JP2572005B2 - 配線用合成樹脂ダクト - Google Patents

配線用合成樹脂ダクト

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JP2572005B2
JP2572005B2 JP5146135A JP14613593A JP2572005B2 JP 2572005 B2 JP2572005 B2 JP 2572005B2 JP 5146135 A JP5146135 A JP 5146135A JP 14613593 A JP14613593 A JP 14613593A JP 2572005 B2 JP2572005 B2 JP 2572005B2
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中島  茂
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気配線などを処理す
るのに用いられる配線用合成樹脂ダクトに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の配線用合成樹脂ダクトにおい
て、ダクト本体とダクト本体の開口部に装着される蓋体
とを備えるものは、一般的に一定の長さのものを接続す
ることにより所定の長さに延長される。図8に概略的に
示したように、ダクト本体1の基本的構成は、底壁部1
1と底壁部11の幅方向両端部から立ち上がった左右の
側壁部12,12とを有している。そして、このような
基本的構成を有するダクト本体1の内部にたとえば電気
配線を敷設し、ダクト本体1の上面開口部13に図示し
ていない蓋体を装着するようになっている。
【0003】この構成の配線用ダクト同士を接続して長
さを延長する場合、従来は、図8に示した別部品として
のソケット2を用いている。このソケット2は底板部2
1と底板部21の幅方向両端部から立ち上がった左右の
側板部22,22とを有しており、同図に示した同一形
状・大きさの2つのダクト本体1,1の双方の端部に重
なり状に嵌合可能になっている。そして、配線用ダクト
同士の接続に際しては、互いに突き合わせた2つのダク
ト本体1,1のそれぞれの端部に跨がらせてソケット2
を嵌合し、ソケット2と各ダクト本体1,1との重なり
個所を接着剤で接合したり、あるいはビス止めしたりし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、2つのダクト本体1,1同士の接続に別部品である
ソケット2が必要であるのみならず、接着剤またはビス
が必要であったため、必要な部品点数が多くなり、しか
も接続作業が煩わしくなるという問題があった。
【0005】本発明は以上の問題に鑑みてなされたもの
であり、ダクト本体自体に別のダクト本体との接続機構
を具備させることによって、別部品としてのソケットや
接着剤またはビスなどが不要になり、接続作業を容易か
つ迅速にしかも確実に行うことのできる配線用合成樹脂
ダクトとその接続構造とを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よる配線用合成樹脂ダクトは、底壁部とこの底壁部の幅
方向両端部から立ち上がった左右の側壁部とを有するダ
クト本体と、このダクト本体の上面開口部に装着される
蓋体とを有し、上記ダクト本体の長手方向一端部に、
記底壁部に連設された底板部とその底板部の幅方向両端
部から立ち上りかつ左右の上記側壁部に連設された側板
部とを有すると共に上記ダクト本体の長手方向他端部に
嵌合可能なソケット部が延出され、このソケット部と
ダクト本体の上記長手方向他端部とのいずれか一方に
凹入状の被係合部が設けられ、他方に上記被係合部に
して係脱可能な係合部が設けられ、上記ダクト本体の左
右の上記側壁部のそれぞれの全長に亘って、外側へ張り
出す弓形の断面形状を有する上辺部が、それぞれの上記
