JP2574894Y2 - 魚節類切削装置の魚節類挟着具 - Google Patents

魚節類切削装置の魚節類挟着具

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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は鰹節、鯖節等の魚節、或
は魚肉や畜肉などを鰹節状に加工した加工節といった各
種の魚節類を、工場で大量に切削するのに適する魚節類
切削装置の魚節類挟着具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】前記魚節類を回転刃物に押し当てて切削
する場合、魚節類が振動したり、ぐらついたりすると切
削される削り節の肉厚や形状が不均一になる。また切削
時に粉末が多く発生して歩留まりが悪くなるとか、カー
ルした削り節が多くなって体裁が悪いといったことがあ
った。更には回転刃物に無理な力が加わり、魚節類が摩
擦熱で加熱して魚節類の風味が損なわれたり、ひどい場
合には回転刃物の刃が欠けることさえある。これらの欠
点は形状が凹凸している紡錘形状の鰹節の場合に特に著
しい。
【0003】一方、前記魚節類を大量に効率よく切削す
るために図17のような魚節類切削装置がある。この魚
節類切削装置は魚節類Aを挟着具Cにより上から通路E
に押 し付けて挟着具Cと通路Eとの間に挟着し、その魚
節類Aが移送体Dにより通路E上を回転刃物B側に移送
されながら回転刃物Bに押し付けられて切削されるもの
である。
【0004】前記挟着具Cとしては従来図17、図1
8に示すようなものがあった。このうち、図17の挟着
具Cは同図のように操作体Fを降下させて回動体
Gの受部Hを降下させ、これにより同回動体Gの挟着爪
Iを上向きにさせ、この状態で挟着爪Iと通路Eとの間
に魚節類Aを差込み、その後、同図のように操作
体Fを上昇させると同挟着爪Iが図示されていないスプ
リングにより下方へ押し下げられて、この挟着爪Iと通
路Eとの間に魚節類A挟着されるようにしたものであ
る。
【0005】また、図18の挟着具Cは、前記図17の
挟着具Cの挟着爪Iの真下に受爪Jが設けられ、この挟
着爪Iと受爪Jとの間に魚節類Aを挟着するようにした
ものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら従来の魚
節類切削装置のうち図17の魚節類挟着具は挟着爪Iで
通路Eに魚節類Aを押圧するだけであり、図18の魚節
類挟着具は上下に真直に対向する挟着爪Iと受爪Jとに
より魚節類Aを挟着するので、いずれも押圧力或は挟着
力が弱い。このため、回転刃物Bによる切削時に同魚節
類Aが不安定になり、微振動したりぐらついたりするこ
とが多く、切削される削り節の形状や厚さ等が不均一に
なったり、粉末やかけら等が出易いとか、更にはカール
し易いといった問題があった。
【0007】本考案の目的は、魚節類の挟着が強固で、
安定し、しかも構造が簡潔な魚節類切削装置の魚節類挟
着具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案の魚節類切削装置
の魚節類挟着具は、図1のように挟着具1で挟着された
魚節類Aを移送体2により通路3に沿って回転刃物B側
に移送し、その魚節類Aを回転刃物Bに押し当てて切削
するようにした魚節類切削装置において、前記挟着具1
は二つの挟着爪4a、4bが開閉可能なるように対向し
て設けられ、一方の挟着爪4aの先端部が魚節類Aの挟
着時に他方の挟着爪4bの先端部よりも魚節類A側先方
を挟着できるように他方の挟着爪4bの先端部より先方
まで突設されてなるものである。
【0009】
【作用】本考案の魚節類切削装置の魚節類挟着具では、
図1のように対向する二つの挟着爪4a、4bのうち、
一方の挟着爪4aが魚節類Aの挟着時に他方の挟着爪4
bの先端部よりも魚節類A側先方を挟着できるように
方の挟着爪4bの先端部より先方まで突設されてなる
で、魚節類Aがその前後方向に位置のずれた2つの挟着
