JP2572141Y2 - プリント基板の収容装置 - Google Patents

プリント基板の収容装置

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JP2572141Y2
JP2572141Y2 JP1992054319U JP5431992U JP2572141Y2 JP 2572141 Y2 JP2572141 Y2 JP 2572141Y2 JP 1992054319 U JP1992054319 U JP 1992054319U JP 5431992 U JP5431992 U JP 5431992U JP 2572141 Y2 JP2572141 Y2 JP 2572141Y2
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Japan
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ramen
backboard
guide
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circuit board
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浩美 佐藤
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はプリント基板の収容装置
に係り、特にリベットの本数が少なく組立性の高い構造
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、実開昭63−39990号
公報でガイドレールを用いたプリント基板の収容装置を
提案している。しかしながら、このような従来構造は幅
の比較的狭いプリント基板を装着することを目的として
いるから、バックボードのように幅の広いボードを取り
付けるには、溝の深さが浅く係合作業が旨くいかないと
いう課題があった。更にバックボードの端面がこのガイ
ドレールに当接する際には、溝の形成方向が長手方向で
あるため高さ方向からのアクセスが適切に行われないと
いう課題があった。ここで、バックボードとは実開昭6
1−138295号公報に開示されているように、複数
のプリント基板の端面と接続されるコネクタを複数有
し、このコネクタの間がバスで接続されているものをい
う。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】またバックボードは、
実開平1−180103号公報に開示されているような
フレーム構造に取り付けられるので、リベットを用いて
固定する場合にはリベットの本数が数十本にも達してい
まい、組み立て作業が煩雑になるという課題があった。
本考案はこのような課題を解決したもので、数少ないリ
ベットを用いてバックボードが簡単に固定できるプリン
ト基板の収容装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
る本考案は、左右の側板と底板をコの字状に組み立て
て、天井板側からバックボードを挿入し、次に天井板を
取り付けて収容筐体を組立てて、この収容筐体の正面若
しくは背面側からバックボード方向にプリント基板を装
着するプリント基板の収容装置において、次の構成とし
たものである。
【0005】即ち、この収容筐体の内側に突出する一対
のガイド用ラーメン(30)を前記側板と底板に各々数
個形成して、前記バックボードの挿入を規制すると共
に、当該ガイド用ラーメンは、当該ラーメンの脚部に相
当すると共に、ラーメン外側の対向する脚部との間隔
(W1)が前記バックボードの厚さ(W0)に比較して
十分大きく、ラーメン内側の対向する脚部との間隔(W
2)が前記バックボードの厚さに比較して僅かに大きい
前後用ガイド面(31,33)と、当該ラーメンの桁部
に相当すると共にV字状の案内面を有し、ラーメン外側
の対向する案内面端部の間隔(W3)が前記バックボー
ドの厚さ(W0)に比較して十分大きく、ラーメン内側
の対向する案内面端部は前記前後用ガイド面の脚部ラー
メン内側の対向脚部を連結する上下用ガイド面(32)
を有することを特徴としている。
【0006】
【作用】ガイド用ラーメンの形状は、側板と底板とで共
通の形状としているので、形成が容易である。また側面
に設けられたガイド用ラーメンでは、前後用ガイド面が
設けてあるので前後いずれの方向からバックボードが挿
入されても、挿入の案内として役立つ。また底板に設け
られたガイド用ラーメンでは、上下用ガイド面が設けて
あるので天井板側から挿入されたバックボードの端面の
案内に役立つ。バックボードは、ガイド用ラーメンを有
する側板と底板並びに天井板で四辺を囲われているの
で、収容筐体に対する固定が簡便で足りる。
【0007】
【実施例】以下図面を用いて、本考案を説明する。図1
は本考案の一実施例を示す構成斜視図である。図におい
て、右側板11と左側板12は、鋼板などの板金よりな
るもので、一端は底板14で係止され他端は天井板13
に係止される。側板と天井板との係止は、天井板の両側
に設けられたつば部により行っている。側板、底板並び
に天井板には、バックボード20の縁を係止するガイド
用ラーメン30が各5組つづ一列に設けられている。
【0008】このように構成された装置において、まず
左右の側板11、12は底板14に対してコの字状に組
み立てられており、バックボード20を矢印A方向から
挿入する。次に、天井板13を左右の側板11、12に
係止する。この際に、天井板13にガイド用ラーメン3
0が設けられているときは、バックボード20の縁と係
合させる。このようにして、収容筐体が組み立てられた
ので、アナログ/ディジタル信号の入出力カードや演算
処理カード・通信カード等のプリント基板を筐体の正面
(矢印B方向)あるいは背面(矢印C方向)からバック
ボードに装着する。
【0009】図2はガイド用ラーメン30の詳細を説明
する構成図で、(A)は側面図、(B)は正面図、
(C)は平面図である。ガイド用ラーメン30は二個一
組になっており、線対称面を前後方向と、この前後方向
と直交する左右方向の二つ有している。前後用ガイド面
31,33はラーメンの両脚部に相当するもので、ラー
メン外側の対向する脚部の間隔W1がバックボード20
の厚さW0に比較して十分大きく開いていると共に、ラ
ーメン内側の対向する脚部の間隔W2がバックボード2
0の厚さW0に比較して僅かに大きくなっていること
で、バックボード20の移動方向を実質的に規制してい
る。上下用ガイド面32はラーメンの桁部に相当すると
ともに、V字状の案内面を有するもので、ラーメン外側
の対向する案内面端部の間隔W3がバックボードの厚さ
W0に比較して十分大きく、ラーメン内側の対向する案
内面端部の間隔W2がバックボード20の厚さW0に比
較して僅かに大きくなっている。尚、上下用ガイド面3
2の基準面からの高さは、ラーメン外側の対向する案内
面端部では高さH1となっており、ラーメン内側の対向
する案内面端部の間隔では高さH2となっていて、V字
状の斜面の両端を規定している。またラーメンの固定端
の間隔はL1であり、桁部の距離L2は間隔L1よりも
小さくなっている。この高さH2はバックボード20の
端部の動きを拘束するものなので、ほぼバックボードの
厚さW0程度の値になっているが、実験上ではこの厚さ
の2倍程度であっても差し支えない。
【0010】抜き穴34は、ガイド用ラーメン30を側
板や底板から打ち抜いて塑性変形させた際に形成された
もので、筐体外側から見るとバックボード20の装着位
置の概略が判明するようになっている。なお、ここでは
筐体を鋼板などの板金を用いて構成しているので、ガイ
ド用ラーメン30を打ち抜き加工により形成している
が、ガラス繊維強化樹脂などで形成している場合には、
塑性変形させるよりも樹脂でラーメンを充実させたほう
が剛性上好ましいから、前後用ガイド面31,33と上
下用ガイド面32を有する凸部とするとよい。また天井
板13にガイド用ラーメン30を設けると、バックボー
ド20の縁支持が高い剛性で行えるが、組立剛性との関
係ですでに必要な剛性が得られていれば、天井板13の
ガイド用ラーメン30は不用となる。
【0011】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によればラ
ーメン構造にしているので、脚部の高さを調整すること
で容易に桁部の高さを確保でき、バックボード20の縁
を拘束する溝の深さを実質的に確保できる。さらに、側
板並びに底板でバックボード20の縁を拘束しているの
で、少ないリベットにより実質的な固定ができるという
効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す構成斜視図である。
【図2】ガイド用ラーメン30の詳細を説明する構成図
である。
【符号の説明】
20 バックボード 30 ガイド用ラーメン

