JP2573740Y2 - 時 計 - Google Patents
時 計Info
- Publication number
- JP2573740Y2 JP2573740Y2 JP1992060334U JP6033492U JP2573740Y2 JP 2573740 Y2 JP2573740 Y2 JP 2573740Y2 JP 1992060334 U JP1992060334 U JP 1992060334U JP 6033492 U JP6033492 U JP 6033492U JP 2573740 Y2 JP2573740 Y2 JP 2573740Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display plate
- pointer
- timepiece
- plates
- display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Electric Clocks (AREA)
- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、特に透明樹脂に蛍光物
質を混入した樹脂材料で形成した指針を使用する時計に
関するものである。
質を混入した樹脂材料で形成した指針を使用する時計に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の時計に用いられている指
針構造として、例えば図1、図2に示す如き構造のもの
がある。つまり1は透明樹脂に適宜色の蛍光物質を混入
してなる樹脂を素材として、平面略タマゴ型に形成した
長針表示板であり、2は同様にして、上記長針表示板1
よりも小さく形成した短針表示板であって、この長針表
示板1及び短針表示板2の裏面には、針軸方向に延びる
細長の指針表示部3及び4が凹溝によって形成されてお
り、この凹溝3及び4内には白色塗料5が埋込められて
いる。
針構造として、例えば図1、図2に示す如き構造のもの
がある。つまり1は透明樹脂に適宜色の蛍光物質を混入
してなる樹脂を素材として、平面略タマゴ型に形成した
長針表示板であり、2は同様にして、上記長針表示板1
よりも小さく形成した短針表示板であって、この長針表
示板1及び短針表示板2の裏面には、針軸方向に延びる
細長の指針表示部3及び4が凹溝によって形成されてお
り、この凹溝3及び4内には白色塗料5が埋込められて
いる。
【0003】すなわち、上記長針表示板1及び短針表示
板2の形状は、その指針表示部3及び4の発光輝度を高
めるために、平面略タマゴ型とした広面積の長針表示板
1、短針表示板2を形成し、この長針表示板1及び短針
表示板2の表面で受ける外光受光量を高めて、上記指針
表示部3及び4の集光輝度を向上させ、ひいては視認性
を高めているものである。
板2の形状は、その指針表示部3及び4の発光輝度を高
めるために、平面略タマゴ型とした広面積の長針表示板
1、短針表示板2を形成し、この長針表示板1及び短針
表示板2の表面で受ける外光受光量を高めて、上記指針
表示部3及び4の集光輝度を向上させ、ひいては視認性
を高めているものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、かかる構造
の長針表示板1及び短針表示板2の周端面6は、起立面
に形成されていることから、その長針表示板1及び短針
表示板2の表面から入射された光の約40%が、その周
端面6から漏光されてしまい、その指針表示板1及び2
を斜め方向から見たときに、その指針表示板1及び2の
周端面6が光って見えるために指針表示部3,4の視認
性が著しく低下するといった不具合があった。
の長針表示板1及び短針表示板2の周端面6は、起立面
に形成されていることから、その長針表示板1及び短針
表示板2の表面から入射された光の約40%が、その周
端面6から漏光されてしまい、その指針表示板1及び2
を斜め方向から見たときに、その指針表示板1及び2の
周端面6が光って見えるために指針表示部3,4の視認
性が著しく低下するといった不具合があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、かかる不具合
に着目してなされたもので、針表示板の表面より、その
針表示板の内部に入射された光が、針表示板の周端面か
ら漏光させないように、針表示板の周端面を曲面形状と
なし、これによって従来の不具合を解消することができ
ると共に、針表示板の周縁部から文字板に向けて漏光さ
せて、文字板表面の照度を補うこともできる時計を提供
することにある。
に着目してなされたもので、針表示板の表面より、その
針表示板の内部に入射された光が、針表示板の周端面か
ら漏光させないように、針表示板の周端面を曲面形状と
なし、これによって従来の不具合を解消することができ
ると共に、針表示板の周縁部から文字板に向けて漏光さ
せて、文字板表面の照度を補うこともできる時計を提供
することにある。
【0006】
【実施例】以下に本考案を図3に示す実施例に基いて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0007】11は透明樹脂に適宜色の蛍光物質を混入
してなる樹脂を素材として、平面略タマゴ型に形成した
長針表示板であり、12は同様にして、上記長針表示板
11よりも小さく形成した短針表示板であって、この長
針表示板11及び短針表示板12の裏面には、針軸方向
に延びる細長の指針表示部13及び14が凹溝によって
形成されており、この凹溝13及び14内には白色塗料
15が埋込められている。
してなる樹脂を素材として、平面略タマゴ型に形成した
長針表示板であり、12は同様にして、上記長針表示板
11よりも小さく形成した短針表示板であって、この長
針表示板11及び短針表示板12の裏面には、針軸方向
に延びる細長の指針表示部13及び14が凹溝によって
形成されており、この凹溝13及び14内には白色塗料
15が埋込められている。
【0008】すなわち、この指針構造の有効指針表示部
3及び4であって、この指針表示部13及び14の発光
輝度を高めるために、広面積の長針表示板11、短針表
示板12を形成し、この長針表示板11及び短針表示板
の表面で受ける外光受光量を高めて、上記指針表示部1
3,14の輝度を向上せしめている。
3及び4であって、この指針表示部13及び14の発光
輝度を高めるために、広面積の長針表示板11、短針表
示板12を形成し、この長針表示板11及び短針表示板
の表面で受ける外光受光量を高めて、上記指針表示部1
3,14の輝度を向上せしめている。
【0009】また上記長針表示板11及び短針表示板1
2の周縁は、その表面18から裏面19にかけて、凸曲
面16に形成したものである。
2の周縁は、その表面18から裏面19にかけて、凸曲
面16に形成したものである。
【0010】このように、指針表示板11,12の周縁
を凸曲面16に形成することにより、これら指針表示板
11,12の表面より指針表示板内部へ導入された光
は、その指針表示板内部に混入されている蛍光物質を発
