JP2575609Y2 - ガス供給設備の通報装置 - Google Patents

ガス供給設備の通報装置

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JP2575609Y2 JP1991094326U JP9432691U JP2575609Y2 JP 2575609 Y2 JP2575609 Y2 JP 2575609Y2 JP 1991094326 U JP1991094326 U JP 1991094326U JP 9432691 U JP9432691 U JP 9432691U JP 2575609 Y2 JP2575609 Y2 JP 2575609Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ガス供給設備のガス供
給管に接続されたガスメータの計量動作に連動してガス
流量を監視し、この監視結果を電話回線を介して遠隔の
センタに通報するガス供給設備の通報装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、ガス供給設備において、図6に示
すように、ガス供給源としてのプロパンガスボンベ1を
ボンベ庫2内に収容し、このボンベ庫2内において圧力
調整器3によってガス圧力を調整したプロパンガスをガ
ス供給管4を介してボンベ庫2外に導き、このガス供給
管4に接続されたガスメータ5を介して図示しないガス
機器に供給するようになっている。ガスメータ5はガス
供給管4を通じて供給するガス量を計量する他、この計
量動作に連動して一定流量毎に発生される流量パルスに
よってガス流量を監視してガス流量を積算したり、異常
流量を検出し、この監視結果を信号線L1 を介してガス
メータ5に接続された通信制御器6に送り、この通信制
御器6から更に電話回線L2 を介して図示しないガス供
給業者のセンタに通報するようになっている。
【0003】上記ガスメータ5は、一定流量毎に発生さ
れる流量パルスによってガス流量を監視し、その結果を
通信制御器6に送るため、図7に示すような回路手段5
aを内蔵し、この回路手段5aと通信制御器6は2本の
信号線L1 によって接続され、この信号線L1 を介して
ガスメータ5と通信制御器6との間の通信が行われるよ
うになっている。
【0004】ガスメータ5は信号線L1 が接続される端
子T1及びT2と図示しない信号線が接続される端子T
3及びT4を備え、その内部の回路手段5aは低電圧の
電池によって供給される直流電源VCCを電源として動作
し、予め定めたプログラムに従って動作するマイクロコ
ンピュータ(CPU)51、一定のガスが供給される毎
にオン・オフするガス流量センサとしてのスイッチ5
2、トランジスタTra乃至Trdなどを有する。CP
U51はスイッチ52が発生する流量パルスをその入力
ポートI1 に入力し、この入力される流量パルスに基づ
いてガス流量を監視し、このガス流量の監視によって、
配管亀裂からのガス微少漏洩やガス突出などの異常ガス
流を検出したり、ガス流量の積算などを行う。
【0005】一方、通信制御器6は信号線L1 が接続さ
れる端子T11及びT12と電話回線L2 が接続される
端子T13が設けられ、予め定めたプログラムに従って
動作するマイクロコンピュータ(CPU)61、電話回
線L2 を介してのデータの送受を行う網制御ユニット
(NCU)62、トランジスタTrA及びTrBなどを
有する。
【0006】以上の構成により、CPU51が異常ガス
流を検出すると、出力ポートO1 を一定時間Lレベルに
してトランジスタTraをオンさせる。トランジスタT
raがオンすると、信号線L1 の一方の線L11を介して
通信制御器6のトランジスタTrAのベースに電圧が印
加されてトランジスタTrAがオンして出力CPU61
の入力ポートI1 がLレベルになる。CPU61はこの
Lレベルを一定時間入力されると、ガスメータ5が通信
要求をしていると判断し、出力ポートO1 を一定周期で
Lレベル、HレベルにしてトランジスタTrBをオン、
オフさせ、データ要求信号を出力した後、出力ポートO
1 をLレベルにしてトランジスタTrB及びTrAを共
にオン状態に保持する。
【0007】トランジスタTrBがオン、オフすると、
ガスメータ5のトランジスタTrbがオン、オフしてC
PU51の入力ポートI2 がLレベル、Hレベルとな
り、これを入力してCPU51がデータ要求信号である
ことを解読すると、出力ポートO2 をLレベル、Hレベ
ルにしてトランジスタTrcをオン、オフさせ、異常ガ
ス流を示す異常データを出力する。トランジスタTrc
がオン、オフすると、トランジスタTrAがオフ、オン
となってCPU61の入力ポートI1 に異常データが入
力される。異常データを受け取ったCPU61は異常ガ
ス流情報を出力ポートO2 からNCU62、電話回線L
