JP2571888Y2 - バッグ・イン・ボックス外箱用ブランク板 - Google Patents

バッグ・イン・ボックス外箱用ブランク板

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JP2571888Y2
JP2571888Y2 JP1991105443U JP10544391U JP2571888Y2 JP 2571888 Y2 JP2571888 Y2 JP 2571888Y2 JP 1991105443 U JP1991105443 U JP 1991105443U JP 10544391 U JP10544391 U JP 10544391U JP 2571888 Y2 JP2571888 Y2 JP 2571888Y2
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JP
Japan
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panel
box
bag
outer box
ruled lines
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JPH0554328U (ja
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利恵 平原
誠 五十嵐
紳正 山崎
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Toppan Inc
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Toppan Inc
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、食品や非食品の液体状
の内容物に使用されるバッグ・イン・ボックスの形状に
関するもので、詳しくは外箱用ブランク板に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】最近、液体容器に於いて、バッグ・イン
・ボックスと称されるプラスチック製の内袋を収容した
構造の紙容器が、酒類、果汁飲料などの食品関係や液体
洗剤、柔軟剤などの非食品関係に広く使用され出して来
た。このバッグ・イン・ボックスの一般消費者向けの容
器としては、0.9リッター、1.8リッター、3.6
リッターなどの小・中容量のものが使用されており、そ
の形状は、図5に示したように、主に直方体の前面上稜
部を斜めに切り欠いた7面体筒状のものであった。この
外箱に使用する一般的なブランク板(50)は、図2に
示したように、外側の周壁(2)を形成するために、背
面パネル(51)、左側面パネル(52)、正面パネル
(53)、右側面パネル(54)及び糊代フラップ(5
5)とをそれぞれ縦の罫線を介して連設し、正面パネル
の上端には中央に注出口を突出するための欠切孔(7
1)を有した傾斜パネル(56)を横の罫線を介して連
設し、左右の側面パネルの傾斜パネル板と縦の罫線を介
して隣接する上部の片隅に、それぞれ中央に罫線と二つ
の欠切部(72と74,73と75)とを有した三角形
状の折込部(59、61)を斜めの罫線を介して設け、
外箱の天封鎖板群(1)を形成するために、背面パネル
と傾斜パネルの上端にフラップ(62,64)を、左右
の側面パネルの上端に天パネル(57)及び糊代フラッ
プ(63)を横の罫線を介して連設し、外箱の底封鎖板
群(3)を形成するために、背面パネルと正面パネルの
下端にフラップ(65,67)を、左右の側面パネルの
下端に底パネル(58)及び糊代フラップ(66)を横
の罫線を介して連設したものであった。
【0003】
【考案が解決しょうとする課題】しかしながら、バッグ
・イン・ボックスの使用量が拡大し適用範囲が多岐にわ
たるに従って、他商品との差別化のための形状のバリエ
ーションに対する要求や従来のバッグ・イン・ボックス
の内容物の注出のしにくさの改善に対する強い要求が出
て来たために、考案者らは、従来の製造ラインのサック
貼り機、製箱機、充填機などが使用可能なことを前提
に、これらの問題を解決するために鋭意研究した結果、
遂に本考案に至った。本考案に似た形状のものに、実公
昭62−26374号公報に周壁の断面形状が八角形の
ものが開示されているが、天部及び底部の封鎖部群の構
造が複雑であるため、機械貼りによる製箱が難しいもの
であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、プラスチック
製の内袋を接着し一体化したバッグ・イン・ボックスの
外箱用ブランク板に於いて、図1に示したように、外箱
の周壁(2)を形成するために、6枚のパネル(11,
12,13,14,15,16)と糊付フラップ(1
7)とをそれぞれ縦の罫線を介して連設し、その第4パ
ネル(14)の上端に注出口を突出するための欠切孔
(41)を有した逆台形状の傾斜パネル(18)を横の
罫線を介して連設し、第3パネル(13)の上端と傾斜
パネルの左端及び第5パネル(15)の上端と傾斜パネ
ルの右端とにそれぞれ二等辺三角形状の折込部(22,
23)を斜めの罫線を介して設け、外箱の天封鎖板群
(1)を形成するために、第1パネル(11)の上端に
横の罫線を介した糊付フラップ(24)と第2パネル
(12)及び第6パネル(16)の上端に横の罫線を介
したフラップ(25,26)と傾斜パネルの上端に横の
罫線を介した天パネル(19)とを設け、外箱の底封鎖
