JP2577242Y2 - 電磁弁駆動装置 - Google Patents

電磁弁駆動装置

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JP2577242Y2 JP1992018174U JP1817492U JP2577242Y2 JP 2577242 Y2 JP2577242 Y2 JP 2577242Y2 JP 1992018174 U JP1992018174 U JP 1992018174U JP 1817492 U JP1817492 U JP 1817492U JP 2577242 Y2 JP2577242 Y2 JP 2577242Y2
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浩明 児玉
恭司 森
晴樹 松嶋
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、シャワー装置等の給水
装置の吐水制御技術に係り、特に吐水制御する電磁弁駆
動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数の固定ノズルとハンドノズル及びカ
ランを持ち、噴出又は吐出する水勢や噴出の形態を変え
ることができる機能を備えたシャワー装置には、各ノズ
ルの配管と連通する電磁弁を駆動するソレノイドが多数
設けられており、操作パネルからの入力に従って中央制
御装置からの信号により「ON」,「OFF」駆動する
ようになり、一般には商用電源を使用して開閉又は流量
制御を行っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、駆動電源を商
用電源により行う場合は、感電事故に対する安全対策が
困難であり、電圧変換回路等を要するため制御機構部が
大型化する問題を有していた。また、商用電源を使用す
る場合には、取付工事に電気工事士の資格が必要とな
り、水道配管工事者と一緒に工事を進めなければなら
ず、作業効率が悪いという欠点を有していた。このた
め、低電圧バッテリー等の電池を電源とする構造のもの
が望まれていたが、電池を電源として各ノズルの配管と
連通する多数の電磁弁ソレノイドを同一時間に「O
N」,「OFF」駆動して開閉又は流量制御を行うと、
瞬時に大電流が流れ、電池の内部抵抗によって生ずる電
圧降下による影響を無視するために、電池の消耗が著し
く、頻繁に電池を交換したり充電を行わなければならな
くなることがある。例えば、図5に示すように、シャワ
ー装置において同時使用モードで固定ノズルのスプレー
ノズルとボディノズルを使用している際に、ハンドノズ
ルのスイッチを受け付けたときに、各ノズルの複数のラ
ッチングソレノイドに対しては図示のような動作を行わ
なければならない。先ず、スプレーノズルのラッチング
ソレノイドの閉動作を行い、次にボディノズルのラッチ
ングソレノイドの閉動作を行い、最後にハンドノズルの
ラッチングソレノイドの開動作を行うものであった。こ
のような一連の動作を一度に行うことも可能であるが、
一度に行うと瞬時に流れる電流値が大きく、電池の容量
や、電池内の出力インピーダンスが問題となり、電池の
大型化を必要として装置が大型化するだけでなく、その
取り扱いが煩雑になる等の問題を有していた。
【0004】本考案は、上記問題に鑑みて創案されたも
のであり、電池を電源として各ノズルの配管と連通する
多数の電磁弁ソレノイドを駆動して開閉又は流量制御を
行う構成になるシャワー装置等の給水装置の吐水制御装
において、電池の急激な消費を回避し電池の寿命を伸
ばすと共に、電源部及び制御部装置の小型化を実現する
ことができる電磁弁駆動装置を提供することを目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案に係る電磁弁駆動装置は、複数のラッチング
ソレノイド型の電磁弁と、これら複数の電磁弁に対して
電力供給するバッテリー等の電池と、前記複数の電磁
弁に対応して設けられ各電磁弁に対して作動指示する
複数の作動スイッチと、これらの作動スイッチのオンタ
イミングを順次間歇的に走査して作動順位を設定し略同
時に複数の作動スイッチによる作動指示があった場合、
通電時間が重ならないように作動指示があった電磁弁に
順次電力供給する時分割制御手段と、を備えたことを
要旨とするものである。
【0006】また、複数のノズルを有するシャワー装置
において、これら複数のノズルに夫々設けた複数のラッ
