JP2572006Y2 - 化粧料容器 - Google Patents

化粧料容器

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JP2572006Y2
JP2572006Y2 JP1992051548U JP5154892U JP2572006Y2 JP 2572006 Y2 JP2572006 Y2 JP 2572006Y2 JP 1992051548 U JP1992051548 U JP 1992051548U JP 5154892 U JP5154892 U JP 5154892U JP 2572006 Y2 JP2572006 Y2 JP 2572006Y2
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信一郎 木村
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、化粧料容器のキャップ
の止着機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、化粧料容器のキャップの止着機構
として実開昭61−10120号公報、実開昭61−6
7618号公報等に記載されたものがある。
【0003】前記実開昭61−10120号公報に記載
されたものは、図6に示すように、容器本体1に螺旋筒
16を回動自在に嵌着し、螺旋筒16の内側に内筒30
を、前記容器本体1に固定して設け、前記内筒30内に
中皿31を嵌入し、前記容器本体1に対して、螺旋筒1
6を回動させることにより、中皿31を上下動させるよ
うに形成した棒状化粧料の繰出容器である。
【0004】そして、容器本体1の嵌合部2に嵌合片3
5を設け、この嵌合部2に外嵌するキャップ20に嵌合
突片36を設けたものである。実開昭61−67618
号公報に記載されたものは、棒状化粧料の繰出容器の容
器本体の嵌合部に突部を設け、前記嵌合部に外嵌される
キャップの内面に前記突部が嵌入する環状溝を設けたも
のである。
【0005】前記実開昭61−10120号公報に記載
された繰出容器は、嵌合部2にキャップ20を嵌着する
と、嵌合片35の段部に嵌合突片36の段部が係止さ
れ、キャップの脱出を確実に防止できるものである。
【0006】また、実開昭61−67618号公報に記
載された繰出容器も、容器本体の嵌合部に設けた突部
に、キャップの環状溝が係止され、キャップの脱出を防
止できるものである。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】前記二つの繰出容器
は、キャップの脱出は確実に防止できるが、嵌着された
キャップが嵌着位置でぐらつくことがあり、使用者にキ
ャップが脱出するかも知れないという不安感を与えるも
のである。
【0008】本考案は、前記事項に鑑みなされたもので
あり、化粧料容器のキャップを容器本体に確実に係止す
ると共に、キャップがぐらつかず、安定した状態に止着
されるようにすることを技術的課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】容器本体1の嵌合部2
を、角部を有し、少なくとも2組の対設する辺3を有す
る形状に形成し、前記辺3のうち、少なくとも1組の対
設された辺3の外面に、下部が外方に突出する当接部8
に形成された縦長当接部7を設け、前記縦長当接部7を
設けている辺3のうち、少なくとも1組の対設された辺
3の外面に突部12を設け、前記嵌合部2に外嵌するキ
ャップ20の外嵌部21を、前記嵌合部2に合致する形
状に形成し、前記外嵌部21の内側の面22に凹所23
を設け、前記キャップ20の外嵌部21が容器本体1の
嵌合部2に嵌着された位置で、前記縦長当接部7の当接
部8が外嵌部21の内側の面22に当接し、前記突部1
2が前記凹所23に嵌入するように形成して化粧料容器
とした。
【0010】
【作用】本考案は、容器本体1の嵌合部2にキャップ2
0の外嵌部21を当接させ、キャップ20を押し進める
と、キャップ20の外嵌部21の内側の面22が、容器
本体1の嵌合部2に設けた縦長当接部7に当接し、この
縦長当接部7上を前記外嵌部21の内側の面22が滑っ
て外嵌される(図2)。
