dマイクロ制御器100
と、それに基いて展開されるソフトウエア及び固有の簡
単かつ安価な付加回路とによつて実現される。ここで例
えば70a,7gb及び116,117を持つ部分100は、第6図の制
御装置40に相当する。
(NECのEPROMを持つ)μPD7811、(NECのEPROMを持
つ)μPD7809,μPD87312(NEC),83C552(Valvo)又はM
CS−8051(Intel)のような普及A/Dマイクロ制御器が適
している。多チヤネル信号プロセツサも特別なハードウ
エア構造特徴(判別器)を持ち、従つて目的に対して特
に簡単なプログラム化を可能にするので、交流電圧信号
の処理に適している。CAN/VAN規格によるA/Dマイクロ制
御器を使用すると、例えば車両にあつて計算機で援助さ
れるバス回路に装置を関連させることができる。信号交
換のため、周辺への前述した接続導線の代りに、CAN/VA
N規格によるポートが用いられる。
第6図の回路部分28及び29は第13図には繰返されず、
端子〔A〕,〔B〕,〔M〕及び〔L〕に接続されるも
のとする。任意の容量98a及び98bの機能は第6図のそれ
に一致する。第6図による装置と同じ作用を示すため
に、重要な入力端、出力端、及び周辺へのインタフエー
スの導線には、第6図と同じ符号を用いている。
A/Dマイクロ制御器100は公知のクロツク、CPU,RAM及
びROMの範囲を持ち、ここでは例えば入力端41B,41A,11
4,115,124,125,42A,42Bにより8チヤネルに構成された
少なくとも1つの多量多チヤネルサンプル及びホールド
・アナログ/デイジタル入力ポート102を持ち、更に前
述した導線47,49及びRSにより周辺に接続されているデ
イジタル入力端46,48,126を持つ別のなるべく多チヤネ
ルデイジタル入力−出力−制御ポート103を持つてい
る。別のデイジタル入力端127は命令導線LNを介して周
辺に接続されている。例えば装置の初期状態設定(設置
例えばまだ組立てラインにある車両)におけるA/Dマイ
クロ制御器はこの導線を介して学習指令を受けて、学習
ルーチン中例えば組込まれたかじ取りハンドル車の初回
の回転の際に、部分28及び29の固有公差をオフセツト基
準として学習し、即ち不揮発的に記憶する。A/Dマイク
ロ制御器は、車載電源電圧+Ubを供給される電圧処理装
置99から論理作動電圧+VCCを供給され、前述した電圧
処理装置と同様に接地9されている。A/Dマイクロ制御
器100のクロツク発生器は共振子101例えばセラミツク発
振子又は水晶発振子に接続されている。
接地基点〔M〕と端子〔A〕との間には、抵抗10Cと
アース側のコンデンサ30Dから成る直列回路が接続され
ている。端子〔A〕は更に抵抗10Aを介して接地9され
ている。端子〔A〕は、場合によつては直流電圧阻止コ
ンデンサ30Fを介して、接続導線39Dにより第1のアナロ
グ入力端42Bに接続されている。コンデンサ30Dと抵抗10
Cとの間から分岐するタツプは、接続導線39Aを介して第
2のアナログ入力端42Aに接続されている。接地基点
〔M〕と端子〔B〕との間には、抵抗10Dとアース側コ
ンデンサ30Eから成る直列回路が接続されている。端子
〔B〕は更に抵抗10Bを介して接地9されている。端子
〔B〕は、場合によつては直流電圧阻止コンデンサ30G
を介して、接続導線39Eを介して第3のアナログ入力端4
1Bに接続されている。コンデンサ30Eと抵抗10Dとの間か
ら分岐するタツプは、接続導線39Bを介して第4のアナ
ログ入力端41Aに接続されている。基準電位母線9を介
する接続を別として、ここでは読出し回路28と電子供給
兼評価装置60との間に全体として5つの接続導線を設け
ることができる。
特別な出力端110において、A/Dマイクロ制御器の側か
ら、そのクロツク周波数でプログラムに従つて組合わさ
れる時間信号又は周波数信号が利用可能である。この導
線は、作動エネルギをなるべく車載電源電圧+Ubから取
る交流電流又は電圧源70a又は70bに接続されている。A/
Dマイクロ制御器100と供給源70a又は70bとの間に別の接
続111を行なうこともできる。供給源の出力端43は供給
監視装置50Aに接続されている。供給監視装置50Aの第1
の出力端は供給導線39Cを介して供給端子〔L〕に接続
されている。少なくとも1つの第2の端子は導線113を
介してA/Dマイクロ制御器のA/Dポート102の第5のアナ
ログ入力端114に接続されている。更に別のこのような
出力端が示されて、別の導線112を介して第6のアナロ
グ入力端115に接続されている。多数の導線を介してA/D
マイクロ制御器100は例えばバツフア116なるべく導線駆
動アレイに接続されている。バツフアは既に公知の出力
端52,57,61を持ち、これらの出力端に出力信号導線53,5
8,62及び64が接続されている。少なくとも1つの特別な
導線を介してA/Dマイクロ制御器100に接続されている出
力バツフア117は、少なくとも1つの出力増幅器118を含
み、切換え出力端44(91)から導線45(92)を介して図
示しない作動装置56(93)用の作動電流を与える。この
目的のため端子121から特別な導線119を介して、車載電
源電圧が場合によつては保護ダイオード120を介してバ
ツフア117に接続されている。
A/Dマイクロ制御器100は母線105を介して操作制御さ
れるEEPROM104に接続され、このEEPROMは導線106及び例
