JP2571717B2 - 磁気再生装置におけるリニアタイムカウンタ装置 - Google Patents

磁気再生装置におけるリニアタイムカウンタ装置

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JP2571717B2
JP2571717B2 JP2064525A JP6452590A JP2571717B2 JP 2571717 B2 JP2571717 B2 JP 2571717B2 JP 2064525 A JP2064525 A JP 2064525A JP 6452590 A JP6452590 A JP 6452590A JP 2571717 B2 JP2571717 B2 JP 2571717B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はVTRを含む磁気再生装置における、ビデオ
テープの走行距離を再生走行時の時間で表示する、リニ
アタイムカウンタ装置に関するものである。
[従来の技術] 一般に、磁気再生装置として、NTSC信号が記録されて
いるビデオテープ及びCCIR信号(PAL信号、セカム信号
等が含まれる)が記録されているビデオテープからのビ
デオ信号の再生が共に可能なものが知られている。
また、ビデオテープの縁部近傍に、その走行方向に沿
って記録されているCTL信号を再生し、この再生CTL信号
を分周してカウンタに供給し、該カウンタのカウント値
を表示し、以てビデオテープの走行距離を再生走行時の
時間として表示するようにしたリニアタイムカウンタ装
置が知られている。
更に、上記したリニアタイムカウンタ装置を上記のよ
うなNTSC信号とCCIR信号との兼用の磁気再生装置に用い
たものでは、再生ビデオ信号がNTSC信号であるかCCIR信
号であるかに応じて前記した再生CTL信号の前記分周の
分周比を選択(NTSC信号の場合は30、CCIR信号の場合は
25)するようにしている。
従来、上記の分周比を選択するに際し、再生ビデオ信
号がNTSC信号であるのかCCIR信号であるのかは、再生ビ
デオ信号の水平同期信号の周波数によって判別してい
た。
[発明が解決しようとする課題] 上記のように、再生ビデオ信号の水平同期信号の周波
数により、NTSC信号であるのかCCIR信号であるのかを判
別するには、ビデオテープとビデオヘッドが充分に接触
している通常の再生時、ある意は低倍率のキュー(又は
レビュー)、スチールの場合に限られ、巻戻し又は早送
りの場合には判別が困難であった。
因に、巻戻し又は早送りの場合には、ビデオテープと
ビデオヘッドが充分に接触していなく、かつテープ走行
速度が速いため、水平同期信号を安定に再生することが
できず、NTSC信号とCCIR信号との判別が困難になる。
このため、従来の装置では、巻戻し又は早送りの時に
リニアタイムカウンタとして動作させるためには、一旦
通常の再生モード等にして分周比を決める必要があっ
た。
また、従来の装置では、同一のビデオテープにおい
て、NTSC信号に続いてCCIR信号が記録されているような
場合には、通常の再生モードにした時にNTSC信号が再生
させると、早送りによってCCIR信号の部分にきた時にも
分周比がNTSC信号用のものになっているので、リニアタ
イムカウンタは誤表示するという欠点があった。
この発明は上記した従来の欠点を除去し、巻戻し又は
早送りの時にも、一旦通常の再生モードにすることなく
リニアタイムカウンタにより正しい表示ができ、かつ同
一のビデオテープにNTSC信号とCCIR信号が記録されてい
るような場合の、水平同期信号を安定して再生すること
ができない、巻戻し又は早送りの時にもリニアタイムカ
ウンタが誤表示することがないようにしたものである。
[課題を解決するための手段] 上記の課題を解決するための、この発明の磁気再生装
置におけるリニアタイムカウンタ装置は、 NTSC信号が記録されているビデオテープ及びCCIR信号
が記録されているビデオテープからのビデオ信号の再生
が可能な磁気再生装置であって、 ビデオテープの縁部近傍にその走行方向に沿って記録
されているCTL信号を再生するCTL信号再生手段と、この
再生手段から再生された再生CTL信号を分周する分周手
段と、この分周手段により分周された信号が供給される
カウンタと、該カウンタのカウント値を表示する表示手
段とを備え、ビデオテープの走行距離を再生走行時の時
間で表示するようになし、 かつ再生ビデオ信号がNTSC信号であるかCCIR信号であ
るかを判別する判別手段と、この判別手段の判別結果に