2 を介して通報先に通報する。
【0008】なお、ガスメータ5のCPU51は外部信
号を入力するための入力ポートI3を有し、この入力ポ
ートI3 に接続されたトランジスタTrcのオン、オフ
によって図示しないガス漏れ警報器がガス漏れを検出し
て発生するガス遮断信号を入力するために使用されてい
る。また、図示しないが、CPU51は各種の異常状態
の検出に応じて遮断信号を出力してガス供給管に設けた
遮断弁を閉じてガス供給管を遮断させるための出力ポー
トなども有する。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】上述した従来のガス供
給設備の通報装置では、ガスメータ5の回路手段5aと
通信制御器6は2本の信号線L1 によって直接接続され
た構成となっており、また通信制御器6にはDC48V
という比較的高い直流電圧が供給されているNTTの電
話回線L2 が直接引き込まれている。このため、電話回
線L2 が通信制御器6内部で信号線L1 と直接接触して
DC48Vという高い直流電圧がガスメータ5に印加さ
れることが考えられる。このように通常低い電圧しか供
給されていないガスメータ5に高い直流電圧が印加され
ると、何らかの原因によってスパークなどの火花が発生
する危険も考えられる。
【0010】上述のようなスパークは、ガスボンベなど
からのガス漏洩によってガスメータ5の周囲に可燃性の
ガスなどがないときには爆発を生じるような心配はない
ので、上述のような構成の装置の場合には、ガスボンベ
などからガス漏洩があってもガスメータ5の周囲に高濃
度の漏洩ガスが充満することがないように、ガスメータ
5を一番近いボンベから8m以上離して設置すればガス
爆発の問題は発生しない。
【0011】しかし、この要件を満たすためには、ガス
メータ5は図6に示すようにボンベ庫2の外部に設けな
ければならなくなるが、このようにすると、ガスメータ
5への配管を長く施工しなければならず、コスト的に問
題がある他、実際の施工上もやりにくい場合が発生する
ことが考えられる。
【0012】よって本考案は、上述した従来の問題点に
鑑み、ガス流量を監視する流量監視部を内蔵するガスメ
ータ内においてスパークなどの火花の発生を確実になく
して、ガスメータの設置位置の制限をなくすることがで
きるようにしたガス供給設備の通報装置を提供すること
を課題としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本考案によりなされたガス供給設備の通報装置は、ガス
供給源からガス機器にガスを供給するガス供給設備のガ
ス供給管に接続され、該ガス供給管を通じて供給される
ガスを計量するものであって、該計量動作に連動して発
生される流量パルスに基づいて流量を演算し、該流量演
算の結果によってガス流を監視し、該監視の結果異常の
有無を検出する流量監視手段と、ガスメータ側信号線を
介して外部と信号の授受を行うガスメータ側送受信手段
とを内蔵し、前記送受信手段は、前記流量監視手段によ
って異常があると判断されたとき発呼信号を前記ガスメ
ータ側信号線を介して外部に送出するとともに、前記ガ
スメータ側信号線を介して外部から受信するデータ要求
信号に応じて前記信号線を介して異常データ信号を外部
に送出するガスメータと、遠隔のセンタに電話回線を介
して接続され、該電話回線を介してセンタとの間で通信
を行うものであって、通信制御器側信号線を介して外部
と信号の授受を行う通信制御器側送受信手段を内蔵し、
該通信制御器側送受信手段は、外部から前記通信制御器
側信号線を介して受信する発呼信号に応じてデータ要求
信号を前記通信制御器側信号線を介して外部に送出し、
該データ要求信号の送出に応じて前記通信制御器側信号
線を介して外部から異常データを受信したとき、該異常
データにより前記電話回線を介してセンタに対して通信
を行う通信制御器と、前記ガスメータ及び前記通信制御
器と独立に形成されるとともに、前記ガスメータからの
前記ガスメータ側信号線と、前記通信制御器からの前記
通信制御器側信号線とがそれぞれ接続され、前記ガスメ
ータ及び前記通信制御器間の信号の授受を中継する中継
器とを備え、該中継器が、前記ガスメータ側信号線を介
して前記ガスメータ側送受信手段が送出する前記発呼信
号によって点灯する第1の発光素子と該第1の発光素子
の発する光を受光して前記通信制御器側信号線を介して
前記通信制御器側送受信手段に前記発呼信号を受信させ
る第1の受光素子とからなる第1のフォトカプラと、前
記ガスメータ側信号線を介して前記ガスメータ側送受信
手段が送出する前記異常データ信号によって点灯する第
2の発光素子と該第2の発光素子の発する光を受光して
前記通信制御器側信号線を介して前記通信制御器側送受
信手段に前記異常デー タ信号を受信させる第2の受光素