【0011】また、容器本体1の嵌合部2に設けた突部
12は、キャップ20の凹所23内に嵌入する。する
と、キャップ20は凹所23が容器本体1の嵌合部2に
設けた突部12に係止される。それと共に、縦長当接部
7の当接部8がキャップ20の外嵌部21の面22に固
く圧接される。
【0012】そして、当接部8は、縦長当接部7の外側
の当接部8の接する外嵌部21の面22を外方に押し出
す。そして、対設された縦長当接部7により、一方の対
向する面22が外方に押出されると、嵌合部2の突部1
2に当接する側の外嵌部21の他方の対向する面22
は、内側に引き寄せられ、この引き寄せられた面22
は、突部12の設けられた側の辺3に強く圧接される。
【0013】したがって、キャップ20は、突部12に
凹所23が係合して脱出を防止されると共に、縦長当接
部7によって外嵌部21の全部の面22が、容器本体1
の嵌合部2の各辺3に圧接し、ぐらつきが防止される。
【0014】
【実施例】以下図に基づいて本考案の実施例の説明をす
る。図1ないし図3は、本考案の一実施例の化粧料容器
を示すものである。
【0015】この実施例の容器本体1は、金属の薄板で
底の無い四角形状の筒状体を形成し、この筒状体の外部
に、金属の薄板で形成した有底の四角形状の筒状体を外
嵌して固定して形成している。
【0016】前記容器本体1には、内側に図示してない
螺旋溝を設けた螺旋筒16が回動自在で、脱出しないよ
うに装着してあり、この螺旋筒16の内側には、棒状化
粧料を装着する図示してない中皿が、従来公知の機構に
より上下動可能に嵌入してある。
【0017】前記容器本体1の上部は、4つの辺3と4
つの角部を有する四角形状の嵌合部2に形成してあり、
この嵌合部2は各辺3が同一の曲率半径で外方に弧状に
膨出して形成し、各辺3の幅も同一に形成してある。
【0018】そして、前記各辺3のうち、1組の対設さ
れた辺3の外面に、それぞれ下部が外方に突出する当接
部8に形成し、かつ、下部を幅広に形成した楔状の縦長
当接部7が設けてある。
【0019】そして、前記縦長当接部7を設けていない
残りの1組の対設された辺3の外面には、それぞれ円形
の突部12が設けてある。前記容器本体1の嵌合部2に
外嵌するキャップ20は、金属の薄板製で下部に設けた
外嵌部21が、前記容器本体1の嵌合部2に合致する四
角形状に形成してあり、この外嵌部21の内側の各面2
2は、前記嵌合部2の各辺3の曲率半径に合致する曲率
半径で外方に弧状に膨出するように形成してある。
【0020】前記キャップ20の外嵌部21の内側の面
22には、横方向に長い楕円形の凹所23が設けてあ
る。そして、前記キャップ20の外嵌部21が容器本体
1の嵌合部2に嵌着された位置で、前記縦長当接部7の
下部の当接部8が、前記凹所23の下方の外嵌部21の
内側の面22に当接するように形成してあり、前記突部
12が前記凹所23内に嵌入するように形成してある。
【0021】前記実施例の化粧料容器は、容器本体1の
嵌合部2にキャップ20の外嵌部21を当接させ、キャ
ップ20を押し進めると、キャップ20の外嵌部21の
凹所23の設けられた部分の下方の内側の面22が、容
器本体1の嵌合部2に設けた縦長当接部7に当接し、こ
の縦長当接部7の上を滑って外嵌される。
【0022】また、容器本体1の嵌合部2に設けた突部
12は、キャップ20の凹所23内に嵌入する。する
と、キャップ20は凹所23が容器本体1の嵌合部2に
設けた突部12に係止される。それと共に、縦長当接部
7の当接部8が、キャップ20の外嵌部21の面22に
固く圧接される。
【0023】そして、当接部8は、縦長当接部7の外側
の当接部8が接する外嵌部21の面22を外方に押出
す。そして、対設された縦長当接部7により、対向する
面22が外方に押出されると、嵌合部2の突部12に当
接する側の外嵌部21の面22は、内側に引き寄せら
れ、前記の面22は、突部12の設けられた辺3に強く
圧接される。
【0024】さらに、この実施例の嵌合部2の辺3と、
外嵌部21の面22は、外方に弧状に膨出して形成され
ているので、辺3と面22が平面に形成されたものと比
較して、突部12の設けられた辺3が内側に引き寄せら
れ力(分力)は大きくなる。
【0025】図4は、別の実施例の嵌合部2を示すもの
