JP2574366B2 - 圧縮機 - Google Patents
圧縮機Info
- Publication number
- JP2574366B2 JP2574366B2 JP4523688A JP4523688A JP2574366B2 JP 2574366 B2 JP2574366 B2 JP 2574366B2 JP 4523688 A JP4523688 A JP 4523688A JP 4523688 A JP4523688 A JP 4523688A JP 2574366 B2 JP2574366 B2 JP 2574366B2
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- Japan
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- discharge chamber
- discharge
- motor
- rotor
- shaft
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷凍サイクル等に使用する圧縮機の油分離に
関するものである。
関するものである。
従来の技術 以下図面を参照しながら、一例として従来のスクロー
ル型圧縮機について説明する。
ル型圧縮機について説明する。
第３図は従来のスクロール型圧縮機の断面を示すもの
である。第３図において、１は密閉ケーシング、２はモ
ータ、３はブロック、４は固定スクロール、５は旋回ス
クロールであり、モータ２はロータ2aとステータ2bより
構成される。前記固定スクロール４、旋回スクロール５
はそれぞれラップ4a、ラップ5aを有している。６は自転
防止機構であり、前記旋回スクロール５の自転を防止
し、旋回運動を行なわせる。また７はシャフトであり、
クリアランスをもってブロック３に回転自在に挿入され
ており、給油孔7aを有している。８は両スクロール4,5
間に冷媒を導入する吸入孔であり、９は固定スクロール
４の中心に設けた吐出孔である。10はブロック３および
固定スクロール４、旋回スクロール５、自転防止機構６
とから成る機械部である。11は前記吸入孔８と連結する
吸入管、12は密閉ケーシング１に取り付けた吐出管であ
る。
である。第３図において、１は密閉ケーシング、２はモ
ータ、３はブロック、４は固定スクロール、５は旋回ス
クロールであり、モータ２はロータ2aとステータ2bより
構成される。前記固定スクロール４、旋回スクロール５
はそれぞれラップ4a、ラップ5aを有している。６は自転
防止機構であり、前記旋回スクロール５の自転を防止
し、旋回運動を行なわせる。また７はシャフトであり、
クリアランスをもってブロック３に回転自在に挿入され
ており、給油孔7aを有している。８は両スクロール4,5
間に冷媒を導入する吸入孔であり、９は固定スクロール
４の中心に設けた吐出孔である。10はブロック３および
固定スクロール４、旋回スクロール５、自転防止機構６
とから成る機械部である。11は前記吸入孔８と連結する
吸入管、12は密閉ケーシング１に取り付けた吐出管であ
る。
また、13はラップ4aとラップ5aの間に形成される圧縮
室である。また、14機械部の上方のは第１吐出室、15は
機械部10とモータ２の間にある第２吐出室、16はモータ
２の下方の第３吐出室であり、運転中は吐出圧力に保た
れている。
室である。また、14機械部の上方のは第１吐出室、15は
機械部10とモータ２の間にある第２吐出室、16はモータ
２の下方の第３吐出室であり、運転中は吐出圧力に保た
れている。
また、密閉ケーシング１の下部には潤滑油17が溜って
いる。
いる。
以上のように構成されたスクロール型圧縮機につい
て、以下その動作について説明する。
て、以下その動作について説明する。
モータ２、ロータ7aの回転に伴なって、旋回スクロー
ル５は自転防止機構６により旋回運動を行ない、吸入管
11から吸入孔８を経て吸入された冷媒ガスは圧縮室13で
圧縮され、吐出孔９から密閉ケーシング１の上方の第１
吐出室14に吐出された後、第２吐出室15、第３吐出室16
に流れ、モータ２を冷却した後吐出管12から冷凍サイク
ル（図示せず）に吐出される。
ル５は自転防止機構６により旋回運動を行ない、吸入管
11から吸入孔８を経て吸入された冷媒ガスは圧縮室13で
圧縮され、吐出孔９から密閉ケーシング１の上方の第１
吐出室14に吐出された後、第２吐出室15、第３吐出室16
に流れ、モータ２を冷却した後吐出管12から冷凍サイク
ル（図示せず）に吐出される。
また、密閉ケーシング１下部に溜った潤滑油17はシャ
フト７の給油孔7aを通って各摺動部を給油された後、ブ
ロック３の下端又はシャフト７上部へと流れてゆく。
フト７の給油孔7aを通って各摺動部を給油された後、ブ