側壁部の上端縁部から内方に向けて突出した段付部分を
介して設けられており、上記蓋体における幅方向両端部
のそれぞれの全長に亘って、外側へ張り出す弓形の断面
形状を有する係合片部とその係合片部の内側に位置して
外側へ張り出す弓形の断面形状を有する係合部とが設け
られていると共に、それらの上記係合片部と上記係合部
とにより上記上辺部が嵌合可能な弓形の溝部が形成さ
れ、上記上辺部を上記溝部に嵌合して上記蓋体を上記ダ
クト本体の上記上面開口部に装着したときに、上記ダク
ト本体における左右の側壁部のそれぞれの外表面と上記
蓋体における上記幅方向両端部のそれぞれに設けられた
上記係合片部の外表面とが面一になるように、上記ダク
ト本体における左右の側壁部のそれぞれの上記外表面の
相互間隔と上記蓋体における上記幅方向両端部のそれぞ
れの上記係合片部の上記外表面の相互間隔とが定められ
ている、というものである。
【0007】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、ダクト本体の
ソケット部を別のダクト本体の長手方向他端部に嵌合し
て係合部を被係合部に係合することにより2つのダクト
本体が接続される。また、上記係合部を被係合部から離
脱させることにより2つのダクト本体が離れる。
【0008】また、ダクト本体の上面開口部に蓋体を装
着するときには、ダクト本体側の上記上辺部を蓋体側の
上記溝部に嵌合し、ダクト本体の上面開口部に装着され
た蓋体を離脱させるときには、ダクト本体側の上記上辺
部を蓋体側の上記溝部から抜き出す。このような蓋体の
着脱は、たとえば次のような手順で容易に行うことがで
きる。 上記蓋体を装着するときの手順の一例は次のよう
なものである。すなわち、ダクト本体の左右の上記上辺
部のそれぞれの上に上記蓋体の左右の上記係合片部また
は上記係合部を置くことにより、それらによって形成さ
れている左右の上記溝部のそれぞれを左右の上記上辺部
のそれぞれに各別に対向させ、この後、上記蓋体を押さ
え込んで左右の上記溝部に左右の上記上辺部を同時にま
たは片側ずつ順番に嵌合させる。 上記ダクト本体に装着
された上記蓋体を取り外すときの手順の一例は次のよう
なものである。すなわち、上記ダクト本体1の左右いず
れかの側の上辺部6を上記蓋体3の左右いずれかの側の
上記溝部31に嵌合させたまま、その嵌合箇所を中心と
して蓋体3の幅方向他側端部を他の側の上記溝部31と
共に持ち上げることによりその溝部31をそれが嵌合し
ていた上記上辺部6から離脱させ、その後、上記嵌合箇
所で上記蓋体3の幅方向片側端部を上記溝部31と共に
持ち上げてそれが嵌合していた上記上辺部から離脱させ
る。 上記したような蓋体の着脱を行う場合、上記ダクト
本体の上記上辺部が外側へ張り出す弓形の断面形状を有
しており、しかも、上記蓋体の上記溝部が外側へ張り出
す弓形の断面形状を有する上記係合片部と上記係合部と
によって弓形に形成されているので、上記上辺部と上記
溝部とが滑ってその着脱が円滑に行われる。それにもか
かわらず、ダクト本体に装着された蓋体は、上記上辺部
と上記溝部との上下方向での係合によって強固にダクト
本体に保持される。
【0009】
【実施例】図1は本発明の実施例による配線用合成樹脂
ダクトAを一部破断して示した分解斜視図で、この配線
用合成樹脂ダクトAは、ダクト本体1と、蓋体3とを有
しており、これらはいずれも合成樹脂(たとえば硬質塩
化ビニル樹脂)で作られている。ダクト本体1は底壁部
11と底壁部11の幅方向両端部から立ち上がった左右
の側壁部12,12とを有している。ダクト本体1の長
手方向一端部にソケット部4が所定の出幅分だけ延出さ
れている。このソケット部4はダクト本体1と一体にな
っていて、上記底壁部11に連設された底板部41の外
表面(裏面)が上記底壁部11の内表面(内面)と略面
一であり、その底板部41の幅方向両端部から立ち上り
かつ左右の上記側壁部12,12に連設された左右の側
