JP2577077Y2 - 投射型自動車用ヘッドランプ - Google Patents

投射型自動車用ヘッドランプ

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JP2577077Y2
JP2577077Y2 JP1992052544U JP5254492U JP2577077Y2 JP 2577077 Y2 JP2577077 Y2 JP 2577077Y2 JP 1992052544 U JP1992052544 U JP 1992052544U JP 5254492 U JP5254492 U JP 5254492U JP 2577077 Y2 JP2577077 Y2 JP 2577077Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は略楕円体形状のリフレク
ターからの反射光を投射レンズによって前方に投射配光
する投射型ヘッドランプに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のヘッドランプの従来技術として
は、図14に示されるように、略楕円体形状のリフレク
ター2の第1焦点F1に光源3が設けられ、光源3の前
方にはリフレクター2での反射光を投射配光する投射レ
ンズ5が設けられ、投射レンズ5と光源3との間には、
リフレクター2の第2焦点F2位置であって投射レンズ
5の焦点位置に、投射レンズ5に向かう光の一部を遮っ
て所定のクリアカットラインを形成するシェード4が設
けられている。そして重量の軽減,コストの低減等の理
由から、投射レンズ5は焦点距離が短く口径が比較的小
さいものが用いられるため、平板形状のシェードでは像
面湾曲の虞れがある。即ち配光パターンに適正なクリア
カットラインが形成できない。そこで図15〜17の符
号4Aに示されるように、シェードをメリジオナル像面
に倣った湾曲形状にして、クリアカットラインの像面湾
曲をなくすようになっている。なお図14における符号
1はランプボデイ、符号6は前面レンズである。
【0003】
【考案の解決しようとする課題】しかしメリジオナル像
面に倣う形状のシェード4Aは複雑な形状のため、製造
コストがかさむ。一方、製造コストの安価な平板状のシ
ェード4では、配光パターンのクリアカットラインがゆ
がんで直線状にならないので、コスト的に高くついたと
しても湾曲シェード4Aを用いねばならないという問題
があった。
【0004】そこで考案者は、45度カットの形成され
たメリジオナル像面に倣う湾曲シェード4Aと投射レン
ズとの配置を、図15,16,17に示すような構造と
考えると、光軸Lに対し水平方向にθ1,垂直方向にθ2
だけ傾斜した光線L1が、投射レンズ5の主点Cと、湾
曲シェード4Aの上縁部4A1とを通って適正なクリア
カットラインの形成に寄与する。しかし、平板形状のシ
ェード4A’では、背の高い側のシェード上縁部4A’
1の位置が、前記主点Cと適正クリアカットラインを形
成する湾曲シェード4Aの上縁部4A1を通る延長線
(光線)L1より上下方向にd1(水平面に対し△θの角
度)ずれが生じる。そしてこのずれd1のため、カット
ラインが配光スクリーン上において水平線H−H’側に
湾曲(図18の破線参照)し、適正なクリアカットライ
ンが形成できないことが判明した。
【0005】図19は、15度カットの形成された湾曲
シェード4Bを用いた場合のシェードと投射レンズと配
光スクリーンの配置を示す斜視図で、この場合にも平板
状シェード4B’では、湾曲シェード4Bに対し上縁部
位置が上下方向にd2,d3だけずれ、図20破線で示す
ように、配光パターンのクリアカットラインCL0及び
CL15が真っ直にならない。
【0006】本考案は前記した問題点に鑑みなされたも
ので、その目的は、複雑な形状の湾曲シェードを使用せ
ずとも像面湾曲のない適正なクリアカットラインの形成
できる投射型自動車用ヘッドランプを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に係る投射型自動車用ヘッドランプにおい
ては、略楕円体形状のリフレクターと、前記リフレクタ
ーの第1焦点に配置された光源と、前記リフレクターの
前方に配置された投射レンズと、前記リフレクターの第
2焦点近傍であって投射レンズの略焦点位置に配置さ
れ、リフレクターで反射されて投射レンズに向かう光の
一部を遮ってクリアカットラインを形成する配光制御用
のシェードとを備えた投射型自動車用ヘッドランプにお
いて、前記シェードを、平板形状とするとともに、シェ
ードの上縁部形状を、メリジオナル像面に倣った湾曲シ
ェードのつくるクリアカットラインと同一のカットライ
ンを形成するべく、投射レンズの主点近傍と湾曲シェー
ド上縁部とを通る光線路に沿った形状に形成するように
したものである。