えば並列−直列変換器又は母線モデムを持つ問合わせイ
ンタフエース107を介して、1つ又は複数の入力導線108
及び出力導線109により周辺に接続可能である。このよ
うなEEPROM104は、A/Dマイクロ制御器100と一体に公知
のEEPROM−A/Dマイクロ制御器のように、多量生産又は
注文生産の回路として集積可能である。その場合母線10
5及び導線106には接近不可能である。導線39Cは試験交
流電流IP又は絶縁される回路29にある負荷24の始動用作
動電流IBを通す。その代りに又はそれに加えて入力導線
47及び48を第7及び第8のアナログ入力端124及び125に
接続できる。A/Dマイクロ制御器は実際には別の図示し
ない導線を介して周辺に接続されるか、又は公知のよう
にここには図示してない番犬回路と共同作用する。番犬
回路はA/Dマイクロ制御器の集積構成部分であつてもよ
い。
第14図を参照して作用を説明する。端子〔A〕及び
〔B〕に接続される抵抗10C又は10Dとコンデンサ30D又
は30Eの中間タツプ付き直列回路は低域フイルタで、読
出し電圧のそれぞれの直流電圧成分UP1=及びUP2=を前
記のコンデンサに準備する。これらの直流電圧は問合わ
せ用アナログ入力端42A及び41Aにかかる。これに反しコ
ンデンサ入力端42B及び41Bには、交流電圧成分を弱めら
れずに含む端子電圧UP1及びUP2がかかる。コンデンサ30
F及び30Gの形の高域フイルタが接続されていると、交流
電圧成分のみがかかつてもよい。
供給源70a又は70bは出力制御の振幅に影響を与える増
幅素子又は制御素子を含んでいる。この素子は、発生器
により供給源に発生されて増幅されかつA/Dマイクロ制
御器のとる(導線110)基準周波数に同期せしめられか
又はA/Dマイクロ制御器から直接出力され(導線110)て
増幅される交流電圧を設定して、出力端43から試験交流
電流IP又は作動交流電流IBが出力可能であるようにす
る。A/Dマイクロ制御器から出力される交流電流又は交
流電圧のレベルの制御は、少なくとも1つの制御導線11
1によつて行なわれ、この制御導線により、例えば導線4
9に接続される衝突センサによる入力端48のトリガの
際、IPからIBへの交流電流レベルの変化が行なわれる。
前述したように試験値IPから作動値IBへの出力交流電流
の増大は、導線111なしでも、導線110へ出力される周波
数の切換えによつて、例えば第6図のように変成器容量
98a又はバラスト容量98bに関連して、出力端43が電圧源
の性質を持つか電流源の性質を持つかに応じて、行なわ
れる。
すべての信号評価がA/Dマイクロ制御器100においてソ
フトウエアにより援助されて行なわれるので、供給監視
装置50Aは第6図の供給監視装置50に比較して少ない機
能を持つている。従つて供給監視装置50Aにおいては、
出力端43における出力交流電流及び/又は電圧を特徴づ
ける測定信号のみが得られる。このため供給監視装置50
Aは例えば公知の方向結合回路として構成して作用させ
ることができる。このような測定信号はアナログ入力端
114及び115へ供給され、A/D変換器へプログラム規定に
従つて読込むことによりA/Dマイクロ制御器によつて循
環的に走査される。その点で102,103を持つA/Dマイクロ
制御器100、制御導線111、制御可能な供給源70a,70b、
供給監視装置50A、及びA/Dポート102へ帰還される導線1
12及び113は、導線39Cを介して端子〔L〕へ供給可能な
交流電流の問合わせ、安定化及び/又は設定用のアナロ
グ/デイジタルレベル調整ループ(閉ループ)を形成し
ている。供給交流電圧の低下又は供給交流電流の消失又
は誤つた値は、こうしてA/Dマイクロ制御器の内部ルー
プにより検出され、ソフトウエア毎に既に述べた警告信
号に変換される。
アナログ入力端42A,42B,41A,41Bにかかる瞬間電圧の
連続分析は、循環的に走査される電圧試料の計算機によ
る処理によつて行なわれる。第14図の(1)は駆動交流
電流又は電圧の正弦波状又は方形波状時間的変化65又は
65′を示している。その周波数は、第14図の(4)に示
すようにA/Dマイクロ制御器内部のクロツク信号CDの分
周によつて生ずる。例えば時間的変化65又は65′の周期
は全部で256個のクロツクパルスを含んでいる(CP1ない
しCP256、仮定した分周係数1/256)。前述したようにこ
の分周係数はソフトウエア毎に切換え可能で、例えば入
力端48のトリガの際、駆動周波数の上昇又は低下によ
り、駆動交流電流を試験レベルIPから作動レベルIBへ高
めるために、切換え可能である。
第14図の(2)は、キー開閉器38b(38b′)の操作な
しの場合の試験状態(不作動状態)における端子電圧を
示している。アナログ入力端41Bの図示しない電圧UP20
は適当に変化する。クロツクパルスに関して所定の時点
に、瞬間値S1,S2,…が入力端42Bから、それに応じて入
力端41BからA/Dマイクロ制御器へ読込まれ、しかもなる
べく読出し電圧UP10又はUP20の交流電圧成分の時間的変
化65のn+1/2周期又は時間的変化66又は66′の2(n
+1/2)周期後に読込まれる。この読込みは公知のよう
に後続のA/D変換に関連して非常に短時間の走査によつ
て行なわれる。こうして駆動量IP又はUPの正及び負の半
波から生ずる読出し電圧66又は66′の半波が問合わせさ
れ、その際すぐ続く半波ではなく時間的に大きく離れた
半波を検出するのがよく、これは、すべての読込みのク
