JP3079511U - 埋設管表示部材の支持具 - Google Patents
埋設管表示部材の支持具Info
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- JP3079511U JP3079511U JP2001000543U JP2001000543U JP3079511U JP 3079511 U JP3079511 U JP 3079511U JP 2001000543 U JP2001000543 U JP 2001000543U JP 2001000543 U JP2001000543 U JP 2001000543U JP 3079511 U JP3079511 U JP 3079511U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】埋設管表示部材の支持具を埋設管に簡単で、短
時間の内に装着できるようにした埋設管表示部材の支持
具を提供できるようにすることを目的とする。 【解決手段】地中に埋設された配管の位置を表示するた
めに、配管の表面若しくは配管と地面との間に配設され
る埋設管表示部材を配管に支持させる支持具であって、
該支持具は弾性材料からなり、支持具が被着される配管
の周面の半分以上に亙って嵌着される嵌着部と、埋設管
表示部材を保持する保持部とを備えたものである。
時間の内に装着できるようにした埋設管表示部材の支持
具を提供できるようにすることを目的とする。 【解決手段】地中に埋設された配管の位置を表示するた
めに、配管の表面若しくは配管と地面との間に配設され
る埋設管表示部材を配管に支持させる支持具であって、
該支持具は弾性材料からなり、支持具が被着される配管
の周面の半分以上に亙って嵌着される嵌着部と、埋設管
表示部材を保持する保持部とを備えたものである。
Description
【0001】
本考案は電線ケーブル、ガス管、水道管等の地中埋設管の近傍に埋設して使用 する位置表示具を保持する埋設管表示具の設置具に関するものである。
【0002】
一般に、地中の埋設された配管(埋設管)の近傍を掘削する場合、既存の埋設 管を傷つけないようにしたり、所定の埋設管を特定したりするために、掘削作業 に先立って、その位置を確認することが行なわれている。 この埋設管の位置確認手段としては、従来例えば埋設管の敷設工事時に、導電 性ワイヤを埋設管の上面部分に載せ、これを埋設管の周囲に巻回するビニルテー プや結束用紐で固定することにより、その埋設管に沿わせて導電性ワイヤ(埋設 管表示具)を埋設管の表面部分若しくはその近傍に添設した状態で埋設する。 そして、埋設管の近傍を掘削する場合、埋設された導電性ワイヤに通電し、こ の導電性ワイヤに発生した磁界を地上から検出することにより埋設管の位置を検 出するようにしたものが知られている。
【0003】
ところが、上記従来の誘導コイル式による位置確認手段では、埋設管に導電性 ワイヤを、導電性ワイヤを埋設管の上面部分に載せこれを埋設管の周囲に巻回す るビニルテープや結束用紐で固定するために、これらのビニルテープや結束用紐 を巻回する部分の周囲を掘り起こさなくては成らず、多大の手間を要し、生産性 が大幅に低下してしまうという問題があった。
【0004】 更に、埋設管の上面部分に載せた導電性ワイヤをビニルテープで固定するもの では、上記の手間に加えて、ビニルテープを巻回する部分の埋設管の表面を拭い て綺麗にしておかなくてはならず、生産性が更に低下し、結果、施工コストも高 くなってしまうという問題もあった。 そこで、本考案は上記問題に鑑みて提案されたもので、埋設管表示部材の支持 具を埋設管に簡単で、短時間の内に装着できるようにした埋設管表示部材の支持 具を提供できるようにすることを目的とするものである。
【0005】
上記目的を達成するために、本考案にかかる埋設管表示部材の支持具は、地中 に埋設された配管の位置を表示するために、配管の表面若しくは配管と地面との 間に配設される埋設管表示部材を配管に支持させる支持具であって、該支持具は 弾性材料からなり、支持具が被着される配管の周面の半分以上に亙って嵌着され る嵌着部と、埋設管表示部材を保持する保持部とを備えたことを特徴とするもの である。
【0006】 また、嵌着部がスリットを有する円形に形成したことや、嵌着部の略中間位置 、若しくは嵌着部の一部に形成した逆『U』字状の曲成部で保持部を構成したこ とも特徴の一つである。
【0007】
以下、本考案にかかる埋設管表示部材の支持具を図面に基づいて説明する。 図1は地中に埋設された配管の位置を表示するための埋設管表示部材を支持す る支持具の斜視図であって、図中符号1は支持具を全体的に示す。この支持具1 は、嵌着部2と保持部3とを一体に形成してなる。 上記保持部3は弾性を有する合成樹脂で半円状に曲成されており、嵌着部2は 保持部3の両側に保持部3と一体で円弧状に形成されている。 そして、嵌着部2は、図2に示すように例えば上水道の水道管(埋設管)4の 外周面の過半部(約3/4)を覆う形状に形成されている。
【0008】 ここで、支持具1を製作する場合、金型による樹脂成型で製作することができ るのは勿論であるが、これを例えば水道管4と同径の樹脂管(図示せず)を輪切 りにし、その一部を切りとって開いて開口を形成したり、スリットを入れて開口 を形成するとともに、この開口に対面する位置を加熱し軟化させて曲成した保持 部3を形成するようにすることもできる。 また、保持部3は嵌着部2の中間位置に限らず、中間位置から偏寄した位置に 設けてもよいことは勿論であり、図3に示すように曲成部分を無くすこともでき る。 この図3の場合、嵌着部2の内周面が保持部3となる。
