JPH11166828A - 連段型層別沈下素子 - Google Patents
連段型層別沈下素子Info
- Publication number
- JPH11166828A JPH11166828A JP36655397A JP36655397A JPH11166828A JP H11166828 A JPH11166828 A JP H11166828A JP 36655397 A JP36655397 A JP 36655397A JP 36655397 A JP36655397 A JP 36655397A JP H11166828 A JPH11166828 A JP H11166828A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- casing pipe
- settlement element
- casing
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、有限要素法等による解析資料を得
たいとき（例えば、１ｍ毎の実測値・または５０ｃｍ毎
の実測値）等、従来の方法であると、ジャッキに対する
圧力チューブ・機械式ではワイヤー等・電気式ではコー
ド等が、それぞれの設置点から昇って来るため、設置時
には邪魔になり、多点の設置ができなくなる。（どうし
ても多点を必要とすると、別の孔にて測定しなければな
らなくなる。・・・測定地点が同じにならない。）また
測定中においては、その残ったチューブ・ワイヤー・コ
ード等が測定値に干渉することが懸念される。 【解決手段】 本発明は、ボーリングマシンのケーシン
グパイプの内壁を利用して設置することにより、素子間
のグラウト材以外のチューブ・ワイヤー・コード等をな
くし、非磁性体のパイプとの非接触状態で、１孔での多
点設置を可能にし、より正確な測定を行う。
たいとき（例えば、１ｍ毎の実測値・または５０ｃｍ毎
の実測値）等、従来の方法であると、ジャッキに対する
圧力チューブ・機械式ではワイヤー等・電気式ではコー
ド等が、それぞれの設置点から昇って来るため、設置時
には邪魔になり、多点の設置ができなくなる。（どうし
ても多点を必要とすると、別の孔にて測定しなければな
らなくなる。・・・測定地点が同じにならない。）また
測定中においては、その残ったチューブ・ワイヤー・コ
ード等が測定値に干渉することが懸念される。 【解決手段】 本発明は、ボーリングマシンのケーシン
グパイプの内壁を利用して設置することにより、素子間
のグラウト材以外のチューブ・ワイヤー・コード等をな
くし、非磁性体のパイプとの非接触状態で、１孔での多
点設置を可能にし、より正確な測定を行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、既成地盤中の層別
沈下を計測するための、沈下素子と、その埋設方法にあ
る。
沈下を計測するための、沈下素子と、その埋設方法にあ
る。
【０００２】
【従来の技術】設置目的深度において、ジャッキによる
既成地盤への設置、中間パイプに固定されたばねを機械
式あるいは電気式に開放することにより既成地盤に設置
している。
既成地盤への設置、中間パイプに固定されたばねを機械
式あるいは電気式に開放することにより既成地盤に設置
している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法であると、
ジャッキに対する圧力チューブ・機械式ではワイヤー等
・電気式ではコード等が、それぞれの設置点から昇って
来るため、設置時には邪魔になり、多点の設置ができな
くなる。また測定中においては、その残ったチューブ・
ワイヤー・コード等が測定値に干渉することが懸念され
る。
ジャッキに対する圧力チューブ・機械式ではワイヤー等
・電気式ではコード等が、それぞれの設置点から昇って
来るため、設置時には邪魔になり、多点の設置ができな
くなる。また測定中においては、その残ったチューブ・
ワイヤー・コード等が測定値に干渉することが懸念され
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、ボーリングマ
シンのケーシングパイプの内壁を利用して設置すること
により、素子間のチューブ・ワイヤー・コード等をなく
し、多点設置を可能にし、より正確な測定を行う。
シンのケーシングパイプの内壁を利用して設置すること
により、素子間のチューブ・ワイヤー・コード等をなく
し、多点設置を可能にし、より正確な測定を行う。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、添付図面１に従って実施の