ロツクに同期した始動のため、即ちそのクロツクにより
結合される相互対応のため、簡単に可能である。出力端
41Bにおける読出し電圧UP20の走査は、入力端42Bにおけ
る読込みS1,S2…の間の特定の時間的ずれをもつ重なり
をもつて行なわれる。
こうしてA/Dポート102の高調波負荷が行なわれ、A/D
マイクロ制御器は個々の読込の間の信号処理計算のため
に充分な時間を利用可能である。試験状態において、走
査される瞬間値S1,S2…は、ソフトウエア毎に規定され
て場合によつてはソフトウエア毎に最初の始動の際まず
学習される無負荷電圧又は試験読出し電圧窓L0内にあ
る。分類の際長い時間にわたつて継続的にこの窓に含ま
れる走査値は、警告ルーチン又は故障通報ルーチンを始
動させず、ソフトウエア毎に正しいものと評価される。
第14図の(3)は、キー開閉器38bの操作の場合と欠
陥例えば欠陥のある短絡の場合の状態を示している。走
査S1,S2…はもはや試験読出し電圧窓L0内になく、同時
に隣接する操作窓又は故障読出し窓L1及びL2にある。窓
L1及びL2からの走査値の交互の読込みにより、前述した
ように操作指令が検出されて実施される。点火回路の投
入の際既に、検出遅れ時間TV0の経過前に、又は第12図
の(3)により遅く許容されて形成される時間マスクW3
により決定されるより長く、この読出し状態が存在する
と、故障状態が検出されて、警告信号が発生され、プロ
グラム化された安全ルーチンが実施される。この評価の
ため、プログラム化された問合わせ計画に応じて直流電
圧値の問合わせが時間的に重なつて交流量走査へ入り込
んでいる限り、入力端42A及び42Bの直流電圧の問合わせ
は時間的に並列に行なわれる。例えばキー開閉器38aの
操作の際アナログ入力端42B及び42Aにおける直流電圧の
単独評価は、前述したことからわかる。
故障例えば駆動量IPの消失を許容読出し電圧UAB=0
の原因として検出することに関して、第6図による電子
供給兼評価装置60の別々の部分40及び50によりハードウ
エアにより加えられる部分冗長は、ここでは読出し電圧
の直流成分と交流成分の多チヤネル準同時並列評価に代
えられている。ここでは部分40及び50の制御を評価する
すべての論理機能はA/Dマイクロ制御器100に一体にまと
められている。読出し電圧の直流成分と交流成分の分離
以外に、第9図によるすべてのハードウエア機能はA/D
マイクロ制御器100においてソフトウエアにより行なわ
れる。
このような広範な機能の例は、破線の導線123及び122
を介して(全体で8つのうち残りの2つの)アナログ入
力端124及び125に接続されている導線47及び49の指令電
圧又は始動電圧のハードウエアにより加えられる測定技
術的判断可能性である。このような接続の場合、導線47
及び49の(デイジタル)指令がアナログでも検出可能で
あることによつて、デイジタル入力端46及び48のトリガ
はなくてもよい。デイジタル指令信号又は始動信号のこ
のようなアナログ評価の利点として、始動トリガ電圧の
形成、振幅、時間的に充分長い均一な維持等に関して、
この電圧の変化は精確に分析可能であり、プログラム化
されたプロトコルを守らないトリガ電圧も同様に欠陥の
あるものとして評価可能で、警告表示のために処理可能
で、いずれにせよ作動装置を始動させない。それによ
り、(例えばしや蔽されない)導線47及び49への異常な
誘導作用も、正しい始動信号から簡単に区別可能であ
る。
他方導線47及び49の指令をデイジタル入力端46及び48
とアナログポート102とを介して取入れることにより、
広範なフエイルセーフルーチンが例えば次のようにして
可能になる。車載電源電圧の欠陥のある低下のため、所
定の出力レベルIPを維持する目的で、供給源70a,70bの
ゲインを(導線111)を介して変則的に高めねばならな
い時(前述したレベル調整ループを利用して車載電源電
圧の間接ループ内測定)、プロトコルに反して低すぎる
始動信号電圧でも、作動装置を規則正しく始動する(例
えば中央鎖錠装置の開放又は警告点滅装置の始動)。
装置の始動の際、任意の直列又は並列母線105を介し
て、状態データ、後で故障状態のデータ又はその符号
を、EEPROM104へ読込むことができる。このため経過制
御装置を使用できる。同様に保護機能を持ち例えば並列
−直列変換器を有するインタフエース107が、導線108を
介するポーリング後EEPROM104に書込まれているデータ
の導線109を介する直列読出しを可能にる。
素子46,47,48,49,52,53,57,58,61,62,64,44,45,91,92
及びRSの機能は第6図のものと同じである。特別なバツ
フア素子116及び117は、例えば短絡、電源短絡、車両か
らの欠陥のある電流逆供給又は個々の接続導線の誤つた
接続の際におけるA/Dマイクロ制御器の保護に、主とし
て役立つ。バツフア117の出力駆動装置は10アンペア程
度の電流を出力できるので、電源電圧は別の供給導線12
1を介してバツフア117へ供給される。これに関連して別
の接地端子GNDが設けられている。
本発明による装置のこの実施例は、大きい装置例えば
慣性車両処理装置へ一体化するのに適し、適用ソフトウ
エアに応じて、任意の徹底的なフエイルセーフ機能の実
施を可能にする。
このため装置は比較できる信頼度の少数の部品しか含
まず、始動状態において固有の公差を学習するか、又は
回路部分に故障のない場合状態データを学習し、メモリ
のポーリングにより後で再び基準値として再び取入れる
ことができるように構成可能である。それにより電機部
分の不必要に精確な製造と費用のかかる修正は不要にな
る。
なおこの実施例において、小形電子装置例えば(場合
によつては充電可能なエネルギ貯蔵装置により緩衝され
る)かじ取りハンドル車計算機へ、測定点〔Y〕及び
〔Z〕から作動エネルギを供給し、他の装置に関係なく
作動させることも可能である。
本発明による装置は万能に使用可能である。自動車へ
使用した場合その機能の説明は、本発明の一般性を限定
するものと解さるべきでない。乗客保護装置例えば車両
のかじ取りハンドル車にあるエアバツグの点火薬は、任
意の負荷に代えることができる。警笛及び警告点火装置
の代りに、全く異なる作動装置、例えば工作機械等の操
作インタフエースにより始動されるような作動装置も使
用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による装置の第1実施例の接続図、第2
図はそれに設けられる群回路の接続図、第3図は本発明
による装置の第1実施例の実際の接続図、第4a図は正の
半波が作用する場合の第3図の実際接続図の一部、第4b
図は負の半波が作用する場合の第3図の実際接続図の一
部、第5図は車両のかじ取りハンドル車に収容される装
置部分の側面図、第6図は絶縁される回路から少なくと
も1つの作動装置の始動及び主要成分の始動及び機能の
試験を可能にする本発明による装置の第2実施例の接続
図、第7図は作動装置の始動の際及び負荷の際又は模擬
負荷に欠陥が生じた際端子〔A〕と〔B〕との間の信号
電圧の時間的変化を示す図、第8図は異なる始動又は故
障状態における読出し電圧の複数の時間的変化を示す
図、第9図は第6図による電子供給兼評価装置の構成部
分としての制御装置の接続図、第10図は故障警告の経過
に影響を及ぼす信号を示す図、第11図は故障警告の経過
に影響を及ぼす別の信号を示す図、第12図は欠陥により
生ずる操作信号の時間マスクされる消失及び警報処理の
信号を示す図、第13図はA/Dマイクロ制御器により直流
及び交流の電圧成分を評価する本発明による装置の第3
実施例の接続図、第14図は読出し電圧を評価する同期抽
出方法を示す図である。 11,16……絶縁変成器、12,17……一次巻線、13,18……
二次巻線、14,19……読出し巻線、24……負荷、25……
模擬負荷、26,27……電流通路、28……読出し回路、29
……絶縁又は回路。

Claims (62)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに誘導結合される第1の一次巻線(1
    2)と第1の二次巻線(13)と第1の読出し巻線(14)
    とを持つ第1の絶縁変成器(11)、 互いに誘導結合される第2の一次巻線(17)と第2の二
    次巻線(18)と第2の読出し巻線(19)とを持ちかつ第
    1の絶縁変成器(11)とほぼ同じ特性を有するが第1の
    絶縁変成器(11)とは無関係に磁界を導く第2の絶縁変
    成器(16)、 監視すべき少なくとも1つの負荷(24)を含む負荷回路
    (29)、 第1及び第2の二次巻線(13及び18)から負荷(24)へ
    給電するための負荷回路(29)の第1の電流通路(2
    6)、 負荷回路(29)にある少なくとも1つの模擬負荷(2
    5)、 第1及び第2の二次巻線(13及び18)から模擬負荷(2
    5)へ給電するための負荷回路(29)の第2の電流通路
    (27)、及び 第1及び第2の読出し巻線(14及び19)に接続されかつ
    第1及び第2の一次巻線(12及び17)への給電により負
    荷(24)に生ずる電圧と模擬負荷(25)に生ずる電圧と
    を比較するための読出し回路(28) を含んでいることを特徴とする、監視すべき負荷を含む
    回路の検出兼エネルギ供給装置。
  2. 【請求項2】第2の電流通路(27)にある模擬負荷(2
    5)が抵抗であることを特徴とする、請求項1に記載の
    装置。
  3. 【請求項3】装置が2つの一体な装置部分から成り、第
    1の装置部分(28′)が両方の一次巻線(12,17)及び
    読出し巻線(14,19)を含み、第2の装置部分(29′)
    が両方の二次巻線(13,18)を含んでいることを特徴と
    する、請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】巻線と共同作用して磁界を導く手段(15,2
    0;15a,20a)が両方の装置部分(28′,29′)に分布され
    ていることを特徴とする、請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】第1及び第2の装置部分(28′,29′)が
    相対運動可能に設けられていることを特徴とする、請求
    項3に記載の装置。
  6. 【請求項6】第1及び第2の装置部分(28′,29′)が
    相対回転可能に構成され、第1及び第2の装置部分(2
    8′,29′)の磁界を導く手段(15,20;15a,20a)の間に
    ある空隙が、回転の際ほぼ不変であることを特徴とす
    る、請求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】第1及び第2の装置部分(28′,29′)の
    巻線が互いに同心的に設けられていることを特徴とす
    る、請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】両方の一次巻線(12,17)が直列に接続さ
    れ、両方の二次巻線(13,18)が電圧を加算するように
    直列接続されていることを特徴とする、請求項1に記載
    の装置。
  9. 【請求項9】負荷回路(29)に1つの群回路(1)が設
    けられ、読出し回路(28)に同じ構造の少なくとも2つ
    の群回路(2,3)が設けられ、これらの群回路がブリツ
    ジ回路に接続される半導体弁(6/1,6/2,6/3,6/4)を含
    み、このブリツジ回路が、同じ極性に並列接続されて中
    間タツプを持つ弁区間から成り、共通な陽極側端部(6
    C)と、共通な陰極側端部(6E)と、第1及び第2の中
    間タツプ(6D,6F)とを持つていることを特徴とする、
    請求項1に記載の装置。
  10. 【請求項10】負荷回路(29)において、負荷(24)と
    模擬負荷(25)と第1のブリツジ回路(1)とが二次巻
    線(13,18)に接続されて、負荷(24)が両方の二次巻
    線(13,18)の接続点(21)とブリツジ回路(1)の陰
    極側(1E)との間に接続され、模擬負荷(25)が二次巻
    線(13,18)の接続点(21)と陽極側(1C)との間に接
    続され、第1の二次巻線(13)の終端がブリツジ回路
    (1)の第1の中間タツプ(1D)に接続され、第2の二
    次巻線(18)の始端が第2の中間タツプ(1F)に接続さ
    れており、読出し回路(28)が、第2及び第3のブリツ
    ジ回路(2,3)を介して読出し巻線(14,19)に接続され
    ている2つの読出し端子(〔A〕,〔B〕)を持ち、こ
    れらのブリツジ回路(2,3)の陽極側が基準電位母線
    (9)に接続され、第1の読出し端子〔A〕が第2のブ
    リツジ回路(2)の陰極側(2E)に接続され、第2の読
    出し巻線の始端が第1の中間タツプ(2D)に接続され、
    第1の読出し巻線(14)の終端が第2の中間タツプ(2
    F)に接続され、第2の読出し端子〔B〕が第3のブリ
    ツジ回路(3)の陰極側(3E)に接続され、第1の読出
    し巻線(14)の始端が第1の中間タツプ(3D)に接続さ
    れ、第2の読出し巻線(19)の終端が第2の中間タツプ
    (3F)に接続されていることを特徴とする、請求項9に
    記載の装置。
  11. 【請求項11】読出し端子(〔A〕又は〔B〕)と基準
    電位母線(9)との間から試験電圧(UP1又はUP2)が取
    出し可能であり、負荷(24)及び模擬負荷(25)の抵抗
    が同じであると、両方の試験電圧がほぼ同じであり、模
    擬負荷(25)より大きいか又は小さい負荷(24)の抵抗
    に、読出し端子(〔A〕又は〔B〕)における大きいか
    又は小さい試験電圧(UP1又はUP2)が対応し、負荷又は
    模擬負荷の抵抗が変化すると、両方の試験電圧(UP1
    びUP2)が逆向きに変化することを特徴とする、請求項1
    0に記載の装置。
  12. 【請求項12】一次巻線(12,17)が更にそれぞれ第1
    及び第2の半導体弁装置(4及び5)により橋絡され、
    これらの半導体弁装置の陽極(4C,5C)が両方の一次巻
    線(12,17)の接続点(22)に接続されて、小さい一次
    交流電流の供給の際、供給される電力が負荷(24)及び
    模擬負荷(25)へ同じに分配可能であり、大きい一次交
    流電流の供給の際、供給される電力が主として負荷(2
    4)へ供給可能であることを特徴とする、請求項10に記
    載の装置。
  13. 【請求項13】橋絡する半導体弁装置(4,5)が、それ
    ぞれ4つの弁区間(4/1,4/2,4/3,4/4及び5/1,5/2,5/3,5
    /4)の同じ構成のブリツジ回路から成り、その中間タツ
    プ(4D,4F,5D,5F)が接続されないか又はそれぞれ対と
    して互いに接続されていることを特徴とする、請求項12
    に記載の装置。
  14. 【請求項14】ブリツジ回路(1,2,3,4,5)が4つの端
    子を持つ一体の離散素子として構成されていることを特
    徴とする、請求項9ないし13の1つに記載の装置。
  15. 【請求項15】陽極側と陰極側とが交換されていること
    を特徴とする、請求項9ないし14の1つに記載の装置。
  16. 【請求項16】負荷回路(29)に3つの測定点〔X〕,
    〔Y〕,〔Z〕が設けられ、測定点〔X〕が両方の二次
    巻線(13,18)と負荷(24)と模擬負荷(25)との接続
    点(21)に接続され、測定点〔Y〕が負荷(24)の他方
    の端子に接続され、測定点〔Z〕が模擬負荷(25)の他
    方の端子に接続されていることを特徴とする、請求項1
    に記載の装置。
  17. 【請求項17】3つの測定点〔X〕,〔Y〕及び〔Z〕
    の少なくとも2つへエネルギを供給するため、付加的な
    電子安全又は測定装置(34)が負荷回路(29)に接続さ
    れていることを特徴とする、請求項16に記載の装置。
  18. 【請求項18】電子安全又は測定装置(34)が少なくと
