JP2573584B2 - スプレ−ノズルアセンブリ - Google Patents

スプレ−ノズルアセンブリ

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JP2573584B2
JP2573584B2 JP61244355A JP24435586A JP2573584B2 JP 2573584 B2 JP2573584 B2 JP 2573584B2 JP 61244355 A JP61244355 A JP 61244355A JP 24435586 A JP24435586 A JP 24435586A JP 2573584 B2 JP2573584 B2 JP 2573584B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はスプレーノズルアセンブリ、特に、粉粒体造
粒コーティング装置に用いて効果のあるスプレーノズル
アセンブリに関するものである。
〔従来の技術〕
たとえば、錠剤や顆粒等の医薬品あるいは食品等の粉
粒体を造粒コーティングする装置においては、コーティ
ング液あるいはバインダ液をスプレーするスプレーノズ
ル(スプレーガン)が装着されている。このスプレーノ
ズルは、コーティング装置内でコーティングを施すべき
錠剤等の粉粒体に対して効率よく、均等にコーティング
液をスプレーするため、装置内の適当な位置に1個ない
し数個設けられる。そして、造粒コーティング装置本体
は、通常回転して粉粒体を転動、撹拌するが、スプレー
ノズルは実質上静止していることが必要なため、装置の
内壁に取付けることはできず、外部から金属棒(クラン
メル)を介して支持している。また、スプレーノズルに
コーティング液やバインダ液を供給し、また還流する管
および圧縮空気を供給する管も、該クランメルにより支
持されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、通常、スプレーノズルは複数個をアセンブ
リとして使用するが、このアセンブリはクランメルに多
数のスプレーノズルのほか、前記した多数本の流体配管
が関着され、しかも、これらの流体配管が互いに交錯
し、かつスプレーノズルが流体配管の延長方向に対して
ほぼ直交方向に突設されていることにより、ノズル機構
の凹凸および配管等の折曲部や交叉部等の多い極めて複
雑な構造となっている。そのため、スプレーされたコー
ティング液やバインダ液のうち、粉粒体に到達しないも
の、さらには粉粒体原料等が、乾燥空気流により装置内
に浮遊して、このスプレーノズルアセンブリに付着する
ことが多かった。このアセンブリの汚染が進行すると、
付着したコーティング液等の乾燥物が剥離して造粒コー
ティング装置内に落下し、錠剤等の粉粒体に付着して外
観不良等の原因となる。また、アセンブリの構造が複雑
であるため、汚染付着物の洗浄が困難であり、この汚染
が次の造粒コーティングに持ち越されると、その粉粒体
を汚染するおそれがあって、GMP上好ましくない。この
ことは、特に、医薬品や食品の造粒コーティングにとっ
ては極めて重大な問題を引き起こすことになる。
本発明の目的は、汚染原因物質の付着を減少させ、か
つ洗浄を容易に行うことのできるスプレーノズルアセン
ブリを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、粉粒体造粒コーティング装置の内部に配設
されるスプレーノズルアセンブリであって、スプレーノ
ズルおよび該スプレーノズルに対して流体を輸送する流
体配管のノズル近傍部を一まとめとして収容するもので
ある。
〔作用〕
前記した手段によれば、スプレーノズルおよびその近
傍の流体配管が全体としてカバー内に収容され、外部に
露出していないことによって、アセンブリの表面積を小
さくし、また構造を単純化して、汚染原因物質のアセン
ブリ上への付着を抑制し、汚染を顕著に減少せしめるこ
とができるものである。また、アセンブリの構造が単純
なため、仮に付着を生じたとしても、付着物を極めて洗
浄・除去し易く、次のバッチの造粒コーティング等の処
理に対する汚染の心配がなくなり、GMP上好ましいもの
である。
〔実施例1〕 第1図は本発明の一実施例であるスプレーノズルアセ
ンブリのカバー開放状態を示す概略斜視図、第2図はそ
