JP2573841B2 - 開口部の蓋開閉装置 - Google Patents

開口部の蓋開閉装置

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JP2573841B2
JP2573841B2 JP13575187A JP13575187A JP2573841B2 JP 2573841 B2 JP2573841 B2 JP 2573841B2 JP 13575187 A JP13575187 A JP 13575187A JP 13575187 A JP13575187 A JP 13575187A JP 2573841 B2 JP2573841 B2 JP 2573841B2
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吉康 田村
正志 三谷
栄次 白鳥
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Takigen Manufacturing Co Ltd
Nippon Kinzoku Co Ltd
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Takigen Manufacturing Co Ltd
Nippon Kinzoku Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、建造物の部屋や通路等のフロアに設けた開
口を塞ぐためのフロア・ハッチ、乾燥機用厚口扉、冷凍
・冷蔵庫用厚口扉、埋込式制御ボックス扉、複写機用扉
に好適に適用できる開口部の扉開閉装置に関する。
(従来の技術) 従来のフロア・ハッチにおいては、フロアと同じ重量
に耐える必要があるため、重い蓋部材を使用しており、
該蓋部材を開口から取り外して開閉操作することは非常
に困難な作業があった。
この問題を解決するために、従来蓋部材を開口上で摺
動させて開閉させる方式が知られている。しかし、この
方式においてもなお開閉に要する力は大きなものであ
り、特に開口を蓋部材で閉じるときは大きな摺動抵抗が
生じ、開閉操作することは相変わらず非常に困難なこと
であった。
また、乾燥機用厚口扉、冷凍・冷蔵庫用厚口扉、埋込
式制御ボックス扉、複写機用扉のように厚い扉を有する
装置においては、蓋部材の厚みに起因して蓋部材と開口
部の内壁の間の干渉を避けるためここに大きな間隙を設
けなければならず、開口部内部の保温、湿度保持、保安
上好ましくなかった。
(発明の目的) 本発明は従来の開口部の蓋開閉装置に関する上述の問
題点に鑑みなされたものであって、開操作も閉操作も共
に小さな力で容易に行うことができる開口部の蓋開閉装
置を提供すること目的とする。
本発明はまた、開口部内部への突出部を小さくして該
開口部を有効に使用できる開口部の蓋開閉装置を提供す
ること目的とする。
本発明はさらに、蓋部材が開口部に連結されていて蓋
部材が開口を通して内部に落下する恐れのない開口部の
蓋開閉装置を提供することを目的とする。
本発明はさらに、蓋開閉仮想中心線Rを開口部の任意
の位置に設定でき、開口部と蓋部材との間隔を非常に小
さくすることができる開口部の蓋開閉装置を提供するこ
とを目的とする。
(発明の構成) 本発明は、開口部を蓋部材により蓋をする開口部の蓋
開閉装置に係るものであって、蓋開閉仮想中心線Rから
延びた放射線上に間隔aを置いて2つの軸孔を設け開口
部に配置された開口軸支部材と、蓋開閉仮想中心線Rか
ら延びた放射線上に間隔aを置いて2つの軸孔を設け蓋
部材に配置された蓋軸支部材と、間隔aを置いて3つの
軸孔を設け、それぞれの中央軸孔を枢着した2つの長リ
ンクと、間隔aを置いて2つの軸孔を設けた2つの短リ
ンクとを有し、上記長リンクのそれぞれの一方の端部の
軸孔を上記開口軸支部材と上記蓋軸支部材の蓋開閉仮想
中心線R側に枢着し、上記長リンクのそれぞれの他方の
端部の軸孔を短リンクを介して上記フロア軸支部材と上
記蓋軸支部材の蓋開閉仮想中心線Rと反対側の軸孔に枢
着したことを特徴とする開口部の蓋開閉装置である。
(実施例) 以下、本発明の実施例であるフロア・ハッチを図に基
づいて説明する。フロア・ハッチ1は、第1図に示すよ
うに、フロア・タイル16を貼ったフロア2に地下埋設の
水道栓の操作等のための開口4を設け、この開口4を蓋
部材6により蓋するように構成される。開口4の内面に
は下部にクッション部材9付の段部8が設けられ、側壁
下部が下方にいくに従って内側に傾斜したフロア枠部材
10が配置される。
蓋部材6は、蓋開閉仮想中心線Rを開口4の上側稜19
に一致させて設けてあり、フロア枠部材10と相補的な外
周を有する蓋枠部材12にコンクリート14等を流し込み、
上面にフロア・タイル16を貼って構成される。