    も2つの測定点〔X〕,〔Y〕及び〔Z〕の間の直流電
    圧を測定又は評価又は表示するように構成されているこ
    とを特徴とする、請求項17に記載の装置。
  19. 【請求項19】電子安全又は測定装置(34)が、測定点
    から供給されるエネルギにより緩衝可能で充電可能なエ
    ネルギ貯蔵装置(35)を備えていることを特徴とする、
    請求項17に記載の装置。
  20. 【請求項20】負荷(24)の作動開始の際実際の測定値
    又は表示値を保持又は記憶可能であるように電子安全又
    は測定装置(34)が構成されていることを特徴とする、
    請求項17に記載の装置。
  21. 【請求項21】電子安全又は測定装置(34)が読出し装
    置を持つ少たくとも1つの時計(36)を含んでいること
    を特徴とする、請求項17に記載の装置。
  22. 【請求項22】一次巻線(12及び17)の両方の接続され
    ない終端が、直接に又は直列接続される整合又は変成容
    量(98a)を介して間接に、供給端子〔L〕と基準電位
    母線(9)につながる接地端子〔N〕との間に接続さ
    れ、3つの端子〔A〕,〔B〕及び〔L〕がそれぞれ導
    線(39A,39B又は39C)を介して、電子供給兼評価装置
    (60)に接続されていることを特徴とする、請求項10に
    記載の装置。
  23. 【請求項23】接地端子〔M〕及び電子供給兼評価装置
    (60)が広がつた金属面(9)を介して互いに接続され
    ていることを特徴とする、請求項22に記載の装置。
  24. 【請求項24】電子供給兼評価装置(60)が多数の測定
    入力端と少なくとも1つの出力端(43)とを持ち、読出
    し端子〔B〕及び〔A〕が測定入力端(41,42;41A,41B,
    42A,42B)に接続され、少なくとも1つの出力端(43)
    が交流電流又は交流電圧源(70a又は70b)の出力端であ
    り、少なくとも間接(50A)に供給端子〔L〕に接続さ
    れていることを特徴とする、請求項22に記載の装置。
  25. 【請求項25】読出し端子〔A〕及び〔B〕の各々又は
    第1及び第2の測定入力端(41,42;41A,42A)と基準電
    位母線(9)との間に、それぞれ平滑コンデンサ(30D,
    30E)が接続されていることを特徴とする、請求項24に
    記載の装置。
  26. 【請求項26】電子供給兼評価装置(60)の出力端(4
    3)と供給端子〔L〕との間の供給通路に、整合又は変
    成容量(98a)が挿入されていることを特徴とする、請
    求項24に記載の装置。
  27. 【請求項27】供給導線(39c)又は供給端子〔L〕と
    基準電位母線(9)との間に整合又は変成容量(98b)
    が接続されていることを特徴とする、請求項24に記載の
    装置。
  28. 【請求項28】電子供給兼評価装置(60)が更に外部か
    らトリガ可能な少なくとも1つの第3の入力端(48)を
    持ち、出力端(43)から供給端子〔L〕へ供給可能な交
    流量が、第1の信号状態では入力端に低い試験値を持
    ち、第2の信号状態では高い作動値を持つていることを
    特徴とする、請求項24に記載の装置。
  29. 【請求項29】第1の信号状態から第2の信号状態への
    移行の際、交流量の周波数が変化することを特徴とす
    る、請求項28に記載の装置。
  30. 【請求項30】電子供給兼評価装置(60)に供給監視装
    置(50,50A)が構成されて、供給導線(39C)に接続さ
    れ、間接又は直接に警報出力端(52)へ作用し、少なく
    とも1つの供給量の目標値からの偏差に関係して、この
    警報出力端から警報信号が周辺へ伝達可能であることを
    特徴とする、請求項24に記載の装置。
  31. 【請求項31】電子供給兼評価装置(60)に制御装置
    (40;70a,70b,100;116,117)が構成され、読出し端子
    〔A〕,〔B〕から供給を受ける測定入力端(41,42;41
    A,41B,42A,42B〕と、交流電流又は交流電圧源(70a又は
    70b)の少なくとも1つの出力端(43)とが制御装置に
    付属し、この制御装置が警笛出力端(57)を持ち、入力
    端における所定の信号状態において、この警笛出力端か
    ら警笛信号が周辺へ伝達可能であることを特徴とする、
    請求項24に記載の装置。
  32. 【請求項32】警報出力端(52)と警笛出力端(57)と
    が互いに論理結合可能で、論理結合結果が障害通報導線
    (64)を介して周辺へ伝達可能であることを特徴とす
    る、請求項30又は31に記載の装置。
  33. 【請求項33】供給監視装置(50)が切換え出力端(5
    4)を持ち、少なくとも1つの供給量の値に関係して、
    この切換え出力端から外部の作動装置(56)が作動電流
    (IH)を供給されることを特徴とする、請求項30に記載
    の装置。
  34. 【請求項34】制御装置(40;70a,70b,100;116,117)が
    更に別の出力端(61)を持ち、第3の入力端(48)にお
    ける信号状態の変化後特定の時間遅れをもつてこの別の
    出力端(61)から、切換え信号が周辺へ伝達可能である
