JP2577623B2 - 強誘電性液晶制御装置 - Google Patents

強誘電性液晶制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、強誘電性液晶(以下、FLCという)の表示
制御を行なう強誘電性液晶制御装置に関する。
[従来技術] 従来、この種の強誘電性液晶制御装置としては、液晶
表示器のリフレッシュのみを行なう方式や、FLCのメモ
リ効果を利用して部分書換えのみを行なう方式を用いる
ものがあった。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来のリフレッシュのみを
行なう方式では、移動するカーソルなどの表示が追いつ
かないという欠点がある。また、部分書換えのみによる
方式では表示画面にフリッカが生じる。さらに、FLCパ
ネルのメモリ効果が不十分なときにはコントラストが低
下するなどの欠点があった。
本発明は、上述の従来形における問題点に鑑み、フリ
ッカや部分書き込みが行なわれない部分のコントラスト
低下などの画面の乱れを抑え、カーソルの移動時の表示
なども適正に行なうことのできる強誘電性液晶制御装置
を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段および作用] 上記の目的を達成するため、本発明に係る強誘電性液
晶制御装置は、液晶表示器に対して部分書き込みを行な
う時間を計時するためのタイマを設け、部分書き込み中
であっても所定の時間が経過すると、部分書き込みを中
断しリフレッシュ動作を行なうこととしている。
これにより、液晶表示器に対するリフレッシュのフィ
ールド周波数が一定周波数以下に下がることが防止さ
れ、フリッカなどの画面の乱れが生じないようにするこ
とができる。
[実施例] 以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係る強誘電性液晶制御
装置および周辺回路の構成を示すブロック図である。同
図において、1はCPUなどの描画器、2は描画器1が自
由に読み書きできる表示用メモリ(VRAM)、3は描画器
1がVRAM2に書き込みを行なった時にオンされるフラグ
である。このフラグ4はFLCパネルの表示ラインに対応
する数だけ設けられており、VRAM2の中のある表示ライ
ンに相当するアドレスに書き込みが行なわれた場合に、
その表示ラインに対応するフラグをオンしておき書き込
みが行なわれたときを記憶しておくものである。4は表
示アドレスを発生しあるいはフラグ3のチェックとリセ
ットなどを行なうシーケンサ、5はリフレッシュの最低
周波数を決めるタイマ、6は表示を行なうFLCパネルで
ある。
次に、第2図のフローチャートを参照して第1図の装
置の動作を説明する。
通常、シーケンサ4はフラグ3がすべてオフされてい
るときは、インターレース表示のリフレッシュのアドレ
スを発生し、ステップS10でVRAM4の表示データ(1フィ
ールドのデータ)をFLCパネル6へ転送する。そして、
転送した表示ラインに相当するフラグ3をクリアし、ス
テップS11で1フィールド転送後にフラグ3を全部チェ
ックする。ステップS12でフラグ3がすべてオフされて
いるときは、ステップS16でタイマ5をリセットし、ス
テップS10も戻る。以上のようにFLCパネル6のリフレッ
シュを繰り返す。
ここで、描画器1がVRAM2へ書き込みを行なうと、そ
のアドレスに相当する表示ラインのフラグ3がオンされ
る。ステップS11でシーケンサ4がフラグ3をチェック
し、ステップS12である表示ラインに対応するフラグ3
がオンされていると判別した場合は、ステップS13でそ
のフラグ3の対応する表示ラインの表示データをFLCパ
ネル6へ転送する。そして、その表示ラインに対応する
フラグ3をクリアし、ステップS14でタイマの計時時間
をチェックする。ステップS15で、タイマの計時時間が
所定値を超えていない場合は、ステップS11に戻って再
度フラグ3のチェックからの処理を行なう。
ステップS15でタイマの計時時間が所定値を超えた場
合は、ステップS16でタイマをゼロクリアして、再びス
テップS10に戻る。
