JP2577826B2 - スピーカ装置 - Google Patents

スピーカ装置

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JP2577826B2
JP2577826B2 JP2317452A JP31745290A JP2577826B2 JP 2577826 B2 JP2577826 B2 JP 2577826B2 JP 2317452 A JP2317452 A JP 2317452A JP 31745290 A JP31745290 A JP 31745290A JP 2577826 B2 JP2577826 B2 JP 2577826B2
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speaker
amplifier
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公佑 橋本
雄一郎 堀
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、音声信号等の電気信号を再生音に変換す
るスピーカ装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図および第5図は、例えば雑誌「ラジオ技術」
(1987(別)3月号,第176〜181頁)に記載された従来
のテーパード・クォータ・ウェーブ・チューブと呼ばれ
るスピーカ装置を示す断面側面図および斜視図であり、
図において、1はテーパの付いたパイプ状のスピーカボ
ックスで、パイプ路長l1を有すると共に、その小径部側
の一端を閉塞部1aとし、大径部側の一端を開口部1bとし
てある。2はスピーカで、その中心がスピーカボックス
1の閉塞部1aから長さdの距離に配され、スピーカボッ
クス1に設けられた取付孔1cに取付けられている。
次に動作について説明する。
スピーカ2に外部の増幅器(図示せず)より音声信号
を加えることにより、この音声信号は音波に変換され
る。この場合、パイプ路長l1を、必要とする音波の基本
波の波長の略1/4にすることにより、上記変換された音
波がスピーカボックス1内で共振し、これによって基本
波の音波を再生音として効率良く取り出すことができ
る。
今、基本波を低音の40Hzとした場合、パイプ路長l1
略2200mmとなる。またスピーカ2の中心からスピーカボ
ックス1の閉塞端1aまでの長さdは略970mmとなる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のスピーカ装置は以上のように構成されているの
で、特に低音スピーカの場合、スピーカボックス1の全
長、すなわちパイプ路長l1が2m以上と長くなり、このた
め一般家庭や自動車内に設置することが困難となる等の
問題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされ
たもので、パイプ路長l1を短かくすることなく小型化し
たスピーカ装置を得ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1の発明に係るスピーカ装置は、スピーカボッ
クス内にテーパ状のパイプを4つ折に形成し且つ3箇所
の屈曲部を有するように配置された3枚の仕切板と、3
箇所の屈曲部のうち中央の屈曲部の空間部に設けられた
スピーカと、中央の屈曲部の下方の余剰部に配置した音
声出力を制御すると増幅器と、開口部の内部に設けられ
た増幅器の放熱部とを備えたものである。
〔作 用〕
請求項1の発明に係るスピーカ装置は、テーパ状のパ
イプを4つ折に形成することにより、スピーカボックス
長を従来の略1/4に短くする。また、屈曲部は空間部が
広くスピーカの配置には最適となる。さらに、空気が振
動する開口部の内部に放熱部を設けることにより、放熱
効果を良好にする。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図において、3は長さl2を有するスピーカボック
ス、4,5,6はスピーカボックス3内に設けられた仕切
板、7は仕切板4,5,6によりスピーカボックス3に互い
に連通して形成されたテーパ状のパイプであり、部分パ
イプ7a〜7dが連通することによって実質的に1本の屈曲
されたテーパ状のパイプとして形成されたパイプであ
る。この実施例では、パイプ7は屈曲部7e,7f,7gでそれ
ぞれ略180゜に屈曲されたパイプ路長l1およびdを有す
る4つ折のパイプの場合を示している。7hはパイプ7の
小径部側の一端に設けられた閉塞部、7iはパイプ7の大
径部側の一端に設けられた開口部である。また、7j,7k
は屈曲部7eのコーナ部に形成された斜面、同様に7l,7m,
7nは屈曲部7fに形成された斜面、7o,7pは屈曲部7gに形
成された斜面である。
第1図および第2図において、2はスピーカで、スピ
ーカボックス3の上記屈曲部7fの空間部3aにそのフレー
ム部2aを配されてスピーカボックス3に設けられた取付
孔3bに取付けられている(第2図)。
第1図,第2図および第3図において、8は増幅器で
あり、スピーカボックス3の屈曲部7fと開口部7iとで形
成された余剰部12に設けられている。9は増幅器8に設
けられた音量調整つまみ、10は増幅器8の入力端子、11
は増幅器8の放熱部で、複数の放熱フィン11aから成
る。この放熱部11は図示のように、パイプ7の開口部7i
内に設けられており、その流通空気により冷却されるよ
うに構成されている。
次に動作について説明する。
増幅器8の入力端子10に音声信号を供給すると、この
音声信号は増幅器8で増幅されて、スピーカ2に加えら
れ音波に変換される。この音波は、その基本波の波長の
略1/4のパイプ路長l1を有し、パイプ7a〜7dから成る実
質的に1本のパイプ7内で共振することにより、効率良
く取り出すことができる。その際、屈曲部7e〜7gのコー
ナ部に形成された斜面7j〜7pによって音波の乱反射を防
ぐことができ、これにより音質の劣化をなくすことがで
きる。また、音量調整つまみ9により、再生音の音量を
調整することができる。また、増幅器8で発生した熱は
放熱部11によって開口部7iから逃すことができる。その
際、パイプ7内の音波による空気の流通により冷却効果
を上げることができる。
この実施例のように、パイプ7を屈曲部7e,7f,7gで4
つ折とした場合は、設計上の最も望ましい寸法から中央
の屈曲部7f付近にスピーカ2を取付けて充分大きな空間
部3aを形成することができる。従って、大口径のスピー
カ2を取付けることができると共に、さらにその余った
スペースである余剰部12に増幅器8を配することができ
る。このためスピーカ2と増幅器8とを近づけて配する
ことができ、両者を接続するリード線を短くして、音質
の劣化を防止することができる。さらに放熱部11を空気
の流通の良い開口部7iに配することができる。
この実施例によるスピーカ装置において、例えば基本
波を40Hzの低音にするために設計した場合には、パイプ
路長l1は約2.2mを必要とするが、パイプ7を4つ折にし
た場合は、スピーカボックス3の長手方向の寸法l2を約
0.7mにすることができる。従って、スピーカ装置全体を
小型化することができ、一般家庭や自動車内等にも充分
に設置することができる。
〔発明の効果〕
以上のように、請求項1の発明によれば、スピーカボ
ックス内にテーパ状のパイプを4つ折に形成し且つ3個
所の屈曲部を有するように配置された3枚の仕切板と、
3箇所の屈曲部のうち中央の屈曲部の空間部に設けられ
たスピーカと、中央の屈曲部の下方の余剰部に設置した
音声出力を制御する増幅器と、開口部の内部に設けられ
た増幅器の放熱部とを備えるように構成したので、スピ
ーカボックス長を従来の略1/4に短くすることができる
と共に、音声出力を制御する増幅器(電子回路)等を容
易に配置できる効果がある。また、開口部の内部に増幅
器の放熱部を設けるように構成したので、開口部では空
気が振動するため放熱効率を良好にし、放熱部の小型化
を可能にする。またスピーカボックスの外部に放熱部を
設ける必要がなく、火傷等を防止することができると共
に意匠の制約を緩和することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例によるスピーカ装置を示す
正面図、第2図は同装置の側面図、第3図は同装置の底
面図、第4図は従来のスピーカ装置を示す断面側面図、
第5図は同装置の斜視図である。 2はスピーカ、3はスピーカボックス、4〜6は仕切
板、7はパイプ、7e〜7gは屈曲部、7hは閉塞部、7iは開
口部、8は増幅部、11は放熱部、12は余剰部。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スピーカボックス内に設けられ、基本波の
    略1/4波長のパイプ路長を有しその小径部側の端を閉塞
    部とし大径部側の端を開口部としたテーパ状のパイプを
    備えたスピーカ装置において、上記スピーカボックス内
    に上記テーパ状のパイプを4つ折に形成し且つ3箇所の
    屈曲部を有するように配置された3枚の仕切板と、上記
    3箇所の屈曲部のうち中央の屈曲部の空間部に設けられ
    たスピーカと、上記中央の屈曲部の下方の余剰部に配置
    した音声出力を制御する増幅器と、上記開口部の内部に
    設けられた上記増幅器の放熱部とを備えたことを特徴と
    するスピーカ装置。
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