爪4a、4bにより二点支持され、挟着力が強くなる。
しかも図7のように魚節類Aの先方が常に前方に突出し
ている挟着爪4bにより通路3に押し付けられる。ま
た、この押し付けは魚節類Aのどの箇所が通路3に接し
ていても変化せず、魚節類Aが切削によって小さくなっ
ても常に通路3側に向けて押し付け力が働くため魚節類
Aが安定する。
【0010】
【実施例】本考案の魚節類挟着具の一実施例を示す図
1、図2において、1は魚節類Aを挟着する挟着具であ
る。この挟着具1は図7に明示するように、魚節類Aの
後方部を挟着する挟着爪4a、4bが上下に設けられ、
このうち上方の挟着爪4a下方の挟着爪4bより
方に突設して、魚節類Aの挟着時に上方の挟着爪4aが
下方の挟着爪4bの先端部よりも魚節類A側先方を挟着
できるようにしてある。この実施例の挟着具1は治具台
10と、前記両挟着爪4a、4bと、上方の挟着爪4a
を駆動するエアシリンダ等の駆動体11とから構成され
ている。前記下方の挟着爪4bは治具台10に固定され
ている。また上方の挟着爪4aはその下部が、前記治具
台10に突設されている支持体12に回転軸15で回転
自在に取付けられ、その上部が駆動体11の駆動杆11
a(例えばエアシリンダのロッド等)に軸30により回
転自在に連結され、同駆動体11は治具台10の取付体
13に縦長穴軸40により取付けられている。これによ
り同駆動体11の駆動杆11aを延ばすと上方の挟着爪
4aが前記回転軸15を中心として下方向(同図の矢印
x方向)に回動して、下方の挟着爪4bとの間に魚節類
Aの後方部が挟着される。また、同駆動杆11aを収縮
すると上方の挟着爪4aが上方向(同図の矢印v方向)
に回動して魚節類Aの挟着が解除される。
【0011】図1、図2の2は移送体であり、これは図
示されていないモータ等の駆動力により前記挟着具1を
通路3に沿って往復移動させるものである。
【0012】図1、図2の3は通路である。この通路3
は横向きの受台3aの幅方向一端に受壁16を立設して
端面形状をL字状にしてある。また、通路3は魚節類A
の移送方向後方と切り離されていて、同移送方向先端部
は、回転刃物Bの外径に合わせて円弧状に凹陥され
ており、これにより回転刃物Bとの隙間をできるだけ小
さくして同隙間に魚節類Aが入り込んだり、削り節が同
隙間から落下したりしないようにしてある。また、回転
刃物Bの摩耗や再研磨等により回転刃物Bの外径が小さ
くなった場合には、同回転刃物Bと通路3の移送方向先
端部Aとの隙間を小さくできるように、ボルト3d
(図2)を緩めることにより前記通路3を図1、図2の
矢印r−s方向に移動できるようにしてある。
【0013】図1、図2の17は移送される魚節類Aを
上方から前記通路3に押付ける押圧体である。この押圧
体17はアーム18から下方に突設されて通路3の上方
に配置され、同押圧体17の下端部17bは図8のよう
に魚節類Aの移送方向先方に向けて斜め上向きに形成さ
れている。これにより移送される魚節類Aが回転刃物B
に近づくにつれて前記下端部17bの下を通り抜けられ
るようにしてある。更に前記下端部17bは図8のよう
に受壁16側が外側に斜めに開くように曲げられてい
る。これにより移送される魚節類Aが回転刃物Bに近づ
く程、受壁16側に次第に押寄せられるようにしてあ
る。
【0014】また、同下端部17bの通路3側面には図
9(a)のようにガイド22が形成されている。このガ
イド22は受壁16の反対側から受壁16側に向けて下
り傾斜とした複数本の溝又は突条を均一間隔で平行状に
形成してなる。これにより移送中の魚節類Aが押圧体1
7の下端部17bに当たると、魚節類Aがガイド22に
沿って受壁16側に押付けられるようにしてある。この
ガイド22の溝或は突条の本数や深さ、長さ、配列等
は、魚節類Aの大きさや硬さ等に合わせて適宜選定すれ
ばよく、例えば図9(b)のように受壁16側の下方を
中心として放射状に形成して魚節類Aのうち受壁16の
反対側がより強く同受壁16に押付けられるようにして
もよい。
【0015】前記押圧体17は図8に示すようにアーム
