JP2572745B2 - 耐摩耗・耐腐触性の磁気記録膜の作成方法 - Google Patents
耐摩耗・耐腐触性の磁気記録膜の作成方法Info
- Publication number
- JP2572745B2 JP2572745B2 JP60182880A JP18288085A JP2572745B2 JP 2572745 B2 JP2572745 B2 JP 2572745B2 JP 60182880 A JP60182880 A JP 60182880A JP 18288085 A JP18288085 A JP 18288085A JP 2572745 B2 JP2572745 B2 JP 2572745B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sputter
- wear
- recording film
- film
- protective layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/84—Processes or apparatus specially adapted for manufacturing record carriers
- G11B5/851—Coating a support with a magnetic layer by sputtering
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
- G11B5/72—Protective coatings, e.g. anti-static or antifriction
- G11B5/722—Protective coatings, e.g. anti-static or antifriction containing an anticorrosive material
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10S428/90—Magnetic feature
Landscapes
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は一般に磁気記録媒体の製造方法、特に増大し
た耐摩耗・耐腐蝕性を有する強磁性金属膜の作成方法に
関する。
た耐摩耗・耐腐蝕性を有する強磁性金属膜の作成方法に
関する。
先行技術 デイスクのような磁気記録部材は可撓性または剛性基
体上に磁性薄膜を付着させることによつて製造される。
磁性膜はCoCrまたはNiCrから構成できる。最終膜の厚さ
は10〜40ミクロインチの範囲にある。膜の作成は通常、
DCもしくはRFスパツタリングまたは電子ビーム真空付着
の手段によつて達成される。
体上に磁性薄膜を付着させることによつて製造される。
磁性膜はCoCrまたはNiCrから構成できる。最終膜の厚さ
は10〜40ミクロインチの範囲にある。膜の作成は通常、
DCもしくはRFスパツタリングまたは電子ビーム真空付着
の手段によつて達成される。
スギタ等に対して発行された米国特許第4,399,013号
には、真空付着によるCoCrの磁性層を作成する三つの方
法が開示されている。第1の方法においては、基体を収
容する真空室内でCoCrを加熱して蒸発させるために電子
銃が使用されている。第2の方法は基体と蒸発源との間
に電位を印加する。第3の方法は基体と蒸発源との間に
高周波電極を使用し、その際、正電位は基体に於いて維
持される。その他の磁性膜付着法の例としてはシラハタ
等に対して発行された米国特許第4,260,466号、および
イズミ等に対して発行された米国特許第4,418,126号が
ある。
には、真空付着によるCoCrの磁性層を作成する三つの方
法が開示されている。第1の方法においては、基体を収
容する真空室内でCoCrを加熱して蒸発させるために電子
銃が使用されている。第2の方法は基体と蒸発源との間
に電位を印加する。第3の方法は基体と蒸発源との間に
高周波電極を使用し、その際、正電位は基体に於いて維
持される。その他の磁性膜付着法の例としてはシラハタ
等に対して発行された米国特許第4,260,466号、および
イズミ等に対して発行された米国特許第4,418,126号が
ある。
これ等方法によつて製造された記録部材はコンピユー
タシステムの高密度記憶に使用され、記録媒体の信頼性
は非常に重要である。にもかかわらず、薄膜はトランス
デユサーヘツドとの摩擦接触による摩耗を受け且つ異物
付着による腐食を受ける。
タシステムの高密度記憶に使用され、記録媒体の信頼性
は非常に重要である。にもかかわらず、薄膜はトランス
デユサーヘツドとの摩擦接触による摩耗を受け且つ異物
付着による腐食を受ける。
磁性膜の摩耗特性を改善する研究がなされている。例
えば、タカギ等に対して発行された米国特許第4,354,90
9号には、二酸化クロムを使用して上記記録媒体を製造
するやり方が開示されている。二酸化クロム分子からな
るクラスターを生成するために金属クロムまたは酸化ク
ロムを高純度酸素雰囲気中のるつぼ内で加熱する。この
方法はイオン化クラスタービーム装置を使用する。別の
改善された摩滅磁性膜はクニエダ等に対して発行された
米国特許第4,323,629号に開示されている。この膜は実
質的にNiとCoと酸素からなる。
えば、タカギ等に対して発行された米国特許第4,354,90
9号には、二酸化クロムを使用して上記記録媒体を製造