チングソレノイド型の電磁弁と、これら複数の電磁弁に
対して電力供給するバッテリー等の電池と、前記複数
の電磁弁に対応して設けられ各電磁弁に対して作動指
示する複数の作動スイッチと、これらの作動スイッチの
オンタイミングを順次間歇的に走査して作動順位を設定
し略同時に複数のスイッチによる作動指示があった場
合、通電時間が重ならないように作動指示があった電磁
弁に順次電力供給する時分割制御手段と、を備えると
いう手段を講じたものである。
【0007】
【作用】上記構成によれば、時分割制御手段によって複
数の作動スイッチの通電タイミングの通電時間が重なら
ないように、作動スイッチ等が受け付けた時点の複数の
ソレノイドのラッチング動作を時分割に行うように設定
されているため、複数の作動指示(「入」の場合と
「切」の場合がある)する作動スイッチが同時に通電さ
れても、その中で特定の作動スイッチのみが作動してそ
れと対応した電磁弁に供給する電源回路が作動し、電磁
弁を駆動するようになる。よって、同時に大負荷がかか
ることがなくなり、電力消費を小さくすることができ
る。
【0008】
【実施例】以下、本考案に係る電磁弁駆動装置の一実施
例を図面に従って説明する。
【0009】図1は本考案に係る電磁弁駆動装置の構成
を示すブロック線図である。図面において、1は、本考
に係る電磁弁駆動装置から成るシャワー装置の中央操
作パネル部に内蔵した制御駆動系であり、2は、後述す
る間歇駆動回路14に対して複数の出力信号に優先順位
を設定して信号出力する時分割制御手段を有する中央制
御回路である。電磁弁駆動装置を内蔵したシャワー装置
の各ノズル3に連通する給湯配管に設けられるラッチン
グソレノイド型の電磁弁4は、電磁弁ドライブ回路5及
び電磁弁遅延回路6を介して上記中央制御回路2の各信
号出力端子に接続してあり、電磁弁ドライブ回路5と電
磁弁遅延回路6は電磁弁の作動管理及び電磁弁クーロ
ンの管理等を行う電磁弁制御回路7を介して開/閉タイ
ミング制御するようになっている。
【0010】そして、中央制御回路2及び電磁弁制御回
路7は6Vの直流電圧を有する電池8によって駆動され
るようになり、中央制御回路2には電源回路9及び電圧
監視回路10を介して安定した制御電圧が入力される。
【0011】また、中央操作パネル20には複数のカラ
ンを選択作動する作動スイッチ11を配置して中央制御
回路2に入力し、また作動状況を表示する複数のLCD
12を配置すると共に、異常作動時に警戒音を発するブ
ザー13を中央操作パネル内に内蔵してある。
【0012】14は、上記中央制御回路2からの制御信
号によって駆動する間歇駆動回路であり、上記複数の作
動スイッチ11とシャワー装置に設けられる温度監視用
のサーミスタ15に入力して、作動スイッチ11のスイ
ッチングタイミングとサーミスタ15の温度監視作動タ
イミングを制御する構成になっている。
【0013】また、16は、ノズル3としてカランを備
えたシャワー装置について、該カランの近傍に設けたカ
ラン操作パネルである。
【0014】尚、図1において、破線で示す降圧電源ト
ランス17と停電検出・AC/DC選択回路18は、交
流100V商用電源19を使用する構造を示すものであ
る。
【0015】図2は本考案に係る電磁弁駆動装置を内蔵
したシャワー装置の斜視図、図3は同シャワー装置の中
央操作パネル20の正面図であり、ノズル3と作動スイ
ッチ11の実施例について説明するもので、図中の符号
は次のノズル3及び作動スイッチ11を示す。 ノズル スイッチ 31, 111 ミクロノズル 32, 112 スプレーノズル 33, 113 うたせノズル 34, 114 ボディノズル 35, 115 ハンドノズル また、201は電源スイッチ、202は中止スイッチ、
203は使用状態を表示する液晶ディスプレイであり、
同時使用を可能にする同時使用スイッチ204及び自動
モードスイッチ205が並設してある。
【0016】上記作動スイッチ11を含むスイッチ回路
は、上記各シャワーモード,電源,中止スイッチと電源
を供給する間歇駆動回路14で構成してあり、該間歇駆
動回路14を一定スキャンタイミングで駆動することに
より、間歇駆動回路14動作中に押下られている作動
イッチ11の中央制御回路2の入力ポートに入力信号が
現れる。
【0017】上記スキャンタイミングを図4に従って説
明する。 (1)間歇駆動回路14動作周期(ソレノイド駆動時は
除く) 31.25msec (2)間歇駆動回路14動作時間 a.電源「OFF」時、且つ作動スイッチ11の押下な