子とからなる第2のフォトカプラと、前記通信制御器側
信号線を介して前記通信制御器側送受信手段が送出する
前記データ要求信号によって点灯する第3の発光素子と
該第3の発光素子の発する光を受光して前記ガスメータ
側信号線を介して前記ガスメータ側送受信手段に前記デ
ータ要求信号を受信させる第3の受光素子とからなる第
3のフォトカプラとを有することを特徴としている。
【0014】また、前記ガスメータが第2のガスメータ
側信号線を介して外部から受信する遮断信号に応じて前
記ガス供給管に設けられた遮断弁を閉じさせてガス供給
を遮断する遮断制御手段を更に内蔵し、前記遮断制御手
段によってガス供給を遮断したとき、前記ガスメータ側
送受信手段が前記ガスメータ側信号線を介して外部に前
記発呼信号を送出するとともに、これに応じて外部から
受信するデータ要求信号に応じてガス供給を遮断した旨
の遮断データ信号を外部に送出し、前記通信制御器が、
前記データ要求信号の送出に応じて前記通信制御器側信
号線を介して外部から前記遮断データ信号を受信したと
き、該受信した遮断データ信号により前記電話回線を介
してセンタに対して通信を行い、前記中継器が、前記ガ
スメータ側信号線及び前記第2のガスメータ側信号線に
関連する回路電源としてのガスメータ側雷池と、前記通
信制御器側信号線に関連する回路電源としての通信制御
器側電池と、前記ガスメータ側電池及び前記通信制御器
側電池の電圧が所定値以下に低下したことをそれぞれ検
出して遮断信号を発生する第1及び第2の電圧低下検知
手段と、該第1及び第2の電圧低下検知手段の発生する
前記遮断信号に応じてそれぞれ点灯される第4及び第5
の発光素子と、該発光素子の発する光を受光して前記第
2のガスメータ側信号線を介して前記遮断制御手段に前
記遮断信号を受信させる第4及び第5の受光素子とから
それぞれなる第4及び第5のフォトカプラを更に有する
ことを特徴としている。
【0015】
【作用】以上の構成において、ガスメータの内蔵する流
量監視手段が、計量動作に連動して発生される流量パル
スに基づいて流量を演算し、該流量演算の結果によって
ガス流を監視し、該監視の結果異常の有無を検出する。
ガスメータ側信号線を介して外部と信号の授受を行うガ
スメータの内蔵するガスメータ側送受信手段は、流量監
視手段によって異常があると判断されたとき発呼信号を
ガスメータ側信号線を介して外部に送出するとともに、
ガスメータ側信号線を介して外部から受信するデータ要
求信号に応じてガスメータ側信号線を介して異常データ
信号を外部に送出する。遠隔のセンタに電話回線を介し
て接続された通信制御器の内蔵し、電話回線を介してセ
ンタとの間で通信を行う通信制御器側送受信手段が、通
信制御器側信号線を介して外部と信号の授受を行い、外
部から通信制御器側信号線を介して受信する発呼信号に
応じてデータ要求信号を通信制御器側信号線を介して外
部に送出し、該データ要求信号の送出に応じて通信制御
器側信号線を介して外部から異常データを受信したと
き、該異常データにより電話回線を介してセンタに対し
て通信を行う。ガスメータ及び通信制御器と独立に形成
され、ガスメータからのガスメータ側信号線と、通信制
御器からの通信制御器側信号線とがそれぞれ接続されて
いる中継器が、ガスメータ及び通信制御器間の信号の授
受を中継する。このために、中継器が第1〜第3のフォ
トカプラを有する。そして、第1のフォトカプラの第1
の発光素子がガスメータ側信号線を介してガスメータ側
送受信手段が送出する発呼信号によって点灯し、第1の
フォトカプラの第1の受光素子が第1の発光素子の発す
る光を受光して通信制御器側信号線を介して通信制御器
側送受信手段に発呼信号を受信させ、第2のフォトカプ
ラの第2の発光素子がガスメータ側信号線を介してガス
メータ側送受信手段が送出する異常データ信号によって
点灯し、第1のフォトカプラの第2の受光素子が第2の
発光素子の発する光を受光して通信制御器側信号線を介
して通信制御器側送受信手段に異常データ信号を受信さ
せ、第3のフォトカプラの第3の発光素子が通 信制御器
側信号線を介して通信制御器側送受信手段が送出するデ
ータ要求信号によって点灯し、第3のフォトカプラの第
3の受光素子が第3の発光素子の発する光を受光してガ
スメータ側信号線を介してガスメータ側送受信手段にデ
ータ要求信号を受信させるので、ガスメータと通信制御
器の間で、これらと独立に形成されている中継器内の第
1の〜第3のフォトカプラを介して発呼信号、データ要
求信号及び異常データ信号の授受が行われるようになっ
ているので、ガスメータと通信制御器として既存のもの
をそのまま使用して、ガスメータと通信制御器の間を電
気的に分離したガス供給設備の通報装置が得られ、通信
制御器に引き込まれている電話回線の電圧が通信制御器
のトラブルによって中継器まで供給されることがあって
も、それから先のガスメータまで供給されることが実質