板群(3)を形成するために、第1パネルの下端に横の
罫線を介した糊付フラップ(27)と第2パネル、第3
パネル、第5パネル及び第6パネルの下端に横の罫線を
介したフラップ(28,29,31,32)と第4パネ
ルの下端に横の罫線を介した底パネル(21)とを設け
たバッグ・イン・ボックス外箱用ブランク板(10)で
ある。
【0005】上述の本考案のブランク板に用いられる板
紙は、白ボールのコートボールなどで、坪量は一般的に
は450 g/m2 から650 g/m2 のものである。
【0006】
【作用】本考案のブランク板を用いた外箱は、周壁の断
面形状が6角形であり、従来の4角形な外箱と比較し
て、ボトルのイメージに近くなり、形状に新規性がある
ため、商品の展示効果を向上する。
【0007】本考案のブランク板を用いたバッグ・イン
・ボックスは、周壁が多角形であるので、注出時に周壁
を掴んだ指の角度が指の自然な角度に従来のものより近
くなるため、容器が持ち易く、注出し易くなる。
【0008】
【実施例】図1は、本考案の一実施例に用いたバッグ・
イン・ボックス外箱用ブランク板の展開図である。図3
は、本考案のブランク板を用いて作製したバッグ・イン
・ボックスの一部を切り欠いた側面図であり、図4は、
そのバッグ・イン・ボックスの斜視図である。次に、図
面を用いて本考案について詳細に説明する。
【0009】まず、印刷と表面加工された坪量550 g
/m2 のコートボールの板紙を打抜加工して本考案のバッ
グ・イン・ボックス外箱用ブランク板を作製した。この
ブランク板には、図1に示したように、外箱の周壁
(2)を形成するために、6枚のパネル(11,12,
13,14,15,16)と糊付フラップ(17)とを
それぞれ縦の罫線を介して連設し、その第4パネル(1
4)の上端に注出口を突出するための欠切孔(41)を
有した逆台形状の傾斜パネル(18)を横の罫線を介し
て連設し、第3パネル(13)の上端と傾斜パネルの左
端及び第5パネル(15)の上端と傾斜パネルの右端と
に折り込みのための欠切部(42,43)と斜めの罫線
と注出口が当たらないための欠切部(44,45)とを
有した二等辺三角形状の折込部(22,23)を斜めの
罫線を介してそれぞれに設け、外箱の天封鎖板群(1)
を形成するために、第1パネルの上端に横の罫線を介し
た糊代フラップ(24)と第2パネル及び第6パネルの
上端に横の罫線を介したフラップ(25,26)と傾斜
パネルの上端に横の罫線を介した天パネル(19)とを
設け、外箱の底封鎖板群(3)を形成するために、第1
パネルの下端に横の罫線を介した糊代フラップ(27)
と第2パネル、第3パネル、第5パネル及び第6パネル
の下端に横の罫線を介したフラップ(28,29、3
1,32)と第4パネルの下端に横の罫線を介した底パ
ネル(21)とを設けた。
【0010】次に、図3及び図4に示した1.8リッタ
ーのバッグ・イン・ボックス(80)を作製するため
に、従来の製造工程を用いて、前述の本考案のブランク
板の裏面にプラスチック製の内袋(81)を貼着し、サ
ック貼りし、さらに、注出口(82)を熱融着したの
ち、容器を組み立て内容物を充填し注出口にキャップ
(83)を装着した。なお、内袋のブランク板裏面への
貼着は、外箱の傾斜パネルの裏面の全面(18)及び第
2パネル,第3パネル,第5パネル及び第6パネルの上
部と下部とに部分的に貼着した。
【0011】図4及び図5に示したように、作製した本
考案のブランク板を用いたバッグ・イン・ボックス(8
0)は、従来のもの(90)と形状が異なり、容器から
受ける感じも新しく意匠性に優れていた。また、注出の
し易さは、従来のものより注出時に容器をしっかりと保
持出来て注出し易かった。
【0012】
【考案の効果】本考案のバッグ・イン・ボックス外箱用
ブランク板を用いたバッグ・イン・ボックスは、従来の
ものと形状が異なり新規性があり、しかも意匠性が良い
ために、商品の展示効果に於いて、他の商品との差別化
が計れる。また、本考案のブランク板は、従来の製造ラ
インで製箱が可能であり、その上、注出のし易さが従来
のものよりも大いに改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のバッグ・イン・ボックス外箱用ブラン
ク板の展開図である。
【図2】従来のバッグ・イン・ボックス外箱用ブランク
板の展開図である。
【図3】本考案のブランク板を用いて作製したバッグ・
イン・ボックスの一部を切り欠いた側面図である。
【図4】本考案のブランク板を用いて作製したバッグ・
イン・ボックスの斜視図である。
【図5】従来のブランク板を用いて作製したバッグ・イ
ン・ボックスの斜視図である。
【符号の説明】
1……天部封鎖板群 2……周壁 3……底部封鎖板群 10……本考案のブランク板 11……第1パネル 12……第2パネル 13……第3パネル 14……第4パネル 15……第5パネル 16……第6パネル 17……糊代フラップ 18……傾斜パネル 19,57……天パネル 21,58……底パネル 22,23,59,61……折込部 24,27,55,63,66……糊代フラップ 25,26,28,29,31,32,62,64,6
5,67……フラップ 41,71……欠切孔 42,43,72,73,74,75……欠切部 50……従来のブランク板 51……背面パネル 52……左側面パネル 53……正面パネル 54……右側パネル 56……傾斜パネル 80……本考案のバッグ・イン・ボックス 81……内袋 82……注出口 83……キャップ 90……従来のバッグ・イン・ボックス

