JPH0336978Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0336978Y2 JPH0336978Y2 JP1982193453U JP19345382U JPH0336978Y2 JP H0336978 Y2 JPH0336978 Y2 JP H0336978Y2 JP 1982193453 U JP1982193453 U JP 1982193453U JP 19345382 U JP19345382 U JP 19345382U JP H0336978 Y2 JPH0336978 Y2 JP H0336978Y2
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- 239000003973 paint Substances 0.000 claims description 9
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- 239000010410 layer Substances 0.000 description 6
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、反射形と透過形を兼用する受光表示
素子に使用する複合透過反射板に関するものであ
る。
素子に使用する複合透過反射板に関するものであ
る。
透過反射板は、液晶表示素子等、受光表示素子
の裏面に配置され、外光に対しては反射板として
働き、バツク光源の照明光に対しては拡散板とし
て働く。その構造の一例を第１図に示す。
の裏面に配置され、外光に対しては反射板として
働き、バツク光源の照明光に対しては拡散板とし
て働く。その構造の一例を第１図に示す。
第１図に示すように透過反射板１は透明なベー
ス材、例えばポリエステルフイルム１ａの一面に
酸化チタン、炭酸カルシウム等をコーテイングし
て透過反射層１ｂを形成した構造となつており、
使用時には第２図に示すように表示板（液晶表示
素子等の受光表示素子）２の裏面に配置し、その
後方（図示下方）にバツク光源３を配置する。
ス材、例えばポリエステルフイルム１ａの一面に
酸化チタン、炭酸カルシウム等をコーテイングし
て透過反射層１ｂを形成した構造となつており、
使用時には第２図に示すように表示板（液晶表示
素子等の受光表示素子）２の裏面に配置し、その
後方（図示下方）にバツク光源３を配置する。
このような構成の表示装置は、昼間は外光を利
用して表示を行い、夜間にはバツク照明光を利用
するが、従来の透過反射板１では透過光の色調が
純白ではなく、稍々赤味を帯びるため、表示色が
くすんだ色となり、鮮明さに欠けるといつた欠点
がある。
用して表示を行い、夜間にはバツク照明光を利用
するが、従来の透過反射板１では透過光の色調が
純白ではなく、稍々赤味を帯びるため、表示色が
くすんだ色となり、鮮明さに欠けるといつた欠点
がある。
本考案は上記欠点を除去するためになされたも
ので、液晶表示素子等の受光表示素子とこの受光
表示素子のバツク光源との間に配される透過反射
板であつて、透明なベース材の受光表示素子との
対峙する側の面に外光は反射し、バツク光源の照
明光は透過する白色顔料コーテイング層を形成
し、前記ベース材のバツク光源側の面に蛍光白色
塗料コーテイング層を形成したことを特徴とする
複合透過反射板を提供することを目的とする。
ので、液晶表示素子等の受光表示素子とこの受光
表示素子のバツク光源との間に配される透過反射
板であつて、透明なベース材の受光表示素子との
対峙する側の面に外光は反射し、バツク光源の照
明光は透過する白色顔料コーテイング層を形成
し、前記ベース材のバツク光源側の面に蛍光白色
塗料コーテイング層を形成したことを特徴とする
複合透過反射板を提供することを目的とする。
以下、本考案を図示の実施例に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
第３図は本考案の一実施例を示すもので、透明
なベース材（例えばポリエステル、ポリカーボネ
ート等）１１ａの一面に酸化チタン、炭酸カルシ
ウム等をコーデイングして透過反射層（白色顔料
コーテイング層）１１ｂを形成し、他面に蛍光白
色塗料をコーテイングして蛍光白色塗料コーテイ
ング層１１ｃを形成して、複合透過反射板１１と
している。
なベース材（例えばポリエステル、ポリカーボネ
ート等）１１ａの一面に酸化チタン、炭酸カルシ
ウム等をコーデイングして透過反射層（白色顔料
コーテイング層）１１ｂを形成し、他面に蛍光白
色塗料をコーテイングして蛍光白色塗料コーテイ
ング層１１ｃを形成して、複合透過反射板１１と
している。
上記構造の複合透過反射板１１は、第４図に示
すように受光表示素子（液晶表示素子等）１２と
バツク光源１３の間、つまり受光表示素子１２の
裏面に位置する配置状態で使用する。
すように受光表示素子（液晶表示素子等）１２と
バツク光源１３の間、つまり受光表示素子１２の
裏面に位置する配置状態で使用する。
このような使用状態においては、外光（矢印
ａ）は主として透過反射板１１の透過反射層１１
ｂで反射され、これによつて昼間の表示が行われ
る。
ａ）は主として透過反射板１１の透過反射層１１
ｂで反射され、これによつて昼間の表示が行われ
る。
これに対し、夜間にはバツク光源１３の照明光
が蛍光白色塗料コーテイング層１１ｃを通つた
後、ベース材１１ａ及び透過反射層１１ｂを通つ
て受光表示素子１２に達し、これによつて表示が
行われる。この場合、バツク光源１３の光が蛍光
白色塗料コーテイング層１１ｃを通過する際に、
この層１１ｃで白色蛍光発光が生じるため、受光
表示素子１２の照明光は白色に近いものとなり、
表示色が鮮明になる。これは、バツク光源１３と
して蛍光ランプなど紫外線を含むランプを用いる
と、蛍光ランプなどが放射する短波長光（400mμ
以下、３〜５％）によつてコーテイング層１１ｃ
の蛍光体が刺激され、発光量が増すからである。
なお、光源１３に白熱電球を用いた場合にも量的
には少ないが、蛍光発光効果がある。
が蛍光白色塗料コーテイング層１１ｃを通つた
後、ベース材１１ａ及び透過反射層１１ｂを通つ
て受光表示素子１２に達し、これによつて表示が
行われる。この場合、バツク光源１３の光が蛍光
白色塗料コーテイング層１１ｃを通過する際に、
この層１１ｃで白色蛍光発光が生じるため、受光
表示素子１２の照明光は白色に近いものとなり、
