JP2572472B2 - エレベータの出入口養生装置 - Google Patents

エレベータの出入口養生装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はエレベータの出入口養生装置に係り、特にエ
レベータの撤去新設工事時に使用するのに好適なエレベ
ータの出入口養生装置に関する。
[従来の技術] 一般に、既設エレベータを新しいエレベータに交換す
る撤去新設工事等は稼動中のビル内で行なわれる。この
ため、工事中における利用者災害の防止については万全
の対策を施す必要がある。
これには事前に十分な現場調査が行なわれ、搬出入計
画や揚重計画など様々な計画が立てられるが、出入口の
養生計画も重要な計画の一つである。
従来のエレベータの出入口養生装置は以下に示すよう
に構成されていた。
エレベータの乗場には、1対の縦枠とその上部を橋絡
する上枠から成る三方枠が形成されているが、この三方
枠を完全に覆うようなパネル材を組立てることにより出
入口の養生が行なわれていた。すなわち、床面および壁
面に対して垂直な2枚の側板を三方枠の両外側に立設
し、それら側板とドアのついた正面板とをボルト締めし
て固定する。その後天井板を被せボルト締めして固定
し、最後に、一端が天井板の所定位置に取付けられたバ
インド線の他の一端を、三方枠の上枠と扉との隙間を通
してポケツトのブラケツト等にくくりつけ、この養生装
置が倒れないようにしていた。これら養生装置を構成す
るパネル材は、現場毎に出入口の寸法が異なつたりする
ため、その都度大きさを検討して現場に適した大きさ、
形の出入口養生装置を提供していた。
[発明が解決しようとする課題] 従来のエレベータの出入口養生装置は上述のように構
成されたため、現場に合わせて個々に検討して作成する
ことになるが、エレベータの撤去新設工事が大幅に増加
した近年では、作業性、安全性および経済性等様々な方
面で改善が求められており、作業性を考えてみると、現
場毎に対応させるため、作業の一環として寸法を個々に
その都度検討しなければならず準備段階で多大な時間を
要することになる。さらに、養生装置を支持するため
に、一端を養生装置に固定したバインド線の他端を扉と
三方枠の隙間を通してポケツトのブラケツト等に固定し
ていたため、機材の搬出入時に乗場ドアを開閉しようと
すると、このバインド線が邪魔になり、その都度バイン
ド線を取外さなければならなかつた。
本発明の目的は、乗場ドアの開閉に影響を与えること
なく支持することのできるエレベータの出入口養生装置
を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するため、養生パネル部材
は、一対の柱状部材と、この柱状部材間を連結する橋絡
部材とを有し、三方枠の両縦枠間に両端を圧接した支持
棒と、この支持棒の両端部を出入口壁の反養生パネル部
材側の裏面に係合して支持する支持金具と、支持棒と橋
絡部材とを連結した連結部材とを設けたことを特徴とす
る。
[作用] 本発明によるエレベータの出入口養生装置は上述の如
く構成したため、まず、三方枠の両縦枠間に圧接した支
持棒の両端を、出入口壁の反養生パネル部材側の裏面に
係合した支持金具で支持し、その支持棒と、養成パネル
部材の橋絡部材とを連結部材で連結することによつて、
養生パネル部材を保持することができ、従来のようにバ
インド線の一端を扉と三方枠の隙間を通してポケツトの
ブラケツトなどに係合させないので、乗場ドアの開閉に
影響を与えることがなくなり開閉の度にバインド線を取
外すという煩わしい作業が不要となる。また、連結部材
の一端が連結されている橋絡部材は一対の柱状部材間に
連結されているため、養生パネル部材はより強固に支持
されることになる。
[実施例] 以下本発明の実施例を図面と共に説明する。
第3図は乗場出入口の斜視図で、1対の縦枠1A,1B
と、これら縦枠の上部間を橋絡する上枠2とから三方枠
は構成され、この三方枠の後方に乗場ドア3が開閉可能
に設けられている。
縦枠1A,1Bの上方対向部には突張り棒として知られて
いる支持棒4が圧接固定されており、この支持棒4の両
端部にはそれぞれ支持金具5A,5Bが取付けられている。
この支持金具5A,5Bは、第3図の横断面平面図である第
1図から分かるように三方枠の縦枠1A,1Bもしくは出入
口壁6A,6Bの反養生パネル部材7側の裏面に係合してお
