JP2574766Y2 - 回路基板収納装置 - Google Patents
回路基板収納装置Info
- Publication number
- JP2574766Y2 JP2574766Y2 JP1992066391U JP6639192U JP2574766Y2 JP 2574766 Y2 JP2574766 Y2 JP 2574766Y2 JP 1992066391 U JP1992066391 U JP 1992066391U JP 6639192 U JP6639192 U JP 6639192U JP 2574766 Y2 JP2574766 Y2 JP 2574766Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electromagnetic shield
- shield plate
- wiring board
- control circuit
- storage device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本案は、主回路用配線基板と制御
回路用配線基板とこれら配線基板の間に設けられた電磁
シールド板とをケースに収納した回路基板収納装置に関
するものである。
回路用配線基板とこれら配線基板の間に設けられた電磁
シールド板とをケースに収納した回路基板収納装置に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来この種のものは図４に示すように構
成してある。１は背面に放熱用フイン１ａを有するケー
ス、２はカバー、３はケースの底板に固定した半導体素
子、４は電子部品を搭載し部品相互をプリント配線した
主回路用配線基板で、ケースに植設したスタッド５にボ
ルト６で固定し、前記主回路用配線基板のプリント配線
と半導体素子とを電気的に接続してある。７は鋼等の金
属板よりなる電磁シールド板で、ケースに植設したスタ
ッド８にボルト９により固定してある。１０は電子部品
を搭載し部品相互をプリント配線した制御回路用配線基
板で、電磁シールド板７に絶縁カラー１１を介して絶縁
ボルト１２により固定してある。１３はスタッドで、電
磁シールド板にボルト１４により固定してある。１５は
スタッドに取り付けた操作卓である。
成してある。１は背面に放熱用フイン１ａを有するケー
ス、２はカバー、３はケースの底板に固定した半導体素
子、４は電子部品を搭載し部品相互をプリント配線した
主回路用配線基板で、ケースに植設したスタッド５にボ
ルト６で固定し、前記主回路用配線基板のプリント配線
と半導体素子とを電気的に接続してある。７は鋼等の金
属板よりなる電磁シールド板で、ケースに植設したスタ
ッド８にボルト９により固定してある。１０は電子部品
を搭載し部品相互をプリント配線した制御回路用配線基
板で、電磁シールド板７に絶縁カラー１１を介して絶縁
ボルト１２により固定してある。１３はスタッドで、電
磁シールド板にボルト１４により固定してある。１５は
スタッドに取り付けた操作卓である。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】このような回路基板収
納装置の組立ては、スタッド８の上に電磁シールド板７
を載せ、電磁シールド板の取付け穴とスタッドのねじ穴
とを位置決めし、ボルト９で固定している。つぎに電磁
シールド板上に絶縁カラー１１を載せ、その上に制御回
路用配線基板１０を載せて制御回路用配線基板の取付け
穴と電磁シールド板のねじ穴とを位置決めし、絶縁ボル
ト１２で固定している。このため、スタッドのねじ穴と
電磁シールド板の取付け穴あるいは制御回路用配線基板
の取付け穴と電磁シールドのねじ穴との位置決め作業が
繁雑であった。本案はこのような課題を解決するために
なされたもので、ケースに収納する収納部品の組立作業
を簡単にすることを目的とする。
納装置の組立ては、スタッド８の上に電磁シールド板７
を載せ、電磁シールド板の取付け穴とスタッドのねじ穴
とを位置決めし、ボルト９で固定している。つぎに電磁
シールド板上に絶縁カラー１１を載せ、その上に制御回
路用配線基板１０を載せて制御回路用配線基板の取付け
穴と電磁シールド板のねじ穴とを位置決めし、絶縁ボル
ト１２で固定している。このため、スタッドのねじ穴と
電磁シールド板の取付け穴あるいは制御回路用配線基板
の取付け穴と電磁シールドのねじ穴との位置決め作業が
繁雑であった。本案はこのような課題を解決するために
なされたもので、ケースに収納する収納部品の組立作業