し t1=500μsec以下 b.電源「ON」時、且つ作動スイッチ11の押下なし
t1=700μsec以下 c.作動スイッチ11押下から作動スイッチ11受付ま
で t1は規定せず(作動スイッチ11入力が合った場
合、中央制御回路2は低速モードから通常モードへモー
ド切替を行い、かつ各シャワー等の作動スイッチ11の
複数回の読み込みを行う。) d.作動スイッチ11受付後、継続して作動スイッチ1
1を押下されている場合 t1=700μsec以下
【0018】
【考案の効果】本考案に係る電磁弁駆動装置は、以上の
ように構成したから、中央制御回路の時分割制御手段に
よって複数設けられた作動選択スイッチの「ON」タイ
ミングを順次間歇的に走査して作動順位を設定するよう
にしたことにより、スイッチが同時に「ON」されて
も、その中で高位のスイッチのみが「ON」して一つの
電磁弁のみを駆動するようにしたことにより、同時に大
負荷がかかることがなくなり、電力消費を小さくするこ
とができるため、電池の急激な消費を回避し電池の寿命
を伸ばすと共に、電源部及び制御部装置の小型化を実現
することができる等の特徴を有するものであり、本考案
実施により得られる効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電磁弁駆動装置の一実施例を示す
制御駆動系のブロック線図である。
【図2】同じく電磁弁駆動装置を内蔵したシャワー装置
の斜視図である。
【図3】同じく電磁弁駆動装置を内蔵したの中央操作パ
ネルの正面図である。
【図4】電磁弁駆動装置のスキャンタイミングを示す説
明図である。
【図5】 従来のシャワー装置における電磁弁の駆動装置
に係るスキャンタイミングを示す説明図である。
【符号の説明】
1 制御駆動系 2 中央制御回路 3 ノズル 4 電磁弁 5 電磁弁ドライブ回路 6 電磁弁遅延回路 7 電磁弁制御回路 8 電池 9 電源回路 10 電圧監視回路 10 作動スイッチ 12 LCD 13 ブザー 14 間歇駆動回路 15 サーミスタ 16 カラン操作パネル 20 中央操作パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 森 恭司 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番 1号 東陶機器株式会社内 (72)考案者 松嶋 晴樹 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番 1号 東陶機器株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−22319(JP,A) 特開 平2−200807(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47K 3/22 E03C 1/05

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のラッチングソレノイド型の電磁弁
    と、 これら複数の電磁弁に対して電力供給するバッテリー
    等の電池と、 前記複数の電磁弁に対応して設けられ各電磁弁に対し
    て作動指示する複数の作動スイッチと、これらの作動スイッチのオンタイミングを順次間歇的に
    走査して作動順位を設定し略同時に 複数の作動スイッチ
    による作動指示があった場合、通電時間が重ならないよ
    うに作動指示があった電磁弁に順次電力供給する時分
    割制御手段と、を備えたことを特徴とする電磁弁駆動装
    置。
  2. 【請求項2】 複数のノズルを有するシャワー装置にお
    いて、 これら複数のノズルに夫々設けた複数のラッチングソレ
    ノイド型の電磁弁と、 これらの複数の電磁弁に対して電力供給するバッテリ
    ー等の電池と、 前記複数の電磁弁に対応して設けられ各電磁弁に対し
    て作動指示する複数の作動スイッチと、これらの作動スイッチのオンタイミングを順次間歇的に
    走査して作動順位を設定し略同時に 複数のスイッチによ
    る作動指示があった場合、通電時間が重ならないように
    作動指示があった電磁弁に順次電力供給する時分割制
    御手段と、 を備えたことを特徴とする電磁弁駆動装置。
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