的になくなる。
【0016】また、ガスメータの遮断制御手段が第2の
ガスメータ側信号線を介して外部から受信する遮断信号
に応じてガス供給管に設けられた遮断弁を閉じさせてガ
ス供給を遮断し、遮断制御手段によってガス供給を遮断
したとき、ガスメータ側送受信手段がガスメータ側信号
線を介して外部に発呼信号を送出するとともに、これに
応じて外部から受信するデータ要求信号に応じてガス供
給を遮断した旨の遮断データ信号を外部に送出する。中
継器の有する第1及び第2の電圧低下検知手段が、ガス
メータ側信号線及び第2のガスメータ側信号線に関連す
る回路電源としてのガスメータ側電池と、通信制御器側
信号線に関連する回路電源としての通信制御器側電池の
電圧が所定値以下に低下したことをそれぞれ検出して遮
断信号を発生し、中継器の有する第4乃び第5のフォト
カプラの第4及び第5の発光素子が、第1及び第2の電
圧低下検知手段の発生する遮断信号に応じてそれぞれ点
灯され、第4及び第5のフォトカプラの第4及び第5の
受光素子が、発光素子の発する光を受光して第2のガス
メータ側信号線を介して遮断制御手段に遮断信号を受信
させ、通信制御器がデータ要求信号の送出に応じて通信
制御器側信号線を介して外部から遮断データ信号を受信
したとき、この受信した遮断データ信号により電話回線
を介してセンタに対して通信を行うようになっているの
で、センタではこの通報により中継器の電池電圧低下と
判断でき、中継器の不動作によって起こる可能性のある
問題を未然に防ぐことができる。なお、所定値は中継器
の機能が停止する電圧より高く設定されている。
【0017】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本考案によるガス流量監視・通報装置の一
実施例を示し、同図において、図7について上述した従
来の装置と同一の部分には同一の符号を付してある。
【0018】図1において、7は本考案によってガスメ
ータ5と通信制御器6との間にこれらと独立に設けられ
中継器としての電気分離アダプタであり、この電気分
離アダプタ7はガスメータ側信号線及び第2のガスメー
タ側信号線としての信号線L及びLを介してガスメ
ータ5の端子T1,T2及び端子T3,T4とそれぞれ
接続される端子T21,T22及びT23,T24と、
通信制御器側信号線としての信号線Lを介して通信制
御器6の端子T11,T12と接続される端子T25,
T26とを備え、内部にはガスメータ5と通信制御器6
との間でのデータの送受をフォトカプラによる電気−光
−電気変換によって行う光結合回路71と、直流電源で
ある電池電圧を監視してその所定値以下への低下の検出
に応じて遮断信号を発生してガスメータ5に対して送出
する電池電圧低下検出回路72とを有する。
【0019】上記電気分離アダプタ7は具体的には図2
に示すように構成され、図中、PH1乃至PH3はガス
メータと通信制御器間を電気的に絶縁する各々が発光ダ
イオードとフォトトランジスタからなる第1〜第3のフ
ォトカプラとしてのフォトカプラ、BT1,BT2は例
えば3.6Vの比較的低電圧の電源用電池、IC1はフ
ォトカプラPH3の発光ダイオードに+1.5Vを供給
する電源回路、IC2,IC3は電源用電池BT1,B
T2の電圧低下を検出する電池電圧検出回路、PH4,
PH5は電源用電池の電圧低下時にガスメータに遮断信
号を出力するための第4及び第5のフォトカプラとして
フォトカプラ、Tr1乃至Tr5はトランジスタ、D
1乃至D3はダイオード、ZDはツエナダイオード、R
1乃至R14は抵抗である。
【0020】図1及び図2に示す構成において、ガスメ
ータ5の回路手段5aのCPU51がプログラムに従っ
て行う仕事を示す図3、通信制御器6のCPU61がプ
ログラムに従って行う仕事を示す図4、及び各部の状態
のタイミングチャートを示す図5を参照して、動作を以
下説明する。
【0021】ガスメータ5のCPU51はその電源の投
入によって動作を開始し、図3(a)の最初のステップ
S1においては、入力ポートI1 に印加される流量パル
スの入力処理を行う。その後ステップS2に進み、ステ
ップS1において入力した流量パルスに基づいて流量を
演算する流量演算処理を行う。続いてステップS3に進
み、ここでステップS2における流量演算の結果によっ
てガス流の異常の有無を判断する異常判断処理を行う。
その後のステップS4においては、ステップS3の異常
判断の結果異常が有ると判断されたとき通信制御器6に
異常信号を送出する通報処理を行ってから最初のステッ
プS1に戻る。
【0022】上記ステップS4の通報処理は図3(b)
のフローチャートに従って行い、その最初のステップS
4aにおいて上記ステップS3の異常判断処理の結果に
よって異常が有るか否かを判定し、異常がない場合には
通報が必要ないとして元のフローチャートに戻る。異常