すなわち、描画器1がVRAM2へ書き込みを行なうこと
により適当な数のフラグ3がオンされていれば、ステッ
プS11からステップS15に至りステップS11に戻るループ
により、次々に書き替った表示ラインのデータをFLCパ
ネル6に転送してゆく。しかし、その間タイマ5は計時
を続けており、シーケンサ4はステップS15で一定時間
経過したか否かを判別する。そして、一定時間が経過し
ていればシーケンサ4は部分書き込みの動作を中断し、
タイマ5をリセットしてリフレッシュに戻る。1フィー
ルドのリフレッシュを行なった後、フラグ3をチェック
すればまだ先の残りのフラグ3がオンされているので先
の部分書き込みのつづきを行なうこととなる。
以上の動作により、 以下にフィールド周波数が下がることはなくフリッカの
発生を防止できる。
本発明で用いた部分書換え方式は、例えば米国特許第
4655561号公報や米国特許第4693563号公報等に開示され
たように、部分書換え領域のみの走査線に走査選択信号
を印加する方式を用いることができる。かかる部分書換
え方式は、表示画面内の文字訂正表示に限らず、マルチ
ウインドウ表示、ウインドウ内スクロール表示や、ポイ
ンティング・デバイスからのカーソルやマウス等の移動
表示に利用することができる。
第3図は、マルチウインドウ画面表示の一実施例であ
る。表示画面は、表示領域に各々異なった画面を表示し
たものである。ウインドウ1はある集計結果を円グラフ
で表現した画面、ウインドウ2はウインドウ1の集計結
果を表で表現した画面、ウインドウ3はウインドウ1の
集計結果を棒グラフで表現した画面を示す。また、ウイ
ンドウ4では文章作成に関した動作をしている。そし
て、背景は白の無地である。
ここで、いまウインドウ4が作業画面であり、他のウ
インドウは静止画状態にあるとする。つまり、ウインド
ウ4は文章作成中で動画表示状態にある。この動画状態
の具体的動作は、スクロール、単語・文節の挿入や削除
およびコピー、領域移動等である。これらの動作は比較
的速い動作が必要である。以下、表示動作例を挙げる。
第1の例〜ウインドウ4内の任意の一行に一文字を新
たに追加表示する。文字フォントは16×16ドット構成と
する。一文字を新たに追加表示することは走査線16本を
書換えることで、この走査線16本のみを走査駆動する。
第2の例〜ウインドウ4がスムーズスクロール状態。
ウインドウ4の占める走査線数は400本であるとす
る。スムーズスクロール表示は400本の走査線のみを走
査駆動することによって、書換えることである。
本発明で用いたリフレッシュ走査方式は、走査選択信
号を周期的に印加するものであるが、1フレーム走査
(または1フィールド走査)で、一画面が形成される必
要がある(言い換えると、一回の一走査線走査で、一走
査線上の画素がFLCの暗状態に基づく黒表示と明状態に
基づく白表示との選択的な書込みを完了する必要があ
る)。
特に、本発明で用いるリフレッシュ走査方式として
は、走査選択信号を2本おき以上、好ましくは4本おき
以上(4本おき〜20本おきが適している)で走査線に選
択印加する「マルチ・インターレース走査方式」が好ま
しい。
第4図(A)は、走査選択信号SS、走査非選択信号
SN、白情報信号IWおよび黒情報信号IBを表わしている。
第4図(B)は、走査選択信号SSが印加された走査選択
電極上の画素(走査電極と情報電極との交差部)のうち
の選択画素(白情報信号IWが印加された画素で電圧(IW
−SS)が印加される)に印加される電圧波形、同じ走査
選択電極上の非選択画素(黒情報信号IBが印加された画
素で電圧(IB−SS)が印加される)に印加される電圧波
形、および走査非選択信号が印加された走査非選択電極
上の2種の画素に印加される電圧波形が示されている。
第4図(A)および(B)によれば、位相t1で走査選
択電極上の非選択画素にはFLCの一方の閾値電圧を超え
た電圧である電圧(−(V1+V3))が印加されて、FLC
の一方の配向状態を生じることによって暗状態が生じ、
黒の書込みが行なわれる。このときの位相t1では、走査
選択電極上の選択画素にはFLCの閾値以下の電圧である
電圧(−V1+V3)が印加されて、FLCの配向状態に変化
