JP2577972B2 - インクリボンカセット固定機構 - Google Patents

インクリボンカセット固定機構

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JP2577972B2 JP24009188A JP24009188A JP2577972B2 JP 2577972 B2 JP2577972 B2 JP 2577972B2 JP 24009188 A JP24009188 A JP 24009188A JP 24009188 A JP24009188 A JP 24009188A JP 2577972 B2 JP2577972 B2 JP 2577972B2
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cassette
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fixing
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茂 田中
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NEC Home Electronics Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J17/00Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper
    • B41J17/32Detachable carriers or holders for impression-transfer material mechanism

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、幅広インクリボンを使用するサーマルライ
ンプリンタに関し、より詳細にはサーマルラインヘッド
のセッティングを兼ねたインクリボンカセット固定機構
に関する。
[従来の技術] 幅広のインクリボンは、一行(ライン)一斉印字方式
のサーマルラインプリンタで使われるもので、少なくと
もライン方向の記録の幅よりは大きな幅をもっている。
幅広インクリボン用のカセットは、一般に第4図に示
すように互いに平行な一対の円筒状ケース12,12の中に
インクリボン14を巻くボビン16,16をそれぞれ入れ、両
円筒状ケースの間に開口18を設けた構造になっている。
フロントローディング方式の場合、かかるインクリボン
カセット10は、図示のようにプリンタの筐体20の全面パ
ネルの開口22を通って矢印Fの方向に奥へ挿入されるこ
とによって装填される。インクリボンカセット10が装填
されると、両ボビン16,16は供給リール,巻取リール
(図示せず)にそれぞれ係合し、印画時には巻取リール
を駆動モータによって駆動されることにより、両ボビン
が回転してインクリボン14が供給側のボビン16から巻取
側のボビン16へ送られるようになっている。
このようなインクリボン14の移動経路の途中に印画
部、つまりサーマルラインヘッドとプラテン(第4図に
は図示せず)が配設されている。普通、サーマルライン
ヘッドとプラテンは前者が上側で後者が下側になる関係
で対向配置される。したがって、サーマルラインヘッド
は、カセット10の開口18を通ってカセット着脱用の復動
位置と印画用の往動位置との間で移動できるように構成
される。ここで、カセット着脱用の復動位置とは、カセ
ット10の着脱に邪魔にならないような開口18よりも上方
の位置である。また、印画用の往動位置とは、プラテン
と圧接可能な位置であり、ヘッドはこの位置に固定さ
れ、これに対してプラテンの方が移動して両者の圧接・
離間が切り替えられる。
フルカラーのビデオプリンタともなると、イエロー
(Y),マゼンダ(M),シアン(C)の3色の画像を
重ねて印画するために、1色についての印画が終了する
と、プラテンがヘッドから離され、用紙が印画走査方向
とは反対方向に印画開始位置まで戻され、次にプラテン
がヘッドに圧接せしめられ、別の色について印画動作が
繰り返される。また、フルカラー用インクリボンは、Y,
M,Cの3色を所定の長さ毎に交互に繋いだ3色面順次式
のものとなっている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、インクリボンカセット10を装填したなら、
その装填位置でカセット10を固定する必要がある。カセ
ット10の挿入はガイドに沿って行われるので横方向の固
定は不要であるが、前後方向、つまりカセット出し入れ
方向でカセット10が外側(前)へずれないよう固定する