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右の側板と底板をコの字状に組み立て
    て、天井板側からバックボードを挿入し、次に天井板を
    取り付けて収容筐体を組立てて、この収容筐体の正面若
    しくは背面側からバックボード方向にプリント基板を装
    着するプリント基板の収容装置において、 この収容筐体の内側に突出する一対のガイド用ラーメン
    (30)を前記側板と底板に各々数個形成して、前記バ
    ックボードの挿入を規制すると共に、 当該ガイド用ラーメンは、当該ラーメンの脚部に相当す
    ると共に、ラーメン外側の対向する脚部との間隔(W
    1)が前記バックボードの厚さ(W0)に比較して十分
    大きく、ラーメン内側の対向する脚部との間隔(W2)
    が前記バックボードの厚さに比較して僅かに大きい前後
    用ガイド面(31,33)と、当該ラーメンの桁部に相
    当すると共にV字状の案内面を有し、ラーメン外側の対
    向する案内面端部の間隔(W3)が前記バックボードの
    厚さ(W0)に比較して十分大きく、ラーメン内側の対
    向する案内面端部は前記前後用ガイド面の脚部ラーメン
    内側の対向脚部を連結する上下用ガイド面(32)を有
    することを特徴とするプリント基板の収容装置。
JP1992054319U 1992-08-03 1992-08-03 プリント基板の収容装置 Expired - Fee Related JP2572141Y2 (ja)

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JPH0617292U JPH0617292U (ja) 1994-03-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS636785U (ja) * 1986-07-01 1988-01-18
JPS6367293U (ja) * 1986-10-22 1988-05-06
JPH0297095A (ja) * 1988-10-03 1990-04-09 Mitsubishi Electric Corp プリント基板の固定構造

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JPH0617292U (ja) 1994-03-04

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