JP2574812Y2 - 硬貨回収コンベヤにおける硬貨回収レール - Google Patents

硬貨回収コンベヤにおける硬貨回収レール

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JP2574812Y2
JP2574812Y2 JP1992056010U JP5601092U JP2574812Y2 JP 2574812 Y2 JP2574812 Y2 JP 2574812Y2 JP 1992056010 U JP1992056010 U JP 1992056010U JP 5601092 U JP5601092 U JP 5601092U JP 2574812 Y2 JP2574812 Y2 JP 2574812Y2
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coin
conveyor
rail
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flat belt
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JP1992056010U
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直樹 水野
俊明 尾崎
常光 萩原
雄一郎 亀井
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株式会社オーイズミ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は島式配列等の如き多数
のパチンコ台間に介在の台間玉貸機(所謂玉サンド)か
ら硬貨回収をする硬貨回収コンベヤにおける硬貨回収レ
ールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、遊戯場にあって島式配列のパチ
ンコ台間に設置する台間玉貸機から排出する硬貨を回収
する硬貨回収コンベヤは、H形枠状の硬貨回収レールと
該レール底に敷設する平ベルトとより構成してなる。こ
の場合、従来この種の硬貨回収レールaは、コンベヤ溝
bの形状をベルト敷設底部cの両側に側壁部dを単に直
角立ち上げとし断面を上方開口のコ字形構造としてなる
ものである(図5参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記のように
硬貨回収レールaの両側壁部dが直角折りの壁面構成で
は、台間玉貸機からコンベヤ溝bへ垂直落下する硬貨A
が平ベルトe面に対して倒れ、偏平状態となって搬送さ
れるとは限らない。即ち、コンベヤ溝bへ垂直状態(立
て状態)で落下する硬貨Aは、立ったまま側壁部dに接
触することが多々起こる。この様に、硬貨Aが立て状態
で平ベルトeに載った場合、該平ベルトeの回動に伴な
って硬貨Aが転動し移送されることもあるが、硬貨Aの
片面を側壁部dに接触した状態では、この硬貨Aが側壁
部d間に生ずる摩擦に起因してベルトの回転に対し逆回
転が生じ、実質的に所定位置に停滞する(動かない)虞
れがあり、回収されにくい。このことは、特に閉店時に
おける硬貨の回収に当たって、レール内に硬貨が残って
しまい、硬貨の集計が合わない場合がある。
【0004】なお、図5に示すような従来タイプの硬貨
回収レールaにあっても、両側壁部dの内側に立ち防止
用凸部fを突設形成したものもあるが、該凸部fの凸面
f′はあくまで平ベルトeに対し鉛直線上の位置とした
起立壁面構造を呈するだけであるため、この凸部fに接
する垂直落下の硬貨Aは立った状態が崩れず、確実に平
ベルトeに倒れるとは限らない欠陥を有する。
【0005】本考案は上記実情に鑑み、コ字状を呈すコ
ンベヤ溝の両側壁部を互いに内側に傾く仰角壁部とする
ことで、上記課題を解決する硬貨回収コンベヤにおける
硬貨回収レールを提供することを目的としたものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、パチンコ台等
の間に介在する台間玉貸機の背部に配置した硬貨回収コ
ンベヤにおいて、この中央に平ベルトを敷設する硬貨回
収コンベヤの全体としてH形枠状を呈する硬貨回収レー
ルを、平ベルトの両側に立ち上がるコンベヤ溝となる両
側壁部を上端が互いに内側に傾くよう仰角壁部構造とし
てなるものである。
【0007】
【作用】上記のように、硬貨回収コンベヤのコンベヤ溝
を構成する硬貨回収レールの両側壁部を内側へ傾く仰角
壁部構造としてなるため、このコンベヤ溝に台間玉貸機
側から縦状に排出落下する硬貨は、コンベヤ溝となる側
壁部に寄り掛かろうとしても、該側壁部が内側へ傾く仰
角壁部なので内側へ移動に伴ない強制的に倒れるものと