【0008】また請求項2では、請求項2記載に係る投
射型自動車用ヘッドランプにおいては、略楕円体形状の
リフレクターと、前記リフレクターの第1焦点に配置さ
れた光源と、前記リフレクターの前方に配置された投射
レンズと、前記リフレクターの第2焦点近傍であって投
射レンズの略焦点位置に配置され、リフレクターで反射
されて投射レンズに向かう光の一部を遮ってクリアカッ
トラインを形成する配光制御用のシェードとを備えた投
射型自動車用ヘッドランプにおいて、前記シェードを、
横方向に延びる水平支軸周りに回転可能で、回転に伴っ
て上縁形状が変化する異形円柱体から構成するととも
に、メリジオナル像面に倣う形状とされた湾曲シェード
のつくるクリアカットラインと同一のカットラインを形
成するべく、投射レンズの主点近傍と湾曲シェード上縁
部とを通る光線路に沿った形状に形成するようにしたも
のである。
【0009】
【作用】クリアカットライン形成用のシェードは平板形
状であるため製造が容易である。またクリアカットライ
ンの形成に寄与する平板状シェードの上縁部は、メリジ
オナル像面に倣う形状の湾曲シェードの上縁部と投射レ
ンズの主点近傍とを通る光線路に沿った形状で、湾曲シ
ェードのつくるクリアカットラインと略同一のカットラ
インが形成される。
【0010】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図6は本考案の一実施例である投射型自動
車用ヘッドランプで、欧米等における右側走行用自動車
に使用されるヘッドランプを示すもので、図1は同ヘッ
ドランプの縦断面図、図2は同ヘッドランプの水平断面
図、図3は同ヘッドランプの要部の斜視図、図4は搭乗
するドライバー側からシェード及びヘッドランプの作る
配光パターンを見た斜視図、図5はクリアカットライン
形成用のシェードを投射レンズ側から見た正面図、図6
は同ヘッドランプによって形成される配光パターンの正
面図である。
【0011】これらの図において、容器状のランプボデ
イ8内には、エイミング機構(図示せず)によって支持
された光投射ユニット10が収容されている。なお詳し
く説明しないが、光投射ユニット10はエイミング機構
によって図示しない水平軸及び垂直軸廻りにそれぞれ傾
動可能に支持されており、エイミング機構を操作するこ
とによって光投射ユニット10から出射される光の出射
方向、即ちヘッドランプの照射軸(光軸)Lを上下左右
方向に傾動調整することができる。
【0012】光投射ユニット10は、ハロゲンバルブ1
2の挿着された略楕円体形状のリフレクター14と、リ
フレクター14の前方に配置された投射レンズ16とが
一体化された構造で、投射レンズ16はリフレクター1
4にねじ固定されたレンズホルダー17に支持されてい
る。リフレクター14の内側にはアルミ蒸着処理された
楕円反射面15が形成され、この楕円反射面15は周知
の第1焦点F1と第2焦点F2とを有し、第1焦点F1
置にはハロゲンバルブ12のフィラメントが位置してい
る。また第2焦点F2付近であって投射レンズ16の焦
点位置には、リフレクター14で反射して投射レンズ1
6に向かう光の一部を遮ってサブビームのクリアカット
ラインを形成するためのシェード20が設けられてい
る。そしてバルブ12の発光が楕円反射面15で反射さ
れて前方に導かれ、投射レンズ16によってヘッドラン
プの前方に略平行光とされて投射配光される。
【0013】シェード20はアルミニウム製で、レンズ
ホルダー17と一体成形されている。シェード20は、
図1〜4に示されるように、平板形状に形成されてお
り、レンズホルダー17内の略下半分を横切るように配
置されている。そしてこのシェード20の上縁部には、
配光パターンにクリアカットラインを形成するための1
5度カットラインが形成されており、図6に示すよう
に、配光スクリーン上に15度傾斜カットラインCL15
及び平行カットラインCL0を鮮明な直線として形成で
きるように、シェード上縁部の形状が工夫されている。
即ち、図3〜5に示されるように、シェード上縁部の1
5度カットライン形成領域21bでは、15度で傾斜す
る傾斜直線a0bに対し光軸Lを含む水平面h−hの下
方の領域(図5内の符号a11で示す部位参照)が、光
軸Lから左右に離れるにしたがって水平面h−hから離
間するように傾斜して延びる形状となっている。一方シ
ェード上縁部の水平カットライン形成領域21cでは、
光軸L近くでは水平直線a0cに一致するが光軸Lから
離れるに従って、符号a21で示されるように水平面h
−hから離れるように延びる形状となっている。具体的
には、平板形状シェード20の上縁は、投射レンズの主
点Cと、メリジオナル像面に倣った形状の湾曲シェード
の上縁の15度カットライン形成領域及び水平カットラ
イン形成領域とを通る光線の光路の作る軌跡に沿った形
状に略形成されている。