蓋部材6は、第2図に示すように、リンクヒンジ機構
30によって上記開口上縁稜19を中心に開閉する。リンク
ヒンジ機構30は、軸孔間隔aの2本の短リンク32、34
と、軸孔間隔2aで中心部とも軸孔を有し互いに中央部の
軸孔を軸支された2本の長リンク36、38と、蓋上縁稜20
を通過する直線40上に上縁稜20からaだけ離れた位置に
第一軸孔42を設け、第一軸孔42からさらにaだけ離れて
第二軸孔44を設けて蓋部材6に固着された蓋軸支部材48
と、開口上縁稜19を通過する直線50上に上縁稜20からa
だけ離れた位置に第三軸孔52を設け、第三軸孔52からさ
らにaだけ離れて第四軸孔54を設けて開口4の内壁に固
着されたフロア軸支部材56とからなる。長リンク36、38
はそれぞれ一方の軸孔を第一軸孔42および第三軸孔52に
軸支され、他方の軸孔を短リンク32、34の軸孔に軸支さ
れる。短リンク32、34の他の軸孔は第二軸孔44および第
四軸孔54に軸支される。蓋枠部材12の中央部には補強リ
ブ60が取りつけられ、また蓋軸支部材48と反対側の端部
には把手62が取りつけられる。さらに、蓋枠部材12の蓋
軸支部材48側の下縁稜66は、第2図に示すように、蓋部
材6が垂直からさらに26゜開いた時に長リンク38に当接
するように突起70が設けられる。
上述の構成において、開口4を蓋部材6により蓋をし
た場合には、第1図に示すように、リンクヒンジ機構30
が折り畳まれた状態になり、蓋部材6がフロア枠部材10
の段部8のクッション部材9の上に載る。
一方、蓋部材6を開ける場合には、把手62を使用して
持ち上げる。この場合、第2図に示すように、リンクヒ
ンジ機構30は開口4の上縁稜19、すなわち蓋開閉仮想中
心線Rを軸支点とするヒンジとして作用して伸長する。
また、蓋部材6は所定角度、すなわち垂直からさらに26
゜まで開いた時に突起70が長リンク38に当接してこれ以
上開くことが制限される。
本発明の他の実施例として、開口4の下方の内壁部と
蓋部材6との間に牽制チエーン(図示せず)を配置し、
これにより蓋部材6の開閉角度を制限するように構成し
てもよい。
(発明の効果) 本発明によるフロア・ハッチは、簡易な構成にして、
開口の上縁稜等に設定された蓋開閉仮想中心線Rを中心
として回動開閉するから、開閉作動に大きな力を要せず
容易にこれを行うことができ、また蓋部材は開口の内壁
にヒンジ結合されており、蓋部材が誤って開口内に落下
する恐れがない。さらに、本発明による該ヒンジ機構の
開口内への突出は小さなものであり、開口内を有効に使
用できる利点を有する。さらにまた、本発明による開口
部の開閉装置は、蓋開閉仮想中心線Rを蓋部材の厚み内
に設定することより開口部と蓋部材の間に設ける間隙を
極めて小さなものとすることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は閉状態のフロア・ハッチの断面図、第2図は開
状態のフロアハッチの断面図である。 1……フロア・ハッチ 4……開口 6……蓋部材 8……段部 19……開口上縁稜 20……蓋上縁稜 32、34……短リンク 36、38……長リンク 48……蓋軸支部材 56……フロア軸支部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部を蓋部材により蓋する開口部の蓋開
    閉装置において、蓋開閉仮想中心線Rから伸びた放射線
    上に間隔aを置いて2つの軸孔を設け、開口部に配置さ
    れた開口軸支部材と、蓋開閉仮想中心線Rから延びた放
    射線上に間隔aを置いて2つの軸孔を設け、蓋部材に配
    置された蓋軸支部材と、間隔aを置いて3つの軸孔を設
    け、それぞれの中央軸孔を枢着した2つの長リンクと、
    間隔aを置いて2つの軸孔を設けた2つの短リンクとを
    有し、上記長リンクのそれぞれの一方の端部の軸孔を上
    記開口軸支部材と上記蓋軸支部材の蓋開閉仮想中心線R
    側の軸孔に枢着し、上記長リンクのそれぞれの他方の端
    部の軸孔を短リンクを介して上記フロア軸支部材と上記
    蓋軸支部材の蓋開閉仮想中心線Rと反対側の軸孔に枢着
    したことを特徴とする開口部の蓋開閉装置。
JP13575187A 1987-05-30 1987-05-30 開口部の蓋開閉装置 Expired - Fee Related JP2573841B2 (ja)

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JPS63300184A JPS63300184A (ja) 1988-12-07
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