【0009】 上記のように形成された埋設管表示部材の支持具1の使用手順を次に説明する 。 先ず、ビニル等の絶縁材料で被覆された導電性ワイヤ5を、掘削された配管設 置場所に設置された水道管4の上面に添設する。 次に、水道管4の表面に添設した導電性ワイヤ5の上から、当該支持具5の嵌 着部2を配管に嵌合させると、導電性ワイヤ5は支持具1の保持部3に確りと挟 着されて保持されるのである。 斯くして導電性ワイヤ5を装着した水道管4は埋め戻されて覆土される。
【0010】 そして当該水道管4の近傍を掘削する場合、図4に示すように、埋設された導 電性ワイヤ5に通電し、この導電性ワイヤ5に磁界を発生させ、この発生した磁 界を地上から検出器6で検出することにより水道管4の位置を検出するのである 。 尚、上記実施の形態では、水道管4を例に説明してあるが、こうしたものに限 られず、ガス管その他の埋設管にも実施できるのは勿論である。 更に、嵌着部2は半円状や円弧状に限られず、角形にすることができるのは勿 論である。
【0011】
本考案は、以上に説明したように、被着される配管の周面の半分以上に亙って 嵌着される嵌着部と、導電性ワイヤ等からなる埋設管表示部材を保持する保持部 とを備えた弾性材料からなる支持具を、配管の表面に添設した埋設管表示部材の 上から、当該支持具を配管に嵌合させるだけで埋設管表示部材を配管に確りと取 り付けることができる。これにより、従来のようにビニルテープや結束用紐を巻 回する部分の周囲を掘り起こさなくても済み、これに要する多大の手間をなくせ るので、生産性を大幅に向上させることができるという利点がある。
【0012】 更に、本考案にかかる埋設管表示具の支持具は、埋設管表示部材を固定するに あたり、埋設管に添設させた埋設管表示部材の上方から支持具を嵌着させるだけ 手早く簡単に固定することができるので、従来の例えばビニルテープで固定する もののように、ビニルテープを巻回する部分の埋設管の表面を拭いて綺麗にして おかなくても済み、その手間をなくして生産性を更に向上させ、施工コストの低 減もはかれる利点もある。
【0013】 また、嵌着部がスリットを有する円形に形成したものでは、埋設管と同径の管 材から簡単に形成することができるので、埋設管表示具の支持具も安価に製造す ることができる利点もある。 加えて、嵌着部の略中間位置若しくは嵌着部の一部に形成した逆『U』字状の 曲成部で保持部を形成したものでは、当該曲成部で嵌着部を大きく開口させるこ とができ、支持具の埋設管への装着を容易にしながらも、埋設管表示部材を傷め ることなく挟着させて確りと保持させることができる利点もある。
【図1】は本考案にかかる埋設管表示部材の支持具の斜
視図である。
視図である。
【図2】は本考案にかかる埋設管表示部材の支持具を配
管に取付けた状態の正面図である。
管に取付けた状態の正面図である。
【図3】は本考案にかかる埋設管表示部材の支持具の変
形例を示す斜視図である。
形例を示す斜視図である。
【図4】は本考案にかかる埋設管表示部材の支持具の使
用状態の側面図に示すようにである。
用状態の側面図に示すようにである。
1・・・支持具 2・・・嵌着部 3・・・保持部 4・・・配管(埋設管) 5・・・埋設表示部材
Claims (3)
- 【請求項1】地中に埋設された配管の位置を表示するた
めに、配管の表面若しくは配管と地面との間に配設され
る埋設管表示部材を配管に支持させる支持具であって、
該支持具は弾性材料からなり、支持具が被着される配管
の周面の半分以上に亙って嵌着される嵌着部と、埋設管
表示部材を保持する保持部とを備えたことを特徴とする
埋設管表示部材の支持具。 - 【請求項2】嵌着部がスリットを有する円形に形成した
ことを特徴とする請求項1に記載の埋設管表示部材の支
持具。 - 【請求項3】嵌着部の略中間位置若しく嵌着部の一部に
形成した逆『U』字状の曲成部で保持部を構成したこと
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の埋設管表
示部材の支持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001000543U JP3079511U (ja) | 2001-02-09 | 2001-02-09 | 埋設管表示部材の支持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001000543U JP3079511U (ja) | 2001-02-09 | 2001-02-09 | 埋設管表示部材の支持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3079511U true JP3079511U (ja) | 2001-08-24 |
Family
ID=43212385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001000543U Expired - Fee Related JP3079511U (ja) | 2001-02-09 | 2001-02-09 | 埋設管表示部材の支持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3079511U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100877415B1 (ko) * | 2006-11-27 | 2009-01-08 | (주) 삼정디씨피 | 전자태그가 설치된 관체 |
-
2001
- 2001-02-09 JP JP2001000543U patent/JP3079511U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100877415B1 (ko) * | 2006-11-27 | 2009-01-08 | (주) 삼정디씨피 | 전자태그가 설치된 관체 |
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