表示色が鮮明になる。これは、バツク光源１３と
して蛍光ランプなど紫外線を含むランプを用いる
と、蛍光ランプなどが放射する短波長光（400mμ
以下、３〜５％）によつてコーテイング層１１ｃ
の蛍光体が刺激され、発光量が増すからである。
なお、光源１３に白熱電球を用いた場合にも量的
には少ないが、蛍光発光効果がある。
以上説明したように、本考案に係る複合透過反
射板は、液晶表示素子等の受光表示素子とこの受
光表示素子のバツク光源との間に配される透過反
射板であつて、透明なベース材の受光表示素子と
の対峙する側の面に外光は反射し、バツク光源の
照明光は透過する白色顔料コーテイング層を形成
し、前記ベース材のバツク光源側の面に蛍光白色
塗料コーテイング層を形成した構成とすることに
より、外光は前記白色顔料コーテイング層で全面
的に反射して白色反射光となつて輝度の高い鮮明
な表示かなされると共に、バツク光源からの光
は、前記蛍光白色塗料コーテイング層によつて、
白色蛍光発光が生じて白色に近い透過照明光とな
り、表示色が鮮明になり、従つて、反射光及び透
過光其に白色光で効率の良い表示がなされるとい
う優れた効果を奏する。
射板は、液晶表示素子等の受光表示素子とこの受
光表示素子のバツク光源との間に配される透過反
射板であつて、透明なベース材の受光表示素子と
の対峙する側の面に外光は反射し、バツク光源の
照明光は透過する白色顔料コーテイング層を形成
し、前記ベース材のバツク光源側の面に蛍光白色
塗料コーテイング層を形成した構成とすることに
より、外光は前記白色顔料コーテイング層で全面
的に反射して白色反射光となつて輝度の高い鮮明
な表示かなされると共に、バツク光源からの光
は、前記蛍光白色塗料コーテイング層によつて、
白色蛍光発光が生じて白色に近い透過照明光とな
り、表示色が鮮明になり、従つて、反射光及び透
過光其に白色光で効率の良い表示がなされるとい
う優れた効果を奏する。
第１図は従来の透過反射板の一例を示す断面
図、第２図は従来の透過反射板の使用状態を示す
断面図、第３図は本考案に係る複合透過反射板の
一実施例を示す断面図、第４図は同実施例の使用
状態を示す断面図である。 １１……複合透過反射板、１１ａ……ベース
材、１１ｂ……透過反射層（白色顔料コーテイン
グ層）、１１ｃ……蛍光白色塗料コーテイング層、
１２……受光表示素子、１３……バツク光源。
図、第２図は従来の透過反射板の使用状態を示す
断面図、第３図は本考案に係る複合透過反射板の
一実施例を示す断面図、第４図は同実施例の使用
状態を示す断面図である。 １１……複合透過反射板、１１ａ……ベース
材、１１ｂ……透過反射層（白色顔料コーテイン
グ層）、１１ｃ……蛍光白色塗料コーテイング層、
１２……受光表示素子、１３……バツク光源。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 液晶表示素子等の受光表示素子とこの受光表示
素子のバツク光源との間に配される透過反射板で
あつて、 透明なベース材の受光表示素子との対峙する側
の面に外光は反射し、バツク光源の照明光は透過
する白色顔料コーテイング層を形成し、前記ベー
ス材のバツク光源側の面に蛍光白色塗料コーテイ
ング層を形成したことを特徴とする複合透過反射
板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982193453U JPS5998419U (ja) | 1982-12-21 | 1982-12-21 | 複合透過反射板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982193453U JPS5998419U (ja) | 1982-12-21 | 1982-12-21 | 複合透過反射板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5998419U JPS5998419U (ja) | 1984-07-03 |
| JPH0336978Y2 true JPH0336978Y2 (ja) | 1991-08-06 |
Family
ID=30416073
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1982193453U Granted JPS5998419U (ja) | 1982-12-21 | 1982-12-21 | 複合透過反射板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5998419U (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4799050A (en) * | 1986-10-23 | 1989-01-17 | Litton Systems Canada Limited | Full color liquid crystal display |
| JPH0247603A (ja) * | 1988-08-09 | 1990-02-16 | Somar Corp | 電飾用光拡散フィルム |
| JP4490648B2 (ja) * | 2003-04-23 | 2010-06-30 | シチズンセイミツ株式会社 | 表示板 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57142681A (en) * | 1981-02-27 | 1982-09-03 | Mitsubishi Electric Corp | Liquid crystal display unit |
-
1982
- 1982-12-21 JP JP1982193453U patent/JPS5998419U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57142681A (en) * | 1981-02-27 | 1982-09-03 | Mitsubishi Electric Corp | Liquid crystal display unit |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5998419U (ja) | 1984-07-03 |
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