が有る場合にはステップS4bに進んで出力ポートO1
をLレベルにし、続くステップS4cにおいて一定時間
1 が経過するまで出力ポートO1 をLレベルに保持す
る。一定時間T1 が経過してステップS4cの判定がY
ESになるとステップS4dに進んで出力ポートO1
Hレベルにすることによって発呼信号を出力する。
【0023】ガスメータ5のCPU51は、その後ステ
ップS4eに進んでポートI2 にデータ要求信号が入力
されたか否かを判定し、判定がNOのときにはステップ
S4fに進んで一定時間T2 の間ステップS4eの判定
を繰り返す。一定時間T2 が経過してもデータ要求信号
の入力がないときには、ステップS4gの判定、すなわ
ち発呼を3回行ったかどうかの判定がYESになるまで
上記ステップS4b乃至S4gを繰り返し実行する。ス
テップS4gの判定がYES、すなわち3回発呼しても
データ要求信号がないときには元のフローチャートに戻
る。
【0024】また、上記ステップS4eの判定がYES
のとき、すなわち通信制御器6からのデータ要求信号を
入力すると、ステップS4hに進んで出力ポートO2
異常データ信号を出力して元のフローチャートに戻る。
【0025】一方、通信制御器6のCPU61はその電
源の投入によって動作を開始し、図4(a)のステップ
S11において先ずセンタとの通信の処理を行い、次の
ステップS12においてガスメータとの通信の処理を行
ってステップS11に戻り、このステップS11及びS
12を繰り返す。
【0026】上記ステップS12のガスメータとの通信
処理は図4(b)のフローチャートに従って行い、その
最初のステップS12aにおいてガスメータ5からの発
呼信号を入力ポートI1 に入力したか否かを判定する。
判定がNOのときには元のフローチャートに戻り、判定
がYESのときにはステップS12bにおいて出力ポー
トO1 にデータ要求信号を出力してからステップS12
cに進み、ここで出力ポートO1 をLレベルにする。
【0027】その後、ステップS12dに進んで入力ポ
ートIに異常データ信号を入力したか否かを判定し、
判定がNOのときにはステップS12eに進み一定時間
が経過したか否かを判定する。そして、このステッ
プS12eの判定がNOのときにはステップS12dに
戻って異常データ信号が入力されるか一定時間Tが経
過するまでステップS12d及びS12eを繰り返し実
行する。ステップS12d又はS12eの判定がYES
になるとステップS12fに進み、ここで出力ポートO
をHレベルにしてから元のフローチャートに戻る。
【0028】図3のフローチャートのステップS4b乃
至S4dにおいて、CPU51がその出力ポートO
一定時間Tの間Lレベルにして発呼信号を出力する
と、トランジスタTraがオンし電気分離アダプタ7の
端子T21にVなる電圧が一定時間Tの間印加され
る。この間トランジスタTr1がオンし、フォトカプラ
PH1の第1の発光素子としての発光ダイオードが点灯
してフォトトランジスタがオンする。このフォトカプラ
PH1の第1の受光素子としてのフォトトランジスタの
オンによってトランジスタTr2がオンして抵抗R5、
ダイオードD1乃至D3を介して通信制御器6の端子T
11にVなる電圧が印加される。なお、ダイオードD
1乃至D3は電池電圧をVまで落とすためのものであ
る。
【0029】通信制御器6の端子T11にV2 なる電圧
が印加されると、トランジスタTrAが一定時間オンし
てCPU61の入力ポートI1 がLレベルになる。CP
U61は、入力ポートI1 がLレベルになることによっ
て図4のフローチャートのステップS12aにおいて発
呼信号を入力してガスメータ5が発呼信号を出力してい
ると判断し、次のステップS12bにおいてデータ要求
信号を出力ポートO1に出力する。
【0030】このデータ要求信号の出力に当たって、C
PU61はその出力ポートO1 を交互にLレベル、Hレ
ベルにしてトランジスタTrBをオン、オフさせる。こ
のトランジスタTrBがオンのときには、通信制御器6
の端子T11からV3 なる電圧が出力され、これが電気
分離アダプタ7の端子T25に印加される。電気分離ア
ダプタ7の抵抗R6及びツエナダイオードZDは電圧判
別回路を構成し、V3なる電圧のときはツエナダイオー
ドZDが降伏してトランジスタTr3がオンするが、V
2 なる電圧のときにはオンしないようにされている。す
なわち、V2 <V3 となるように設定されている。
【0031】トランジスタTr3がオン、オフすると、
フォトカプラPH2の第2の発光素子としての発光ダイ
オードが点滅されて第2の受光素子としてのフォトトラ
ンジスタがオン、オフするためトランジスタTr4がオ
ン、オフする。トランジスタTr4がオンすると、電池
BT1の電圧が抵抗R10を介して端子T21に出力さ
れ、これがガスメータ5の端子T1に印加される。通信
