JP2573324Y2 - 防水ガスケット - Google Patents

防水ガスケット

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JP2573324Y2
JP2573324Y2 JP1993012487U JP1248793U JP2573324Y2 JP 2573324 Y2 JP2573324 Y2 JP 2573324Y2 JP 1993012487 U JP1993012487 U JP 1993012487U JP 1248793 U JP1248793 U JP 1248793U JP 2573324 Y2 JP2573324 Y2 JP 2573324Y2
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JP
Japan
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terminal
gasket
battery pack
wireless device
waterproof
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JP1993012487U
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JPH0672284U (ja
Inventor
敏明 小島
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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    • Y02E60/12

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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電気機器の端子部の防水
ガスケットに係り、具体的には防水式携帯無線機の端子
部の防水用ガスケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より携帯用の電気機器や精密機械に
ついては要部に防水措置が施されているものが多い。そ
して機器自体の防水と共に、殊に電気機器については端
子部の防水も重要であり、特に精細な配慮がなされてい
る。
【0003】防水式携帯無線機は無線機本体と容易に交
換が可能な電池パックを装備しており、図4〜図6はこ
の機種の一例であってこの構成を示している。即ち、図
4は防水式携帯無線機の斜視図で、無線機本体1に電池
パック6が矢印方向にスライドさせて装着されている。
【0004】図5は電池パック6の斜視図で、先端に端
子8が支持部7の中に固定されている。図6は無線機の
本体1で、表面の一部に切欠き部1aが設けられてい
る。電池パック6はこの切欠き部1aに嵌め込まれ、そ
の端子8は切欠き部1aの突当りに設けた無線機1側の
端子4と接続して無線機1に電源が供給される。
【0005】そして、無線機1側の端子4の取付け部に
は防水用のガスケット3が取付けられている。図7はこ
のガスケット3を示し、(a)はガスケットの斜視図、
(b)は、(a)図におけるB−B線断面図である。図
示のとおり内径寸法は全体に同一で、このガスケット3
は防水目的のため軟性材としてゴム製が用いられ、接続
端子部を完全防水している。
【0006】図8は無線機1及び電池パック6の各端子
部の要部の断面図で、端子が接続される直前の状態を示
している。無線機1側の各端子は本体枠に設けられた装
着穴2にガスケット3が内側から嵌め込まれ、ガスケッ
ト3はそのフランヂ部3aを溝に係合させ、更に基板1
0によって本体枠に固定されている。そして、摺動式の
端子4はガスケット3の内部に位置し、基板10に穿設
した穴に一方を遊嵌させ、本体内部においてピン9によ
って止められ、くびり形をした他端部はその首下部をコ
イルスプリング5によって外方向に押されて取付けられ
ている。
【0007】一方、電池パック6の端子8はその突起し
た支持部7に穿設した穴に外部から嵌め込まれフランヂ
部8aを係合させ、先端が支持部7の先端面より沈む形
で取付けられている。そして電池パック6の装着時に突
出した支持部7の装着穴2へ係合性確保のため、支持部
7先端の周縁部は面取り7aが施されている。
【0008】この双方の端子の接続状態を示したのが図
9である。図示のとおり、端子接続時には電池パック6
の端子8の支持部7の先端が無線機1の端子4のガスケ
ット3の先端に圧接して気密性を保つようになってい
る。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のガスケット構造では電池パックを無線機本
体へ装着する際に、電池パックの突起した端子支持部先
端がガスケットの先端を圧接するのに伴い、無線機側の
端子までが変形するガスケットに干渉されて押し込ま
れ、端子同志が接触しない現象が発生するという問題が
あった。
【0010】本考案は、従来の技術におけるこのような