板部42,42の外表面(外面)が上記側壁部12,1
2の内表面(内面)と略面一になっている。したがっ
て、ソケット部4はダクト本体1の長手方向他端部に嵌
合可能である。ソケット部4の所定個所たとえば底板部
41に矩形の開口でなる凹入状の被係合部51が設けら
れている。そして、被係合部51に係脱可能な係合部5
2が上記ダクト本体1の長手方向他端部の所定個所たと
えば底壁部11に設けられている。係合部52はダクト
本体1の幅方向に長い突起でなり、その高さは底壁部1
1の厚さと略同一であり、また、ダクト本体1の長手方
向他端側に向く面が傾斜面52aになっている。他方、
ダクト本体1の左右の側壁部12,12に溝形の係合条
61,61を外表面側に備えた上辺部6,6が一体に設
けられている。この上辺部6,6は左右の側壁部12,
12の上端縁部から内方に向けて段付状に突出した段付
部分63,63を介して左右の上記側壁部12,12の
それぞれの全長に亘って設けられている。また、それら
の上辺部6,6は、外側へ張り出す弓形の断面形状を有
している。なお、上記段付部分63,63と底壁部11
との間隔は上記ソケット部4の高さと略同一になってい
る。
【0010】蓋体3はその幅方向の両端部に弓形の溝部
31を具備する。これらの溝部31は、上記蓋体3にお
ける幅方向両端部のそれぞれの全長に亘って設けられて
いるところの、外側へ張り出す弓形の断面形状を有する
係合片部32とその係合片部32の内側に位置して外側
へ張り出す弓形の断面形状を有する係合部33とによ
形成されており、その溝部31に対しては上記上辺部6
が嵌合可能である。
【0011】また、上記ダクト本体1における左右の側
壁部12,12のそれぞれの上記外表面の相互間隔と上
記蓋体3における上記幅方向両端部のそれぞれの上記係
合片部32,32の上記外表面の相互間隔とは、上記上
辺部6,6を上記溝部31,31に嵌合して上記蓋体3
を上記ダクト本体1の上記上面開口部13に装着したと
きに、上記ダクト本体1における左右の側壁部12,1
2のそれぞれの外表面と上記蓋体3の左右の上記係合片
部32,32の外表面とが面一になるように定められて
いる。
【0012】ダクト本体1,1’を接続し、それぞれの
ダクト本体1,1’の上面開口部13,13に蓋体3,
3を装着した状態を図2と図4に示してある。これらの
図から判るように、配線用合成樹脂ダクトAを接続する
ときは、図1に示したように2つのダクト本体1,1’
の相互間で長手方向一端部と長手方向他端部とを向き合
わせ、ソケット部4をダクト本体1’における長手方向
他端部の底壁部11と段付部分63,63との間に差し
込むことによってそのソケット部4の底壁部41の先端
を上記係合部52に乗り越えさせ、これにより被係合部
51に係合部52を嵌めて両者を係合させる(図3)。
また、蓋体3,3の溝部31,31にそれぞれのダクト
本体1,1’の上辺部6,6を嵌合させることによって
蓋体3,3を各ダクト本体1,1’の上面開口部13,
13に装着する。
【0013】こうして接続された2つの配線用合成樹脂
ダクトA,A’においては、図2および図3で判るよう
に、2つのダクト本体1,1’は係合部52と被係合部
51との係合により長手方向に位置ずれしないように接
続され、また、図2および図4で判るように、ソケット
部4がダクト本体1’の底壁部11とダクト本体1の段
付部分63,63との間に挾まれて2つのダクト本体
1,1’が上下方向に位置ずれしなくなる。なお、図4
に仮想線で示したように、配線Lはダクト本体1,1’
の内部に配設される。
【0014】2つのダクトA,Aを離脱させるときは、
蓋体3,3を取り外してから、一方のダクト本体1を変
形させることにより係合部52を被係合部51から外
し、その後、ソケット部4を他方のダクト本体1’から
引き抜くとよい。
【0015】上記蓋体3を上記ダクト本体1の上面開口
部13に対して着脱する操作は、次のような手順で容易
に行うことができる。