18の先端に取付けられている。同アーム18はその他
端が基板19に立設された二校の支持板20間に挟ま
れ、同支持板20とアーム18とに軸21が差込まれ
て、同軸21を回動軸として上下方向に回動自在なるよ
うに取付けられている。前記基板19は図1、図8に示
すように受壁16の隙間調整体26の上面に、それから
通路3の上方へ突出するようにボルト26cにより取付
けられている。また前記アーム18の中央部には逃げ用
横長孔18aが形成されている。
【0016】図1、図2の23は前記押圧体17を下方
に押圧する昇降体であり、同図の場合は昇降体23とし
てエアシリンダが使用されている。この昇降体23は基
板19上に立設された二本の支脚24に支持されている
支持板25にナット締めして取付けられている。また、
同昇降体23の昇降杆23aには前記アーム18の逃げ
用横長孔18aを通してリベット31が打ち込まれて、
同昇降杆23aとアーム18とが連結されている。これ
により同昇降杆23aを伸ばすとアーム18が下方へ回
動して押圧体17が通路3側へ押し下げられ、同昇降杆
23aを収縮するとアーム18が上方へ回動して押圧体
17が引上げられる。なお、この昇降体23は魚節類A
の凹凸に沿って同押圧体17が上下動可能な押圧力に設
定すれば、同魚節類Aは受壁16側に押し寄せられても
前進が停止してしまうことはない。また、同押圧体17
の上下動に伴ってアーム18は軸21を中心として回動
するが、前記逃げ用横長孔18aがリベット31の逃げ
となるため、昇降杆23aは上下方向に無理なくスムー
ズに移動される。
【0017】図1、図2のBは回転刃物であり、この回
転刃物としては例えば本件出願人が先に開発した図10
のようなものが使用される。図10の回転刃物は軸孔5
0を有する筒状の基材51の円周面に突条52が十数列
形成され、各突条52の長手方向に一定間隔で切欠き5
3{図10(c)}が形成され、この切欠き53間に断
続刃54が形成されている。これらの断続刃54は図1
0(c)のように隣り合う突条52の断続刃54が交互
にずれて千鳥配列になるようにしてある。しかも各断続
刃54は刃先55が基材51の軸線方向に斜めになるよ
うに配列されている。各突条52の回転方向前方には溝
56が断続刃54の配列方向に沿って形成されている。
この溝56には断続刃54で切削された削り節が入り込
むようにしてある。この場合、溝56の深さが切削され
た削り節の長さより十分深いと、そこに入り込む削り節
が折れて短くなることがない。逆に同溝56が切削され
た削り節の長さより浅いと同削り節がその中に十分入り
込むことができず、途中で折れて削り節の長さが短くな
る。また、同配列上の隣り合う各断続刃54の切欠き5
3側の側面54cが基材51の軸線方向に対して直角に
形成されているため、削り節や魚節が端面54cに擦れ
にくく、粉が出にくく、削り節がカールしにくい。
【0018】図1、図2の26は隙間調整体であり、受
壁16の一部を構成するものであり、後方と切り離され
ている。そして回転刃物Bの側方から手前に掛けて形成
されている。この隙間調整体26は図2に示すように回
転刃物Bに対向する対向面26aが内側から外側に向け
てテーパー面に形成されている。この隙間調整体26は
受壁16の延長線上にあり、図1、図2の矢印z−y方
向にスライドするようになっている。また、同隙間調整
体26は図11に明示するように、それに形成されてい
る長孔60aに差込まれているボルト60により通路3
の側面に螺子止めされている。また、この隙間調整体2
6の後方には、側壁16から前方に向けて回動自在に突
設されている螺子杆61が螺子込まれている。
【0019】前記螺子杆61は図11のようにその長手
方向後端部に設けられている抜け止め鍔部66を受壁1
6の前方上面に形成されている切欠き部63にセット
し、押え具64の二股係止部65を前記鍔部66とナッ
ト62との間に差込み、同押え具64をボルト67によ
り受壁16に固定することにより、同受壁16に回転自
在なるように取付けられている。