するやり方が開示されている。二酸化クロム分子からな
るクラスターを生成するために金属クロムまたは酸化ク
ロムを高純度酸素雰囲気中のるつぼ内で加熱する。この
方法はイオン化クラスタービーム装置を使用する。別の
改善された摩滅磁性膜はクニエダ等に対して発行された
米国特許第4,323,629号に開示されている。この膜は実
質的にNiとCoと酸素からなる。
摩耗問題を解決するための別の試みは磁性膜上に保護
被覆層を形成するものであつた。パテル等に対して発行
された米国特許第4,124,736号には、バリヤ層と酸化物
層からなる保護被覆を有する磁気記録部材が開示されて
いる。バリヤ層は酸化物層の形成に用いられる条件下で
実質的に不活性である少なくとも1種の非磁性金属から
なる。このバリヤ層は主として、酸化物層の形成の際に
磁性膜を保護するために用いられている。酸化物層は金
属層を空気中、酸素中、または他の酸素雰囲気中で酸化
物層の形成に十分な温度および時間加熱することによつ
て形成される。この酸化物層(好ましくはCo3O4からな
る)は磁性膜を摩耗から防護する硬度および摩擦特性を
有する。
被覆層を形成するものであつた。パテル等に対して発行
された米国特許第4,124,736号には、バリヤ層と酸化物
層からなる保護被覆を有する磁気記録部材が開示されて
いる。バリヤ層は酸化物層の形成に用いられる条件下で
実質的に不活性である少なくとも1種の非磁性金属から
なる。このバリヤ層は主として、酸化物層の形成の際に
磁性膜を保護するために用いられている。酸化物層は金
属層を空気中、酸素中、または他の酸素雰囲気中で酸化
物層の形成に十分な温度および時間加熱することによつ
て形成される。この酸化物層(好ましくはCo3O4からな
る)は磁性膜を摩耗から防護する硬度および摩擦特性を
有する。
バーロウ等に対して発行された米国特許第4,268,369
号には、二酸化珪素からなる保護層を形成する方法が開
示されている。基体をコバルト−ニツケル、コバルト、
またはコバルト−ニツケル−燐の磁性膜で覆う。それか
ら、二酸化珪素との接着性を良くするためにこの磁性膜
を空気中で100゜〜200℃の温度で酸化して中間層を設け
る。それから、この酸化された表面上に二酸化珪素スパ
ツタリングする。
号には、二酸化珪素からなる保護層を形成する方法が開
示されている。基体をコバルト−ニツケル、コバルト、
またはコバルト−ニツケル−燐の磁性膜で覆う。それか
ら、二酸化珪素との接着性を良くするためにこの磁性膜
を空気中で100゜〜200℃の温度で酸化して中間層を設け
る。それから、この酸化された表面上に二酸化珪素スパ
ツタリングする。
J.K.アルスタツド等に対して発行された米国特許第3,
498,837号には、クロム−酸化クロムからなる保護被覆
層を形成する方法が開示されている。クロムを含酸素雰
囲気下の10-3〜10-4mmHgの穏やかな真空中で加熱する。
クロム−酸化クロム層が磁性膜上に直接形成される。
498,837号には、クロム−酸化クロムからなる保護被覆
層を形成する方法が開示されている。クロムを含酸素雰
囲気下の10-3〜10-4mmHgの穏やかな真空中で加熱する。
クロム−酸化クロム層が磁性膜上に直接形成される。
G.ベイト等に対して発行された米国特許第3,460,968
号には、磁性膜上にCo3O4被覆層を形成する方法が開示
されている。含コバルト磁性を、酸化コバルト層が十分
に形成されるまで、温湿チヤンバーの中に置くものであ
る。この方法はめつき金属に液体水が接触することを避
けそして腐蝕しないように注意して行われねばならな
い。
号には、磁性膜上にCo3O4被覆層を形成する方法が開示
されている。含コバルト磁性を、酸化コバルト層が十分
に形成されるまで、温湿チヤンバーの中に置くものであ
る。この方法はめつき金属に液体水が接触することを避
けそして腐蝕しないように注意して行われねばならな
い。
その他の保護層はヤナギサワに対して発行された米国
特許第4,390,562号;オノ等に対して発行された米国特
許第4,390,601号;およびアインに対して発行された米
国特許第4,411,963号に開示されている。
特許第4,390,562号;オノ等に対して発行された米国特
許第4,390,601号;およびアインに対して発行された米
国特許第4,411,963号に開示されている。
上記保護層は磁性膜の摩耗を減少させる。しかしなが
ら、これ等方法のいずれにも、同一のスパツタ−プロセ
スで磁性膜と保護層の両方を形成するやり方は開示され
ていない。
ら、これ等方法のいずれにも、同一のスパツタ−プロセ
スで磁性膜と保護層の両方を形成するやり方は開示され
ていない。
発明の概要 本発明の目的は同じスパツタープロセスまたは蒸着プ
ロセス中に強磁性膜と保護層を形成する方法を提供する
ことである。
ロセス中に強磁性膜と保護層を形成する方法を提供する
ことである。
さらに本発明の目的は従来より迅速且つ容易に保護層
を形成する方法を提供することである。
を形成する方法を提供することである。
さらに本発明の目的は従来より安価に保護層を形成す
る方法を提供することである。
る方法を提供することである。
簡単に云うと、好ましい態様においては本発明は記録
デイスク上に強磁性膜と保護層を形成する方法を提供す
るものである。不活性ガスの分圧中でのDCもしくはRFス
パツタリングまたは電子ビーム真空蒸着の手段によつて
基体上に強磁性薄膜が付着される。このスパツタープロ
セスまたは蒸着プロセスの最後の時間中に、真空室内へ