を簡単にすることを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本案は主回路用配線基板と制御回路用配線基板とこ
れら配線基板の間に設けられた電磁シールド板とをケー
スに収納した回路基板収納装置において、電磁シールド
板の取付け穴を囲んで電磁シールド板の下面に鍔を突出
させ鍔の内面を下方に向かって拡開させてケースのスタ
ッドに係合する取付け座と、上面に制御回路用配線基板
に設けた位置決め穴に係合する位置決め突起と、制御回
路用配線基板を取付ける固定座と、内部に埋設した金属
板とを合成樹脂材で一体成形した電磁シールド板を設け
るようにしている。
め、本案は主回路用配線基板と制御回路用配線基板とこ
れら配線基板の間に設けられた電磁シールド板とをケー
スに収納した回路基板収納装置において、電磁シールド
板の取付け穴を囲んで電磁シールド板の下面に鍔を突出
させ鍔の内面を下方に向かって拡開させてケースのスタ
ッドに係合する取付け座と、上面に制御回路用配線基板
に設けた位置決め穴に係合する位置決め突起と、制御回
路用配線基板を取付ける固定座と、内部に埋設した金属
板とを合成樹脂材で一体成形した電磁シールド板を設け
るようにしている。
【０００５】
【作用】上記手段により、ケースに設けたスタッドの上
面に電磁シールド板を載置すると、電磁シールド板の取
付け穴がスタッドのねじ穴に合致して位置決めでき、ね
じ穴にボルトを締め付けてケースのスタッドに電磁シー
ルド板を固定する。また電磁シールド板上に制御回路用
配線基板を載置すると、制御回路用配線基板が電磁シー
ルド板の位置決め突起に案内されて、制御回路用配線基
板の取付け穴が電磁シールド板のねじ穴に合致して位置
決めでき、ねじ穴にボルトを締め付けて電磁シールド板
に制御回路用配線基板を固定する。
面に電磁シールド板を載置すると、電磁シールド板の取
付け穴がスタッドのねじ穴に合致して位置決めでき、ね
じ穴にボルトを締め付けてケースのスタッドに電磁シー
ルド板を固定する。また電磁シールド板上に制御回路用
配線基板を載置すると、制御回路用配線基板が電磁シー
ルド板の位置決め突起に案内されて、制御回路用配線基
板の取付け穴が電磁シールド板のねじ穴に合致して位置
決めでき、ねじ穴にボルトを締め付けて電磁シールド板
に制御回路用配線基板を固定する。
【０００６】
【実施例】本案を図１から図３に示す実施例について説
明する。図１は本案の実施例を示す一部を断面した側面
図、図２は本案の電磁シールド板の斜視図、図３は要部
断面図を示す。図４と同じものには同一符号を付して詳
細な説明を省略する。１ｂはケースに植設したスタッド
で、上部にねじ溝１Ｃが設けてある。１０ａ、１０ｂは
制御回路用配線基板に設けた位置決め用穴、１０ｃは制
御回路用配線基板に設けた取付け穴、１６は鋼、鉄など
の金属板１６ａを埋設し合成樹脂材で成形した電磁シー
ルド板で、取付け穴１６ｂが設けてある。１７は電磁シ
ールド板の取付け穴１６ｂを囲んで電磁シールド板の下
面に突出させた鍔１７ｂ設けた取付け座で、鍔１７ａの
内面を下方に向かって拡開させてテーパ部１７ｂを設
け、このテーパ部をケースのスタッド１ｂに係合するよ
うに構成してある。１８、１９は電磁シールド板に一体
に形成した制御回路用配線基板１０の位置決め突起で、
位置決め突起１８は上方に向かって小さくしたテーパ状
に形成し、上端にナット１８ａが埋設してある。位置決
め突起１９は筒状に形成し、上端にテーパ状の小径突起
１９ａが設けてある。２０はナットを埋設した固定座、
２１、２２は操作卓１５の支持座で、支持座２１の上端
にテーパ状の小径突起２１ａを設け、位置決め突起１８
の小径突起１８ａとにより操作卓１５を位置決めするよ
うにしてある。支持座２２の上端にナット２２ａを埋設
し、支持座２２と位置決め突起１８のナット１８ａとに
より操作卓１５を図示しないボルトで固定するようにし
てある。２３は電磁シールド板に埋設したナットで、金
属板１６ａに電気的に接続してある。２４は電磁シール
ド板固定用のボルト、２５は制御回路用プリント配線基
板固定用のボルトである。このような回路基板収納装置
を組立てるに、ケース１の底面に半導体素子３を取付
け、その上に主回路用配線基板４を載せてスタッド５に
ボルト６で固定する。つぎに電磁シールド板１６をケー
ス１に入れ、電磁シールド板に設けた取付け座１７がケ
ースに設けたスタッド１ｂ上に達すると、電磁シールド
板は取付け座の鍔のテーパ部がスタッドに沿つて下降