を生じない。位相t2で、走査選択電極上の選択画素に
は、FLCの他方の閾値電圧を超えた電圧である電圧(V2
+V3)が印加されて、FLCが他方の配向状態に配向する
ことによって明状態を生じ、白に書込まれる。また、位
相t2で走査選択電極上の非選択画素には、FLCの閾値以
下の電圧である電圧(V2−V3)が印加されて、前の位相
t1での配向状態を変化させない。一方、走査非選択電極
上の画素には位相t1とt2でFLCの閾値電圧以下の電圧で
ある電圧±V3が印加される。このため、本例において
は、位相T1で選択された走査電極上の画素に白か黒の書
込みが行なわれ、続いて走査非選択信号が印加された状
態となっても、前の書込み時の書込み状態がそのまま維
持されることになる。また、本例においては、位相T
2で、書込み位相T1での情報信号に対して逆極性の電圧
が情報電極から印加される。したがって、第4図(C)
に示すように走査非選択時の画素には交流電圧が印加さ
れ、FLCの閾値特性を改善することができる。
第4図(C)は、ある表示状態を生じさせるための電
圧波形のタイミングチャートを示している。本例では、
走査選択信号を5本おきに走査電極に飛越し印加し、連
続する6つのフィールドで、隣合っていない走査電極に
走査選択信号が印加される。そして、走査電極を5本お
きに選択し、6回のフィールド走査で1フレーム走査
(一画面走査)することによって、低温時において走査
選択期間(T1+T2)が長く設定され、結果的に低フレー
ム周波数の走査駆動(例えば5〜10Hzのフレーム周波
数)であっても、低フレーム周波数の走査駆動に原因す
るフリッカーの発生を顕著に抑制することができ、さら
に連続する6つのフィールド走査で隣合っていない走査
電極を選択するように走査選択信号を印加することによ
って、画像流れを有効に解消することができる。
また、本発明で用いたFLC素子としては、米国特許第4
367924号公報、米国特許第4639089号公報、米国特許第4
655561号公報、米国特許第4697887号公報および米国特
許第4712873号等に開示されたように、バルク状態下で
カイラルスメクックc層が固有するらせん配列構造の形
成を抑制するのに十分に、セル圧(基板間隔)を薄く設
定することによって生じた双安定性配向状態を用いるの
が好ましい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、FLC表示器の
マルチ・インターレース走査方式のリフレッシュ動作が
必ず一定周期で行なわれ、フリッカの発生および部分書
き込みが行なわれない画面上の位置のコントラスト低下
などの画面の乱れが抑えられる。また、カーソルの表示
なども適正に行なわれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る強誘電性液晶制御装
置および周辺回路の構成を示すブロック図、 第2図は、上記実施例の装置の動作を説明するためのフ
ローチャート、 第3図は、本発明で用いた画像表示の一例を示した表示
画面図、 第4図(A)〜(C)は、本発明で用いた駆動波形図で
ある。 1:描画器、2:表示用メモリ、3:フラグ、4:シーケンサ、
5:タイマ、6:表示用FLCパネル。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示データを蓄積する表示メモリを具備
    し、該表示メモリに蓄積された表示データを強誘電性液
    晶表示器に表示するための強誘電性液晶制御装置であっ
    て、 上記液晶表示器に対し通常はリフレッシュ動作を行な
    い、上記表示メモリに対する部分書き込みが発生したと
    き該部分書き込みに対応して上記液晶表示器に対し部分
    書き込みを行ない、上記液晶表示器に対する部分書き込
    みを行なう時にはタイマにて計時を開始し、一定時間が
    経過した後に上記液晶表示器に対する部分書き込みを中
    断してリフレッシュ動作を行なうことを特徴とする強誘
    電性液晶制御装置。
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