ロック３の下端又はシャフト７上部へと流れてゆく。
発明が解決しようとする課題 しかし、上記構成においては、吐出孔９から吐出され
た油を含んだ冷媒は、ブロック３の下方に流れた後、シ
ャフト７の潤滑を終えてブロック３の下端から流れ出る
油がロータ2aの回転に伴って飛散してミスト状になり吐
出管12から冷凍サイクルに油が冷媒とともに吐出される
ため、冷凍サイクルに油が流出してしまうという課題を
有していた。
た油を含んだ冷媒は、ブロック３の下方に流れた後、シ
ャフト７の潤滑を終えてブロック３の下端から流れ出る
油がロータ2aの回転に伴って飛散してミスト状になり吐
出管12から冷凍サイクルに油が冷媒とともに吐出される
ため、冷凍サイクルに油が流出してしまうという課題を
有していた。
本発明は上記課題に鑑み、冷凍サイクルへの油流出の
少ない圧縮機を提供するものである。
少ない圧縮機を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の圧縮機は、密閉ケ
ーシング内に機械部と、ロータとステータより成るモー
タ部と、機械部上方の第１吐出室と、機械部とモータ部
の間の第２吐出室と、モータ部下方の第３吐出室と、前
記機械部と前記ロータを連結するシャフトを備え、機械
部下端でかつ前記シャフトとロータの間に連通路を設け
るとともに、前記第１吐出室と第２吐出室を連通する吐
出通路を設け、前記連通路の上部近傍に前記吐出通路が
開口したものである。
ーシング内に機械部と、ロータとステータより成るモー
タ部と、機械部上方の第１吐出室と、機械部とモータ部
の間の第２吐出室と、モータ部下方の第３吐出室と、前
記機械部と前記ロータを連結するシャフトを備え、機械
部下端でかつ前記シャフトとロータの間に連通路を設け
るとともに、前記第１吐出室と第２吐出室を連通する吐
出通路を設け、前記連通路の上部近傍に前記吐出通路が
開口したものである。
作 用 本発明は上記した構成によって、吐出孔から吐出され
た冷媒は、吐出通路を通り、機械部の下端から下方へと
流れる。つまり、シャフトの潤滑を終えて機械部のブロ
ック下端から流れ出る油がモータの上部に飛散せず、モ
ータの下方に冷媒とともに流れて落下し、冷媒のみがモ
ータ外周を通って吐出管より吐出されるため冷凍サイク
ルへの油流出を防止することができる。
た冷媒は、吐出通路を通り、機械部の下端から下方へと
流れる。つまり、シャフトの潤滑を終えて機械部のブロ
ック下端から流れ出る油がモータの上部に飛散せず、モ
ータの下方に冷媒とともに流れて落下し、冷媒のみがモ
ータ外周を通って吐出管より吐出されるため冷凍サイク
ルへの油流出を防止することができる。
実 施 例 以下本発明の一実施例のスクロール型圧縮機につい
て、図面を参照しながら説明するが、従来と同一構成に
ついては同一番号を符してその詳細な説明を省略する。
て、図面を参照しながら説明するが、従来と同一構成に
ついては同一番号を符してその詳細な説明を省略する。
第１図は本発明の実施例におけるスクロール型圧縮機
の断面図、第２図は第１図のＩ−Ｉ′線における断面図
である。尚矢印は冷媒の流れを示す。
の断面図、第２図は第１図のＩ−Ｉ′線における断面図
である。尚矢印は冷媒の流れを示す。
第１図において、18はロータとシャフト７間に設けた
連通路であり第２吐出室15と第３吐出室16を連通してい
る。19は第１吐出室14と第２吐出室15を連通する吐出通
路であり下端の開口部20は連通路18の上部近傍に開口し
ている。
連通路であり第２吐出室15と第３吐出室16を連通してい
る。19は第１吐出室14と第２吐出室15を連通する吐出通
路であり下端の開口部20は連通路18の上部近傍に開口し
ている。
本実施例によれば、吐出孔９から吐出された冷媒は、
吐出通路19を通り、開口部20を経て連通路18に入りモー
タ部２の下方に流れる。また、シャフト７の潤滑を終え
てブロック３下端から流れ出た油は冷媒流れが下方に向
かっているためモータ部２の上部に飛散せず連通路18か
ら下方に落下する。そして冷媒のみがモータ部２の外周
を通って吐出管12より吐出されるため冷凍サイクルへの
油流出を防止することができる。
吐出通路19を通り、開口部20を経て連通路18に入りモー
タ部２の下方に流れる。また、シャフト７の潤滑を終え
てブロック３下端から流れ出た油は冷媒流れが下方に向
かっているためモータ部２の上部に飛散せず連通路18か
ら下方に落下する。そして冷媒のみがモータ部２の外周
を通って吐出管12より吐出されるため冷凍サイクルへの
油流出を防止することができる。
また第１図，第２図のようにロータ2aに連通路18を設
けてもよいし第３図に示すようにシャフト７に連通路18
を設けてもよい。
けてもよいし第３図に示すようにシャフト７に連通路18