光させ、この蛍光物質による着色発光の一部は直接に白
色塗料15による反射によって指針表示部13,14が
高輝度で発光表示される。また上記着色発光の他部は周
縁の凸曲面で屈折されて指針表示板11,12の裏面1
7を通過して時計文字板19に向けて投射されるため、
この時計文字板19の表面が反射照明される。
を凸曲面16に形成することにより、これら指針表示板
11,12の表面より指針表示板内部へ導入された光
は、その指針表示板内部に混入されている蛍光物質を発
光させ、この蛍光物質による着色発光の一部は直接に白
色塗料15による反射によって指針表示部13,14が
高輝度で発光表示される。また上記着色発光の他部は周
縁の凸曲面で屈折されて指針表示板11,12の裏面1
7を通過して時計文字板19に向けて投射されるため、
この時計文字板19の表面が反射照明される。
【0011】従ってこの実施例によれば、指針表示板1
1,12の周縁をその表面18から裏面17にかけて凸
曲面16となしたことにより、該指針表示板11及び1
2周縁からの漏光が防止でき、これによって指針表示板
周縁における発光が防止でき、指針表示板に施されてい
る白色塗料15による指針表示部13,14の視認性が
高められる。また上記凸曲面16によって屈折された反
射光は、指針表示板11,12の裏面17を通過して時
計文字板19に向けて投射されるために、この時計文字
板19表面の照明が補なわれ、有効な照度を有する時計
文字板が得られる。
1,12の周縁をその表面18から裏面17にかけて凸
曲面16となしたことにより、該指針表示板11及び1
2周縁からの漏光が防止でき、これによって指針表示板
周縁における発光が防止でき、指針表示板に施されてい
る白色塗料15による指針表示部13,14の視認性が
高められる。また上記凸曲面16によって屈折された反
射光は、指針表示板11,12の裏面17を通過して時
計文字板19に向けて投射されるために、この時計文字
板19表面の照明が補なわれ、有効な照度を有する時計
文字板が得られる。
【0012】
【考案の効果】以上のように本考案は、蛍光物質を混入
した透明樹脂により平面略タマゴ形状に形成され、かつ
指針表示部13及び14を施した針表示板11及び12
と、これら針表示板11及び12の移動方向に平行な時
計文字板19を有する時計において、上記針表示板11
及び12の周縁を、その表面18から裏面17にかけて
凸曲面16に形成した時計であることから、これによれ
ば、指針表示板11,12の周縁をその表面18から裏
面17にかけて凸曲面16となしたことにより、該指針
表示板11及び12周縁からの漏光が防止でき、これに
よって指針表示板周縁における発光が防止でき、指針表
示板に施されている白色塗料15による指針表示部1
3,14の視認性が高められる。また上記凸曲面16に
よって屈折された反射光は、指針表示板11,12の裏
面17を通過して時計文字板19に向けて投射されるた
めに、この時計文字板19表面の照明が補なわれ、有効
な照度を有する時計文字板が得られるという効果が得ら
れる。
した透明樹脂により平面略タマゴ形状に形成され、かつ
指針表示部13及び14を施した針表示板11及び12
と、これら針表示板11及び12の移動方向に平行な時
計文字板19を有する時計において、上記針表示板11
及び12の周縁を、その表面18から裏面17にかけて
凸曲面16に形成した時計であることから、これによれ
ば、指針表示板11,12の周縁をその表面18から裏
面17にかけて凸曲面16となしたことにより、該指針
表示板11及び12周縁からの漏光が防止でき、これに
よって指針表示板周縁における発光が防止でき、指針表
示板に施されている白色塗料15による指針表示部1
3,14の視認性が高められる。また上記凸曲面16に
よって屈折された反射光は、指針表示板11,12の裏
面17を通過して時計文字板19に向けて投射されるた
めに、この時計文字板19表面の照明が補なわれ、有効
な照度を有する時計文字板が得られるという効果が得ら
れる。
【図1】従来例の時計指針を示した正面図。
【図2】従来例の時計指針の断面構造説明図。
【図3】本考案実施例の時計指針を示した正面図。
【図4】本考案実施例の時計指針と文字板を示した構造
説明図。
説明図。
11…長針表示板 12…短針表示板 13…指針表示部 14…指針表示部 15…白色塗料 16…凸曲面 17…裏面 18…表面 19…時計文字板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G04B 19/00 G04B 23/012 G01D 13/04 G01D 13/28
Claims (1)
- 【請求項1】 蛍光物質を混入した透明樹脂により平面
略タマゴ形状に形成され、かつ指針表示部(13)及び
(14)を施した針表示板(11)及び(12)と、こ
れら針表示板(11)及び(12)の移動方向に平行な
時計文字板(19)を有する時計において、上記針表示
板(11)及び(12)の周縁を、その表面(18)か
ら裏面(17)にかけて凸曲面(16)に形成したこと
を特徴とする時計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992060334U JP2573740Y2 (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 時 計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992060334U JP2573740Y2 (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 時 計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0625780U JPH0625780U (ja) | 1994-04-08 |
JP2573740Y2 true JP2573740Y2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=13139172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992060334U Expired - Lifetime JP2573740Y2 (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 時 計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2573740Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-08-27 JP JP1992060334U patent/JP2573740Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0625780U (ja) | 1994-04-08 |
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