JP2571658Y2 - ホースクランプの拡径仮止め具 - Google Patents

ホースクランプの拡径仮止め具

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JP2571658Y2
JP2571658Y2 JP1992078904U JP7890492U JP2571658Y2 JP 2571658 Y2 JP2571658 Y2 JP 2571658Y2 JP 1992078904 U JP1992078904 U JP 1992078904U JP 7890492 U JP7890492 U JP 7890492U JP 2571658 Y2 JP2571658 Y2 JP 2571658Y2
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JP
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temporary fixing
hose clamp
clamp
temporary
hose
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Application number
JP1992078904U
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JPH0636782U (ja
Inventor
久夫 芦部
Original Assignee
株式会社カネサン製作所
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B25/00Implements for fastening, connecting or tensioning of wire or strip
    • B25B25/005Implements for fastening, connecting or tensioning of wire or strip for applying wire clasps to hose couplings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はホースクランプの拡径仮
止め具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ゴムホースをパイプに接続するときに
は、ホースクランプを使用してその接続部を締付ける
が、現場において一々ホースクランプを拡径して締付け
作業を行うことは面倒であることから、工場において予
めホースクランプを拡径し、仮止め金具を使用して仮止
め状態としておき、各現場において該仮止め金具を外す
ことによって締付けるようにすることが一般的である。
【0003】そして、従来使用されていた仮止め金具
は、図7及び図8に示す如きものである。該仮止め金具
Aは、断面コ字形或いはU字形の本体A′に、摘み片
A″を一体的に外方に突出形成したものである。
【0004】また、これを使用するホースクランプB
は、帯状の板ばねによって円環状に形成され、その両端
に設けた切込凹部B′と凸部B″を挿入重合し、更にそ
れらの先端部を外方に折曲して仮止め用突片C、C′と
してなるものである。
【0005】そして、仮止め状態とするには、適宜の工
具を用いてホースクランプBを最大径に拡径し、その状
態において該ホースクランプBの仮止め用突片C、C′
に仮止め金具Aを嵌着するものである。そして、この状
態において現場に持ち込まれるものである。
【0006】したがって、現場において仮止め状態を解
除するときには、図8に示す如くペンチD等を用いて摘
み片A″を挟んで引っ張り、仮止め金具Aをホースクラ
ンプBの仮止め用突片C、C′から外せばよい。
【0007】しかし、この仮止め金具を外すには、意外
に手間がかかり且つ危険を伴うものである。即ち、ホー
スクランプBは最大径に拡径された状態であるから、そ
の仮止め用突片C、C′は仮止め金具Aの内面に強く圧
接し且つまた接触部分も長いから、引き抜くときに摩擦
抵抗が大きく、相当な力で引っ張らなければ外れないも
のである。
【0008】そしてまた、外れた瞬間にこの摩擦抵抗が
なくなることから、腕が大きく振られて、周りの壁等に
手や肘をぶつける等して、作業員が負傷するといった事
故が起こりやすかった。また、従来品にあっては、側面
が開放しているために、輸送途中等において、衝撃によ
り仮止め金具が外れてしまうといった欠点があり、殊に
これが弾き飛ばされたときに、作業員を傷つけるといっ
た虞があった。更に、従来品にあっては、引き抜くとき
に金属と金属とが擦れ合って外れるから、これがメッキ
部分を傷つけることとなり、錆びの原因となる等の欠点