形態を説明する。既成地盤中に、ボーリングマシンに
て、ケーシング掘りを行い、そのケーシングパイプ
（１）内に、非磁性体のパイプ（２）に沈下素子（３）
を装着しながら、非磁性体のパイプ（２）を挿入する。
挿入を完了してから、ケーシングパイプ（１）を抜き取
る。ケーシングパイプ（１）の抜き取りにより、沈下素
子（３）は開いて、既成地盤の壁に設置された沈下素子
（４）となる。
形態を説明する。既成地盤中に、ボーリングマシンに
て、ケーシング掘りを行い、そのケーシングパイプ
（１）内に、非磁性体のパイプ（２）に沈下素子（３）
を装着しながら、非磁性体のパイプ（２）を挿入する。
挿入を完了してから、ケーシングパイプ（１）を抜き取
る。ケーシングパイプ（１）の抜き取りにより、沈下素
子（３）は開いて、既成地盤の壁に設置された沈下素子
（４）となる。
【０００６】
【実施例】以下、添付図面２に従って実施例を説明す
る。非磁性体のパイプ（２）に、設置深度を記し、沈下
素子感知部（５）をあわせ、スプリング（６）の長さ
（７）の位置付近に、ゴムバンド（８）を巻き、沈下素
子押さえ部（９）を押しつけた状態にて、ケーシングパ
イプ（１）に挿入する。・・・沈下素子（３）
る。非磁性体のパイプ（２）に、設置深度を記し、沈下
素子感知部（５）をあわせ、スプリング（６）の長さ
（７）の位置付近に、ゴムバンド（８）を巻き、沈下素
子押さえ部（９）を押しつけた状態にて、ケーシングパ
イプ（１）に挿入する。・・・沈下素子（３）
【０００７】沈下素子（３）は、ゴムバンド（８）と沈
下素子押さえ部（９）により、非磁性体のパイプ（２）
に固定され、ケーシングパイプ（１）内壁を、沈下素子
押さえ部（９）のベアリングで自由に（上下・回転方向
に）往来する。
下素子押さえ部（９）により、非磁性体のパイプ（２）
に固定され、ケーシングパイプ（１）内壁を、沈下素子
押さえ部（９）のベアリングで自由に（上下・回転方向
に）往来する。
【０００８】最深部まで設置を完了した後、非磁性体の
パイプ（２）を固定して、ケーシングパイプ（１）を引
き抜くと、沈下素子（３）は開いて、既成地盤の壁に設
置された沈下素子（４）となる。
パイプ（２）を固定して、ケーシングパイプ（１）を引
き抜くと、沈下素子（３）は開いて、既成地盤の壁に設
置された沈下素子（４）となる。
【０００９】以下、添付図面３に従って実施例を説明す
る。沈下素子押さえ部（９）とスプリング（６）の機能
を拡大して記し、右側に、既成地盤の壁を通り越し、最
大限に開いた沈下素子押さえ部（９’）とスプリング
（６’）の一部を記した。矢印（１０）は非磁性体のパ
イプ（２）の挿入方向を、矢印（１１）はケーシングパ
イプ（１）の引き抜き方向を示す。
る。沈下素子押さえ部（９）とスプリング（６）の機能
を拡大して記し、右側に、既成地盤の壁を通り越し、最
大限に開いた沈下素子押さえ部（９’）とスプリング
（６’）の一部を記した。矢印（１０）は非磁性体のパ
イプ（２）の挿入方向を、矢印（１１）はケーシングパ
イプ（１）の引き抜き方向を示す。
【００１０】
【発明の効果】上述の様に、本発明の連段型層別沈下素
子は、素子間のチューブ・ワイヤー・コード等をなく
し、多点設置を可能にし、より正確な測定を行う事がで
きる。
子は、素子間のチューブ・ワイヤー・コード等をなく
し、多点設置を可能にし、より正確な測定を行う事がで
きる。
【図１】本発明の埋設手段を示した断面図である。
【図２】沈下素子の挿入中・ケーシングパイプの引き抜
き後を示した断面図である。
き後を示した断面図である。
【図３】沈下素子の機能部を示した拡大断面図である。
１−１ 既成地盤中に、ボーリングマシンにて、ケーシ
ング掘り １−２ ケーシングパイプ（１）内に、非磁性体のパイ
プ（２）に沈下素子（３）を装着しながら、非磁性体の
パイプ（２）を挿入 １−３ 挿入完了 １−４ ケーシングパイプ（１）の引き抜き １−５ 引き抜き完了 １ ケーシングパイプ ２ 非磁性体のパイプ ３ 沈下素子 ４ 既成地盤の壁に設置された沈下素子 ５ 沈下素子感知部 ６ スプリング ７ スプリング（６）の長さ ８ ゴムバンド ９ 沈下素子押さえ部 １０ 非磁性体のパイプ（２）の挿入方向 １１ ケーシングパイプ（１）の引き抜き方向
ング掘り １−２ ケーシングパイプ（１）内に、非磁性体のパイ
プ（２）に沈下素子（３）を装着しながら、非磁性体の
パイプ（２）を挿入 １−３ 挿入完了 １−４ ケーシングパイプ（１）の引き抜き １−５ 引き抜き完了 １ ケーシングパイプ ２ 非磁性体のパイプ ３ 沈下素子 ４ 既成地盤の壁に設置された沈下素子 ５ 沈下素子感知部 ６ スプリング ７ スプリング（６）の長さ ８ ゴムバンド ９ 沈下素子押さえ部 １０ 非磁性体のパイプ（２）の挿入方向 １１ ケーシングパイプ（１）の引き抜き方向