なり、溝底に走行する平ベルトに水平載置となる。従っ
て、この硬貨回収コンベヤに排出された硬貨は停滞する
ことなく確実に末端まで搬送されるものとなる。
【0008】
【実施例】以下、本考案を実施例の図面に基づいて説明
すれば、次の通りである。
【0009】図面は島式配列の複数台のパチンコ台間に
夫々介在する台間玉貸機に対応する硬貨回収コンベヤを
示し、1はパチンコ台2間に介在する台間玉貸機3の背
部に架設した硬貨回収コンベヤで、該硬貨回収コンベヤ
1は全体としてH形枠状を呈する硬貨回収レール4と、
このコンベヤ溝5の溝底部に敷設する平ベルト7より構
成してなる。この場合、硬貨回収レール4の構造は、平
ベルト7の両側に立ち上がる両側壁部8,8を、対向す
る上端8a、8aが、溝幅が狭まるように互いに内側に
所定角度を傾けた傾斜面9a,9aをもつ仰角壁部9,
9に形成している。10は硬貨回収レール4の溝底枠部
6の長手方向表面に形成した滑動用凹凸部を示す。
【0010】いまこの作用を説明すると、先ずこの台間
玉貸機3の背部に設けた排出口(図示せず)から繰出さ
れた硬貨Aは、普通硬貨回収レール4の上方を開口した
コンベヤ溝5に縦状となって落下されるものである。こ
の場合、コンベヤ溝5の溝底部に回動している平ベルト
7に直接接衝して倒れ、該平ベルト7上に平行となって
搬送されるものもあるが、中には硬貨Aは縦状落下位置
が片寄り、該硬貨Aの下端が平ベルト7に達していても
上方部が側壁部8に接し立ち姿勢を保つこともある。
【0011】この様に、硬貨回収コンベヤ1に向け縦状
落下した硬貨Aの上部が硬貨回収レール4の側壁部8に
接触し立ち姿勢となっても、該側壁部8の形状が内側に
傾く仰角壁部9となってるため、立ち姿勢の硬貨Aは下
部の平ベルト7の移動に伴なう回転時に仰角壁部9の傾
斜にて強制的に内側へ倒される結果となり、コンベヤ溝
5の溝底部の平ベルト7上に水平(横姿勢)となって載
置され、該平ベルト7の回転速度に応じた搬送ができ
る。このことは、閉店時にあって台間玉貸機3の硬貨A
の回収に当たって硬貨回収コンベヤ1上に硬貨Aの残り
を招かない。
【0012】
【考案の効果】上述の様に、本考案の硬貨回収コンベヤ
における硬貨回収レールは両側壁部を内側に傾く傾斜面
をもった仰角壁部としてなるため、硬貨回収コンベヤに
落下した硬貨が側壁部に接し立ち姿勢となって、硬貨が
平ベルトの前進回転の抗して逆回転しようとしても仰角
壁部にて強制的に内側へ倒され平ベルトに水平載置され
るので、レール(硬貨回収コンベヤ)内に硬貨が残って
しまうことがなく、硬貨の集計に支障を来たさない。し
かも、本考案は従来のレールにあっての側壁部の改良だ
けで済むため、製作が容易で、平ベルト等の敷設等の取
扱いも面倒でない等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す硬貨回収レールの正面
図である。
【図2】同硬貨回収レールを用いた硬貨回収コンベヤの
断面図である。
【図3】同斜視図である。
【図4】パチンコ台,台間玉貸機を配設の装置の態様状
態の説明図である。
【図5】従来の硬貨回収レールの正面図である。
【符号の説明】
1 硬貨回収コンベヤ 2 パチンコ台 3 台間玉貸機 4 硬貨回収レール 5 コンベヤ溝 7 平ベルト 8 側壁部 9 仰角壁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 亀井 雄一郎 神奈川県伊勢原市鈴川7番地 株式会社 オーイズミ内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07D 9/00 418 A63F 7/02 352

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ台等の間に介在する台間玉貸機
    の背部に配置した硬貨回収コンベヤにおいて、この中央
    に平ベルトを敷設する硬貨回収コンベヤの全体としてH
    形枠状を呈する硬貨回収レールを、平ベルトの両側に立
    ち上がるコンベヤ溝となる両側壁部を上端が互いに内側
    に傾くよう仰角壁部構造としてなる硬貨回収コンベヤに
    おける硬貨回収レール。
JP1992056010U 1992-08-10 1992-08-10 硬貨回収コンベヤにおける硬貨回収レール Expired - Lifetime JP2574812Y2 (ja)

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JPH0619066U JPH0619066U (ja) 1994-03-11
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