【0016】上記蓋体3の装着は、ダクト本体1の左右
の上記上辺部6,6のそれぞれの上に上記蓋体3の左右
の上記係合片部32,32または上記係合部33,33
を置くことにより、それらによって形成されている左右
の上記溝部31,31のそれぞれを左右の上記上辺部
6,6のそれぞれに各別に対向させ、この後、上記蓋体
3を押さえ込んで左右の上記溝部31,31に左右の上
記上辺部6,6を同時にまたは片側ずつ順番に嵌合させ
るとよい。
【0017】上記ダクト本体1に装着された上記蓋体3
の取外しは、ダクト本体1の左右いずれかの側の上辺部
6を上記蓋体3の左右いずれかの側の上記溝部31に嵌
合させたまま、その嵌合箇所を中心として蓋体3の幅方
向他側端部を他の側の上記溝部31と共に持ち上げるこ
とによりその溝部31をそれが嵌合していた上記上辺部
6から離脱させ、その後、上記嵌合箇所で上記蓋体3の
幅方向片側端部を上記溝部31と共に持ち上げてそれが
嵌合していた上記上辺部から離脱させるとよい。
【0018】上記したような蓋体3の着脱を行う場合、
上記ダクト本体1の上記上辺部6,6が外側へ張り出す
弓形の断面形状を有しており、しかも、上記蓋体3の上
記溝部31,31が外側へ張り出す弓形の断面形状を有
する上記係合片部32,32と上記係合部33,33と
によって弓形に形成されているので、上記上辺部6と上
記溝部31とが滑ってその着脱が円滑に行われる。それ
にもかかわらず、ダクト本体1に装着された蓋体3は、
上記上辺部6,6と上記溝部31,31との上 下方向で
の係合によって強固にダクト本体1に保持される。そし
て、ダクト本体1に蓋体3を装着したダクトAは、上記
側壁部12,12の外表面と上記係合片部32,32の
外表面とが面一になるので、複数のダクトAを横に並べ
て設置するようなときに、相隣接するダクトAの相互間
にデッドスペースになるような隙間を形成せずに済む、
という利点がある。
【0019】以上説明した実施例においては、係合部5
2をダクト本体1,1’の長手方向他端部の底壁部1
1,11に設け、被係合部51をソケット部4の底板部
41に設けてあるけれども、これらは他の個所に設けて
もよい。図5には、係合部52,52をダクト本体1,
1’の左右の側壁部12,12に設け、被係合部51,
51をソケット部4の左右の側板部42,42に設けた
事例を示している。
【0020】また、上記実施例においては、別のダクト
本体1’の長手他端部に嵌合したソケット部4を底壁部
11と段付部分63,63とにより挾んで2つのダクト
本体1,1’の上下方向の位置ずれを防止するようにし
た接続構造を説明したけれども、図7では蓋体3によっ
て2つのダクト本体1,1’の上下方向の位置ずれを防
止するようにした接続構造を示している。すなわち、図
7に示した接続構造においては、蓋体3が一方のダクト
本体1の上面開口部13と別のダクト本体1’の上面開
口部13との間に跨がって装着されている。具体的に
は、図7に現れていないけれども、蓋体3の溝部31,
31が2つのダクト本体1,1’の上辺部6,6に嵌合
されている。
【0021】この発明に係る配線用合成樹脂ダクトにお
いて、係合部をダクト本体の長手方向他端部に設け、そ
の係合部に係脱可能な被係合部をソケット部に設けても
よいことは勿論である。
【0022】
【発明の効果】請求項1に記載の発明に係る配線用合成
樹脂ダクトによれば、それ自体のダクト本体に具備され
たソケット部や係合部や被係合部を利用することによ
り、別の配線用合成樹脂ダクトのダクト本体に接続する
ことが可能であって、それらのソケット部や係合部や被
係合部が別のダクト本体との接続機構を構成しているの
で、接続に際して別部品としてのソケットや接着剤また
はビスなどが不要になり、そのことが接続作業を容易か
つ迅速に行うことに役立つという効果がある。また、接
続は係合部と被係合部との係合によって確実に成される
という効果がある。
【0023】また、ダクト本体の上面開口部に対する蓋