があった。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記の点に鑑
みなされたものであって、外すときに力を要さず、且つ
また従来の如く作業員が負傷する虞がなく、而もメッキ
部分を傷つけないから錆びを生ずることのないホースク
ランプの拡径仮止め具を提供せんとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】而して、本考案の要旨と
するところは、横断面コ字形の左右の嵌着部と、該左右
の嵌着部を接続する狭隘部とからなり、更に前記左右の
嵌着部の上端部に挟圧用突片を設けてなるホースクラン
プの拡径仮止め具にある。
【0011】
【作用】次に、本考案の作用について説明する。仮止め
するときには、ホースクランプの仮止め用突片に仮止め
具本体を嵌着するものであり、これは従来の仮止め金具
と同様である。
【0012】そして、仮止め状態を解除するときには、
プライヤー等の工具を用いて左右の嵌着部の上端に突出
する挟圧用突片を外方から挟圧すればよく、これにより
仮止め具は中央の狭隘部を中心にして八の字形に変形
し、ホースクランプの仮止め用突片が外れるものであ
る。
【0013】
【実施例】以下、本考案の実施例について、図面を参照
しつつ説明する。図1は斜視図、図2は正面図、図3は
平面図、図4は右側面図、図5は使用方法の説明図であ
り、仮止め解除前の状態図、図6は使用方法の説明図で
あり、仮止めを解除した瞬間の状態図である。
【0014】図中、1は一枚の金属板から成形した仮止
め具である。尚、本実施例では金属製のものを示した
が、合成樹脂で製作してもよい。また、該仮止め具1
は、横断面コ字形の左右の嵌着部2、2と、該左右の嵌
着部2、2を接続する狭隘部3とからなるものである。
そしてまた、前記左右の嵌着部2、2の上端部には挟圧
用突片4、4を設けている。
【0015】また、本実施例では狭隘部3を正面側のみ
に設け、背面側は切り離し状態としたものを示してお
り、そして挟圧したときに該切り離した部分が狭まるこ
とを防ぐために狭隘部3側から該切り離した部分に挟ま
る帯状片5を設けている。
【0016】そして、本実施例において仮止め状態を解
除するときには、図5に示す如くプライヤー6等を用い
て左右の嵌着部2、2の上端に突出する挟圧用突片4、
4を外方から挟圧するものである。これにより仮止め具
は図6に示す如く狭隘部3を中心にして八の字形に変形
し、広がったことによって左右の嵌着部による支えがと
れ、ホースクランプの仮止め用突片が外れるものであ
る。
【0017】
【考案の効果】本考案は上記の如き構成、作用であり、
仮止め状態を解除しようとするときには、狭隘部を中心
にして八の字形に変形し、下側が左右に広がるものであ
るから、従来の引き抜き型のものに比べ、摩擦抵抗が小
さく、さほどの力を要さず、簡単に外すことができるも
のである。また、プライヤー等によって嵌着部の挟圧用
突片が外方から挟みつけられているから、従来の如く解
除した瞬間に、作業員が腕を大きく振られて周りの壁等
に手や肘をぶつけたり、輸送途中等において仮止め金具
が外れて弾き飛ばされるといった虞もない。加えて、左
右の嵌着部によってホースクランプの仮止め用突片の周
囲を囲っているから、ずれや外れを防止することもでき
るものである。更に、従来品の如き引き抜き型のものと
異なり、メッキ部分を傷つけることがなく、したがっ
て、錆びの生ずる虞を解消することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の斜視図である。
【図2】正面図である。
【図3】平面図である。
【図4】右側面図である。
【図5】使用方法の説明図であり、仮止め解除前の状態
図である。
【図6】使用方法の説明図であり、仮止めを解除した瞬
間の状態図である。
【図7】従来の仮止め金具の使用状態斜視図である。
【図8】従来の仮止め金具の仮止め解除操作の説明図で
ある。
【符号の説明】
1 仮止め具 2、2 左右の嵌着部 3 狭隘部 4、4 挟圧用突片

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横断面コ字形の左右の嵌着部と、該左右
    の嵌着部を接続する狭隘部とからなり、更に前記左右の
    嵌着部の上端部に挟圧用突片を設けてなるホースクラン
    プの拡径仮止め具。
JP1992078904U 1992-10-19 1992-10-19 ホースクランプの拡径仮止め具 Expired - Lifetime JP2571658Y2 (ja)

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JPH0636782U JPH0636782U (ja) 1994-05-17
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