を設けてもよい。
尚、上述したスクロール圧縮機は一例であり、他の圧
縮方式の圧縮機でもよい。
縮方式の圧縮機でもよい。
発明の効果 以上のように本発明は、密閉ケーシング内に機械部
と、ロータとステータより成るモータ部と、機械室上方
の第１吐出室と、機械部とモータの間の第２吐出室と、
モータ部下方の第３吐出室と、機械部とロータを連結す
るシャフトを備え、シャフトとロータ間に連結路を設け
るとともに、前記第１吐出室と第２吐出室を連通する吐
出通路を設け、前記連通路の上部近傍に吐出通路を開口
させることにより、機械部下端から流れ出た油が飛散せ
ずに下方に落下した冷媒のみがモータ部の外周を通って
吐出されるため冷媒サイクルへの油流出を防止すること
ができる。
と、ロータとステータより成るモータ部と、機械室上方
の第１吐出室と、機械部とモータの間の第２吐出室と、
モータ部下方の第３吐出室と、機械部とロータを連結す
るシャフトを備え、シャフトとロータ間に連結路を設け
るとともに、前記第１吐出室と第２吐出室を連通する吐
出通路を設け、前記連通路の上部近傍に吐出通路を開口
させることにより、機械部下端から流れ出た油が飛散せ
ずに下方に落下した冷媒のみがモータ部の外周を通って
吐出されるため冷媒サイクルへの油流出を防止すること
ができる。
第１図は本発明の一実施例におけるスクロール型圧縮機
の断面図、第２図は第１図のＩ−Ｉ′線における断面
図、第３図は他の実施例の断面図、第４図は従来の圧縮
機の断面図である。 １……密閉ケーシング、２……モータ部、2a……ロー
タ、2b……ステータ、７……シャフト、10……機械部、
14……第１吐出室、15……第２吐出室、16……第３吐出
室、18……連通路、19……吐出通路、20……開口部。
の断面図、第２図は第１図のＩ−Ｉ′線における断面
図、第３図は他の実施例の断面図、第４図は従来の圧縮
機の断面図である。 １……密閉ケーシング、２……モータ部、2a……ロー
タ、2b……ステータ、７……シャフト、10……機械部、
14……第１吐出室、15……第２吐出室、16……第３吐出
室、18……連通路、19……吐出通路、20……開口部。
Claims (1)
- 【請求項１】密閉ケーシング内に機械部と、ロータとス
テータより成るモータ部と、前記機械部上方の第１吐出
室と、前記機械部と前記モータ部の間の第２吐出室と、
前記モータ下方の第３吐出室と、前記機械室と前記ロー
タを連結するシャフトとを備え、前記シャフトと前記ロ
ータ間に連通路を設けるとともに、前記第１吐出室と前
記第２吐出室を連通する吐出通路を設け、前記連通路の
上部近傍に前記吐出通路を開口した圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4523688A JP2574366B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4523688A JP2574366B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01219384A JPH01219384A (ja) | 1989-09-01 |
| JP2574366B2 true JP2574366B2 (ja) | 1997-01-22 |
Family
ID=12713623
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4523688A Expired - Fee Related JP2574366B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2574366B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2553717B2 (ja) * | 1989-11-02 | 1996-11-13 | 松下電器産業株式会社 | スクロール圧縮機 |
| JP2522459B2 (ja) * | 1990-10-04 | 1996-08-07 | ダイキン工業株式会社 | スクロ―ル形流体機械 |
| DE102005000899B4 (de) * | 2004-10-07 | 2008-04-17 | Lg Electronics Inc. | Spiralverdichter |
-
1988
- 1988-02-26 JP JP4523688A patent/JP2574366B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01219384A (ja) | 1989-09-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |