JP2572070Y2 - 柄付金鏝 - Google Patents
柄付金鏝Info
- Publication number
- JP2572070Y2 JP2572070Y2 JP1992051180U JP5118092U JP2572070Y2 JP 2572070 Y2 JP2572070 Y2 JP 2572070Y2 JP 1992051180 U JP1992051180 U JP 1992051180U JP 5118092 U JP5118092 U JP 5118092U JP 2572070 Y2 JP2572070 Y2 JP 2572070Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- trowel
- iron
- handle
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は柄付金鏝に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、土間等のように平面状に打設され
たコンクリートを刷毛引き仕上げにする場合、通常の金
鏝で平面状にならした後に、部分的に許容差以上の凹凸
面がある場合には、該面を許容値まで修正する必要があ
る。
たコンクリートを刷毛引き仕上げにする場合、通常の金
鏝で平面状にならした後に、部分的に許容差以上の凹凸
面がある場合には、該面を許容値まで修正する必要があ
る。
【0003】このような修正作業においては、短尺な柄
を具備した金鏝を使用すると、一旦平面にならしたコン
クリート面に再度足を踏み入れなければならない。その
ため、従来、離れた位置からならし作業するために鏝に
長尺な柄を具備させたものも提案されている。
を具備した金鏝を使用すると、一旦平面にならしたコン
クリート面に再度足を踏み入れなければならない。その
ため、従来、離れた位置からならし作業するために鏝に
長尺な柄を具備させたものも提案されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前記のように長い柄を
備えたものにおいては、柄の手元から鏝部迄の距離が長
いため、作業者の力によって鏝の下方への押圧力を調整
してならし作業することは困難である。
備えたものにおいては、柄の手元から鏝部迄の距離が長
いため、作業者の力によって鏝の下方への押圧力を調整
してならし作業することは困難である。
【0005】すなわち、打設されたコンクリートが硬練
りの場合は鏝の下方への押圧力を強くする必要があり、
軟練りの場合は鏝の下方への押圧力を弱くする必要があ
るが、このような押圧力の調整が困難である。
りの場合は鏝の下方への押圧力を強くする必要があり、
軟練りの場合は鏝の下方への押圧力を弱くする必要があ
るが、このような押圧力の調整が困難である。
【0006】そこで本考案は、このような押圧力を、コ
ンクリートの軟度に合わせて調整できる柄付金鏝を提案
することを目的とするものである。
ンクリートの軟度に合わせて調整できる柄付金鏝を提案
することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は前記の課題を解
決するために、長尺な柄(1)の先端に金鏝板(4)を
固設し、該金鏝板(4)部に分銅(5)を取外し可能に
付設したことを特徴とするものである。
決するために、長尺な柄(1)の先端に金鏝板(4)を
固設し、該金鏝板(4)部に分銅(5)を取外し可能に
付設したことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】作業者は柄(1)の手元部を握持して、金鏝板
(4)を前後に摺動させ、コンクリート表面のならし作
業をする。
(4)を前後に摺動させ、コンクリート表面のならし作
業をする。
【0009】この作業においては、柄(1)が長尺であ
るため、既に平打されたコンクリート面に足を踏み入れ
る必要なく、コンクリート打設面外からならし作業がで
きる。
るため、既に平打されたコンクリート面に足を踏み入れ
る必要なく、コンクリート打設面外からならし作業がで
きる。
【0010】この作業時において、金鏝板(4)部に分
銅(5)が付設されているため、柄(1)が長尺であっ
ても金鏝板(4)を安定した状態でならし作業ができ
る。更に、ならすべきコンクリートが軟い場合は重量の
軽い分銅(5)を使用する。これにより金鏝板(4)が
コンクリート内に過剰に喰い込むことが防止される。
銅(5)が付設されているため、柄(1)が長尺であっ
ても金鏝板(4)を安定した状態でならし作業ができ
る。更に、ならすべきコンクリートが軟い場合は重量の
軽い分銅(5)を使用する。これにより金鏝板(4)が
コンクリート内に過剰に喰い込むことが防止される。
【0011】また、コンクリートが硬い場合は、重量の
重い分銅(5)に取替えて使用する。これにより、コン
クリート表面の押え力を高め、平滑面の形成が良好に行
える。
重い分銅(5)に取替えて使用する。これにより、コン
クリート表面の押え力を高め、平滑面の形成が良好に行
える。
【0012】
【実施例】図に示す本考案の実施例について説明する。
1は長尺な柄で、約2m強の長さを有する金属パイプに
て形成されている。2は柄1の手元側端に嵌めたゴム球
キャップである。
1は長尺な柄で、約2m強の長さを有する金属パイプに
て形成されている。2は柄1の手元側端に嵌めたゴム球
キャップである。
【0013】3は取付枠で、中央に前記柄1の先端を固
着した水平杆3aと、その両側下部に一体形成した脚部
3b,3bと、その両脚部3b,3b間に溶接等により
固着した台板3cとからなる。
着した水平杆3aと、その両側下部に一体形成した脚部
3b,3bと、その両脚部3b,3b間に溶接等により
固着した台板3cとからなる。
【0014】4は金鏝板で、前記台板3cの下面に溶接
等により水平に固着されている。5は分銅で、その両側
部に掛け金6,6が固設され、該両掛け金6,6を前記
取付枠3の水平杆3aに、図2に示すように引っ掛け
て、分銅5を取付枠3に取外し可能に備えるようになっ
ている。
等により水平に固着されている。5は分銅で、その両側
部に掛け金6,6が固設され、該両掛け金6,6を前記
取付枠3の水平杆3aに、図2に示すように引っ掛け
て、分銅5を取付枠3に取外し可能に備えるようになっ
ている。
【0015】該分銅5は、その重量が異なるものを複数
用意し、ならすべきコンクリートの軟度によって、選定
して使用する。本考案の柄付金鏝の使用について説明す
る。
用意し、ならすべきコンクリートの軟度によって、選定
して使用する。本考案の柄付金鏝の使用について説明す
る。
【0016】コンクリート仕上を刷毛引き仕上げとする
場合であって、すでに通常の金鏝でコンクリート表面を
平滑にならされているが、一部に凹凸部があり、その凹
凸差が製品の寸法許容差(製造基準)、例えば6mmよ
り大きい場合に、本柄付金鏝でその凹凸部のコンクリー
ト表面を6mmの許容値までならし作業をする。
場合であって、すでに通常の金鏝でコンクリート表面を
平滑にならされているが、一部に凹凸部があり、その凹
凸差が製品の寸法許容差(製造基準)、例えば6mmよ
り大きい場合に、本柄付金鏝でその凹凸部のコンクリー
ト表面を6mmの許容値までならし作業をする。
【0017】この作業においては、長尺な柄1の手元部
を作業者が握り、金鏝板4を前後摺動させる。また、柄
1が長尺であるので、作業者が打設されたコンクリート
面外に位置して作業ができ、前作業で平滑化されたコン
クリート面内に足を踏み入れる必要がない。そのため、
平滑化されたコンクリート面内に作業者が再度踏み入れ
てそのコンクリート面を乱すことがない。
を作業者が握り、金鏝板4を前後摺動させる。また、柄
1が長尺であるので、作業者が打設されたコンクリート
面外に位置して作業ができ、前作業で平滑化されたコン
クリート面内に足を踏み入れる必要がない。そのため、
平滑化されたコンクリート面内に作業者が再度踏み入れ
てそのコンクリート面を乱すことがない。
【0018】また、金鏝板4部には分銅5が付設されて
いるため、その重量によって金鏝板4部が安定し、なら
し作業が良好に行える。ならすべきコンクリートが軟か
い場合には重量の軽い分銅5を使用して、金鏝4がコン
クリート内に過剰に喰い込まないようにし、また、硬い
場合には重量の重い分銅4に取り替えてコンクリート表
面の押え力を高め、平滑面の形成を容易にする。
いるため、その重量によって金鏝板4部が安定し、なら
し作業が良好に行える。ならすべきコンクリートが軟か
い場合には重量の軽い分銅5を使用して、金鏝4がコン
クリート内に過剰に喰い込まないようにし、また、硬い
場合には重量の重い分銅4に取り替えてコンクリート表
面の押え力を高め、平滑面の形成を容易にする。
【0019】
【考案の効果】以上のように本考案は、柄が長尺である
ため、打設されたコンクリート面に足を踏み入れてその
平滑面を乱すことなくならし作業ができる。
ため、打設されたコンクリート面に足を踏み入れてその
平滑面を乱すことなくならし作業ができる。
【0020】更に、金鏝板部に分銅を付設したことによ
り、長尺な柄であっても金鏝板が安定した状態でならし
作業ができる。更に、コンクリートの軟度に合った重量
の分銅を選定して、最適な押圧力でコンクリート面のな
らし作業が行える。
り、長尺な柄であっても金鏝板が安定した状態でならし
作業ができる。更に、コンクリートの軟度に合った重量
の分銅を選定して、最適な押圧力でコンクリート面のな
らし作業が行える。
【0021】したがって、高率的かつ良好なコンクリー
トのならし作業が可能になる。
トのならし作業が可能になる。
【図1】 本考案の実施例を示すもので(a)は斜視
図、(b)は金鏝板部と分銅の斜視図。
図、(b)は金鏝板部と分銅の斜視図。
【図2】 分銅の取付状態を示す側断面図。
1 柄 4 金鏝板 5 分銅
Claims (1)
- 【請求項1】 長尺な柄(1)の先端に金鏝板(4)を
固設し、該金鏝板(4)部に分銅(5)を取外し可能に
付設したことを特徴とする柄付金鏝。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992051180U JP2572070Y2 (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 柄付金鏝 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992051180U JP2572070Y2 (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 柄付金鏝 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0610497U JPH0610497U (ja) | 1994-02-10 |
JP2572070Y2 true JP2572070Y2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=12879644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992051180U Expired - Lifetime JP2572070Y2 (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 柄付金鏝 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2572070Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3913263B1 (ja) * | 2005-11-24 | 2007-05-09 | 有限会社上成工業 | 床面施工法 |
JP4789784B2 (ja) * | 2006-11-27 | 2011-10-12 | 有限会社上成工業 | 表面均し装置 |
-
1992
- 1992-07-21 JP JP1992051180U patent/JP2572070Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0610497U (ja) | 1994-02-10 |
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Legal Events
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