問題を除去して、確実に端子が接続される優れた防水ガ
スケットを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本考案は上記の目的を達
成するために、機器側の端子を囲繞する環状ガスケット
の内径を喇叭状にする。つまり、ガスケットの先端側の
内径を、端子の基部側よりも先端部側を拡径することに
よって、機器に電池パックを装着時に電池の端子支持部
の面取り部がガスケット先端を押し広げるようにして
径縁を圧接する構造にする。
【0012】
【作用】本考案によれば、機器に電池パックを装着した
時は、電池の端子支持部の面取り部がガスケット先端の
内径縁に当接し、ガスケットを押し広げるようにして圧
接するので機器側の端子に干渉しない。
【0013】
【実施例】次に本考案の実施例について図面を参照しな
がら説明する。
【0014】本考案は電池パックに無線機本体で構成さ
れる既存の防水式携帯無線機において、無線機側の電源
端子を囲繞するガスケットの形状を変えたものであり、
その他の各部は従来と全く変りがない。したがって、従
来と同一部については同一の符号を用いる。更に、各部
の構成及び作用についても従来の技術に説明しているの
で、重複を避け本考案の従来と異る点のみを説明する。
【0015】図1は本例のガスケットを示す図で、
(a)は斜視図、(b)は(a)図におけるA−A線断
面図である。本実施例のガスケットも従来と同じく、材
質はゴム製である。図示の如くガスケット11の外観は
従来と同じく、基部にフランジ11aを形成した筒体で
先端11bは丸みを形成した扁平リング状を呈してい
る。従来と異る点は(b)図にて明らかなように、穴の
内径が基部側がD1 で先端部がD2 (D2 >D1 )と拡
径されている。
【0016】そして本実施例のガスケット11の無線機
1への取付け方も従来と変りはない。図2は本実施例の
ガスケット11を用いた無線機1及び電池パック6の各
端子部の要部断面図で、端子が接続される直前の状態を
示し、図3は端子が接続された状態を示している。
【0017】本実施例のガスケット11は内径が基部か
ら先端にかけて拡径されていることにより、図3で明ら
かなように、ガスケット11の先端11bが丁度電池パ
ック6の端子8の支持部7の突起の面取り部7aに位置
することになる。したがって同図に図示の如く、支持部
7の面取り部7aがガスケット11の先端11bを内側
から押し広げるような形になり、図9に示す従来例との
違いが顕著である。これにより端子部の防水性は言うま
でもなく、無線機1側の端子4を干渉することもなく端
子8,4同志は確実に接続される。
【0018】
【考案の効果】本考案によれば、無線機の端子を囲繞す
るガスケットの内径が先端部において拡径されているこ
とにより、ガスケットの先端部に電池パック側の端子支
持部先端の面取り部が当接してガスケットの先端部を押
し広げるようになる。したがって、ガスケットによって
無線機の端子が干渉されることがなく、電池パック側の
端子と確実に接続されると共に防水性も優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るガスケットで、(a)
は斜視図、(b)は(a)図におけるA−A線断面図で
ある。
【図2】本考案における電源端子の接続前を示す要部の
断面図である。
【図3】本考案における電源端子の接続状態を示す要部
の断面図である。
【図4】防水式携帯無線機の斜視図である。
【図5】防水式携帯無線機の電池パックの斜視図であ
る。
【図6】防水式携帯無線機本体の斜視図である。
【図7】従来例のガスケットで、(a)は斜視図、
(b)は(a)図におけるB−B線断面図である。
【図8】従来例における電源端子の接続前を示す要部の
断面図である。
【図9】従来例における電源端子の接続状態を示す要部
の断面図である。
【符号の説明】
1 無線機本体 2 装着穴 4 無線機側端子 5 コイルスプリング 6 電池パック 7 支持部 8 電池側端子 9 ピン 10 基板 11 ガスケット

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防水式電気機器の電池パック端子と接続
    する機器端子の防水用ガスケットにおいて、 機器の端子を囲繞する軟性体の扁平環状ガスケットの内
    径を、前記端子の基部側よりも先端部側を拡径し、 機器に電池パックを装着時に電池の端子支持部の先端
    が、前記機器のガスケット先端を押し広げるようにして
    内径縁に圧接して防水しながら端子を接続するように構
    成したことを特徴とする防水ガスケット。
JP1993012487U 1993-03-19 1993-03-19 防水ガスケット Expired - Lifetime JP2573324Y2 (ja)

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JPH0672284U JPH0672284U (ja) 1994-10-07
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