酸素または一酸化炭素を送り込んで強磁性膜上に付着さ
せて薄い保護層を形成する。
デイスク上に強磁性膜と保護層を形成する方法を提供す
るものである。不活性ガスの分圧中でのDCもしくはRFス
パツタリングまたは電子ビーム真空蒸着の手段によつて
基体上に強磁性薄膜が付着される。このスパツタープロ
セスまたは蒸着プロセスの最後の時間中に、真空室内へ
酸素または一酸化炭素を送り込んで強磁性膜上に付着さ
せて薄い保護層を形成する。
本発明の利点は同じスパツタープロセスまたは蒸着プ
ロセス中に保護層と磁性層を形成する方法が提供される
と云うことである。
ロセス中に保護層と磁性層を形成する方法が提供される
と云うことである。
本発明の別の利点はこの保護層形成法は同じ装置を使
用して強磁性膜と保護層の両方を形成できるので迅速且
つ容易に実施できると云うことである。
用して強磁性膜と保護層の両方を形成できるので迅速且
つ容易に実施できると云うことである。
別の利点は保護層の厚さを非常に精密に制御できるこ
とである。
とである。
さらに本発明の別の利点はこの保護層形成法が従来よ
り安価に実施できることである。
り安価に実施できることである。
さらに別の利点は保護層が強磁性膜へ漸次移行してお
り、そして優れた接着特性を有する。
り、そして優れた接着特性を有する。
本発明のこれ等およびその他の目的および利点は当業
者にとつては図面に例示されている好ましい態様につい
ての下記詳細を閲読した後には多分明白になろう。
者にとつては図面に例示されている好ましい態様につい
ての下記詳細を閲読した後には多分明白になろう。
好ましい態様 本発明の方法の好ましい態様は第1図に示されてい
る。工程Aで出発して基体をスパツター室内または蒸着
室内に置く。工程Bでは、スパツター室または蒸着室内
の背景圧を10-7ミリバール未満に減圧する。工程C中
に、アルゴンをスパツター室または蒸着室内に3.5〜10
×10-3ミリバールの圧力になるように送り込む。次に、
工程DではCoCrの、DCもしくはRFスパツタリングまたは
電子ビーム蒸着を開始する。CoCr合金は70〜90%コバル
トからなる。基体上に10〜40ミクロインチの厚さにCoCr
の強磁性薄膜が付着する。この膜は基体平面に対して垂
直磁化を示す。工程E中に、スパッタープロセスまたは
蒸着プロセスの最後の時間中、すなわち付着時間サイク
ルの最後の10〜25%の間中、高純度酸素を5〜8cm3/分
の速度でスパツター室または蒸着室中に送り込む。スパ
ツター室または蒸着室内の全イオン化ガス圧はこの工程
によつて約10%増大する。酸素ガスの存在下で、金属Co
Crの表面上に数100Åの酸化物層が形成される。酸化物
層の存在は干渉色の観察によつて視覚的に検出できる。
工程Fの得られた製品は基体上に強磁性被膜と保護層を
有している。
る。工程Aで出発して基体をスパツター室内または蒸着
室内に置く。工程Bでは、スパツター室または蒸着室内
の背景圧を10-7ミリバール未満に減圧する。工程C中
に、アルゴンをスパツター室または蒸着室内に3.5〜10
×10-3ミリバールの圧力になるように送り込む。次に、
工程DではCoCrの、DCもしくはRFスパツタリングまたは
電子ビーム蒸着を開始する。CoCr合金は70〜90%コバル
トからなる。基体上に10〜40ミクロインチの厚さにCoCr
の強磁性薄膜が付着する。この膜は基体平面に対して垂
直磁化を示す。工程E中に、スパッタープロセスまたは
蒸着プロセスの最後の時間中、すなわち付着時間サイク
ルの最後の10〜25%の間中、高純度酸素を5〜8cm3/分
の速度でスパツター室または蒸着室中に送り込む。スパ
ツター室または蒸着室内の全イオン化ガス圧はこの工程
によつて約10%増大する。酸素ガスの存在下で、金属Co
Crの表面上に数100Åの酸化物層が形成される。酸化物
層の存在は干渉色の観察によつて視覚的に検出できる。
工程Fの得られた製品は基体上に強磁性被膜と保護層を
有している。
第2図は本方法から作製された最後製品の断面図であ
り、包括的に数字10で表示されている。製品の支持体は
基体12である。基体12は可撓性または剛性材料から構成
できる。基体12の上面には強磁性膜14がある。好ましい
態様においては強磁性膜14はCoCrから成る。保護層16は
強磁性膜14を覆つて腐蝕および摩耗から防護する。
り、包括的に数字10で表示されている。製品の支持体は
基体12である。基体12は可撓性または剛性材料から構成
できる。基体12の上面には強磁性膜14がある。好ましい
態様においては強磁性膜14はCoCrから成る。保護層16は
強磁性膜14を覆つて腐蝕および摩耗から防護する。
この方法によつて作製された記録媒体は改善された摩
滅特性を示す。この方法を用いて作製された記録デイス
クは数時間摩耗試験の後に摩耗トラツクが観察されなか
つた。これに対し、従来の方法で作製された膜は数秒で
破壊された。
滅特性を示す。この方法を用いて作製された記録デイス
クは数時間摩耗試験の後に摩耗トラツクが観察されなか
つた。これに対し、従来の方法で作製された膜は数秒で
破壊された。
本発明の方法の代替態様は強磁性膜14としてCoCrの代
りにNiCoを使用するものである。酸化物保護層16は先の
態様と同じ様にして形成される。
りにNiCoを使用するものである。酸化物保護層16は先の
態様と同じ様にして形成される。
本発明の方法の別の態様は酸素の代りに一酸化炭素を
使用するものである。一酸化炭素がスパツタープロセス
