JP2572066Y2 - スペクトラムアナライザ - Google Patents

スペクトラムアナライザ

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JP2572066Y2
JP2572066Y2 JP1992023306U JP2330692U JP2572066Y2 JP 2572066 Y2 JP2572066 Y2 JP 2572066Y2 JP 1992023306 U JP1992023306 U JP 1992023306U JP 2330692 U JP2330692 U JP 2330692U JP 2572066 Y2 JP2572066 Y2 JP 2572066Y2
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JP
Japan
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voltage
frequency
spectrum analyzer
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栄二 森
孝昌 福井
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Advantest Corp
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  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はスペクトラムアナライザ
に関する。
【0002】
【従来の技術】図3はスペクトラムアナライザの従来例
のブロック図である。
【0003】掃引信号発生器5の掃引信号で制御される
電圧制御発振器1の発振周波数f1は信号配分器11に
よりスペクトラムアナライザ部の周波数変換器2とトラ
ッキングジェネレータ部の周波数変換器3に供給され
る。スペクトラムアナライザ部に入力された解析周波数
RFは周波数変換器2により周波数fRF−f1 に変換さ
れ、さらに周波数変換器7により周波数fRF−f1−f3
(f3 は固定周波数発振器6の発振周波数)に変換され
た後、BPF8と検波回路9を経て、表示回路10によ
り表示される、一方、バンドパスフィルタなどのスカラ
ー解析をする場合、トラッキングジェネレータ部の周波
数変換器3から信号配分器11の出力周波数f1 と固定
周波数発振器4’の発振周波数f2 の差fTG(トラッキ
ング周波数)が出力され、DUT(被試験デバイス)を
経て周波数変換器2に入力される。
【考案が解決しようとする課題】上述した従来のスペク
トラムアナライザは、トラッキングジェネレータ部が、
スペクトラムアナライザ部の解析周波数fRFと同一また
は一定の差を持ったトラッキング周波数fTGを出力する
ように、電圧制御発振器1をスペクトラムアナライザ部
とトラッキングジェネレータ部で共用しているので、ト
ラッキング周波数fTGを固定周波数とするためには、図
4に示すように、電圧制御発振器1と同等の電圧制御発
振器器15およびそれを制御する電圧発生器16を用意
する必要があった。
【0004】本考案の目的は、発振器が1個だけでトラ
ッキング周波数を固定周波数とすることができるスペク
トラムアナライザを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案のスペクトラムアナライザは、トラッキング
ジェネレータ部の周波数変換器に周波数を出力する電圧
制御発振器と、オフセット電圧を発生するオフセット電
圧発生器と、スペクトラムアナライザ部の掃引信号発生
器の出力電圧と前記オフセット電圧を加算し、加算結果
を前記電圧制御発振器に制御電圧として出力する電圧加
算器と、 前記掃引信号発生器から前記電圧加算器に至
る信号路に設けられたオン/オフスイッチとを有してい
る。
【0006】
【作用】オン/オフスイッチがオフの場合、トラッキン
グジェネレータ部の電圧制御発振器にはオフセット電圧
が印加され、固定周波数発振器として機能するため、ト
ラッキング周波数fTGはスペクトラムアナライザ部の解
析周波数fRFと同一または一定の差を持った周波数とな
る。
【0007】オン/オフスイッチがオンの場合、トラッ
キングジェネレータ部の電圧制御発振器の出力周波数は
電圧加算器の出力電圧(=オフセット電圧+掃引信号発
生器の出力電圧)に対応した周波数になるため、トラッ
キング周波数fTGはオフセット電圧に対応した固定周波
数となる。
【0008】
【実施例】次に、本考案の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0009】図1は本考案の一実施例のスペクトラムア
ナライザのブロック図、図2(A),(B)はそれぞれ
掃引信号発生器2の出力電圧V1 、オン/オフスイッチ
14がオンの場合の電圧加算器13の出力電圧V2 の時
間的変化を示す図、図2(C),(D)はそれぞれ出力
電圧V1 ,V2 に対応する電圧制御信号発振器1,4の
出力周波数f1 ,f2 の時間的変化を示す図、図2
(E)は図2(D)の出力周波数f2 に対応するトラッ
キング周波数fTGの時間的変化を示す図である。なお、
図1中,図3中と同一参照番号は同一構成要素を示して
いる。
【0010】本実施例では、トラッキングジェネレータ
部に、トラッキングジェネレータ部の周波数変換器3に
周波数を出力する電圧制御発振器4と、オフセット電圧
off を発生するオフセット電圧発生器12と、スペク
トラムアナライザ部の掃引信号発生器5の出力電圧V1
とオフセット電圧Voff を加算し、加算結果V2 を電圧
制御発振器4に制御電圧として出力する電圧加算器13
と、掃引信号発生器5から電圧加算器13に至る信号路
に設けられたオン/オフスイッチ14とを有している。
【0011】次に、本実施例の動作を説明する。
【0012】オン/オフスイッチ14がオフの場合、ト
ラッキングジェネレータ部の電圧制御発振器4にはオフ
セット電圧Voff が印加され、固定周波数発振器として
機能するため、トラッキング周波数fTGはスペクトラム
アナライザ部の解析周波数fRFと同一または一定の差を
持った周波数となる。
【0013】オン/オフスイッチ14がオンの場合、ト
ラッキングジェネレータ部の電圧制御発振器4の出力周
波数f2 (図2(D))は電圧加算器13の出力電圧V
2 (図2(B))(オフセット電圧Voff +掃引信号発
生器5の出力電圧V1 )に対応した周波数になるため、
トラッキング周波数fTGは出力電圧V2 とV1 の差、す
なわちオフセット電圧Voff に対応した固定周波数とな
る。
【0014】
【考案の効果】以上説明したように本考案は、トラッキ
ングジェネレータ部に電圧制御発振器とオフセット電圧
発生器と電圧加算器とオン/オフスイッチを備えること
により、発振器1個だけで、トラッキング周波数を、ス
ペクトラムアナライザ部の解析周波数と同一または一定
の差を持った周波数にも、あるいは固定周波数にもする
ことができるため、スペクトラムアナライザが安価で済
むという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のスペクトラムアナライザの
ブロック図である。
【図2】図1中の電圧V1 ,V2 、周波数f1 ,f2
TGの波形図である。
【図3】スペクトラムアナライザの従来例のブロック図
である。
【図4】トラッキング周波数fTGを固定周波数とするた
めの、従来例の構成図である。
【符号の説明】
1 電圧制御発振器 2 周波数変換器 3 周波数変換器 4 電圧制御発振器 5 掃引信号発生器 6 固定周波数発振器 7 周波数変換器 8 BPF 9 検波回路 10 表示回路 11 信号分配器 12 オフセット電圧発生器 13 電圧加算器 14 オン/オフスイッチ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スペクトラムアナライザにおいて、 トラッキングジェネレータ部の周波数変換器に周波数を
    出力する電圧制御発振器と、 オフセット電圧を発生するオフセット電圧発生器と、 スペクトラムアナライザ部の掃引信号発生器の出力電圧
    と前記オフセット電圧を加算し、加算結果を前記電圧制
    御発振器に制御電圧として出力する電圧加算器と、 前記掃引信号発生器から前記電圧加算器に至る信号路に
    設けられたオン/オフスイッチとを有することを特徴と
    するスペクトラムアナライザ。
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