応じて前記分周手段の分周比を選択する選択手段とを設
けたリニアタイムカウンタ装置において、 CTL信号の隣り合ったパルスの、ビデオテープ上での
距離、即ちCTL信号のピッチを測定する測定手段と、こ
の測定手段によって測定されたピッチを、予め記憶手段
に記憶されている、NTSC信号とCCIR信号の場合のCTL信
号のピッチと比較する比較手段とを備え、前記判別手段
はこの比較手段による比較結果により、前記の測定され
たCTL信号のピッチがNTSC信号のものであるかCCIR信号
のものであるかを判別するようにしたことを特徴とする
ものである。
また、CTL信号のピッチを測定する前記測定手段は、
作動ギャップの距離がCTL信号の最小ピッチよりも短く
なるように配設された2個のCTLヘッドと、これらのCTL
ヘッドにより再生される同一のCTL信号の再生時間の差
と前記作動ギャップの距離とからビデオテープの走行速
度を算出して求める走行速度算出手段と、CTL信号の周
期を算出するCTL信号周期算出手段と、これらの走行速
度算出手段及びCTL信号周期算出手段の算出結果からCTL
信号のピッチを算出して求めるピッチ算出手段により構
成してもよい。
因に、VHSフォーマットではCTL信号のピッチが次表の
ようになっている。
[作用] 上記のように構成された磁気再生装置におけるリニア
タイムカウンタ装置では、再生CTL信号のピッチ(パタ
ーン)に応じて再生CTL信号の分周比を定めることがで
きるので、巻戻し又は早送りの時でも誤表示のないリニ
アタイムカウントが可能になる。
[実施例] 以下に、この発明の一実施例を第1図及び第2図につ
いて説明する。
第1図はVTRにおけるリニアタイムカウンタ装置の概
略を示すブロック図であり、符号1はビデオテープを、
矢印はその走行方向を示す。2はビデオテープ1の縁部
近傍で、その走行方向に沿ってCTL信号が記録されるコ
ントロールトラックであり、該コントロールトラックに
は第1のCTLヘッド3及び第2のCTLヘッド4が当接され
ている。第1のCTLヘッド3は周知のCTLヘッドと同様に
作用するものであり、ビデオ信号の記録時には周知のサ
ーボ回路5から発生され、記録アンプ6で増幅されたCL
T信号が供給されて該CTL信号がコントロールトラック2
に記録される。ビデオ信号の再生時には、第1のCTLヘ
ッド3によって再生されたCTL信号が再生アンプ7で増
幅され、前記のサーボ回路5に供給される。このサーボ
回路5に供給されたCTL信号により周知のキャプスタン
(図示せず)の回転が制御され、周知の回転ヘッド(図
示せず)により記録トラック上を正確に走査(トラッキ
ング)する。
前記再生アンプ7で増幅されたCTL信号は分周器8を
介してカンウタ9に供給され、このカウンタのカウント
値は表示器10により表示される。
第2のCTLヘッド4は、第1のCTLヘッドとの作動ギャ
ップの距離LHがCTL信号の最小ピッチよりも短くなるよ
うに配設されている。ここで、最小ピッチは、VHSの場
合には前記表にも示すように、NTSC信号のEPの時であ
り、0.371mmである。
符号11はマイコンであり、前記再生アンプ7を介した
第1のCTLヘッド3からの再生CTL信号及び再生アンプ12
を介した第2のCTLヘッド4からの再生CTL信号が供給さ
れる。
前記の分周器8はその分周比が前記マイコン11からの
指示により選択されるようになっている。
上記第1のCTLヘッド3及び第2のCTLヘッド4で再生
されたCTL信号は第2図A、Bに示すようになり、時刻T
1で第1のCTLヘッド3により再生されたCTL信号のパル
スは、時刻T2で第2のCTLヘッド4により再生される。
即ち、テープ1上の同じ位置に記録されているCTL信号
は、第1のCTLヘッド3で再生されて(T2−T1)後に、
第2のCTLヘッド4で再生されることになる。
この第1のCTLヘッド3の第2のCTLヘッド4との作動
ギャップ間の距離はLHであるから、マイコン11により、
LH/(T2−T1)を求めることにより、その時のテープ1
の走行速度Vが求められる。
テープ1の走行速度にサーボをかけて制御している場
合は、サーボ系で予めテープ1の走行速度が分かってい
るが、一般に巻戻し又は早送りの場合はテープ走行速度
にはサーボをかけていないため、予めテープ1の走行速
度が分からない。因に、テープ1の巻始めと巻終わりで
はテープ走行速度が変るのが普通である。
前記のように、マイコン11によりテープ1の走行速度
が求めることにより、巻戻し時及び早送り時のテープ1
の走行速度も分かる。
次にCTL信号の周期tを計測する。これはマイコン11