制御器6はデータ要求信号を出力した後、図4のフロー
チャートのステップS12cにおいて出力ポートO
LレベルにしてトランジスタTrBをオン状態に保つ。
【0032】ガスメータ5はトランジスタTr4のオ
ン、オフによる電圧が端子T1に印加されると、トラン
ジスタTrbがオン、オフしてこのオン、オフによる信
号を入力ポートI2 に入力するCPU51はこれを解読
してステップS4eにおいてデータ要求信号が入力され
たと判断する。そしてその後のステップS4hにおいて
CPU51の出力ポートO2 をLレベル、Hレベルにし
て異常データ信号を出力し、これに応じてトランジスタ
Trcがオン、オフされる。
【0033】トランジスタTrcがオンするとフォトカ
プラPH3の第3の発光素子としての発光ダイオードに
電流が流れ、発光ダイオードが点灯して第3の受光素子
としてのフォトトランジスタがオンし、これによってト
ランジスタTr5がオンする。なお、通常状態でも、I
C1OUT→R11→PH3→R1→R2という電気分
離アダプタ7内での経路と、PH3→Ra→Rbという
ガスメータ5内の経路で微少な電流が流れるが、トラン
ジスタTr1、Trbをオンさせるレベルよりも十分に
小さな電流である。また、フォトカプラPH3のフォト
トランジスタを通じてR12にも電流が流れるが、これ
もトランジスタTr5をオンさせるレベルではない。
【0034】一方、通信制御器6では、トランジスタT
rBがオン状態に保持され、これに伴ってトランジスタ
TrAもオン状態になっているが、上述のようにトラン
ジスタTr5がオンするとトランジスタTrAはそのベ
ース電流が流れなくなってオフするようになる。従っ
て、トランジスタTr5のオン、オフによってトランジ
スタTrAがオン、オフしてCPU61の入力ポートI
1 に異常データ信号が入力されるようになる。CPU6
1はこれを異常データ信号と解読すると次のステップS
12fにおいて出力ポートO1 をHレベルにしてトラン
ジスタTrBをオフ状態にする。そしてこの入力した異
常データ信号をステップS11において電話回線L2
介して通報先に通報する。
【0035】また、電気分離アダプタ7の電池電圧検出
回路IC2及びIC3が電池電圧の低下を検知すると、
その出力OUTがLレベルになってフォトカプラPH4
及びPH5の第4及び第5の発光素子としての発光ダイ
オードが点灯して第4及び第5の受光素子としてのフォ
トトランジスタがオンする。このオン信号がガスメータ
5のトランジスタTrdをオンしてCPU51の入力ポ
ートIをHレベルにするのでCPU51は電池電圧が
低下したことを判断し、図示しない遮断弁を閉じさせる
とともに、上述したと同様の手順で通信制御器6に外部
信号を送信し、この通信制御器6から更にセンタに電話
回線Lを通じて外部入力信号により遮断弁を閉じた旨
の通報を行う。この通報を受け取ったセンタは電池切れ
と判断して電池交換やアダプタの交換などを行う。
【0036】上述の実施例では、ガスメータ5と通信制
御器6がこれらの間にあって両者間の信号の授受を行う
これらの独立に設けられた電気分離アダプタ7がフォト
カプラPH1乃至PH3の使用によって電気的に完全に
分離れているので、通信制御器6内に引き込まれた電話
回線L2 の高い直流電圧が通信制御器6内部のトラブル
によって通信制御器6とアダプタ7との間の信号線L5
を介してアダプタ7まで供給されるようになっても、こ
のときアダプタ7にもトラブルが同時に発生する確立は
皆無に近いので、この電圧がアダプタ7から先のガスメ
ータ5にまで供給されることが実質的になくなる。
【0037】また、ガスメータ5と電気的に接続された
回路と通信制御器6と電気的に接続された回路の電源
が、2つの電池BT1,BT2の使用によって分離され
ているので、フォトカプラの使用と相待って完全な絶縁
が図られている。しかも、アダプタ7に使用している電
池の寿命によるメンテナンス性の問題を考慮して電池電
圧の低下を検知してその旨の通報を行うようになってい
る。更に、ガスメータ5と通信制御器6との間を電気的
に分離する手段として電気分離アダプタ7という形をと
っているので、既存のガスメータ5と通信制御器6との
間に接続して簡単に使用することができるようになてい
る。
【0038】なお、上述の実施例では、異常ガス流や遮
断弁の閉などの異常データ信号を通信制御器6に送って
異常通報を行う装置に適用した場合について示したが、
本考案は、これ以外に流量パルスによって計量したガス
使用量の検針データなどを予め定めた月日時やセンタか
らの求めに応じて通報するようにした通報するようにし
た装置にも適用することもできる。勿論、複数種類の通
報を行う場合にはその種類を識別できるように通報デー
タの種類をコード化して送るようにすることが必要であ
る。
【0039】更に、実施例では、ボンベ庫から供給する