必要がある。そこで従来は、カセット10を固定するため
の適当なストッパを設け、カセット装填後に手動操作で
ストッパをカセット10に係るようにセットしていた。一
方、サーマルラインヘッドを復動位置から往動位置へ移
動させるために専用のヘッド位置切替機構を設け、これ
を手動または電動で作動させていた。
このように、従来は、インクリボンカセットを固定す
るための操作とサーマルラインヘッドを印画位置へ移動
させるための操作とが別々で、したがって機構的にも煩
雑なものとなっていた。
本発明は、かかる問題点にか鑑みてなされたもので、
1つの操作でインクリボンカセットの固定とサーマルラ
インヘッドのセッティングとを同時に行えるようにした
インクリボンカセット固定機構を提供することを目的と
する。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本発明のインクリボン
カセット固定機構は、互いに平行な一対の円筒状ケース
の中にインクリボンを巻くボビンをそれぞれ収容し両円
筒状ケースの間に開口を設けてなるインクリボンカセッ
トを装填し、該開口を通してサーマルラインヘッドをカ
セット着脱用の復動位置と印画用の往動位置との間で移
動させるようにしたサーマルラインプリンタにおいて、
インクリボンカセットをその装填位置で固定するための
カセット固定部材とサーマルラインヘッドを押し下げて
復動位置から往動位置へ移動させるためのヘッド押下げ
部材とを同一の軸に取り付け、ヘッド押下げ部材をカセ
ット固定部材に連動させるように構成した。
[作用] インクリボンカセットを装填したのち、例えばカセッ
ト固定部材を軸を中心として回動させてカセット固定位
置まで移動させると、それに連動してヘッド押下げ部材
も回動してヘッドを押し下げヘッドを復動位置から往動
位置へ移動させる。こうして、カセットの固定とヘッド
のセッティングとが同時に行われる。
インクリボンカセットを抜くときは、カセット固定部
材を上記と反対の方向へ回動させてカセットから退避す
る位置へ移動させると、それと連動してヘッド押下げ部
材も回動してヘッドに対する押下げ力を解除し、ヘッド
を復動位置へ移動させる。
[実施例] 第1図ないし第3図は本発明の一実施例を適用したサ
ーマルラインプリンタの主要な構成を示し、第1図はカ
セット着脱時の状態を示す正面図、第2図はカセットが
固定され、かつサーマルラインヘッドがセッティングさ
れている状態を示す正面図、第3図は第2図の状態での
実施例の要部を詳細に示す斜視図である。なお、第4図
のものと同様な構成部分には同一の番号が付されてい
る。
図において、インクリボンカセット10はプリンタ内の
所定位置に装填されている。この位置でカセット10の開
口18の上方および下方にそれぞれサーマルラインヘッド
30およびプラテン32が配設されている。
ヘッド30は、ヘッド支持板34の下面に固着されてい
る。支持板34の先端にはインクリボン14を案内するため
のガイドローラ36が取り付けられ、支持板34の基端部に
は一対の垂直尾翼部38,38が取り付けられている。これ
らの垂直尾翼38,38に軸40が遊貫され、この軸40は天板
またはシャーシ(図示せず)に固定されている。したが
って、ヘッド30は支持板34と一体に軸40を中心として回
動可能になっている。カセット着脱時(第1図)では、
ヘッド支持は34の基端部下面に近接して設けられたねじ
りバネ42の作用によって、ヘッド30および支持板34は略
水平状態(カセット着脱のための復動位置あに保たれて
いる。
さて、この実施例では、ヘッド支持板34の真上で、1
つのカセット固定レバー44と2つのヘッド押下げレバー
46,46とが回転軸48に固定して取り付けられている。カ
セット固定レバー44は、正確にはカセット10の開口18か
ら前にはみでてカセット10の前面の真上に位置してお
り、手動操作のために直接手で把持され得るようになっ
ている。回転軸48は、天板またはシャーシ(図示せず)
に軸受を介して回転可能に支持されている。
しかして、カセット10を装着(第1図)してのち、カ
セット固定レバー44を手動操作で時計方向に回すと、カ
セット固定レバー44はカセット10の前面側に介入してカ
セット10を固定する(第3図)。また、そのようなカセ
ット固定レバー44の回動と連動して、ヘッド押下げレバ
ー46,46が時計方向に回動してヘッド支持板34およびヘ
ッド30をバネ42に抗して一体に押し下げ、それらを軸40
を中心として反時計方向に回動せしめる(第3図)。そ
の結果、ヘッド30はプラテン32と圧接する位置(印画用
の応動位置)まで移動し、この位置でロック機構(図示
せず)により各部がロックされる(第2図)。なお、第