または蒸着プロセスの最後の時間中、スパツター室また
は蒸着室内へ送り込まれる。CoCrが強磁性膜14として使
用されるときには、硬質のCrおよびCoの炭化物の膜が保
護層16として形成される。NiCoのようなその他の強磁性
膜も使用できる。
使用するものである。一酸化炭素がスパツタープロセス
または蒸着プロセスの最後の時間中、スパツター室また
は蒸着室内へ送り込まれる。CoCrが強磁性膜14として使
用されるときには、硬質のCrおよびCoの炭化物の膜が保
護層16として形成される。NiCoのようなその他の強磁性
膜も使用できる。
本発明は現在の好ましい態様について記述されている
が、かかる開示は限定的に解されるべきでないことが理
解されるはずである。上記開示を閲読した後では当業者
にとつては多分様々の変形・変更が明らかになろう。従
つて、本願特許請求の範囲は本発明の真の精神および範
囲に入る全ての変形・変更を包含すると解されるもので
ある。
が、かかる開示は限定的に解されるべきでないことが理
解されるはずである。上記開示を閲読した後では当業者
にとつては多分様々の変形・変更が明らかになろう。従
つて、本願特許請求の範囲は本発明の真の精神および範
囲に入る全ての変形・変更を包含すると解されるもので
ある。
第1図は本発明の方法に含まれる工程のフローチヤート
であり;そして 第2図は本発明の意図する最終製品の断面図である。
であり;そして 第2図は本発明の意図する最終製品の断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−85403(JP,A) 特開 昭58−138794(JP,A) 特開 昭58−143435(JP,A) 特開 昭58−158030(JP,A) 特開 昭58−88834(JP,A) 特開 昭58−83327(JP,A)
Claims (7)
- 【請求項1】分圧の不活性ガスの存在下で行われるDCも
しくはRFスパッタリングまたは電子ビーム真空蒸着の手
段によって、基体上に、薄い強磁性金属の記録膜を付着
させ;そして その記録膜の上に、酸化物または炭化物の保護層を、ス
パッターまたは蒸着された強磁性金属から生成させるの
に十分に、スパッタープロセスまたは蒸着プロセスの最
後の時間中、スパッター室内または蒸着室内に高純度の
酸素ガスまたは一酸化炭素ガスを送り込む; 工程で、耐摩耗・耐腐蝕性の磁気記録膜を作成する方
法。 - 【請求項2】磁性膜が遷移金属または遷移金属合金から
なる、特許請求の範囲第1項の方法。 - 【請求項3】強磁性金属がCoCrまたはNiCoである、特許
請求の範囲第1項の方法。 - 【請求項4】不活性ガスがアルゴンである、特許請求の
範囲第3項の方法。 - 【請求項5】スパッター室内へアルゴンを送り込む前の
背景圧が10-7ミリバール未満に減圧され、そして スパッター付着が3.5〜10×10-3ミリバールの分圧で行
われる、 特許請求の範囲第4項の方法。 - 【請求項6】高純度の酸素ガスまたは一酸化炭素ガス
が、スパッタープロセスの最後の時間中、5〜8cm3/分
の速度でスパッター室内に送り込まれる。特許請求の範
囲第5項の方法。 - 【請求項7】酸化物または炭化物の保護膜が数100の
厚さである、特許請求の範囲第6項の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US652278 | 1984-09-20 | ||
US06/652,278 US4554217A (en) | 1984-09-20 | 1984-09-20 | Process for creating wear and corrosion resistant film for magnetic recording media |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6180527A JPS6180527A (ja) | 1986-04-24 |
JP2572745B2 true JP2572745B2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=24616230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60182880A Expired - Lifetime JP2572745B2 (ja) | 1984-09-20 | 1985-08-20 | 耐摩耗・耐腐触性の磁気記録膜の作成方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4554217A (ja) |
JP (1) | JP2572745B2 (ja) |
Families Citing this family (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4661420A (en) * | 1984-02-06 | 1987-04-28 | Nihon Shinku Gijutsu Kabushiki Kaisha | Optical magnetic recording member |
JPH0766507B2 (ja) * | 1984-02-16 | 1995-07-19 | コニカ株式会社 | 磁気記録媒体 |
US4632866A (en) * | 1984-04-05 | 1986-12-30 | Tdk Corporation | Magnetic recording medium |