Claims (2)
- 【請求項１】 既成地盤中の層別沈下素子
- 【請求項２】 既成地盤中の層別沈下素子の設置方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36655397A JPH11166828A (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | 連段型層別沈下素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36655397A JPH11166828A (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | 連段型層別沈下素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11166828A true JPH11166828A (ja) | 1999-06-22 |
Family
ID=18487078
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36655397A Pending JPH11166828A (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | 連段型層別沈下素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11166828A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0982172A2 (en) | 1998-08-26 | 2000-03-01 | Nissan Motor Co., Ltd. | Automatic velocity and spacing control apparatus for automotive vehicle |
| JP2012118019A (ja) * | 2010-12-03 | 2012-06-21 | Kajima Corp | 地盤又は岩盤用の変位計測装置 |
| CN107014350A (zh) * | 2017-05-18 | 2017-08-04 | 王昆 | 一种沉降监测装置 |
| CN107084702A (zh) * | 2017-05-18 | 2017-08-22 | 王昆 | 既有沉降板上设置拉伸单元的沉降板与使用方法 |
| CN107101614A (zh) * | 2017-05-18 | 2017-08-29 | 王昆 | 一种路基监测的施工方法 |
-
1997
- 1997-12-05 JP JP36655397A patent/JPH11166828A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0982172A2 (en) | 1998-08-26 | 2000-03-01 | Nissan Motor Co., Ltd. | Automatic velocity and spacing control apparatus for automotive vehicle |
| JP2012118019A (ja) * | 2010-12-03 | 2012-06-21 | Kajima Corp | 地盤又は岩盤用の変位計測装置 |
| CN107014350A (zh) * | 2017-05-18 | 2017-08-04 | 王昆 | 一种沉降监测装置 |
| CN107084702A (zh) * | 2017-05-18 | 2017-08-22 | 王昆 | 既有沉降板上设置拉伸单元的沉降板与使用方法 |
| CN107101614A (zh) * | 2017-05-18 | 2017-08-29 | 王昆 | 一种路基监测的施工方法 |
| CN107101614B (zh) * | 2017-05-18 | 2020-08-18 | 安徽省路兴建设项目管理有限公司 | 一种路基监测的施工方法 |
| CN107014350B (zh) * | 2017-05-18 | 2020-12-08 | 浙江路之友工程机械有限公司 | 一种沉降监测装置 |
| CN107084702B (zh) * | 2017-05-18 | 2020-12-22 | 中城投第九建设集团有限公司 | 既有沉降板上设置拉伸单元的沉降板与使用方法 |
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