JP2575485Y2 - 導管用電気接続装置 - Google Patents

導管用電気接続装置

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JP2575485Y2
JP2575485Y2 JP1992012807U JP1280792U JP2575485Y2 JP 2575485 Y2 JP2575485 Y2 JP 2575485Y2 JP 1992012807 U JP1992012807 U JP 1992012807U JP 1280792 U JP1280792 U JP 1280792U JP 2575485 Y2 JP2575485 Y2 JP 2575485Y2
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conduit
electric connection
connection terminal
fixing portion
electrical connection
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JPH0575600U (ja
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実男 小▲やぶ▼
中丸  哲也
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Osaka Gas Co Ltd
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Osaka Gas Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、導管用電気接続装置に
関するもので、例えば、地中に埋設された導管の埋設位
置を、前記導管に電流を流し、発生する磁界を検出して
探査する場合に、電源に前記導管を電気的に接続するた
めの導管用電気接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】地中に埋設されたガス配管等の途中でこ
れを補修したり分岐したいが、その位置がはっきりと特
定出来ないことがあり、導管の埋設位置を、地面を掘削
する前に予め探査する必要がある。このような探査を行
うために導管に電流を流す導管用電気接続装置の電気接
続端子として、導管に直接面接触させて通電する磁石か
ら成る金属片が用いられていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、地中に埋設
された導管は、表面が腐食していたり、土が付着して汚
れていたりするため、前記金属片を導管に接触させて通
電するには、錆等を取り除いて磨かなければならず、そ
のため手間がかかるという作業性の問題があった。
【0004】そこで、本考案の目的は、表面が錆等で覆
われている導管に対しても簡単に、且つ確実に通電でき
る導管用電気接続装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本考案における導管用電気接続装置の第1の特徴構
成は、電気接続端子の先端を導管に接当させる固定部に
磁石を設け、前記電気接続端子の先端部をやすり状に形
成し、前記固定部を前記導管に吸着させた状態で前記電
気接続端子を前記導管に対し近接方向に移動可能に前記
固定部にねじ嵌合させてあることにあり、
【0005】第2の特徴構成は、導管中の放散管を内嵌
自在に形成すると共に電気接続端子の先端を支持する固
定部に磁石を設け、前記電気接続端子の先端部をやすり
状に形成し、前記固定部を前記導管に吸着させた状態で
前記電気接続端子を前記放散管に対し近接方向に移動可
能に前記固定部にねじ嵌合させてあることにある。
【0006】
【作用】前記第1の特徴構成によれば、導管に対して電
気接続端子を電気接続する場合に、固定部に磁石を設け
てあるので、導管に対する前記磁石の吸引力によって固
定部を導管に簡単に取り付けることができる。更に、前
記電気接続端子の先端部はやすり状に形成すると共に、
電気接続端子は前記導管に対し近接方向に移動可能に前
記固定部にねじ嵌合させてあるので、導管表面が錆等で
覆われていたとしても、電気接続端子を固定部を介して
前記導管に対し近接方向にねじ込むことによって、前記
錆等を電気接続端子の先端部で除去しながら、先端部を
導管の金属部分に電気接続し、導管に確実に通電するこ
とができる。
【0007】又、第2の特徴構成によれば、前記固定部
が導管中の放散管を内嵌することができる構成にしてあ
るので、人孔内の導管に設けられた既設の放散管を利用
して、固定部をこの放散管に外嵌しながら、より安定し
た状態で固定して前記電気接続端子を導管に電気接続す
ることができる。又、例えば電気接続端子を長くすれば
人孔の外からでもこれを導管に電気接続することがで
き、ガスもれ、酸欠等に起因する作業環境上の危険を回
避することができる。
【0008】
【考案の効果】従って、前記金属片を導管に接触させて
通電する従来の場合のように、予め導管表面の錆等を剥
離して導管の金属面を露出させ、サンドペーパーで磨く
等の煩雑な作業を行わなわなくても、簡単に通電でき
る。
【0009】特に、前記電気接続端子を1対設け、両電
気接続端子間に導管を介して導通があるか否かを検出す
る導通検出手段を設けてあると、前記両電気接続端子間
に電流を流し、前記導管を介して前記両電気接続端子間
に通電されたことを前記導通検出手段で簡単に確かめる
ことができ、前記両電気接続端子が前記導管に確実に電
気接続されたことをその場で確認できる。以上要する
に、簡単に、且つ確実に導管に通電できる導管用電気接
続装置を提供することができた。
【0010】
【実施例】以下、図に基づいて、地中に埋設されたガス
配管の位置を探査する場合に本考案による導管用電気接
続装置1を用いた実施例を説明する。図2は、導管Pに
電流を流し、発生する磁界を検出して、埋設された導管
Pの埋設位置を探査するために、前記導管用電気接続装
置1を介して100kHzの交流電源である送信機E に
前記導管Pを電気的に接続する様子を示す説明図であ
る。送信器Eの一方の端子T1に接続したリード線W1
を本考案による導管用電気接続装置1を介して人孔H内
の導管Pに電気的に接続し、もう一方の端子T2に接続
したリード線W2の他端を、約200〜300m離れて
設けられた同様の人孔H(図示せず)内に通ずる導管P
に同様にして電気的に接続し、両人孔H、Hから導管P
に交流電流を流して発生する磁界を、受信コイルを内臓
した検知器(図示せず)によって地表から検出すること
ができるようにしてある。人孔H内の導管Pにはバルブ
P3を設け、バルブP3を遮断して管内ガスを減圧する
等の用に供する上向きの放散管P2を設けてある。放散
管P2の上端部は通常フランジP4で密閉してある。導
管Pは、本体P1、放散管P2、フランジP4、バルブ
P3、ボルトP5等、主要部は鉄製であり、本体P1は
アスファルトジュート巻き又はポリエチレン被覆を施し
てある。放散管P2は通常金属面を露出しているが、表
面が錆びていても、あるいは防錆塗料を塗布してあって
も、本願の導管用電気接続装置1を適用することができ
る。
【0011】以下、本願の導管用電気接続装置1の構成
について図1及び図2に基づき更に詳しく説明する。前
記導管Pの一部であり導管Pの本体P1と導通している
放散管P2を利用してそのフランジP4を内嵌した状態
で一対の電気接続端子11a,11bを支持するキャッ
プ状の固定部12の下端部を強力な永久磁石Mで形成
し、前記電気接続端子11a,11bの先端部をやすり
状に形成し、前記固定部12を、その自重と磁石の吸引
力並びに前記フランジP4による内側からの支えによっ
て、導管Pの本体P1に吸着固定させ、前記電気接続端
子11a,11bを、前記フランジP4に対し近接方向
に移動可能に、前記固定部12の上部に互いに電気的に
絶縁された状態で形成してある1対の雌ねじ部12a,
12bにねじ嵌合させると共に、前記両電気接続端子1
1a,11b間に導管Pを介して導通があるか否かを検
出する導通検出手段14を設けて電気接続装置1を構成
してある。図中13は両電気接続端子11a,11bを
電気的に絶縁した状態で補助的に固定する支持具であ
る。 以上の構成によって、固定部12を導管Pに固定
した後、固定部12を支えにして電気接続端子11a,
11bをねじ込み、やすり状に形成したその先端部でフ
ランジP4表面の塗料や錆等を除去しながら前記先端部
をフランジP4の金属部分に当接させ、導通検出手段1
4で両電気接続端子11a,11b間に導管Pを介して
導通があることを確認した後、両電気接続端子11a,
11bを送信器Eの一方の端子T1にリード線W1を介
して電気的に接続し、同様にして、もう一方の端子T2
をリード線W2を介して、離れて設けられた人孔H内に
通ずる導管Pに電気的に接続することができる。
【0012】前記電気接続端子の先端部は、切削刃の先
端と同様の刃部を設けてもよく、やすりと同様の機能が
あればよい。
【0013】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による導管用電気接続装置の実施例を示
す説明図
【図2】導管用電気接続装置の要部を示す説明図
【符号の説明】
11 電気接続端子 12 固定部 P 導管 P2 放散管

