JP2576102Y2 - ガスオーブンレンジのグリル反射板反射角調節装置 - Google Patents
ガスオーブンレンジのグリル反射板反射角調節装置Info
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- JP2576102Y2 JP2576102Y2 JP1991044023U JP4402391U JP2576102Y2 JP 2576102 Y2 JP2576102 Y2 JP 2576102Y2 JP 1991044023 U JP1991044023 U JP 1991044023U JP 4402391 U JP4402391 U JP 4402391U JP 2576102 Y2 JP2576102 Y2 JP 2576102Y2
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- A47J37/06—Roasters; Grills; Sandwich grills
- A47J37/0623—Small-size cooking ovens, i.e. defining an at least partially closed cooking cavity
- A47J37/0647—Small-size cooking ovens, i.e. defining an at least partially closed cooking cavity with gas burners
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24C—DOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
- F24C15/00—Details
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- F24C3/08—Arrangement or mounting of burners
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- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は一般的にガスオーブンレ
ンジにおいて、グリルバーナの反射板の角度を調節する
グリル反射板反射角調節装置に関するものであり、特
に、上部排気式グリルを採択したガスレンジにおいて、
調理対象物の種類と大きさ等に従って、反射角を調節す
ることにより、熱効率を向上させたオーブンレンジのグ
リル反射角調節装置に関するものである。
ンジにおいて、グリルバーナの反射板の角度を調節する
グリル反射板反射角調節装置に関するものであり、特
に、上部排気式グリルを採択したガスレンジにおいて、
調理対象物の種類と大きさ等に従って、反射角を調節す
ることにより、熱効率を向上させたオーブンレンジのグ
リル反射角調節装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の該装置として、日本実用新案公開
公報昭６３−１５９１０８号（１９８８年１０月１８日
公開）には、電子リモコンを利用し、ヒーターの反射板
の形状を変化させる、反射板変形装置を具備した加熱調
理器が開示されており、又、日本実用新案公開公報平１
−５８００６号（１９８９年４月１１日公開）には、調
理棚の下部空間及び上部空間夫々にヒーターを配置し、
反射板等を夫々下部ヒーターの下部と上部ヒーターの上
に配置させ、上記反射板等が加熱室内の温度に従って、
変化する形状記憶合金にて構成される、加熱調理器が開
示されている。上記従来の技術等は、望ましき微細な反
射角度を得るのが難しかったし、更に、調理物の種類と
大きさと形状には係わりなく、調理室の温度に従って、
反射角が変化して調理物の熱吸収率が低くなる欠陥があ
った。
公報昭６３−１５９１０８号（１９８８年１０月１８日
公開）には、電子リモコンを利用し、ヒーターの反射板
の形状を変化させる、反射板変形装置を具備した加熱調
理器が開示されており、又、日本実用新案公開公報平１
