JPS6139998Y2 - - Google Patents

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JPS6139998Y2
JPS6139998Y2 JP10481379U JP10481379U JPS6139998Y2 JP S6139998 Y2 JPS6139998 Y2 JP S6139998Y2 JP 10481379 U JP10481379 U JP 10481379U JP 10481379 U JP10481379 U JP 10481379U JP S6139998 Y2 JPS6139998 Y2 JP S6139998Y2
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hole
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  • Details Of Measuring Devices (AREA)
  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用計器などに用いて好適な計器
の照明構造に関するものである。
自動車時計や各種計器において、指針や文字板
などの表示部分を内部照明する際には、光源から
の光を効率よく所定個所に集光させる必要があ
る。
第1図は従来のこのような計器の照明構造の正
面構造図である。図において、1は光源としての
ランプ、2はアクリルなどの透光性材料からなる
導光体、3はランプ1を配置するために導光体2
に形成された光源欠部、4は指針の受光部を配置
するために同じく導光体2に形成された指針穴部
である。導光体2の表面には表示透光部を有する
文字板が設けられるようになつている。このよう
な構成において、ランプ1から放射された光は各
光路を通つて伝達して行く。すなわち、aのよう
に直接に指針穴部4に向かう光、bのように外れ
る光、cのように導光体2の外周面で反射して指
針穴部4に向かう光、dのように外周面で反射し
て外れる光、eのように外周面で反射せず外方へ
放射されてしまう光、fのように直接に外方へ放
射されてしまう光、gのように外周面で複数回反
射して指針穴部4に向かう光などがある。これら
のうち、指針を発光させるのに有効な光はaとc
だけであり、gは伝達距離が長くなつて光量が大
きく減衰してしまう。また、bとdは文字板の発
光には有効であるが指針照明には寄与せず、さら
にeとfは全く無効な光となつてしまう。
このように従来の照明構造では、光源からの光
のかなりの量が無効になり、また最も光を必要と
する受光部としての指針穴部に十分な光が導光さ
れないという欠点があつた。
本考案はこのような従来の欠点を解消するため
になされたもので、その目的とするところは、光
源からの光を少ない損失で照明を必要とする受光
部まで効率的に導光するようにした計器の照明構
造を提供することにある。
このような目的を達成するために、本考案は、
導光体に楕円形を構成する反射面を形成し、その
一方の焦点位置に光源を設け、他方の焦点位置に
受光部を設けるようにしたものである。
以下、本考案を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第2図は本考案を自動車時計に適用した一実施
例の側断面図である。図において、10は内面に
取付段部10aを有するケース、11はケース1
0の底面に支柱12を介して固定された指針駆動
部としての時計ムーブメント、13はケース10
の上底面に設置された光源としてのランプ、14
は後面に時計ムーブメント11が取付けられると
ともに取付段部10aにねじ止めされた導光体で
ある。導光体14はアクリル樹脂など透光性材料
からなり、ランプ13が設置される光導入部とし
ての焦点穴14a、後記する時針カラー部が設置
される光導入部としての焦点穴14b、焦点穴1
4aの近くの楕円外周面の反射面14c、反射面
14cの一部に銀塗装を施して形成された反射膜
14d、焦点穴14bの近くに前後両面から溝状
に形成された反射面14e、前後反射面14cの
一部の外方に形成された取付片14fなどを有す
る。15は焦点穴14bと同径の軸穴15aを有
し導光体14の前面に設けられた文字板、16は
文字板15の前面上に印刷などにより形成された
遮光膜である。この遮光膜16には、時分割の目
盛を表示する位置には抜き印刷などによつて数字
または刻記号の形に欠除された意匠部16aが形
成されている。17はランプ13の光が前方に漏
れないように形成された遮光膜である。
一方、18は時計ムーブメント11から焦点穴
14b,軸穴15aを貫通して前方に突出された
時針軸、19は時針軸の内側に同心状に配置され
た分針軸、20は分針軸19の内側に同心状に配
置された秒針軸である。また、21は透光性材料
からなり円筒状のカラー部21aを有する時針で
あり、このカラー部21aを圧入することにより
時針軸18に装着される。このとき受光部として
のカラー部21aの後端部は焦点穴14b内に設
置され、カラー部21aの外周面と焦点穴14b
の内周面は所定の間隔で対向する。カラー部21
aの後端内周面には外側方向から入つてきた光を
前方に反射するための反射面21bが形成されて
いる。22は同じく透光性材料からなり円筒状の
カラー部22aを有する分針であり、このカラー
部22aを圧入することにより分針軸19に装着
される。23は同じく透光性材料からなり逆円錐
形に形成された秒針であり、秒針軸20に同心状
に装着される。また、24は秒針23の前面に形
成され矢印形の秒針マーク24aを有する遮光
膜、25,26はカラー部21a,22aの外周
面に被せられた遮光キヤツプである。
第3図は文字板15の構造を示す部分断面図で
ある。文字板15は、アクリルシート15b、こ
の上に形成された例えば緑などの色塗装膜15
c,さらにこの上に形成された白塗装膜15dの
積層体からなる。導光体14から前方に放射され
る光は色塗装膜15cを透過して着色され、次い
で白塗装膜15dによつて散乱されて柔かい光に
なり意匠部16aから前方に放射される。したが