し、電磁シールド板１６がスタッド１ｂ上に位置決めさ
れて載置され、ボルト２４を締めると電磁シールド板と
ケースが電気的に接続されて固定する。制御回路用配線
基板１０を電磁シールド板１６上に載せると、電磁シー
ルド板に設けた位置決め用突起１８、１９に制御回路用
配線基板の位置決め用穴１０ａ、１０ｂが案内され、位
置決め用突起１８は周面をテーパ状に形成しているので
制御回路用配線基板の取付け穴が固定座２０上に位置決
めされ、ボルト２５を締めると制御回路配線基板に設け
たアース配線と電磁シールド板が電気的に接続されて固
定する。つぎに操作卓１５を電磁シールド板の位置決め
突起１８、１９および支持座２１、２２の上に置くと、
操作卓に設けた穴（図示せず）が突起１９ａ、２１ａに
案内されて電磁シールド板上に操作卓が位置決めされて
ボルトで位置決め用突起１８、支持座２２に図示しない
ボルトで固定する。
明する。図１は本案の実施例を示す一部を断面した側面
図、図２は本案の電磁シールド板の斜視図、図３は要部
断面図を示す。図４と同じものには同一符号を付して詳
細な説明を省略する。１ｂはケースに植設したスタッド
で、上部にねじ溝１Ｃが設けてある。１０ａ、１０ｂは
制御回路用配線基板に設けた位置決め用穴、１０ｃは制
御回路用配線基板に設けた取付け穴、１６は鋼、鉄など
の金属板１６ａを埋設し合成樹脂材で成形した電磁シー
ルド板で、取付け穴１６ｂが設けてある。１７は電磁シ
ールド板の取付け穴１６ｂを囲んで電磁シールド板の下
面に突出させた鍔１７ｂ設けた取付け座で、鍔１７ａの
内面を下方に向かって拡開させてテーパ部１７ｂを設
け、このテーパ部をケースのスタッド１ｂに係合するよ
うに構成してある。１８、１９は電磁シールド板に一体
に形成した制御回路用配線基板１０の位置決め突起で、
位置決め突起１８は上方に向かって小さくしたテーパ状
に形成し、上端にナット１８ａが埋設してある。位置決
め突起１９は筒状に形成し、上端にテーパ状の小径突起
１９ａが設けてある。２０はナットを埋設した固定座、
２１、２２は操作卓１５の支持座で、支持座２１の上端
にテーパ状の小径突起２１ａを設け、位置決め突起１８
の小径突起１８ａとにより操作卓１５を位置決めするよ
うにしてある。支持座２２の上端にナット２２ａを埋設
し、支持座２２と位置決め突起１８のナット１８ａとに
より操作卓１５を図示しないボルトで固定するようにし
てある。２３は電磁シールド板に埋設したナットで、金
属板１６ａに電気的に接続してある。２４は電磁シール
ド板固定用のボルト、２５は制御回路用プリント配線基
板固定用のボルトである。このような回路基板収納装置
を組立てるに、ケース１の底面に半導体素子３を取付
け、その上に主回路用配線基板４を載せてスタッド５に
ボルト６で固定する。つぎに電磁シールド板１６をケー
ス１に入れ、電磁シールド板に設けた取付け座１７がケ
ースに設けたスタッド１ｂ上に達すると、電磁シールド
板は取付け座の鍔のテーパ部がスタッドに沿つて下降
し、電磁シールド板１６がスタッド１ｂ上に位置決めさ
れて載置され、ボルト２４を締めると電磁シールド板と
ケースが電気的に接続されて固定する。制御回路用配線
基板１０を電磁シールド板１６上に載せると、電磁シー
ルド板に設けた位置決め用突起１８、１９に制御回路用
配線基板の位置決め用穴１０ａ、１０ｂが案内され、位
置決め用突起１８は周面をテーパ状に形成しているので
制御回路用配線基板の取付け穴が固定座２０上に位置決
めされ、ボルト２５を締めると制御回路配線基板に設け
たアース配線と電磁シールド板が電気的に接続されて固
定する。つぎに操作卓１５を電磁シールド板の位置決め
突起１８、１９および支持座２１、２２の上に置くと、
操作卓に設けた穴（図示せず）が突起１９ａ、２１ａに
案内されて電磁シールド板上に操作卓が位置決めされて
ボルトで位置決め用突起１８、支持座２２に図示しない
ボルトで固定する。
【０００７】
【考案の効果】上述のように本案は、ケース内に電磁シ
ールド板を装入するとケースのスタッドと電磁シールド
板が自動的に位置決めされ、電磁シールド板上に制御回
路用配線基板を置くと電磁シールド板と制御回路用配線
基板が自動的に位置決めされて組立作業が簡単となり、
制御回路用配線基板のアース配線と電磁シールド板の金
属板とケースとの電気的接続が簡単になる。
ールド板を装入するとケースのスタッドと電磁シールド
板が自動的に位置決めされ、電磁シールド板上に制御回
路用配線基板を置くと電磁シールド板と制御回路用配線
基板が自動的に位置決めされて組立作業が簡単となり、