−５８００６号（１９８９年４月１１日公開）には、調
理棚の下部空間及び上部空間夫々にヒーターを配置し、
反射板等を夫々下部ヒーターの下部と上部ヒーターの上
に配置させ、上記反射板等が加熱室内の温度に従って、
変化する形状記憶合金にて構成される、加熱調理器が開
示されている。上記従来の技術等は、望ましき微細な反
射角度を得るのが難しかったし、更に、調理物の種類と
大きさと形状には係わりなく、調理室の温度に従って、
反射角が変化して調理物の熱吸収率が低くなる欠陥があ
った。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】本考案の一つの目的
は、広範囲なる反射角度範囲内において、好ましい反射
角にて微細に調節出来得る反射角調節装置を提供するこ
とにある。更に、本考案の他の目的は、調理物の種類と
大きさに従って、反射角を調節して調理物に対する熱吸
収率を増大させる反射角調節装置を提供することにあ
る。
は、広範囲なる反射角度範囲内において、好ましい反射
角にて微細に調節出来得る反射角調節装置を提供するこ
とにある。更に、本考案の他の目的は、調理物の種類と
大きさに従って、反射角を調節して調理物に対する熱吸
収率を増大させる反射角調節装置を提供することにあ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案によるガスオーブンレンジのグリル反射板反
射角調節装置は、ケースと、調理対象物を前記ケース内
に収納する収納部と、前記収納部の上部及び下部に各々
設置され，前記収納部内の調理対象物を調理する上部・
下部グリルバーナと、該上部グリルバーナよりの放射熱
を前記調理対象物に再放射する角度を調節可能な両翼に
てなる一対の板体を含む調節装置を具備したガスオーブ
ンレンジのグリル反射板反射角調節装置において、前記
調節装置を駆動する駆動手段と、前記駆動手段により正
転及び逆転される動力授受手段と、前記動力授受手段に
結合され、両端部に方向が異なるネジ部を各々形成した
調整手段と、前記調整手段に形成された方向が異なるネ
ジ部に各々螺合するベアリング手段と、前記ベアリング
手段を回動自在に各々保有し、前記一対の板体の所定の
部位に各々固定される保有手段と、前記一対の板体が相
対移動されるべく、該一対の板体の端部を相互に回動可
能に支承する心棒と、を備え、前記上部グリルバーナよ
りの放射熱を前記調理対象物に再放射する角度を調節す
るために、前記駆動手段により前記一対の板体が相互に
成す角度を鋭角にしたときに、前記心棒が前記上部グリ
ルバーナから離反すること、及び前記調整手段が、前記
一対の板体の前方所定の位置に形成された孔部に、前記
保有手段によって回動可能に設けられた前記ベアリング
手段と螺合して、前記一対の板体が相互に成す角度を調
節すること、を特徴とするガスオーブンレンジのグリル
反射板反射角調節装置にある。
に、本考案によるガスオーブンレンジのグリル反射板反
射角調節装置は、ケースと、調理対象物を前記ケース内
に収納する収納部と、前記収納部の上部及び下部に各々
設置され，前記収納部内の調理対象物を調理する上部・
下部グリルバーナと、該上部グリルバーナよりの放射熱
を前記調理対象物に再放射する角度を調節可能な両翼に
てなる一対の板体を含む調節装置を具備したガスオーブ
ンレンジのグリル反射板反射角調節装置において、前記
調節装置を駆動する駆動手段と、前記駆動手段により正
転及び逆転される動力授受手段と、前記動力授受手段に
結合され、両端部に方向が異なるネジ部を各々形成した
調整手段と、前記調整手段に形成された方向が異なるネ
ジ部に各々螺合するベアリング手段と、前記ベアリング
手段を回動自在に各々保有し、前記一対の板体の所定の
部位に各々固定される保有手段と、前記一対の板体が相
対移動されるべく、該一対の板体の端部を相互に回動可
能に支承する心棒と、を備え、前記上部グリルバーナよ
りの放射熱を前記調理対象物に再放射する角度を調節す
るために、前記駆動手段により前記一対の板体が相互に
成す角度を鋭角にしたときに、前記心棒が前記上部グリ
ルバーナから離反すること、及び前記調整手段が、前記
一対の板体の前方所定の位置に形成された孔部に、前記