体の着脱を円滑に行うことができ、しかも、ダクト本体
に蓋体を装着したダクトは、その側面すなわち上記ダク
ト本体の側壁部の外表面と蓋体の係合片部の外表面とが
面一になるので、複数のダクトを横に並べて設置するよ
うなときに、相隣接するダクトの相互間にデッドスペー
スになるような隙間を形成せずに済む、という利点があ
り、また、ダクト本体に蓋体を装着したダクトを横に並
べて運搬するようなときにも、相隣接するダクトの相互
間にデッドスペースになるような隙間を形成せずに済む
という利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明に係る実施例の配線用合成樹脂
ダクトを一部破断して示した分解斜視図である。
【図2】上記ダクトの接続個所の構造を示す縦断側面図
である。
【図3】図2のIII部を拡大した断面図である。
【図4】上記ダクトの接続個所を示す縦断正面図であ
る。
【図5】変形例による上記ダクトの接続個所を示す縦断
正面図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿う拡大断面図である。
【図7】上記ダクトの接続個所の構造の変形例を示す縦
断側面図である。
【図8】従来の配線用合成樹脂ダクトとソケットと示し
た分解斜視図である。
【符号の説明】
A 配線用合成樹脂ダクト 1,1’ ダクト本体 3 蓋体 4 ソケット部6 上辺部 11 底壁部 12 側壁部 13 上面開口部31 溝部 32 係合片部 33 係合部 41 底板部 42 側板部 51 被係合部 52 係合部63 段付部分

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底壁部とこの底壁部の幅方向両端部から
    立ち上がった左右の側壁部とを有するダクト本体と、
    ダクト本体の上面開口部に装着される蓋体とを有し、上記 ダクト本体の長手方向一端部に、上記底壁部に連設
    された底板部とその底板部の幅方向両端部から立ち上り
    かつ左右の上記側壁部に連設された側板部とを有すると
    共に上記ダクト本体の長手方向他端部に嵌合可能なソ
    ット部が延出され、このソケット部と上記ダクト本体の
    上記長手方向他端部とのいずれか一方に凹入状の被係合
    部が設けられ、他方に上記被係合部に対して係脱可能な
    係合部が設けられ、上記ダクト本体の左右の上記側壁部のそれぞれの全長に
    亘って、外側へ張り出す弓形の断面形状を有する上辺部
    が、それぞれの上記側壁部の上端縁部から内方に向けて
    突出した段付部分を介して設けられており、 上記蓋体における幅方向両端部のそれぞれの全長に亘っ
    て、外側へ張り出す弓形の断面形状を有する係合片部と
    その係合片部の内側に位置して外側へ張り出す弓形の断
    面形状を有する係合部とが設けられていると共に、それ
    らの上記係合片部と上記係合部とにより上記上辺部が嵌
    合可能な弓形の溝部が形成され、 上記上辺部を上記溝部に嵌合して上記蓋体を上記ダクト
    本体の上記上面開口部に装着したときに、上記ダクト本
    体における左右の側壁部のそれぞれの外表面と上記蓋体
    における上記幅方向両端部のそれぞれに設けられた上記
    係合片部の外表面とが面一になるように、上記ダクト本
    体における左右の側壁部のそれぞれの上記外表面の相互
    間隔と上記蓋体における上記幅方向両端部のそれぞれの
    上記係合片部の上記外表面の相互間隔とが定められてい
    ことを特徴とする配線用合成樹脂ダクト。
JP5146135A 1993-06-17 1993-06-17 配線用合成樹脂ダクト Expired - Lifetime JP2572005B2 (ja)

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