のカバー閉鎖状態を示す斜視図である。
本実施例においては、スプレーノズルアセンブリ1の
スプレーノズル2は一例として5個設けられている。各
スプレーノズル2には、たとえばコーティング液やバイ
ンダ液のような処理液あるいは圧縮空気等の流体を各ス
プレーノズル2に供給、還流する流体輸送用の流体配管
3がそれぞれ接続されている。
これらの流体配管3の本数は実際には図示のものより
も多数本になることが多く、またその布設状態は各流体
配管3が折れ曲がったり、流体配管3どうしが互いに交
錯したりすることにより、図示のものよりも複雑な流体
配管構造となるが、図示の簡略化のため、第1図では、
流体配管3の各々を直線的でかつ互いに全く交叉しない
ものとして示してある。
また、本実施例においては、スプレーノズルアセンブ
リ1のスプレーノズル2および各スプレーノズル2に接
続された流体配管3の先端部すなわちノズル近傍部は、
両端を閉止された略円筒状のカバー4の中に一まとめと
して収容されている。すなわち、スプレーノズル2およ
び流体配管3の先端部はカバー4の閉鎖状態(第2図)
では、該スプレーノズル2の流体出口を除いては、該カ
バー4の外部に全く露出しない構造となっている。
この実施例におけるカバー4は、流体配管3を通す保
持部5を有する第1カバー部分4aと、この第1カバー部
分4aに対してたとえばヒンジ6で開閉自在に組み付けら
れる第2カバー部分4bとからなる。これらのカバー部分
4aと4bとは閉鎖状態では互いに係合可能なフック部分7
a,7bよりなるフック7で互いに係止されて、閉鎖状態を
保持できるようになっている。
次に、本実施例の作用について説明する。
本実施例のスプレーノズルアセンブリ1においては、
スプレーノズル2および流体配管3の先端部がカバー部
分4a,4bよりなるカバー4の内部に収容され、外部には
露出されない構造であることにより、スプレーノズルア
センブリ1の使用時にカバー4を閉鎖しておけば、コー
ティング液等の処理液や粉粒体原料等の汚染原因物質が
スプレーノズルアセンブリ1に付着することが著しく抑
制される上に、仮に若干付着したとしても、主にカバー
4の外面側のみを洗浄すれば良く、極めて容易かつ完全
に洗浄を行うことができる。
なお、本実施例のスプレーノズルアセンブリ1の使用
の態様としては、たとえば第4図に示すようなものがあ
る。
第4図の場合、スプレーノズルアセンブリ1は医薬品
や食品等の造粒コーティング等に用いる造粒コーティン
グ装置8の中に挿入され、クランメル9で支持されてい
る。クランメル9は、造粒コーティング装置8の上壁面
の上のレール10に沿って水平方向に移動可能な移動ロー
ラ11に連結されている。また、移動ローラ11は、たとえ
ばエアシリンダの如きシリンダ装置12のピストンロッド
13の先端に結合されている。
したがって、第4図の実施例においては、スプレーノ
ズルアセンブリ1はシリンダ装置12のピストンロッド13
を矢印方向に進退させることによって、移動ローラ11、
クランメル9、保持部5を経て該ピストンロッド13の進
退動作と共に造粒コーティング装置8の入口側と奥部側
との間で矢印方向に水平移動できる。それにより、造粒
コーティング装置8に対するスプレーノズルアセンブリ
1の挿入、取り出しを容易かつ自動的に行うことができ
る。
第4図の実施例のように、スプレーノズルアセンブリ
1を造粒コーティング装置8の内部に配設して用いるこ
とにより、特に医薬品や食品類等の造粒コーティングに
おいて高い清浄性を確保できるので、極めて有益であ
り、特に、GMP上において非常に有利である。
〔実施例2〕 第3図は本発明の他の実施例であるスプレーノズルア
センブリのカバー開放状態を示す概略斜視図である。
本実施例では、カバー4が角筒形であり、カバー部分
4a,4bがほぼ均等に半割構造になっていて、カバー部分4
a,4bと保持部5と流体配管3とが相互に別々に分離でき
るようになっている。
本実施例においても、カバー4を閉鎖した状態ではス
プレーノズル2および流体配管3が該スプレーノズル2
の流体出口を除いてカバー4の外部に全く露出されない
ので、汚染原因物質の付着防止および洗浄の容易化等、
第1図および第2図の実施例と同様に優れた作用効果を
得ることができる。
以上本発明を実施例に関して説明したが、本発明は前