保有手段によって回動可能に設けられた前記ベアリング
手段と螺合して、前記一対の板体が相互に成す角度を調
節すること、を特徴とするガスオーブンレンジのグリル
反射板反射角調節装置にある。
【０００５】
【実施例】以下、本考案を図面を参照して実施例により
詳細に説明する。図１は、本考案の一実施例によるグリ
ル反射板調節装置を示すガスオーブンレンジの概略図で
ある。ケース（Ｃ）内に形成された収納部（１）の棚の
上に調理対象物（Ａ）が示されており、収納部（１）の
上部にグリルバーナ（２）が横に設置され、収納部
（１）の下部にグリルバーナ（２Ａ）が横に設置され、
上記グリルバーナ（２）の真上に、２枚の反射板体（１
０Ａ．１０Ｂ）が収納部（１）の天井適所に固定され、
構成されている。
詳細に説明する。図１は、本考案の一実施例によるグリ
ル反射板調節装置を示すガスオーブンレンジの概略図で
ある。ケース（Ｃ）内に形成された収納部（１）の棚の
上に調理対象物（Ａ）が示されており、収納部（１）の
上部にグリルバーナ（２）が横に設置され、収納部
（１）の下部にグリルバーナ（２Ａ）が横に設置され、
上記グリルバーナ（２）の真上に、２枚の反射板体（１
０Ａ．１０Ｂ）が収納部（１）の天井適所に固定され、
構成されている。
【０００６】図２は、本考案のグリル反射板の反射角調
節装置の分解斜視図である。図３は、本考案のグリル反
射板の反射角調節装置の組立て図である。本調節装置は
ベアリング手段（１３）、保有手段（１４）、調整手段
（１６）、動力授受手段（１７）と駆動手段（２１）に
て構成される。
節装置の分解斜視図である。図３は、本考案のグリル反
射板の反射角調節装置の組立て図である。本調節装置は
ベアリング手段（１３）、保有手段（１４）、調整手段
（１６）、動力授受手段（１７）と駆動手段（２１）に
て構成される。
【０００７】一つのベアリング手段（１３）は、上記反
射板体（１０Ａ）の前方所定の位置に形成された孔部
に、後に説明される保有手段（１４）により設置される
球形体にて成される。この時、又他の反射板体（１０
Ｂ）にも、又他の一つの上記ベアリング手段（１３）が
上記のような方法にて設置される。更に、上記ベアリン
グ手段（１３）は、その中心を貫通し、全体の長さに亘
って形成されたネジ部（１３Ａ）を有する。この時、上
記ネジ部（１３Ａ）は梯子型ネジ、又は、四角ネジにて
形成することができる。
射板体（１０Ａ）の前方所定の位置に形成された孔部
に、後に説明される保有手段（１４）により設置される
球形体にて成される。この時、又他の反射板体（１０
Ｂ）にも、又他の一つの上記ベアリング手段（１３）が
上記のような方法にて設置される。更に、上記ベアリン
グ手段（１３）は、その中心を貫通し、全体の長さに亘
って形成されたネジ部（１３Ａ）を有する。この時、上
記ネジ部（１３Ａ）は梯子型ネジ、又は、四角ネジにて
形成することができる。
【０００８】保有手段（１４）は上記ベアリング手段
（１３）を覆う形状にてなされ、図４のように設置され
る。この時、又、他の反射板体（１０Ｂ）にも上記保有
手段（１４）が、上記の如き方法で設置される。上記保
有手段（１４）等と上記板体等（１０Ａ）（１０Ｂ）と
の結合をボルトとナット、又は、スタットとナットであ
るネジ締結具、又はリベットにて成すことが出来る。
（１３）を覆う形状にてなされ、図４のように設置され
る。この時、又、他の反射板体（１０Ｂ）にも上記保有
手段（１４）が、上記の如き方法で設置される。上記保
有手段（１４）等と上記板体等（１０Ａ）（１０Ｂ）と
の結合をボルトとナット、又は、スタットとナットであ
るネジ締結具、又はリベットにて成すことが出来る。
【０００９】調整手段（１６）は、所定の長さで成され
た丸棒にて成され、その両端部に隣接して各々に所定の
長さのネジ部（１８，１８Ａ）を有する。上記ネジ部等
（１８，１８Ａ）は、上記ベアリング手段（１３）のネ
ジ部（１３Ａ）等と結合されるよう対偶状態の形状を有
する。しかし、上記ネジ部（１８，１８Ａ）は互いに反
対方向のネジで形成し、上記板体等（１０Ａ）（１０
Ｂ）が相対運動するように成す。例えば、１８を右ネジ
で成せば、１８Ａは左ネジで成し、１８を左ネジで成せ