US4777068A (en) * | 1984-08-10 | 1988-10-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical recording medium |
US4803130A (en) * | 1984-12-21 | 1989-02-07 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Reactive sputtering process for recording media |
US4729924A (en) * | 1984-12-21 | 1988-03-08 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Metallic thin film magnetic recording medium having a hard protective layer |
DE3546325C2 (de) * | 1985-01-17 | 1994-06-01 | Hitachi Metals Ltd | Magnetisches Aufzeichnungsmedium |
JP2662777B2 (ja) * | 1985-04-15 | 1997-10-15 | 日立マクセル株式会社 | 磁気記録媒体およびその製造方法 |
JPS61242323A (ja) * | 1985-04-19 | 1986-10-28 | Fuji Electric Co Ltd | 磁気記録媒体 |
US4756967A (en) * | 1985-05-25 | 1988-07-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Magnetic recording medium |
US4748080A (en) * | 1985-10-08 | 1988-05-31 | Konishiroku Photo Industry Co., Ltd. | Magnetic recording medium containing iron carbide |
GB2181445B (en) * | 1985-10-09 | 1989-11-08 | Tdk Corp | Magnetic recording medium |
US4647494A (en) * | 1985-10-31 | 1987-03-03 | International Business Machines Corporation | Silicon/carbon protection of metallic magnetic structures |
US5082747A (en) * | 1985-11-12 | 1992-01-21 | Hedgcoth Virgle L | Magnetic recording disk and sputtering process and apparatus for producing same |
US4894133A (en) * | 1985-11-12 | 1990-01-16 | Virgle L. Hedgcoth | Method and apparatus making magnetic recording disk |
US4994321A (en) * | 1986-01-24 | 1991-02-19 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Perpendicular magnetic recording medium and the method for preparing the same |
JPS62229519A (ja) * | 1986-03-29 | 1987-10-08 | Canon Inc | 磁気記録媒体 |
US4929500A (en) * | 1986-04-03 | 1990-05-29 | Komag, Inc. | Corrosion resistant magnetic disk |
US4769281A (en) * | 1986-04-15 | 1988-09-06 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Magnetic recording medium and method of manufacturing the same |
US4840843A (en) * | 1986-10-17 | 1989-06-20 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Magnetic recording medium |
JPH0827940B2 (ja) * | 1987-04-24 | 1996-03-21 | 日本電気株式会社 | 磁気記憶体およびその製造方法 |
US4935278A (en) * | 1988-04-28 | 1990-06-19 | International Business Machines Corporation | Thin film magnetic recording disk and fabrication process |