ガス消費者が一箇所で、1つのガスメータ5しか設けら
れていない場合であるので、ガスメータ5はボンベ庫か
らのガス供給管の途中に設けられてガス消費量を計量す
ることができる。しかし、集合住宅のようにボンベ庫に
多数のボンベを収容し、このボンベ庫からのガス供給管
から各戸に分岐したガス配管にガスメータを設けている
場合には、ボンベ庫からのガス供給管に直接ガスメータ
を設けたのでは、下流の微少ガス漏洩を検出することが
できない。
【0040】このような場合には、比較的低い調整圧力
のメインの圧力調整器と並列にガス供給管を設け、この
ガス供給管に調整圧力の高い補助の圧力調整器とガスメ
ータを設け、このガスメータによってガス流量を監視す
ることによって、夜間のようにガス消費がほとんど停止
したのきにこのガス供給管に流れるガス流量を監視して
微少ガス漏洩を検出することができるようにするが、本
考案はこのようなガスメータと通信制御器との間の電気
分離にも有効に適用することができる。
【0041】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、
スメータと通信制御器の間で、これらと独立に形成され
ている中継器内の第1の〜第3のフォトカプラを介して
発呼信号、データ要求信号及び異常データ信号の授受が
行われるようになっているので、ガスメータと通信制御
器として既存のものをそのまま使用して、ガスメータと
通信制御器の間を電気的に分離したガス供給設備の通報
装置が得られ、仮に、通信制御器に引き込まれている電
話回線の電圧が通信制御器のトラブルによって中継器ま
で供給されることがあっても、それから先のガスメータ
まで供給されることが実質的になくなり、通信制御器に
引き込まれている電話回線の電圧が通信制御器のトラブ
ルによって中継器まで供給されることがあっても、それ
から先のガスメータまで供給されることが実質的になく
なるので、ガスメータ内でスパークなどの火花が発生す
ることを確実になくすることができるようになり、ガス
メータが周囲に可燃性ガスが充満する可能性のある場所
に設置されても爆発事故を生じる可能性がなく、その設
置位置の制限がなくなる。
【0042】また、中継器がガスメータ側信号線及び第
2のガスメータ側信号線に関連する回路電源としてのガ
スメータ側電池と、前記通信制御器側信号線に関連する
回路電源としての通信制御器側電池とを有し、中継器の
動作電圧を外部から供給されることを必要としないの
で、ガスメータ及び通信制御器から電源の供給を受ける
必要がなく、そのための電源線の引き込みも必要がない
ので、通信制御器に接続されている電話回線の電圧が引
き込んだ電源線を介してガスメータまで供給されること
がなくなり、ガスメータ内でスパークなどの火花が発生
することをより確実になくすることができるようにな
り、ガスメータが周囲に可燃性ガスが充満する可能性の
ある場所に設置されても爆発事故を生じる可能性がな
く、その設置位置の制限がなくなる。しかも、中継器内
の上記電池の電圧の低下に応じガス供給管に設けた遮断
弁を閉じる遮断信号を発生するようにし、データ要求信
号の送出に応じて通信制御器が外部から遮断データ信号
を受信したとき、この受信した遮断データ信号により電
話回線を介してセンタに対して通信を行い、センタでは
この通報により中継器の電池電圧低下と判断でき、電池
電圧が中継器の機能が停止する電圧以下に低下るる前
に、新しい電池との交換を可能にするので、中継器の不
動作によって起こる可能性のある問題を末然に防ぐこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるガス供給設備の通報装置の一実施
例を示す図である。
【図2】図1中の電気分離アダプタの具体的な回路構成
を示す図である。
【図3】図1中のガスメータのCPUが行う仕事を示す
フローチャートである。
【図4】図1中の通信制御器のCPUが行う仕事を示す
フローチャートである。
【図5】図1及び図2の各部の状態を示すタイミングチ
ャートである。
【図6】ガス供給設備の一例を示す図である。
【図7】従来の通報装置の一例を示す図である。
【符号の説明】
5 ガスメータ 51 流量監視手段(CPU)51 遮断制御手段(CPU) 51 ガスメータ側送受信手段(CPU) 6 通信制御器61 通信制御器側送受信手段(CPU)中継器(電気分離アダプタ) L 電話回線 , ガスメータ側信号線 第2のガスメータ側信号線 通信制御器用接続線 PH1〜PH5 第1〜第5のフォトカプラ BT1,BT2 電池 IC2,IC3 電圧低下検知手段(電圧低下検知回
路)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス供給源からガス機器にガスを供給す
    るガス供給設備のガス供給管に接続され、該ガス供給管