    ことを特徴とする、請求項31に記載の装置。
  35. 【請求項35】少なくとも1つの開閉接点(38b,38b′;
    38d)が設けられ、その操作により、直列接続される両
    方の二次巻線(18,13)の少なくとも1つが短絡可能で
    あることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  36. 【請求項36】模擬負荷(25)又は負荷(24)へ給電す
    る少なくとも1つの電流通路(27及び28)に開閉接点
    (38c,38c′)が設けられ、その操作により電流通路が
    しや断可能であることを特徴とする、請求項1に記載の
    装置。
  37. 【請求項37】少なくとも1つの開閉接点(38a,38
    a′)が設けられ、その操作により2つ又は3つの測定
    点〔X〕,〔Y〕,〔Z〕が短絡可能であることを特徴
    とする、請求項16に記載の装置。
  38. 【請求項38】制御装置(40;70a,70b,100;116,117)が
    更に少なくとも1つの別な切換え出力端(44,91)を持
    ち、この切換え出力端から外部の作動装置(56,93)が
    作動電流(IH,IZ)を供給されることを特徴とする、請
    求項31に記載の装置。
  39. 【請求項39】制御装置(40;70a,70b,100;116,117)が
    更に始動信号を供給可能な少なくとも1つの入力端(4
    6)を持ち、警報信号がこの入力端に加わると、少なく
    とも1つの外部作動装置(56,93)が作動電流(IH,IZ
    を供給されることを特徴とする、請求項38に記載の装
    置。
  40. 【請求項40】制御装置(40;70a,70b,100;116,117)が
    別の出力端(61)を持ち、この別の出力端から故障状態
    が周辺へ符号化されて伝達可能であることを特徴とす
    る、請求項31に記載の装置。
  41. 【請求項41】制御装置(40;100)が少なくとも1つの
    電圧値範囲を判別又は分類する手段を含んでいることを
    特徴とする、請求項31に記載の装置。
  42. 【請求項42】制御装置(40;100)が供給量の少なくと
    も基本振動を同期走査又は検出する手段を含んでいるこ
    とを特徴とする、請求項31に記載の装置。
  43. 【請求項43】電子供給兼評価装置(60)の制御装置
    (40)が、多チヤネルアナログ入力ポート(102)と多
    チヤネルデイジタルI/Oポート(103)とを持つA/Dマイ
    クロ制御器(100)を含み、少なくとも2つのアナログ
    入力端(41,42;41B,42B)が、測定陰極として読出し端
    子〔A〕及び〔B〕に接続され、交流電圧又は電流源
    (70a又は70b)が、少なくとも1つの制御通路(110,11
    1)を介してA/Dマイクロ制御器(100)のデイジタルポ
    ート(103)により制御可能であることを特徴とする、
    請求項31に記載の装置。
  44. 【請求項44】読出し端子〔A〕及び〔B〕の各々と基
    準電位母線(9)との間に接地側コンデンサ(30D又は3
    0E)と端子側抵抗(10C又は10D)との直列回路が接続さ
    れ、この直列回路の中間タツプから第3及び第4の読出
    し巻線(39D又は39E)が制御装置(40)の第3及び第4
    の測定入力端(42A及び41A)へ通じていることを特徴と
    する、請求項31又は43に記載の装置。
  45. 【請求項45】読出し端子〔B〕及び〔A〕を測定入力
    端(41,42;41B,42B)に直接接続する読出し巻線(39A及
    び39B)へ阻止容量(30G,30F)が挿入されていることを
    特徴とする、請求項31又は43に記載の装置。
  46. 【請求項46】警報出力端(52)がA/Dマイクロ制御器
    (100)のデイジタル出力端であり、供給監視装置(50
    A)が少なくとも1つの信号出力端(112,113)を持ち、
    これら信号出力端の各々がA/Dマイクロ制御器(100)の
    別のアナログ入力端(115,114)に接続されていること
    を特徴とする、請求項30又は43に記載の装置。
  47. 【請求項47】電子供給兼評価装置(60)が少なくとも
    1つのリセツト入力端(RS;126)を持ち、リセツトキー
    (94)を操作する際、警笛表示又は警報発生をリセツト
    する信号がリセツト入力端へ供給可能であることを特徴
    とする、請求項24又は43に記載の装置。
  48. 【請求項48】電子供給兼評価装置(60)に更に電気的
    に消去可能な不揮発性メモリ(104)であつて、A/Dマイ
    クロ制御器(100)によりプログラムに従つて読出し可
    能であり、A/Dマイクロ制御器(100)へ特別なデイジタ
    ル入力端(127)を介して学習信号が供給可能であり、
    学習信号印加の際アナログ入力ポート(102)にかかる
    信号電圧から計算される状態、オフセツト又は故障デー
    タが不揮発性メモリへ書込み可能であることを特徴とす
    る、請求項43に記載の装置。
  49. 【請求項49】メモリ(104)が多極インタフエース(1
    07)を介して周辺から少なくとも問合わせ可能であるこ