ば、１８Ａは右ネジで成す。
た丸棒にて成され、その両端部に隣接して各々に所定の
長さのネジ部（１８，１８Ａ）を有する。上記ネジ部等
（１８，１８Ａ）は、上記ベアリング手段（１３）のネ
ジ部（１３Ａ）等と結合されるよう対偶状態の形状を有
する。しかし、上記ネジ部（１８，１８Ａ）は互いに反
対方向のネジで形成し、上記板体等（１０Ａ）（１０
Ｂ）が相対運動するように成す。例えば、１８を右ネジ
で成せば、１８Ａは左ネジで成し、１８を左ネジで成せ
ば、１８Ａは右ネジで成す。
【００１０】動力授受手段（１７）は、ウォームホイー
ルで構成され、上記調整手段（１６）の中心部に無理に
嵌め合わすとか、平型キーや、丸形キーを使用して結合
させる。 又は、上記調整手段（１６）と上記動力授受
手段（１７）をいったいに形成させることも出来る。
ルで構成され、上記調整手段（１６）の中心部に無理に
嵌め合わすとか、平型キーや、丸形キーを使用して結合
させる。 又は、上記調整手段（１６）と上記動力授受
手段（１７）をいったいに形成させることも出来る。
【００１１】駆動手段（２１）は、上記動力授受手段
（１７）と結合され、外部動力を上記動力授受手段（１
７）に伝達するよう構成する。上記駆動手段（２１）は
外部において操作するノブ（２４）と、ノブの中心より
延長された軸上に設置された駆動スプロケットホイール
（２５）と、上記動力授受手段（１７）と結合されるウ
ォーム（２２）と、上記ウォームの中心軸に設置される
従動スプロケットホイール（２５Ａ）と、上記駆動スプ
ロケットホイール（２５）の回転を、上記従動スプロケ
ットホイール（２５Ａ）に伝達するチェイン（２６）に
て構成されている。
（１７）と結合され、外部動力を上記動力授受手段（１
７）に伝達するよう構成する。上記駆動手段（２１）は
外部において操作するノブ（２４）と、ノブの中心より
延長された軸上に設置された駆動スプロケットホイール
（２５）と、上記動力授受手段（１７）と結合されるウ
ォーム（２２）と、上記ウォームの中心軸に設置される
従動スプロケットホイール（２５Ａ）と、上記駆動スプ
ロケットホイール（２５）の回転を、上記従動スプロケ
ットホイール（２５Ａ）に伝達するチェイン（２６）に
て構成されている。
【００１２】一方、上記駆動手段（２１）を構成する駆
動スプロケットホイール（２５）、従動スプロケットホ
イール（２５）とチェイン（２６）の代わりに図５にお
けるように、各々駆動ギヤー（２３Ａ）．従動ギヤー
（２３Ｂ）と、中間ギヤー（２３Ｃ）にて使用すること
も出来る。以上のようにして組立てられた反射角調節装
置が図３に示されている。上記ノブにより回転するウォ
ーム（２２）は、その回転運動を動力授受手段（１７）
を通じて調整手段（１６）に伝達する。
動スプロケットホイール（２５）、従動スプロケットホ
イール（２５）とチェイン（２６）の代わりに図５にお
けるように、各々駆動ギヤー（２３Ａ）．従動ギヤー
（２３Ｂ）と、中間ギヤー（２３Ｃ）にて使用すること
も出来る。以上のようにして組立てられた反射角調節装
置が図３に示されている。上記ノブにより回転するウォ
ーム（２２）は、その回転運動を動力授受手段（１７）
を通じて調整手段（１６）に伝達する。
【００１３】上記調整手段（１６）が左、右回転するに
従い、その両端に形成されたネジ部（１８，１８Ａ）
は、ベアリング手段（１３）等を調整手段（１６）の動
力授受手段（１７）の方に近く又は遠く移送させる。上
記ベアリング手段（１３）等は、上記保有手段（１４）
によって回動可能に反射板体（１０，１０Ａ）の、所定
の位置に形成された孔に組立てられているので、自動調
心されながら、上記反射板体（１０，１０Ａ）間の角度
を広くするか、狭くするかする。上記反射板体（１０，
１０Ａ）間の角度を、図３ に実線で示す広い状態から
一点鎖線で示す狭い鋭角の状態に調節すると、同図に一
点鎖線で示すように、前記反射板体（１０，１０Ａ）の
端部を相互に回動可能に支承する心棒（１１）が前記上
部グリルバーナ２から離反すると共に、該反射板体（１
０，１０Ａ）の前記心棒（１１）の近傍も前記上部グリ
ルバーナ２から離反することにより、前記上部グリルバ