【0014】図7,8は本考案の第2の実施例を示すも
ので、図7は搭乗するドライバー側からシェード及びヘ
ッドランプの作る配光パターンを見た斜視図、図8はク
リアカットライン形成用のシェードを投射レンズ側から
見た正面図で、図5に対応する図である。この実施例で
は、シェード20Aの上縁部の形状は、メリジオナル像
面に倣った形状の湾曲シェードの上縁に45度カットラ
インを形成した像面湾曲のないシェードの上縁部と、投
射レンズ16の主点Cとを通る光線のつくる軌跡に倣っ
た形状に形成されている。即ち背の高い方の水平カット
ライン形成領域22dは、光軸L近くでは水平直線a0
dに一致するが、光軸Lから離れるに従って符号a11
で示されるように、水平面h−hから離れるように延び
ている。また光軸Lを含む水平面h−hと同一平面上位
置となる背の低い方の水平カットライン形成領域22e
は、メリジオナル像面に倣った湾曲シェードとの上下方
向高さの差異がないことから水平のままである。
【0015】図9〜図13は本考案の第3の実施例を示
すもので、図9はヘッドランプの要部の斜視図、図10
は搭乗するドライバー側からシェード及びヘッドランプ
のつくる配光パターンを見た斜視図、図11はシェード
回動機構の断面図、図12は回転シェードの側面図、図
13は同ヘッドランプによって形成される配光パターン
のクリアカットラインを示す図である。
【0016】投射レンズ16の略焦点位置に配置された
シェード30は、図9〜12に示されるように、光軸L
を境に左右に分割された水平に延びる左側シェード(光
源側から見て左側のシェード)31と右側シェード(光
源側から見て右側のシェード)32とから構成されてい
る。シェード31,32は互いに径の異なる円筒体で構
成され、水平支軸33に回転可能に支承されている。符
号33a,33bは水平支軸33の両端部を固定支持す
る固定部材である。シェード31,32の回転中心であ
る水平支軸33は、円筒型の回転体であるシェード3
1,32の軸心O1,O2に対しそれぞれ偏心した位置に
設けられており、換言すれば、シェード31,32が支
軸33に偏心して設けられており、シェード31,32
が回動することにより、クリアカットラインが図13に
示すA1〜A3,B1〜B3の範囲で上下動する。
【0017】またシェード31,32は、光軸Lより離
れるにしたがって(シェード30の左右方向端部に行く
程)径が小さいテーパ型とされている。即ち、シェード
上縁形状が、上縁に45度カットラインを形成した湾曲
シェードと投射レンズの主点とを通る光線のつくる軌跡
に沿った形状に形成されており、配光スクリーン上の配
光パターンの水平クリアカットラインCL01,CL02
び45度カットラインCL45がクリアーな直線としてあ
らわれるようになっている。
【0018】そして左側シェード31の作るクリアカッ
トラインは、符号31aで示す位置が最上端位置となる
図12で示す態様(シェード31の背が最も低くなる態
様)ではB1位置となり、この位置からシェード31を
回動させるとクリアカットラインは徐々に下降してB2
に示す位置となり、更に、符号31bで示す位置が最上
端位置となる態様(シェード31の背が最も高くなる態
様)ではB3位置となる。一方、右側シェード32につ
いては、符号32aで示す位置が最上端位置となる図1
2で示す態様(シェード32の背が最も低くなる態様)
ではA1位置となり、この位置からシェード32を回動
させると、クリアカットラインは徐々に下降してA2
示す位置となり、更に符号32bで示す位置が最上端と
なる態様(シェード32の背が最も高くなる態様)では
3位置となる。
【0019】符号35a〜35dはボールベアリング
で、各シェード31,32は、フレームFに両端支持さ
れた水平支軸33に回転可能に組付けられている。符号
35eはシェード31をシェード32側に押圧するため
の圧縮コイルスプリングである。符号36は、支軸33
に組付けられているベアリング35bとベアリング35
c間に介在されたスペーサワッシャで、シェード31,
32間には微小隙間dが形成され、これによって両シェ
ード31,32間の相対回動が阻害されないようになっ
ている。各シェード31,32にはギア37,38が軸
着され、各ギヤ37,38はモータM1,M2の出力軸に
それぞれ軸着された駆動ギア39,40にそれぞれ噛み
合っている。そしてモータM1,M2の駆動によりシェー
ド31,32がそれぞれ独立して回動し、図13に示す
1〜A3,B1〜B3の範囲内で、配光スクリーン上の垂
直軸Vの左右においてクリアカットラインの高さを配光
スクリーン上において任意に調整できる。
【0020】なお図9〜図13に示す実施例では、左右
のシェード31,32が分割されてそれぞれ独立して回
転できたが、シェード31,32を同時に同量だけ回転
させる構造であったり、あるいは両シェード31,32