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチック製の内袋を接着し一体化した
    バッグ・イン・ボックスの外箱用ブランク板に於いて、
    外箱の周壁を形成するために、6枚のパネルと糊付フラ
    ップとをそれぞれ縦の罫線を介して連設し、その第4パ
    ネルの上端に注出口を突出するための欠切孔を有した逆
    台形状の傾斜パネルを横の罫線を介して連設し、第3パ
    ネルの上端と傾斜パネルの左端及び第5パネルの上端と
    傾斜パネルの右端とにそれぞれ二等辺三角形状の折込部
    を斜めの罫線を介して設け、外箱の天封鎖板群を形成す
    るために、第1パネルの上端に横の罫線を介した糊付フ
    ラップと第2パネル及び第6パネルの上端に横の罫線を
    介したフラップと傾斜パネルの上端に横の罫線を介した
    天パネルとを設け、外箱の底封鎖板群を形成するため
    に、第1パネルの下端に横の罫線を介した糊付フラップ
    と第2パネル、第3パネル、第5パネル及び第6パネル
    の下端に横の罫線を介したフラップと第4パネルの下端
    に横の罫線を介した底パネルとを設けたことを特徴とす
    るバッグ・イン・ボックス外箱用ブランク板。
JP1991105443U 1991-12-20 1991-12-20 バッグ・イン・ボックス外箱用ブランク板 Expired - Lifetime JP2571888Y2 (ja)

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JPH0554328U JPH0554328U (ja) 1993-07-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5929895Y2 (ja) * 1979-08-06 1984-08-27 大日本印刷株式会社 容器
JP3038770U (ja) * 1996-12-16 1997-06-24 和廣 中島 ずれ防止付眼鏡

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