ーナ２からの放射熱を、前記一対の反射板体（１０，１
０Ａ）の前記心棒（１１）の近傍のみではなく該反射板
体（１０，１０Ａ）の全体で反射するため、再反射した
放射熱が前記調理対象物（Ａ）に対してより均等に放射
され、調理対象物（Ａ）の熱吸収率を向上させることが
できる。
従い、その両端に形成されたネジ部（１８，１８Ａ）
は、ベアリング手段（１３）等を調整手段（１６）の動
力授受手段（１７）の方に近く又は遠く移送させる。上
記ベアリング手段（１３）等は、上記保有手段（１４）
によって回動可能に反射板体（１０，１０Ａ）の、所定
の位置に形成された孔に組立てられているので、自動調
心されながら、上記反射板体（１０，１０Ａ）間の角度
を広くするか、狭くするかする。上記反射板体（１０，
１０Ａ）間の角度を、図３ に実線で示す広い状態から
一点鎖線で示す狭い鋭角の状態に調節すると、同図に一
点鎖線で示すように、前記反射板体（１０，１０Ａ）の
端部を相互に回動可能に支承する心棒（１１）が前記上
部グリルバーナ２から離反すると共に、該反射板体（１
０，１０Ａ）の前記心棒（１１）の近傍も前記上部グリ
ルバーナ２から離反することにより、前記上部グリルバ
ーナ２からの放射熱を、前記一対の反射板体（１０，１
０Ａ）の前記心棒（１１）の近傍のみではなく該反射板
体（１０，１０Ａ）の全体で反射するため、再反射した
放射熱が前記調理対象物（Ａ）に対してより均等に放射
され、調理対象物（Ａ）の熱吸収率を向上させることが
できる。
【００１４】
【考案の効果】上述のごとく、本考案によれば、上部グ
リルバーナよりの放射熱を調理対象物に再放射する角度
を調理対象物の種類若しくは大きさ又は形状に従って該
調節可能な両翼にてなる一対の板体を駆動手段により相
互に成す角度を鋭角にしたときに、該一対の板体の端部
を相互に回動可能に支承する心棒が前記上部グリルバー
ナから離反することにより、前記上部グリルバーナから
の放射熱を、前記一対の板体の前記心棒の近傍のみでは
なく該一対の板体の全体で反射するため、再反射した放
射熱が前記調理対象物に対してより均等に放射され、調
理対象物の熱吸収率を向上させることができる。また、
調整手段が、一対の板体の前方所定の位置に形成された
孔部に、保有手段によって回動可能に設けられた前記ベ
アリング手段と螺合して、前記一対の板体が相互に成す
角度を調節することにより、前記一対の板体を堅固に支
承しながら回転させることができる。
リルバーナよりの放射熱を調理対象物に再放射する角度
を調理対象物の種類若しくは大きさ又は形状に従って該
調節可能な両翼にてなる一対の板体を駆動手段により相
互に成す角度を鋭角にしたときに、該一対の板体の端部
を相互に回動可能に支承する心棒が前記上部グリルバー
ナから離反することにより、前記上部グリルバーナから
の放射熱を、前記一対の板体の前記心棒の近傍のみでは
なく該一対の板体の全体で反射するため、再反射した放
射熱が前記調理対象物に対してより均等に放射され、調
理対象物の熱吸収率を向上させることができる。また、
調整手段が、一対の板体の前方所定の位置に形成された
孔部に、保有手段によって回動可能に設けられた前記ベ
アリング手段と螺合して、前記一対の板体が相互に成す
角度を調節することにより、前記一対の板体を堅固に支
承しながら回転させることができる。
【図１】本考案の実施例のグリル反射板反射角調節装置
を示すガスオーブンレンジの概略図である。
を示すガスオーブンレンジの概略図である。
【図２】本考案の実施例のグリル反射板反射角調節装置
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図３】グリル反射板反射角調節装置の組立図である。
【図４】調整手段反射板体の、ベアリング手段に組立て
られる要部断面図である。
られる要部断面図である。
【図５】図２に示される駆動手段の、又他の実施例を示
す駆動手段の分解斜視図である。
す駆動手段の分解斜視図である。
１ 収納部 ２ 上部グリルバーナ １０，１０Ａ 板体（反射板体） １１ 心棒 １３ ベアリング手段 １４ 保有手段 １６ 調整手段 １７ 動力授受手段 １８，１８Ａ ネジ部 ２１ 駆動手段 ２４ ノブ ２５，２５Ａ スプロケットホイール