により、t=(T3−T1)又は(T4−T2)を算出すること
により求まる。
テープ1上のCTL信号のピッチ1は次式より求まるの
で、これをマイコン11により算出する。
l=V・t ここで求まったピッチ1を、マイコン11に記憶されて
いる前記した表のCTL信号のピッチとマイコン11により
比較し、どのモードに最も近いかをマイコン11により判
別して記録されたモードがNTSCであるのか、CCIRである
のかを推定する。
上記した判別の結果に基づいて、NTSCのときには分周
器8の分周比が30に、CCIRのときには分周比が25になる
ような指示がマイコン11から分周器8に出力される。
このように上記の実施例では、常に再生CTL信号のピ
ッチをマイコン11により算出して求めているので、テー
プ1の巻戻しの時でも早送りの時でもリニアタイムカウ
ンタの表示を正しいものとすることができ、また記録モ
ードが途中から変るように記録されたテープを巻戻す又
は早送りするような場合でもリニアタイムカウンタの表
示を正しいものとすることができる。
[発明の効果] この発明は上記したように、CTL信号の隣り合ったパ
ルスの、ビデオテープ上での距離、即ちCTL信号のピッ
チを測定し、この測定値を予め記憶されている。NTSC信
号とCCIR信号の場合のCTL信号のピッチと比較して測定
されたCTL信号のピッチがNTSC信号のものであるかCCIR
信号のものであるかを判別し、この判別結果に基づいて
再生CTL信号を分周してカウンタに送る分周器の分周比
を選択するようにしたから、再生CTL信号のピッチに応
じて再生CTL信号の分周比を定めることができるので、
水平同期信号を安定して再生することができない、巻戻
し又は早送りの時でも誤表示のないリニアタイムカウン
タが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
は第1図のものの要部の信号波形図である。 1:ビデオテープ、2:コントロールトラック、3:第1のCT
Lヘッド、4:第2のCTLヘッド、8:分周器、9:カウンタ、
10:表示器。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】NTSC信号が記録されているビデオテープ及
    びCCIR信号が記録されているビデオテープからのビデオ
    信号の再生が可能な磁気再生装置であって、 ビデオテープの縁部近傍にその走行方向に沿って記録さ
    れているCTL信号を再生するCTL信号再生手段と、この再
    生手段から再生された再生CTL信号を分周する分周手段
    と、この分周手段により分周された信号が供給されるカ
    ウンタと、該カウンタのカウント値を表示する表示手段
    とを備え、ビデオテープの走行距離を再生走行時の時間
    で表示するようになし、 かつ再生ビデオ信号がNTSC信号であるかCCIR信号である
    かを判別する判別手段と、この判別手段の判別結果に応
    じて前記分周手段の分周比を選択する選択手段とを設け
    たリニアタイムカウンタ装置において、 CTL信号の隣り合ったパルスの、ビデオテープ上での距
    離、即ちCTL信号のピッチを測定する測定手段と、この
    測定手段によって測定されたピッチを、予め記憶手段に
    記憶されている、NTSC信号とCCIR信号の場合のCTL信号
    のピッチと比較する比較手段とを備え、前記判別手段は
    この比較手段による比較結果により、前記の測定された
    CTL信号のピッチがNTSC信号のものであるかCCIR信号の
    ものであるかを判別するようにしたことを特徴とする磁
    気再生装置におけるリニアタイムカウンタ装置。
  2. 【請求項2】CTL信号のピッチを測定する前記測定手段
    は、作動ギャップの距離がCTL信号の最小ピッチよりも
    短くなるように配設された2個のCTLヘッドと、これら
    のCTLヘッドにより再生される同一のCTL信号の再生時間
    の差と前記作動ギャップの距離とからビデオテープの走
    行速度を算出して求める走行速度算出手段と、CTL信号
    の周期を算出するCTL信号周期算出手段と、これらの走
    行速度算出手段及びCTL信号周期算出手段の算出結果か
    らCTL信号のピッチを算出して求めるピッチ算出手段に
    より構成されたことを特徴とする請求項1記載の磁気再
    生装置におけるリニアタイムカウンタ装置。
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