【0020】そして、前記ボルト60を緩めて螺子杆6
1に嵌合しているナット62を右方向に回転すると同螺
子杆61が同方向に回転する。このとき同螺子杆61が
受壁16に、回転はするが軸方向には移動しないように
取付けてあるため、前記螺子杆61が隙間調整体26に
螺子込まれることにより同調整体26が図1、図2の矢
印z方向にスライドする。また前記と逆にナット62を
左方向に回転すると前記螺子杆61が前回とは逆方向に
回転し、同螺子杆61が緩められることにより隙間調整
体26が図1、図2の矢印y方向にスライドする。この
ようにして隙間調整体26のテーパー面26aと回転刃
物Bの外周との隙間kを所望寸法に調整したら、前記ボ
ルト60を締め込んで隙間調整体26を通路3に固定す
る。これにより回転刃物Bの外径が消耗により小さくな
っても前記隙間kを狭くすることにより魚節類の切削時
に破砕片等が発生しにくくなり、魚節類Aのかけらやせ
っぱ(切削した残り)等が削り節と共に同隙間kを通過
して良品の削り節に混入しにくくなる。
【0021】図1、図2の27は回転刃物Bの先方に設
けられた良品投入函である。この良品投入函27内には
切削された削り節が、回転刃物Bの回転による風圧で飛
散して落下する。
【0022】図1、図2の28は前記良品投入函27の
先方に設けられた不良品投入函である。この不良品投入
函28内には切削時に生じる破砕片等やせっぱ等の空気
抵抗が小さく且つ重いものが遠心力により良品(薄い)
削り節より先方まで飛んで落下し、良品から区分けされ
る。
【0023】図1の29は前記押圧体17の駆動体23
に取付けられたリードスイッチである。このリードスイ
ッチ29は前記移送体2の移送速度を切削速度に切替え
るためのものであり、通路3の手前側(図1の左側)に
おいて移送体2により早送りされている魚節類Aが、押
圧体17に押し当ると押圧体17及びアーム18が図8
の仮想線の位置から実線の位置まで上方に押し上げら
れ、同アーム18を押し下げている前記昇降体23内の
図示されていないピストンが上昇される。このピストン
の上昇によりリードスイッチ29がONとなり、それに
より移送体2の移送速度が切削のための低速に切替えら
れるようにしてある。
【0024】なお、本考案では図12のように受壁16
の上面と受台3aの側面に治具台押え具70を取付け
て、挟着具1の治具台10が通路3から浮き上がった
り、振動したりするのを防止してもよい。更に図13の
ように通路3の受台3aを傾斜させて通路3をV字状と
してもよい。この場合は前記治具台10の下面10aを
も同様に傾斜させる。これにより挟着具1の挟着爪4
a、4b(図1)に挟着された魚節類Aは受台3aだけ
でなく、同時に受壁16にも押し付けられる。
【0025】また、本考案の隙間調整体26は図3〜図
6の形状のものであってもよい。このうち図3のものは
回転刃物Bに対向する部分26aが同刃物Bの外周に合
わせて凹陥するように湾曲している。図4のものは前記
対向する部分26aが回転刃物B側に突出するように湾
曲している。図5のものは前記対向する部分26aにほ
ぼ三角形の突子26cを突設し、同突子26cのうち回
転刃物Bに対向する部分26dを同刃物Bの外周に合わ
せて湾曲或はそれに近いテーパーにしてある。図6のも
のは突子26cを突設し、同突子26cのうち回転刃物
Bに対向する部分26dを角部としたものである。ま
た、図4、図5の各突子26cは隙間調整体26に対し
て左右にスライド可能にしておけば、隙間調整体26を
動かさなくても同突子でも刃物Bとの隙間Kを調整する
ことができる。
【0026】また、本考案では回転刃物Bは図14のよ
うに前記通路3に対して横向きに設置してもよい。この
場合は通路3が図3〜図6の隙間調整体26に相当し、
受壁16が図3〜図6の通路3に相当する。
【0027】図1、図7、図8に示した挟着爪4a、4
bは上下に対向させてあるが、両挟着爪4a、4bは図
16のように横向きに対向させても良い。また、図示し
た通路3は受台3aと受壁16とによりL字状に形成し