Claims (6)
- 【請求項１】 ケースと、調理対象物を前記ケース内に
収納する収納部と、前記収納部の上部及び下部に各々設
置され，前記収納部内の調理対象物を調理する上部・下
部グリルバーナと、該上部グリルバーナよりの放射熱を
前記調理対象物に再放射する角度を調節可能な両翼にて
なる一対の板体を含む調節装置を具備したガスオーブン
レンジのグリル反射板反射角調節装置において、 前記調節装置を駆動する駆動手段と、 前記駆動手段により正転及び逆転される動力授受手段
と、 前記動力授受手段に結合され、両端部に方向が異なるネ
ジ部を各々形成した調整手段と、 前記調整手段に形成された方向が異なるネジ部に各々螺
合するベアリング手段と、 前記ベアリング手段を回動自在に各々保有し、前記一対
の板体の所定の部位に各々固定される保有手段と、 前記一対の板体が相対移動されるべく、該一対の板体の
端部を相互に回動可能に支承する心棒と、を備え、 前記上部グリルバーナよりの放射熱を前記調理対象物に
再放射する角度を調節するために、前記駆動手段により
前記一対の板体が相互に成す角度を鋭角にしたときに、
前記心棒が前記上部グリルバーナから離反すること、及
び前記調整手段が、前記一対の板体の前方所定の位置に
形成された孔部に、前記保有手段によって回動可能に設
けられた前記ベアリング手段と螺合して、前記一対の板
体が相互に成す角度を調節すること、 を特徴とするガスオーブンレンジのグリル反射板反射角
調節装置。 - 【請求項２】 前記ベアリング手段が、球形体で形成さ
れ、その中心部で前記調整手段のネジ部と螺合し、前記
一対の板体が該調整手段と成す角度が変化するときに、
前記保有手段によって前記調整手段に対して自動調心さ
れること、を特徴とする請求項１記載のガスオーブンレ
ンジのグリル反射板反射角調節装置。 - 【請求項３】 前記駆動手段が、 ガスオーブンレンジの外部において操作されるノブと、 前記ノブの中心より延長された軸上に設置された駆動ス
プロケットホイールと、 前記動力授受手段と噛み合わされるウォームと、 前記ウォームの中心軸に設置される従動スプロケットホ
イールと、 前記駆動スプロケットホィールの回転を前記従動スプロ
ケットホイールに伝達するチェインと、により構成さ
れ、 前記ノブの作動を前記ウォームに伝達すること、を特徴
とする請求項１記載のガスオーブンレンジのグリル反射
板反射角調節装置。 - 【請求項４】 前記駆動手段が、 ガスオーブンレンジの外部において操作されるノブと、 前記ノブの中心より延長された軸上に設置された駆動ギ
ヤーと、 前記動力授受手段と噛み合わされるウォームと、 前記ウォームの中心軸に設置される従動ギヤーと、 前記駆動ギヤーの回転を前記従動ギヤーに伝達する中間
ギヤーと、により構成され、 前記ノブの作動を前記ウォームに伝達すること、を特徴
とする請求項１記載のガスオーブンレンジのグリル反射
板反射角調節装置。 - 【請求項５】 前記動力授受手段がウォームホイールに
て成されたこと、を特徴とする請求項３または４記載の
ガスオーブンレンジのグリル反射板反射角調節装置。 - 【請求項６】 前記調整手段の両端部に形成した方向が
異なる各々のネジ部が、右ネジと左ネジとにより構成さ
れたこと、を特徴とする請求項１記載のガスオーブンレ
ンジのグリル反射板反射角調節装置。
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0587420U JPH0587420U (ja) | 1993-11-26 |
| JP2576102Y2 true JP2576102Y2 (ja) | 1998-07-09 |
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| JP1991044023U Expired - Lifetime JP2576102Y2 (ja) | 1990-05-18 | 1991-05-17 | ガスオーブンレンジのグリル反射板反射角調節装置 |
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