JPH0288764A (ja) * | 1988-09-16 | 1990-03-28 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 薄膜磁気デイスクの製造方法 |
DE4009211A1 (de) * | 1990-03-22 | 1991-09-26 | Basf Ag | Duerre transparente korrosionsschutzschichten und verfahren zu ihrer herstellung |
USRE38544E1 (en) * | 1994-01-28 | 2004-07-06 | Komag, Inc. | Thin film magnetic alloy having low noise, high coercivity and high squareness |
US5658659A (en) * | 1994-01-28 | 1997-08-19 | Komag, Inc. | Magnetic alloy and method for manufacturing same |
JPH0850715A (ja) * | 1994-01-28 | 1996-02-20 | Komag Inc | 低ノイズ,高い保磁力および優れた方形度を有する磁気記録媒体および磁気記録媒体形成方法 |
US5885930A (en) * | 1997-07-30 | 1999-03-23 | Eastman Kodak Company | Thin wear resistant and heat conductive slip layer for a reusable thermal dye donor belt |
SG136842A1 (en) * | 2006-05-05 | 2007-11-29 | Agency Science Tech & Res | Perpendicular magnetic recording media |
Family Cites Families (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3460968A (en) * | 1964-11-04 | 1969-08-12 | Ibm | Wear resistant magnetic recording member |
US3492158A (en) * | 1965-12-30 | 1970-01-27 | Ibm | Thin films with inherent ndro properties and their production |
US3498837A (en) * | 1967-01-11 | 1970-03-03 | Ibm | Vacuum coating chromium-chromium oxide on recording member |
US3795542A (en) * | 1971-06-09 | 1974-03-05 | Corning Glass Works | Method of making a magnetic recording and storage device |
JPS573137B2 (ja) * | 1974-03-13 | 1982-01-20 | ||
US4124736A (en) * | 1974-10-29 | 1978-11-07 | Poly-Disc Systems, Inc. | Surface protected magnetic recording members |
JPS5265898A (en) * | 1975-11-26 | 1977-05-31 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Preparing oxidized magnetic thin film |
US4411963A (en) * | 1976-10-29 | 1983-10-25 | Aine Harry E | Thin film recording and method of making |
JPS5931970B2 (ja) * | 1976-12-17 | 1984-08-06 | 日本電気株式会社 | 非晶質強磁性膜の製造方法 |
JPS5375499A (en) * | 1976-12-17 | 1978-07-04 | Fujitsu Ltd | Fabrication of laminated magetic body |
JPS5385403A (en) * | 1977-01-07 | 1978-07-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Manufacture of magnetic recording medium |
DE3064353D1 (en) * | 1979-02-23 | 1983-09-01 | Seikisui Chemical Co Ltd | A process for producing a magnetic recording medium |
DE3024918A1 (de) * | 1979-07-02 | 1981-01-22 | Fuji Photo Film Co Ltd | Magnetisches aufzeichnungsmaterial und verfahren zu dessen herstellung |
JPS6033289B2 (ja) * | 1979-07-18 | 1985-08-02 | 松下電器産業株式会社 | 金属薄膜型磁気記録媒体 |