    を通じて供給されるガスを計量するものであって、該計
    量動作に連動して発生される流量パルスに基づいて流量
    を演算し、該流量演算の結果によってガス流を監視し、
    該監視の結果異常の有無を検出する流量監視手段と、ガ
    スメータ側信号線を介して外部と信号の授受を行うガス
    メータ側送受信手段とを内蔵し、前記ガスメータ側送受
    信手段は、前記流量監視手段によって異常があると判断
    されたとき発呼信号を前記ガスメータ側信号線を介して
    外部に送出するとともに、前記ガスメータ側信号線を介
    して外部から受信するデータ要求信号に応じて前記ガス
    メータ側信号線を介して異常データ信号を外部に送出す
    るガスメータと、 遠隔のセンタに電話回線を介して接続され、該電話回線
    を介してセンタとの間で通信を行うものであって、通信
    制御器側信号線を介して外部と信号の授受を行う通信制
    御器側送受信手段を内蔵し、該通信制御器側送受信手段
    は、外部から前記通信制御器側信号線を介して受信する
    発呼信号に応じてデータ要求信号を前記通信制御器側信
    号線を介して外部に送出し、該データ要求信号の送出に
    応じて前記通信制御器側信号線を介して外部から異常デ
    ータを受信したとき、該異常データにより前記電話回線
    を介してセンタに対して通信を行う通信制御器と、 前記ガスメータ及び前記通信制御器と独立に形成される
    とともに、前記ガスメータからの前記ガスメータ側信号
    線と、前記通信制御器からの前記通信制御器側信号線と
    がそれぞれ接続され、前記ガスメータ及び前記通信制御
    器間の信号の授受を中継する中継器とを備え、 該中継器が、 前記ガスメータ側信号線を介して前記ガスメータ側送受
    信手段が送出する前記発呼信号によって点灯する第1の
    発光素子と該第1の発光素子の発する光を受光して前記
    通信制御器側信号線を介して前記通信制御器側送受信手
    段に前記発呼信号を受信させる第1の受光素子とからな
    る第1のフォトカプラと、 前記ガスメータ側信号線を介して前記ガスメータ側送受
    信手段が送出する前記異常データ信号によって点灯する
    第2の発光素子と該第2の発光素子の発する光 を受光し
    て前記通信制御器側信号線を介して前記通信制御器側送
    受信手段に前記異常データ信号を受信させる第2の受光
    素子とからなる第2のフォトカプラと、前記通信制御器
    側信号線を介して前記通信制御器側送受信手段が送出す
    る前記データ要求信号によって点灯する第3の発光素子
    と該第3の発光素子の発する光を受光して前記ガスメー
    タ側信号線を介して前記ガスメータ側送受信手段に前記
    データ要求信号を受信させる第3の受光素子とからなる
    第3のフォトカプラとを有することを特徴とするガス供
    給設備の通報装置。
  2. 【請求項2】 前記ガスメータが第2のガスメータ側信
    号線を介して外部から受信する遮断信号に応じて前記ガ
    ス供給管に設けられた遮断弁を閉じさせてガス供給を遮
    断する遮断制御手段を更に内蔵し、前記遮断制御手段に
    よってガス供給を遮断したとき、前記ガスメータ側送受
    信手段が前記ガスメータ側信号線を介して外部に前記発
    呼信号を送出するとともに、これに応じて外部から受信
    するデータ要求信号に応じてガス供給を遮断した旨の遮
    断データ信号を外部に送出し、 前記通信制御器が、 前記データ要求信号の送出に応じて前記通信制御器側信
    号線を介して外部から前記遮断データ信号を受信したと
    き、該受信した遮断データ信号により前記電話回線を介
    してセンタに対して通信を行い、 前記中継器が、 前記ガスメータ側信号線及び前記第2のガスメータ側信
    号線に関連する回路電源としてのガスメータ側電池と、 前記通信制御器側信号線に関連する回路電源としての通
    信制御器側電池と、 前記ガスメータ側電池及び前記通信制御器側電池の電圧
    が所定値以下に低下したことをそれぞれ検出して遮断信
    号を発生する第1及び第2の電圧低下検知手段と、 該第1及び第2の電圧低下検知手段の発生する前記遮断
    信号に応じてそれぞれ点灯される第4及び第5の発光素
    子と、該発光素子の発する光を受光して前記第2のガス
    メータ側信号線を介して前記遮断制御手段に前記遮断信
    号を受信させる第4及び第5の受光素子とからそれぞれ
    なる第4及び第5のフォトカプラを更に 有することを特
    徴とする請求項1記載のガス供給設備の通報装置。
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