記実施例に限定されるものではなく、他の様々な変形が
可能である。
たとえば、カバーの外形は円筒形や角筒形以外に、三
角形、楕円形等の他の任意のものでよく、その先端部も
平面形状の他に半球状、半楕円形状、錐状等であっても
よい。
また、カバー部分の形状や相互係止構造は、ヒンジや
フック以外のものであってもよい。
さらに、カバーに収容するスプレーノズルの個数は通
常1個ないし数個であって、その数に制限はない。スプ
レーノズルおよび流体配管の支持は、棒状の金具等によ
って行い、カバーもこれに支持せしめる方式でも、また
カバー自体にスプレーノズルや流体配管を取付ける方式
等であってもよい。
また、スプレーノズルの先端は、カバーの外面より少
し突出させるようにするのが普通であるが、カバーの面
と同一面上でも、また少し内側にあってもよい。さら
に、カバーはヒンジにより開く構造、カバーと保持部と
流体配管とに分かれて取り外しできる構造の他、流体配
管を軸方向に引き抜けるような構造等、収容したスプレ
ーノズル等が取り出せるような構造とするのが好まし
い。カバーの材質は金属、合成樹脂、セラミックなど任
意であるが、液や粉末の付着が少ないものが好ましい。
カバーには、スプレーノズル、流体配管の他、温度や
湿度のセンサー、光源、光ファイバー、電線等、スプレ
ーに直接利用しない装置や部品を収容することも任意に
可能である。
なお、本発明のスプレーノズルアセンブリは医薬品や
食品の転動型、流動型、あるいあ転動流動型等の各種型
式の造粒コーティング装置に特に有用であるが、洗浄性
を要求される他の分野への使用、さらにはそれ以外の如
何なる用途にも広く適用できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、スプレーノズルおよび該スプレーノ
ズルに対して流体を輸送する流体配管のノズル近傍部を
一まとめとして収容するカバーを備えてなることによ
り、スプレーノズルや流体配管が該スプレーノズルの流
体出口を除いて外部に露出されないので、汚染原因物質
の付着を抑制でき、また洗浄を容易かつ確実化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるスプレーノズルアセン
ブリのカバー開放状態を示す概略斜視図、第2図はその
カバー閉鎖状態を示す斜視図、第3図は本発明の他の実
施例であるスプレーノズルアセンブリのカバー開放状態
を示す概略斜視図、第4図は本発明のスプレーノズルア
センブリの一使用例を示す造粒コーティング装置の概略
側面図である。 1……スプレーノズルアセンブリ、2……スプレーノズ
ル、3……流体配管、4……カバー、4a……第1カバー
部分、4b……第2カバー部分、5……保持部、6……ヒ
ンジ、7……フック、7a,7b……フック部分、8……造
粒コーティング装置、9……クランメル、10……レー
ル、11……移動ローラ、12……シリンダ装置、13……ピ
ストンロッド。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉粒体造粒コーティング装置の内部に配設
    されるスプレーノズルアセンブリであって、スプレーノ
    ズルおよび該スプレーノズルに対して流体を輸送する流
    体配管のノズル近傍部を一まとめとして収容するカバー
    を備えてなることを特徴とするスプレーノズルアセンブ
    リ。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載のスプレーノズ
    ルアセンブリであって、前記カバーは、前記スプレーノ
    ズルの流体出口のみを外部に臨ませて、前記スプレーノ
    ズルおよび流体配管を外部に全く露出することなく収容
    することを特徴とするスプレーノズルアセンブリ。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項または第2項記載の
    スプレーノズルアセンブリであって、該スプレーノズル
    アセンブリは、複数のスプレーノズルを有してなり、前
    記カバーは、該複数のスプレーノズルを収容することを
    特徴とするスプレーノズルアセンブリ。
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