US4503125A (en) * | 1979-10-01 | 1985-03-05 | Xebec, Inc. | Protective overcoating for magnetic recording discs and method for forming the same |
DE3173689D1 (en) * | 1980-03-07 | 1986-03-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Method of producing a magnetic recording medium |
DE3117931C2 (de) * | 1980-05-06 | 1985-07-25 | Nippon Electric Co., Ltd., Tokio/Tokyo | Magnetischer Aufzeichnungsträger und Verfahren zu seiner Herstellung |
JPS5728309A (en) * | 1980-07-28 | 1982-02-16 | Tdk Corp | Magnetic recording medium |
US4495242A (en) * | 1981-04-02 | 1985-01-22 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Magnetic recording medium |
JPS58138794A (ja) * | 1982-02-13 | 1983-08-17 | Hitachi Condenser Co Ltd | 磁気記録媒体 |
-
1984
- 1984-09-20 US US06/652,278 patent/US4554217A/en not_active Expired - Fee Related
-
1985
- 1985-08-20 JP JP60182880A patent/JP2572745B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6180527A (ja) | 1986-04-24 |
US4554217A (en) | 1985-11-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2572745B2 (ja) | 耐摩耗・耐腐触性の磁気記録膜の作成方法 | |
US5520981A (en) | Magnetic recording disk with overcoat thickness gradient between a data zone and a landing zone | |
US4900397A (en) | Production of magnetic recording media | |
CA1307173C (en) | Magnetic recording medium | |
JP2010027197A (ja) | 酸化されたコンフォーマルキャップ層 | |
US5714044A (en) | Method for forming a thin carbon overcoat in a magnetic recording medium | |
JPH0647722B2 (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
KR100639620B1 (ko) | 자기 기록 매체 및 그 제조 방법과 자기 디스크 장치 | |
JPS61210521A (ja) | 磁気デイスクの製造方法 | |
JPH0268716A (ja) | 磁気ディスク媒体の製造方法 | |
JPS62236116A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JP2538124B2 (ja) | 固定磁気ディスクおよびその製造方法 | |
JPS62110619A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPS62219320A (ja) | 磁気記憶体 | |
JPS61115244A (ja) | 磁気記録媒体製造法 | |
JPH04188430A (ja) | 耐摩耗性および耐食性に優れた磁気記録テープおよびその製造方法 | |
JPH0731810B2 (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
JPS61278012A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPH0758543B2 (ja) | 薄膜型磁気記録媒体 | |
JPH01134714A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPH0528483A (ja) | 金属薄膜型磁気記録媒体の製造法 | |
JPS62202314A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPH04281212A (ja) | 磁気記録媒体およびその製造方法 | |
JPH04232613A (ja) | 磁気記録媒体およびその製造方法 | |
JPH02281413A (ja) | 磁気記録媒体 |