てあるが、通路3の形状はこれに限られるものではな
く、例えば図15(a)のように受台3aと受壁16と
をV字状に形成するとか、同図(b)のようにテーパ面
3bを右側上りにした受台3aと受壁16とによりV字
状に形成するとか、同図(c)のように受壁16を右側
に傾斜させて受台3aとによりV字状に形成するとか、
同図(d)のように板状の受壁16を垂直に立て、その
横に右側上りのテーパ面3bを有する受台3aとを少し
離して配置することによりV字状に形成する等したもの
でも良い。また、本考案では移送体2の移送速度及び回
転刃物Bの回転速度を切削時に一定にすれば一定厚の削
り節が得られる。
【0028】
【考案の効果】本考案の魚節類切削装置の魚節類挟着具
は以下のような効果がある。 .一方の挟着爪4aが魚節類Aの挟着時に他方の挟着
爪4bの先端部よりも魚節類A側先方を挟着できるよう
他方の挟着爪4bより前方まで突設されているので、
両爪4a、4bによる魚節類Aの挟着が強固になり、し
かも魚節類Aの先方が、常に挟着爪4aにより通路3に
押し付けられるため、同魚節類Aが切削時に安定し、振
動やぐらつきが生じにくい。 .挟着爪4aによる通路3への押し付け力は切削移送
中魚節類Aのどの点が通路3に接していても変化せず、
魚節類Aが切削によって小さくなっても常に通路3側に
向けて働くため、魚節類Aが切削時により一層安定す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の魚節類挟着具を用いた魚節類切削装置
の一例を示す概略正面図である。
【図2】同装置の概略平面図である。
【図3】隙間調整体の第1の例を示す説明図である。
【図4】隙間調整体の第2の例を示す説明図である。
【図5】隙間調整体の第3の例を示す説明図である。
【図6】隙間調整体の第4の例を示す説明図である。
【図7】同装置の挟着具付近の詳細図である。
【図8】同装置の押圧体付近の詳細図である。
【図9】同図(a)は図8の押圧体付近の背面図であ
り、同図(b)は同押圧体の他の例を示す背面図であ
る。
【図10】同図(a)は同装置の回転刃物の平面図、同
図(b)は同図(a)の正面図、同図(c)は同図
(b)のV部詳細図である。
【図11】同装置の隙間調整体付近の説明図である。
【図12】本考案の魚節類挟着具を用いた魚節類切削装
置の挟着具付近の他の例を示す詳細図である。
【図13】本考案の魚節類挟着具を用いた魚節類切削装
置の挟着具付近の更に他の例を示す詳細図である。
【図14】本考案における回転刃物を横向きにした状態
の説明図である。
【図15】(a)、(b)、(c)、(d)は魚節類切
削装置における通路の異なる例の正面図である。
【図16】本考案における挟着爪を横向きに対向させた
状態の説明図である。
【図17】(a)、(b)は従来の魚節類切削装置にお
ける挟着具の動作説明図である。
【図18】従来の他の挟着具付近の正面図である。
【符号の説明】
1 挟着具 2 移送体 3 通路 4a 上方の挟着爪 4b 下方の挟着爪 A 魚節類 B 回転刃物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A23L 1/325 B26D 3/28 630

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挟着具で挟着された魚節類
    を移送体により通路に沿って回転刃物
    側に移送し、その魚節類を回転刃物
    に押し当てて切削するようにした魚節類切削装置におい
    て、前記挟着具は二つの挟着爪4a、4b
    開閉可能なるように対向して設けられ、一方の挟着爪
    4a)の先端部が魚節類(A)の挟着時に他方の挟着
    爪(4b)の先端部よりも魚節類(A)側先方を挟着で
    きるように他方の挟着爪(4b)の先端部より先方まで
    突設されてなることを特徴とする魚節類切削装置の魚節
    類挟着具。
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