2図では、ヘッド30のセッティング状態を明示するた
め、カセット固定レバー44が省かれている。
このようにして、カセット10の固定とヘッド30のセッ
ティングが1つの操作で同時に行われる。しかも、1つ
のカセット固定レバー44と2つのヘッド押下げレバー4
6,46を1つの回転軸48に取り付けてなる簡易な構成でも
って、この2つの動作が同時に行われる。
印画動作は第2図の状態で行われるが、1つの色(例
えばY)の画像について印画走査が終了したなら、プラ
テン32は鎖線32′で示す位置まで下げられ、用紙50は印
画開始位置まで逆方向に戻される。次に、プラテン32が
再び実線の位置まで上げられ、別の色(M)について印
画走査が繰り返される。
カセット10をプリンタから抜き取るときは、カセット
固定レバー44を反時計方向に回せばよい。この操作によ
って、レバー44がカセット10の前面から上方へ退避する
と同時に、ヘッド押下げレバー46,46も反時計方向に回
動することによってヘッド30および支持板34に対する押
下げ力を解除し、ヘッド30および支持板34はねじりバネ
42の作用によって水平状態(復動位置)まで戻される
(第1図)。
この実施例では、カセット固定レバー44とヘッド押下
げレバー46,46を回転軸48に固着することで互いに連結
したが、それらのレバーを別の部材で連結するとともに
軸48を固定し、軸48に対して各レバーを回動可能に取り
付けてもよく、その場合でも同様な効果が得られる。
また、カセット固定レバー44を直接手で操作する機構
に代えて、軸48に取り付けた特別のツマミまたはレバー
を把持してこれを操作するようにしてもよい。
さらにまた、2つのヘッド押下げレバー46,46を1つ
または3つ以上にすることも可能であり、さらには板状
に形成することも可能である。カセット固定レバー44の
形状も種々の変形が可能である。
[発明の効果] 本発明は、上述したような構成を有することにより、
次のような効果を奏する。
インクリボンカセットを固定するための部材とサーマ
ルラインヘッドをセッティングするための部材とを同一
の軸に取り付けて両者を連動させるようにしたので、1
回の操作でカセットの固定とヘッドのセッティングとが
同時に行え、取扱が便利であり、機構も大幅に簡易化・
小型化される。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を適用したサー
マルラインプリンタの主要な構成を示し、 第1図は、インクリボンカセット着脱時の状態を示す正
面図、 第2図は、インクリボンカセットが固定され、かつサー
マルラインヘッドがセッティングされている状態を示す
正面図、および 第3図は、第2図の状態での実施例の要部を詳細に示す
斜視図である。また、 第4図は、インクリボンカセットをサーマルラインプリ
ンタに装填した様子を示す略斜視図である。 10……インクリボンカセット、 14……インクリボン、 18……開口、 30……サーマルラインヘッド、 32……プラテン、 34……ヘッド支持板、 40……軸、 44……カセット固定レバー、 46……ヘッド押下げレバー、 48……回転軸。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに平行な一対の円筒状ケースの中にイ
    ンクリボンを巻くボビンをそれぞれ収容し両円筒状ケー
    スの間に開口を設けてなるインクリボンカセットを装填
    し、前期開口を通してサーマルラインヘッドをカセット
    着脱用の復動位置と印画用の往動位置との間で移動させ
    るようにしたサーマルラインプリンタにおいて、 前記インクリボンカセットをその装填位置で固定するた
    めのカセット固定部材と前記サーマルラインヘッドを押
    し下げて前記復動位置から前記往動位置へ移動させるた
    めのヘッド押下げ部材とを同一の軸に取り付け、前記ヘ
    ッド押下げ部材を前記カセット固定部材に連動させるよ
    うに構成したことを特徴とするインクリボンカセット固
    定機構。
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TWI225830B (en) * 2002-02-28 2005-01-01 Max Co Ltd Winding core for ink ribbon, winding core set for ink ribbon, ink ribbon cassette, and ink ribbon cassette holding mechanism
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