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気接続端子(11)の先端を導管
    (P)に接当させる固定部(12)に磁石(M)を設
    け、前記電気接続端子(11)の先端部をやすり状に形
    成し、前記固定部(12)を前記導管(P)に吸着させ
    た状態で前記電気接続端子(11)を前記導管(P)に
    対し近接方向に移動可能に前記固定部(12)にねじ嵌
    合させてある導管用電気接続装置。
  2. 【請求項2】 導管(P)中の放散管(P2)を内嵌自
    在に形成すると共に電気接続端子(11)の先端を支持
    する固定部(12)に磁石(M)を設け、前記電気接続
    端子(11)の先端部をやすり状に形成し、前記固定部
    (12)を前記導管(P)に吸着させた状態で前記電気
    接続端子(11)を前記放散管(P2)に対し近接方向
    に移動可能に前記固定部(12)にねじ嵌合させてある
    導管用電気接続装置。
  3. 【請求項3】 前記電気接続端子(11)を1対設け、
    両電気接続端子(11a),(11b)間に導管(P)を
    介して導通があるか否かを検出する導通検出手段14を
    設けてある請求項1又は請求項2記載の導管用電気接続
    装置。
JP1992012807U 1992-03-16 1992-03-16 導管用電気接続装置 Expired - Lifetime JP2575485Y2 (ja)

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JPH0575600U JPH0575600U (ja) 1993-10-15
JP2575485Y2 true JP2575485Y2 (ja) 1998-06-25

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