制御回路用配線基板のアース配線と電磁シールド板の金
属板とケースとの電気的接続が簡単になる。
【図１】本案の実施例を示す一部を断面した側面図
【図２】本案の電磁シールド板の斜視図
【図３】図１の要部拡大図
【図４】従来例を示す一部を断面した側面図
１ ケース ４ 主回路用ト配線基板 １０ 制御
用配線基板 １６ 電磁シールド板 １７ 取付け座 １７ａ
鍔 １７ｂ テーパ部 １８、１９ 位置決め用突起
２０ 固定座
用配線基板 １６ 電磁シールド板 １７ 取付け座 １７ａ
鍔 １７ｂ テーパ部 １８、１９ 位置決め用突起
２０ 固定座
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 川端 修 (56)参考文献 特開 平２−172298（ＪＰ，Ａ) 実開 昭63−55483（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭58−162696（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭51−117505（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H05K 9/00
Claims (2)
- 【請求項１】 主回路用配線基板と制御回路用配線基板
とこれら配線基板の間に設けられた電磁シールド板とを
ケースに収納した回路基板収納装置において、電磁シー
ルド板の取付け穴を囲んで電磁シールド板の下面に鍔を
突出させ鍔の内面を下方に向かって拡開させてケースの
スタッドに係合する取付け座と、上面に制御回路用配線
基板に設けた位置決め穴に係合する位置決め突起と、制
御回路用配線基板を取付ける固定座と、内部に埋設した
金属板とを合成樹脂材で一体成形した電磁シールド板を
そなえたことを特徴とする回路基板収納装置 - 【請求項２】 電磁シールド板の金属板に接し電磁シー
ルド板に埋設した金属性の埋め込みナットと、制御回路
用配線基板に設け前記ナットに接触するアース配線を設
けた請求項１記載の回路基板収納装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992066391U JP2574766Y2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 回路基板収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992066391U JP2574766Y2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 回路基板収納装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0626297U JPH0626297U (ja) | 1994-04-08 |
| JP2574766Y2 true JP2574766Y2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=13314481
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992066391U Expired - Lifetime JP2574766Y2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 回路基板収納装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2574766Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009277726A (ja) * | 2008-05-12 | 2009-11-26 | Jtekt Corp | 積層回路基板、モータ制御装置および車両用操舵装置 |
| JP6883978B2 (ja) * | 2016-11-25 | 2021-06-09 | 川崎重工業株式会社 | 電気製品 |
-
1992
- 1992-08-28 JP JP1992066391U patent/JP2574766Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0626297U (ja) | 1994-04-08 |
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