つて、前方から見ると意匠部16aのみが柔かく
内部照明されて表示される。
第4図は導光体14の正面図、第5図,第6
図,第7図は第4図のそれぞれ−断面図,
−断面図,−断面図である。各図におい
て、14gは反射面14cと反射面14eとを連
結するように導光体14に貫通して形成されたス
リツト状の反射面、14hは導光体14をケース
10の取付段部10aに取付ける際に使用するね
じを通すための取付孔である。反射面14c,1
4eおよび14gは焦点穴14a,14bを焦点
位置とする楕円上に形成されている。したがつ
て、焦点穴14a内に設けられたランプ13から
発光された光は各反射面14c,14f,14d
で反射されて、焦点穴14b内に設けられた時針
のカラー部21aに集光する。このため、カラー
部21aには多量の光が供給されることになる。
ここで、反射面14cでは、入射光が臨界角未満
の部分では反射膜14dにより、臨界角以上の部
分では反射面14cの面により完全反射されるの
で外方に漏れる光はほとんどない。また、反射面
14g,14eでは一部の光は反射面を透過す
る。反射面14gは、その外部(第4図で上方と
下方部分)には導光体14の面積があまりないの
でわずかの光だけが透過すればよい。また、この
反射面14gは入射光はすべて臨界角以上になる
ので完全反射されやすい。このため、反射面14
fはスリツト状に形成されている。しかし、反射
面14eは、その外部(第4図で左方部分)には
導光体14の面積がかなりあるので所定量の光を
透過させる必要があると同時に入射光がほとんど
臨界角未満なので反射率をよくする必要もある。
このため、反射面14eは入光方向に対してほぼ
45゜の傾斜を有する溝が両面から途中まで形成さ
れている。溝の傾斜面に当つた入射光は大部分が
内方に向つて反射されるが、溝の間の部分に入つ
た光はそのまま外方に透過する。この溝の間隔は
反射面14dの外部の導光体14の面積の大きさ
との関係で適当な値に設定される。導光体14は
このように形成されているため、焦点穴14aか
ら光を導入すると焦点穴14bに多量の光が集中
するとともに、全面にほぼ均等に光が分布するよ
うになる。
このような構成において、次に照明動作につい
て説明する。
ランプ13から発光された光は、導光体14内
において焦点穴14bに集光されるとともに、全
面にわたり均等に散乱する。焦点穴14bからカ
ラー部21aに入つた光は反射面で前方に反射さ
れ、時針21を内部照明すると同時に一部はその
まま前方に進んでカラー部22aに入る。カラー
部22aに入つた光は分針22を内部照明すると
同時に一部はそのまま前方に進んで秒針23に入
り秒針マーク24aを内部照明する。一方、導光
体14から文字板15に入つた光は意匠部16a
を全面均等の照度で内部照明する。
指針表示部分は光を多量に必要とするが、焦点
穴14bには多量の光が集光されるため十分な照
度が得られる。この結果、指針と文字板がバラン
スとれた照度で内部照明され表示の視認性が著し
く向上する。また、ランプからの光は損失が少な
く有効に使われるために、ランプの消費電力を小
さくすることが可能となる。
なお、以上の実施例では反射面は完全な楕円形
に形成したが、楕円の一部だけを構成するように
してもよい。例えば反射面14gなどを設けない
ようにすることも可能である。また反射面14g
は貫通するスリツト状にしたが、文字板に接する
前面部分は埋めて後面からみて底付きスリツト状
に形成することもできる。
なお、自動車時計以外に各種の時計または指針
計器に適用できることはいうまでもない。
このように本考案に係る計器の照明構造による
と、光源からの光を少ない損失で内部照明を必要
とする指針の受光部まで効率的に導光することが
でき、光利用率を向上して光源の消費電力を減少
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の計器の照明構造の正面構造図、
第2図は本考案を自動車時計に適用した一実施例
の側断面図、第3図は文字板の構造を示す部分断
面図、第4図は導光体の正面図、第5図,第6
図,第7図は第4図のそれぞれ−断面図,
−断面図,−断面図である。 11……時計ムーブメント、13……ランプ、
14……導光体、14a,14b……焦点穴、1
4c,14e,14g……反射面、15……文字
板、16,17,24……遮光膜、18……時針
軸、19……分針軸、20……秒針軸、21……
時針、22……分針、21a,22a……カラー
部、23……秒針。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 透光性材料からなる導光体の前面に文字板を
    設け、後面に透光性材料からなる指針を駆動す
    るための指針駆動部を取付け、前記導光体に光
    を導入して前記文字板と指針の内部照明を行な
    うようにした計器の照明構造において、前記導
    光体は周辺部に形成された光導入部と、ほぼ中
    央部に形成された穴からなる光導出部と、これ
    ら光導入部と光導出部を焦点位置とする楕円上
    であつてその一部は導光体内に形成された反射
    面とを有し、前記光導出部に前記指針駆動部の
    指針軸を貫通させるとともに前記指針の受光部
    を配置し、前記光導入部から光源の光を導入し
    前記光導出部から前記受光部に放射するように
    した計器の照明構造。 (2) 反射面は光導入部に近い部分のものは反射膜
    を有し、光導出部に近い部分のものは溝に形成
    されている実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の計器の照明構造。
JP10481379U 1979-07-31 1979-07-31 Expired JPS6139998Y2 (ja)

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JPS5627616U JPS5627616U (ja) 1981-03-14
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