であり、嵌合部2を五角形に形成したものである。この
実施例は、対設された辺3が平行となっておらず、ま
た、縦長当接部7の数と突部12の数も同じでない。
【0026】図5は、他の実施例の嵌合部2を示すもの
であり、嵌合部2を六角形に形成したものであり、この
実施例も縦長当接部7の数と突部12の数は同じでな
い。そして、前記実施例は、辺3を曲率が無限大の平面
に形成し、図示してないキャップの外嵌部の内側の面も
平面に形成するものである。
【0027】さらに、異なる実施例として、容器本体
(1)の嵌合部(2)を、角部が1箇所で他の部分は円
弧状等に形成し、この円弧状等の外面を対設された辺
(3)とし、この対設された辺(3)に、縦長当接部
(7)と突部(12)を設け、キャップ(20)の内側
の面(22)の前記突部(12)に当接する部分に、凹
所(23)を形成して、嵌合部(2)と外嵌部(21)
を形成することも可能である。
【0028】
【考案の効果】本考案は、容器本体1の嵌合部2に対設
された辺3の外面に、下部が外方に突出する当接部8に
形成された縦長当接部7を設け、他の対設された辺3の
外面に突部12を設け、キャップ20の外嵌部21の内
側の面22に凹所23を設け、キャップ20が嵌着され
た位置で当接部8が前記面22に当接し、突部12が凹
所23に嵌入するように形成したものである。
【0029】したがって、本考案のキャップ20は、嵌
着時にキャップ20の凹所23が容器本体1の突部12
に係止され、脱出が防止されると共に、容器本体1の縦
長当接部7の当接部8が、キャップ20の外嵌部21の
内側の対向する面22を外方に押出して嵌着され、前記
面22は容器本体1の縦長当接部7に強く圧接される。
【0030】そして、外方に押出された対向する面22
により、他方の対向する面22は、内側に引き寄せら
れ、この引き寄せられた面22は、突部12の設けられ
た側の辺3に強く圧接される。
【0031】よって、キャップ20は、突部12に凹所
23が係止して脱出を防止されると共に、縦長当接部7
によって、キャップ20の外嵌部21の全部の面22
が、容器本体1の嵌合部2の各辺3に圧接され、ぐらつ
きが防止され安定した状態に止着される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の分解斜視図
【図2】本考案の一実施例の嵌合部と外嵌部の要部の断
面図
【図3】本考案の一実施例の嵌合部と外嵌部の要部の断
面図
【図4】本考案の別の実施例の嵌合部の概略を示す図
【図5】本考案の他の実施例の嵌合部の概略を示す図
【図6】従来例の分解断面図
【符号の説明】
1 容器本体 2 嵌合部 3 辺 7 縦長当接部 8 当接部 12 突部 20 キャップ 21 外嵌部 22 面 23 凹所

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体1の嵌合部2を、角部を有し、
    少なくとも2組の対設する辺3を有する形状に形成し、
    前記辺3のうち、少なくとも1組の対設された辺3の外
    面に、下部が外方に突出する当接部8に形成された縦長
    当接部7を設け、前記縦長当接部7を設けている辺3の
    うち、少なくとも1組の対設された辺3の外面に突部1
    2を設け、前記嵌合部2に外嵌するキャップ20の外嵌
    部21を、前記嵌合部2に合致する形状に形成し、前記
    外嵌部21の内側の面22に凹所23を設け、前記キャ
    ップ20の外嵌部21が容器本体1の嵌合部2に嵌着さ
    れた位置で、前記縦長当接部7の当接部8が外嵌部21
    の内側の面22に当接し、前記突部12が前記凹所23
    に嵌入するように形成した化粧料容器。
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CN108697227B (zh) * 2016-02-01 2021-05-28 Pf消费者保健第一有限责任公司 双端唇膏容器
WO2021048931A1 (ja) * 2019-09-10 2021-03-18 株式会社エイエムジー 化粧品容器

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