が単一体により構成されていてもよい。また前記実施例
では、リフレクターに挿着した光源がハロゲンバルブで
あったが、ハロゲンバルブより光量の大きい放電バルブ
を使用すれば、更に有効な視認性が得られる。
【0021】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
に係る投射型自動車用ヘッドランプによれば、クリアカ
ットライン形成用のシェードは平板形状であるため製造
が容易で、ヘッドランプの単価を低減できる。またクリ
アカットラインの形成に寄与する平板状シェードの上縁
部は、メリジオナル像面に倣う形状の湾曲シェードの上
縁部と投射レンズの光点とを通る光線路に沿った形状
で、湾曲シェードのつくるクリアカットラインと略同一
のカットラインが形成されるので、湾曲シェードを使用
せずとも視認性良好な適正なクリアカットラインを形成
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例である投射型自動車用ヘ
ッドランプの縦断面図
【図2】同ヘッドランプの水平断面図
【図3】同ヘッドランプの要部斜視図
【図4】搭乗するドライバー側からヘッドランプの作る
配光パターンを見た斜視図
【図5】クリアカットライン形成用のシェードを投射レ
ンズ側から見た正面図
【図6】配光スクリーン上にあらわれる配光パターンの
正面図
【図7】本考案の第2の実施例である投射型自動車用ヘ
ッドランプの要部構造を示し、搭乗するドライバー側か
らヘッドランプの作る配光パターンを見た斜視図
【図8】同実施例の要部であるクリアカットライン形成
用のシェードを投射レンズ側から見た正面図
【図9】本考案の第3の実施例である投射型自動車用ヘ
ッドランプの斜視図
【図10】搭乗するドライバー側からヘッドランプのつ
くる配光パターンを見た斜視図
【図11】シェード駆動機構の断面図
【図12】シェードの側面図
【図13】クリアカットラインの変位を示す図
【図14】平板状シェードをもった従来の投射型ヘッド
ランプの断面図
【図15】湾曲シェードをもった投射型ヘッドランプの
要部斜視図
【図16】同ヘッドランプの要部水平断面図
【図17】同ヘッドランプの要部縦断面図
【図18】同ヘッドランプの配光パターンを示す図
【図19】湾曲シェードをもった他の投射型ヘッドラン
プの要部斜視図
【図20】同ヘッドランプの配光パターンを示す図
【符号の説明】
10 光投射ユニット 12 光源であるハロゲンバルブ 14 リフレクター 16 投射レンズ 20,20A,20B 配光制御用の平板形状シェード 21b,21c、22d,22e シェード上縁部 30(31,32) 配光制御用の回転体シェード 33 水平支軸 M1,M2 駆動モータ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略楕円体形状のリフレクターと、前記リ
    フレクターの第1焦点に配置された光源と、前記リフレ
    クターの前方に配置された投射レンズと、前記リフレク
    ターの第2焦点近傍であって投射レンズの略焦点位置に
    配置され、リフレクターで反射されて投射レンズに向か
    う光の一部を遮ってクリアカットラインを形成する配光
    制御用のシェードとを備えた投射型自動車用ヘッドラン
    プにおいて、前記シェードは、平板形状とされるととも
    に、シェードの上縁形状が、メリジオナル像面に倣った
    湾曲シェードのつくるクリアカットラインと同一のカッ
    トラインを形成するべく、投射レンズの主点近傍と湾曲
    シェード上縁部とを通る光線路に沿った形状に形成され
    たことを特徴とする投射型自動車用ヘッドランプ。
  2. 【請求項2】 略楕円体形状のリフレクターと、前記リ
    フレクターの第1焦点に配置された光源と、前記リフレ
    クターの前方に配置された投射レンズと、前記リフレク
    ターの第2焦点近傍であって投射レンズの略焦点位置に
    配置され、リフレクターで反射されて投射レンズに向か
    う光の一部を遮ってクリアカットラインを形成する配光
    制御用のシェードとを備えた投射型自動車用ヘッドラン
    プにおいて、前記シェードは、横方向に延びる水平支軸
    周りに回転可能で、回転に伴って上縁形状が変化する異
    形円柱体から構成されるとともに、シェードの上縁形状
    が、メリジオナル像面に倣う形状とされた湾曲シェード
    のつくるクリアカットラインと同一のカットラインを形
    成するべく、投射レンズの主点近傍と湾曲シェード上縁
    部とを通る光線路に沿った形状に形成されたことを特徴
    とする投射型自動車用ヘッドランプ。
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