    とを特徴とする、請求項48に記載の装置。
  50. 【請求項50】デイジタル入力端(46,48)に作用する
    少なくとも1つのトリガ導線(47,49)が、個別アナロ
    グ入力端(124,125)に接続されていることを特徴とす
    る、請求項43に記載の装置。
  51. 【請求項51】故障判定基準が満たされると、リセツト
    キー(94)の操作に応じて警告出力端(57)又は警報出
    力端(52)及び切換え出力端(44,54)を付勢して、 a)警報遅延時間(Tv1,Tv3)を開始し、この時間の経
    過後作動装置(56,93)を非常作動させるため時間的に
    限られた切換え信号(95a,95b)を発生し、 b)時間的に限られるが周期的に無限に反覆される警告
    又は警報信号(96/1,2,3,・・・;97/1,2,3・・・)を、
    警報遅延時間(Tv1,Tv3)より著しく短い反覆周期
    (Tv2,Tv4)で開始し、 c)切換え信号(95a,95b)を抑制し、警報遅延時間(T
    v1,Tv2)の終了前にリセツトキー(94)が操作される
    と、時間的に間引かれた警告又は警報信号の残り(96/
    6,96/9・・・,97/4′,97/6′)を残して、無限に反覆さ
    れる警告又は警報信号の大部分を不変に周期的に消失さ
    せ、 d)作動電圧のしや断及び再投入後、新しい故障判定基
    準が満たされるまで、警告出力端(57)又は警報出力端
    (52)を付勢しない ことを特徴とする、請求項38又は47又は30又は31に記載
    の装置。
  52. 【請求項52】切換え出力端(44,54)から作動装置(5
    6)への通電(IH)が前もつて阻止されていると、無限
    に反覆される警告信号又は警報信号の大部分の消失が禁
    止されることを特徴とする、請求項51に記載の装置。
  53. 【請求項53】電子供給兼評価装置(60)が、開閉接点
    操作又は欠陥を特徴づける読出し信号(H1,H2,H3;UTS,U
    AB,UAB′,ULOCK)を受けた後作動装置(56)の電流供給
    を時間的に制限する手段を含み、 a)前記の信号(H1,H2,H3,・・・)が発生すると、そ
    の立上り辺が、中断されない最大許容操作時間と同じ大
    きさの一定持続時間(TF)を持つ時間マスク(W1,W2)
    をセツトし、 b)時間マスク(W1,W2)がまだ経過している間に信号
    (H1,H2,H3・・・)が減衰すると、次に生ずる信号がそ
    の立上り辺により時間マスクを新たにリセツトし、 c)時間マスク(W1,W2)の経過中に信号(H1,H2,H3・
    ・・)が減衰しないと、時間マスクの消去により作動装
    置(56)が切換え出力端(44,54)から切離され、この
    状態が故障判定基準として記憶される ことを特徴とする、請求項35ないし37の1つ又は請求項
    33又は38に記載の装置。
  54. 【請求項54】故障判定基準の記憶後警告入力端(57)
    又は警報入力端(52)と切換え出力端(44;54)とを付
    勢する手段があることを特徴とする、請求項51又は53に
    記載の装置。
  55. 【請求項55】電子供給兼評価装置(60)が、初期検出
    遅延時間(TV0)の経過前に開閉接点操作を表わす操作
    信号(H1,H2,UTS,UAB,UAB′,ULOCK)の発生を評価して
    警告信号又は警報信号による手段を含んでいることを特
    徴とする、請求項51又は53に記載の装置。
  56. 【請求項56】第1の装置部分(28′)が車両又はその
    シヤシに取付けられ、第2の装置部分(29′)が車に取
    付けられていることを特徴とする、請求項3に記載の装
    置。
  57. 【請求項57】車が車両のかじ取りハンドル車(32)で
    あり、負荷(24)がかじ取りハンドル車(32)に収容さ
    れている乗客保護装置(37)の点火薬であることを特徴
    とする、請求項56に記載の装置。
  58. 【請求項58】リセツトキー(94)が車両の運転者の介
    入空間に設けられていることを特徴とする、請求項47に
    記載の装置。
  59. 【請求項59】少なくとも1つの開閉接点がかじ取りハ
    ンドル車(32)にある警笛を操作するために設けられて
    いることを特徴とする、請求項35ないし37の1つに記載
    の装置。
  60. 【請求項60】少なくとも1つの開閉接点(38a,38b,38
    c,38d)がかじ取りハンドル車(32)にある警告点滅装
    置を始動するために設けられていることを特徴とする、
    請求項35ないし37の1つ又は請求項58に記載の装置。
  61. 【請求項61】少なくとも1つの開閉接点(38a,38a′,
    38b,38b′,38c,38c′,38d)が試験のためかじ取りハン
    ドル車に保護して収容されていることを特徴とする、請
    求項35ないし37の1つ又は請求項57に記載の装置。
  62. 【請求項62】警告出力端(57)又は警報出力端(52)
    の付勢解除が、点火キースイツチの短時間操作によつて
    行なわれることを特徴とする、請求項51に記載の装置。
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