り、これによつて支持棒4が乗場階床側へ移動するのを
阻止している。このような構成の支持金具5A,5Bは、従
来のバインド線のように乗場ドア3の開閉に影響を与え
ない。
乗場出入口の反乗場ドア側には養生パネル部材7が設
置されており、その養生パネル部材7によつて乗場出入
口を養生した状態を第2図に示す。養生パネル部材7
は、床面および壁面に対して垂直な2枚の側板7D,7E
と、それら側板7D,7Eに係合された断面L字型の一対の
柱状部材7A,7Bと、この柱状部材7A,7B間をその上部で連
結する橋絡部材7Cと、図示しないドアのついた正面板7F
と、天井板7Gとから構成されている。それぞれの係合方
法については後述する。
このように構成された養生パネル部材7は、一端を橋
絡部材7Cに連結し他端を支持棒4に連結したバインド線
による連結部材8A,8Bによつて出入口壁6A,6B側に支持さ
れている。
ここで上記の構成における力の作用状態について説明
する。養生パネル部材7のうち正面に位置するパネルで
ある正面板7Fには図示しないドアが取付けられており、
このドアの開閉時に養生パネル部材7全体に力が加わ
る。この力は、連結部材8A,8Bを介して支持棒4に伝達
されるが、この支持棒4はその両端が両縦枠1A,1Bに圧
接されていると共に、両端部を支持金具5A,5Bによつて
出入口壁6A,6Bの反養生パネル部材7側の裏面に係合し
ているため、ドアの開閉時に加わる力に対してはずれる
ことがなく十分に対応できる。また支持金具5A,5Bの係
合位置により、乗場ドア3を開閉するときでもバインド
線をその都度解くようなことがなくなる。
第4図は柱状部材7Aの構成を示す斜視図である。柱状
部材7Aはパネル7a,7bから成り、蝶板12で接合されてい
る。設置時には図示のように断面がL字型になるように
形成されステー9にてその状態を保持される。それによ
つて強度をより高いものにすることができる。しかも運
搬時にはステー9を外して折畳むことができるので嵩張
ることがなくなる。
ところで、先述した各パネルの係合方法については、
図示するように、それぞれの接合部に設けられた穴11を
対応させて、楔材10を図中点線矢印のように填込むこと
により行なわれる。それによつて、従来のようにボルト
締めをしないので作業時間を大幅に短縮できる。
尚、第1図に示した実施例では、支持棒4と養生パネ
ル部材7の橋絡部材との連結にバインド線を用いたが金
具等を含む連結部材8A,8Bとしてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は、三方枠の縦枠間に圧接
した支持棒の両端部を、出入口壁の裏面に係合した支持
金具で固定すると共に、乗場出入口を養生した養生パネ
ル部材の橋絡部材と支持棒間を連結部材で連結したた
め、階床ドアの開閉とは無関係に養生パネル部材を支持
することができ、支持棒および支持金具の取付けも簡単
である。また、橋絡部材は一対の柱状部材間に連結され
ているので、より強固に養生パネル部材全体を支持する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるエレベータの出入口養
生装置の横断面平面図、第2図は第1図の養生装置を乗
場側から見た斜視図、第3図はエレベータの出入口を示
す斜視図である。第4図は第1図の養生装置の要部を示
す拡大図である。 1A,1B……縦枠、4……支持棒、5A,5B……支持金具、6
A,6B……出入口壁、7……養生パネル部材、7A,7B……
柱状部材、7C……橋絡部材、8A,8B……連結部材。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の縦枠を有する三方枠が形成されたエ
    レベータの出入口を、養生パネル部材で養生するエレベ
    ータの出入口養生装置において、上記養生パネル部材
    は、一対の柱状部材と、この柱状部材間を連結する橋絡
    部材とを有し、上記三方枠の上記両縦枠間に両端を圧接
    した支持棒と、この支持棒の両端部を出入口壁の反養生
    パネル部材側の裏面に係合して支持する支持金具と、上
    記支持棒と上記橋絡部材とを連結した連結部材とを設け
    たことを特徴とするエレベータの出入口養生装置。
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